自宅から工房へ

2022.06.24

久しぶりに自宅の様子を見学したいというご相談を頂きまして、あまり汚れていては見て頂くのに申し訳ないと思いまして、数日間あれこれ掃除をして本日を迎えました。

いらしてくださったのは、平成さんの設計士さんと営業担当の方とTさんご夫婦。静岡から駆けつけてくださいました。

好文さんの作るキッチンのような収納の方法を好まれています、というお話を聞いていたので、シンプルな形なら私たちの家を参考にして頂けるかも、という思いでお招きしましたところ、Tさんご夫婦のお話に私たちのほうが惹きこまれてしまってとても楽しい時間でした。

先日の日記でお話していた染色家の望月さんのお話や木工家の三谷さんのお話、そして、2階に置いていたどこで手に入れたか忘れてしまっていた大好きなポストカードをふと見て、「あら、これ熊谷さんのじゃない。」と何気なく奥様。「えっ、そうなのですか!」とアキコ。よく見るとうっすらクマガイとサインが入っていて、そうだったんだー、と何だかすごくうれしくてうれしい時間だったのです。

そのTさんのキッチンのご相談を平成さんから頂いておりまして、すてきな空間にL型のキッチン。どんな形が良いのだろうかと、場所を工房に移してひとつの原案ができあがりました。

実現するかどうかはこれからですが、すてきなTさんご家族の暮らしの中に溶け込めたらうれしいよなあ、とアキコと晩酌しながら話していたのでした。