折り畳み水切りラックを使ってキッチンの作業スペースを確保

2022.10.28

我が家もそうなのですが、アイランドキッチンは、水回りスペースの確保が難しく感じることがあります。ペニンシュラキッチンや壁付キッチンも同じでしょうか。

お家づくりは、土地の条件で間取りが決まっていく場合が多いですから、すべてを叶えることは難しいですね。

お料理の始まりは、材料を洗って、切って、という下ごしらえですよね。ボールやざるに入れて置いていきますが、まな板の周りのスペースというと、結構限られてしまい、キッチンの上がいっぱいになってしまいます。後ろのカウンターに置けばよいのですが、いくら水切りしていても、床に水分は落ちてしまいますね。無垢材の床だったりすると余計に気になります。

洗う時のことを考えると、シンクは大きめの方が使いやすいので、悩ましいです。

そういう時に役に立つのが、色々考えて作られてるキッチンアイテム達です。

今回使用しているのは、キッチンを作らせていただいたお客様のお宅訪問をさせていただいた時に教えていただいた水切りラックです。

ショールームのキッチンシンクに合うサイズは、Re:CENOさんで販売されているtowerの折り畳み水切りラックでした。色は黒と白の2色ありました。オリーブグリーンの御影石に合わせて黒にしました。

オーダーキッチンにされる方はシンクが大きめなので、長さが55~58㎝はないと届かないと思われます。

幅は26㎝ありますし、水が入ったボールを置いていても安定していましたので、調理中にこのスペースができるだけでも、とても助かりますね。

洗剤ポケットの上も渡せるので、洗剤ポンプの頭が飛び出ていない方は使いやすいかと思います。(飛び出ていても、その時だけ避ければ使えますしね。)

使い終えたら、洗って水切り籠に斜めにしておけばよいので、場所も取らないのが助かりますね。

商品紹介ページでは、お皿を立てて干されていましたが、バランスよく立てて置いていかないと、大きさによっては、浮いてひっくり返ってしまうので、少量を伏せた形で使う分にはいいかなと思いました。

購入してからは、ショールームのキッチンに常に置いてあるのですが、先日打ち合わせにいらしていただいたお客様にも、「こういうものがあるのですね!どこのものか教えていただけますか?」と言っていただけました。

「オーダーキッチンなら、段付きシンクにして、水切りプレートを付ければいいのに。」という意見もあるかもしれませんが、高価になりますし、お家づくりは予算の中から優先順位を決めて割り振っていく作業の連続ですから、

こういうアイテム一つで「あきらめなきゃいけなかった。」という思いから、「この方法を知ったから、こっちに予算をかけられた。」という感じに、よりキッチンを使いやすくしていけるようにご紹介していけたらいいなと思っています。