ナラのL型キッチンの設置が無事に完了

2023.10.28

葉山の森戸海岸から富士山がよく見える場所にお住いのIさんからL型キッチンのご相談を頂いたのはまだ春のころでした。

2階にキッチンがある間取りで、元々のキッチンもL型のものが入っていたのですが、もちろんL型の天板は2分割で作られていて、新たにキッチンを作る時もそれに倣って分割になってしまうと思います、というお話をさせて頂いた時に、Iさん少し寂しそうに、「やはりそうですよね。」という表情をされましたので、どうにかL型一体でやってみようかなというところから始まったのでした。

間口一間の中にサッシが入っているバルコニーには、腰高の手摺があるし、サッシの高さも通常の高さでしたので、この日を迎えるまではハラハラしていて、荷揚げ当日もお天気には恵まれましたが、どうしてもLの先端(シンクがある部分から)揚げる形になるので、そちら側を担当したワタナベ君が、「おっ、ちょっと掴みきれない。ちょっと待ってください。」と言った時には、これは揚がらないのか・・、と不安がよぎったわけですが、下にいたヒロセ君も上がってきてワタナベ君側を補助して、タケイシさんは下でサポートしてくれてどうにか上がったのでした。

内装工事はいつもお願いしているkotiさん。大工さんも設備屋さんも電気屋さんもいつもおなじみの皆さんですので、仕事がしやすくて大変助かります。

今回は、なぜが元々の配水管が不思議に振られて施工されていたので、それを直しつつ、ちょっと特徴的な整水器を入れるので、それが給水管と干渉しないような配管計画を立てていたので、少し配管が複雑だったのですが、伊藤さんと設備屋さんが悩みながらもきれいに施工していてくれたので、設置はスムーズでした。

こういう呼吸の取り方ってやはりいつも良い仕事をしてくれていて、その方々と私たちも分かり合えているからこそできることだと思うのです。

最近はリフォームのお話を頂くことが多いのですが、やはり最近の事情でどうしてもコストが上がってしまうのが難しいところで、お金というのは一番大切な部分なのですが、内装工事も相見積になってしまうこともあったりして、低価格でよい仕事をしてくださる方々なら良いのでしょうけれど、今までもそういうクセのある施工業者さんの現場に立ち会ったことがいくつかありましたので、コスト最優先となると少し身構えてしまうところがあったりします。話がそれてしまってすみません・・。

今回の制作担当はヒロセ君。

結構複雑な納まりだったのですが、26日と27日の二日間かけて設置は無事に完了。

あとはkotiさんのほうで給排水とガスと電気をまとめてもらって完了します。

今回はキッチン周りだけのリフォームでしたので、Iさん住みながらの工事で、ご不便をおかけすることになってしまいましたが、奥様が終始笑顔で見守ってくれていたのがうれしい空気でした。

また、来月に新たなキッチンを使い始めたころにあらためてご挨拶に伺わせて頂きます。

よろしくお願いします。