
曇り空
2025.10.07
免許の更新があるので海老名警察署まで出かけていた。
今の更新ってスマートなのね。てっきり交通安全協会まで書類を持って歩いていくのかと思ったら、警察署だけで申請、更新が終わっちゃった。
途中でアキコから「少し気分が良くないの。」とラインが入った。
帰宅すると、夜遅いバイト明けで顔がモジャモジャのハルが朝ご飯を食べていた。
「お母さん大丈夫そう?」と聞くと、「うーん。」とハル。
にわかに掃除機をかけながらアキコが降りてくる。
「おかえりー。」うーん、声は明るくつくろっているけれど顔が白い。
「きっと昨晩冷えたのだと思う。」そうかもしれないね。私は昨晩くらいでも夏布団をかけていると汗かいてしまうくらい暑がりなのだが、アキコはもう首巻までしてネルシャツまで着こんで寝ているけれども寒いのだ。すまないねぇ・・。
ハルも学校に出かけた頃には、次第に熱が出てきてしまったので、「上に戻るね。」と再び静かな時間。いつもあれだけ賑やかなリビングなのが嘘みたい。
二人で数日分の買い出しに行く予定だったのをとりあえず一人で明日の分までの食材を買いに近所の食品店に。いつもはアキコと二人来ているところに一人で来ることにドキドキしながら、パスタはあそこで、ひき肉はあのあたりだよね、でもその前にここに豚肉があるのだよ、なんて思いながら支払いを済ませて彼女に教わったようにお肉のパックは表同士で重ねて、保冷のものは保冷バッグに詰めて、なんてやっていたけれど、日々暮らすってこういうことなのだろうね、とあらためて感じる。
この町に住んでいるけれど、私はこの町で暮らしていると言えるのだろうかと時々思いが希薄に感じる時があって、みんなの暮らしに携わる仕事についているのに、毎日をきちんと過ごすことができているのだろうかと。
「お鍋なら食べられそうかな。」とアキコが言っていたので、今日は鍋だ。
家に戻ると、チィが食材の片づけを手伝ってくれた。テスト期間が始まったと言うことで帰宅が早いのだそうだ。
ハルチィが小さな時のほうがもう少し長く家にいる時間があったかなあ。
帰り道、その小学校のそばを通ると子供たちが両手に旗を持って一生懸命ダンスの練習をしていた。そうか、もうすぐ運動会だね。
