キッチンの水栓と浄水器を交換する

2026.08.15

この家が完成しお引き渡しされたのは2019年5月。あっという間に7年が過ぎ去ってしまったのですが、その7年少しでキッチン水栓を交換することになってしまいました。(我が家のキッチンの詳細は制作例に載っております。)

うーん、こんな早くに交換することになるとは。

最初に気づき始めたのは昨年末ごろでしょうか、水栓のレバーハンドルの下あたりのピカピカのメッキの一部が剥がれてきたのです。

メッキですから剥がれてしまう可能性があることは理解はしていましたが、以前のマンションでも17年間使っていても実際に剥がれた様子を目にすることはなかったので、「うーん、こんなに早くか・・。」と、少し残念な気持ちに。

台所ふきんで水拭きするくらいで、べたついた時に食器用洗剤で拭くくらいで、何かといろいろなところにいろんなものをぶつけやすい私でもここには何かをぶつけたなど思いあたるところはなかったので、製品の個体差なのでしょうか、剥がれ始めた塗膜から地金が見えていてこれを自分たちで直すことはできなさそうですので、うん、仕方がない!新しい水栓に交換しましょう!

ダイスケさんに聞いてみても、「機能的にはこのまま使い続けることはできるけど、錆が出てくると思うよ。」ということで大決心です。

今までの水栓は、ビルトインタイプの浄水器が一体になったものという選択肢の中から、見た目よりも使いやすさを重視して選んだものでしたが、50歳代になり自分たちの見た目の衰えを隠せなくなってきて、子どもたちも大人になり留守中の使いやすさを気にすることもなくなりましたので、日々の暮らしの中で、すてきだなと思えるデザインのものを使っていこうということになりました。

そして候補に挙がったのがKOHLER社のもの。お客様のキッチンや洗面台でもデザインの良さで最近選ばれることが多くなってきているブランドです。

エィ、その流行に乗ってしまえ!ということでその中で少しクラシカルな印象のある形のベレラに決めました。(金額を気にしないでよければ魅力的なデザインのものは他にも沢山ありましたが予算もありますので・・。もしまた7年で買い替えるとなった時に惜しくない金額はこれが限界だと思いました。)

決めたら迷いが出ないうちにと、製品は早々に手元に届いていたのですが、実際に作業をするダイスケさんが気持ちに余裕のある休日となると、お正月かお盆休み期間しかありませんので、今回のお盆休み期間に交換しようということになり準備を進めていました。

キッチンの下はオープンになっていますので、ごみ箱をどかせばすぐ作業に入れるのは楽ですね。

そして今回の水栓の形はシングルレバー混合水栓で、今まで浄水用のハンドルがあった形とは異なるので、今まででしたら浄水用の水栓を別に立ち上がる必要があったのですが、最近お客様から「トレビーノブランチ」という東レの製品で水栓のタイプに関わらずアンダーシンク型の浄水器の取り付けが可能という魅力的なものがあることを教えてもらって、その後何度か導入したことがあったのでそちらを採用することにしました。(今まではのトクラスの浄水カートリッジにお世話になっていました、ありがとうございました。)

外したKVKの水栓、今までありがとう。長さ50センチ以上あるので粗大ごみに持って行きます・・。

そして、いよいよ交換作業開始。

体の大きなダイスケさんにとってはこの大きさのシンク下でもやはり狭いわけで、「うーん、首が・・。」「うう、腰が・・。」と言いながら作業をしていたので申し訳なかったのですが、1時間半ほどで作業完了。わいわいと喜んで使おうとすると、最後に「ちょっと待ってね、水漏れしないかを確認させて。」と水道管をぺたぺたと触ってチェック。

ずいぶん前にシャワーホースが劣化して破断してしまったというお客様のところに伺った時に、見ているだけでは分からないほどの微量の水がしみ出して水滴にになっていたということがあったようなので、念入りに。

そして、その使い勝手ですが、吐水の位置が今までよりも高いのと、シャワーの細かく横に広がるような口の形になっていて泡沫タイプではないのか吐水量を絞ってもけっこう勢いががあるので水しぶきが周囲に飛び散りやすく、洗い物をしていると子供の時にやっていた洗い物のようにお腹のあたりがベッタリ濡れてきてしまいました。その分勢いで洗剤を流しやすいので、まな板やお皿の面を流す時にはシャワーヘッドも少し下げて使うと跳ねも少ない手よいかなと感じています。

そして、反対にストレートの吐水が以前の水栓に比べてとても柔らかくて水跳ねが少なくて使いやすいのでした。

へえ、なんて感心しながらこういう使用感は日常で使ってみないとわからないですね。

今までお客様のお宅訪問で、KOHLERをお使いの皆様から「水量の調整が難しい。」というご意見をうかがっていた意味がようやく実感できました。そしてお客様のお宅に伺った時にシャワーヘッドが少し下がったままなのはなぜなのかがようやく分かったのでした。

トレビーノブランチの浄水との切り替えも、操作で水道水と浄水と切り替えるのは煩わしく感じるのではないかと思いましたが、いざ使ってみると、吐水の見た目と音で切り替えが判断できるようになっていて、ストレスを感じることなく容易に使いこなせるようになりました。

想像よりも早い時期のキッチン水栓の交換は予想外の出費にもなりましたが、これでお客様に二つの水栓の使い心地をお伝えできるというメリットができましたので、これから生かしていけたらいいなと思います。

この記事が、キッチン水栓で悩まれているどなたかのご参考になればと思います。