役を終えて

2015.04.28

本日、娘の小学校のPTAの総会があって、会長の役目をようやくきちんと終えることができました。
この2年の務めで今まで知らなかったいろいろなことを知ることができたし、いろいろな人とも出会うことができました。周りからはこういう活動は日々の生活の負担になる、というようなネガティブなイメージがあるようですが、何気なしに引き受けてしまったこの役は、思い返すと私にとってとても興味深い日々でした。もちろん、引き受けた当時は下心があって、工房がある寒川ではなく、自宅がある海老名でこの会社のことを知ってもらえたら良いな、なんて思っていたのですが、それ以上に同じ保護者のみんなから、近所の自治会のおじいさん、おばあさんから、そして学校の先生から元気をたくさんもらいました。
私が会長になる前に、前会長がこう言っていました。子供のことを思って活動することも大切だけれど、自分のために楽しんでやることが大切と。
その時はフーンと思って聞いていたのですが、この時期になってようやく分かった気がします。

先日Yさんの製作例に中でも書いたのですが、自分が楽しくするっていうことで思い出したエピソードがあるのです。
学校でも舞い上がりながら同じお話をさせて頂きましたので、またここで書かせていただきますね。
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昔、「トムソーヤーの冒険」というテレビアニメがやっていたのですが、そこでトムがこういうシーンがあったのです。
トムがポリーおばさんに頼まれてペンキ塗りをすることになったのですが、もちろん退屈なペンキ塗りにトムは嫌々作業を進めていたのですが、友人が通りかかった時に、トムはずる賢く思いついたのでした。
いかにも楽しそうにペンキを塗ってみせてみようと。
すると、友人たちはどうしてそんなに楽しいのだろう、自分もやってみたいってそう思ってくるのです。しかし、トムはそれでも作業をやめない。
「こんなに楽しいことを君たちに教えてあげるわけにはいかないよ。」
すると友人たちはそのトムの様子を見て、どうしてもペンキ塗りがしたくなって、「じゃあ、ほら、トム。これをあげるからさ。代わりにペンキ塗りをさせておくれよ。」とトムは渋々友人に刷毛を渡すふりをして、まんまと楽してしまう。
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結果的にトムのズル賢さが目立つお話で、子供の当時は「トムずるいなあ。」と思っていたのですがし、今こうして思い出すのは、楽しそうにペンキ塗りをしているトムを羨ましそうに見つめる友人たちの姿でして、自分が楽しそうにしている姿を見せるとみんなが興味を持ってくれるんだ、ってなんだか今更思い返したことがありました。
みんなが自然と、こういう活動をすることのほうが楽しいんだって、参加することにポジティブになってもらえたらいいなって思っているのです。
だって、役員さんたちの多くが実際にやってみると大変だけど楽しかったって言ってくださいましたから。

周りから見れば大変そうに見える作業でも、携わっている本人が大変で辛いって思うようならそれは負担にしかならないけれど、楽しいって思えればそれはやり甲斐になるのです。
楽しいってことがもっと分かってもらえるように活動していくことが私たちの今後の課題かも知れません。
今後はOBとして、みんなを支援してゆけたら良いなと思っております。
まずはみなさん、お疲れ様でした。
そして、新役員の皆さん、楽しく頑張ってくださいね。

今日はちょっとご馳走です。
アキコが準備をしながらこう言っています。「家族みんなで囲む食卓がそれだけでごちそうになるね。」