シームレス加工

2015.09.25

昨日は、2回目のSさんの取付工事でした。
人工大理石と言うのは、継ぎ目を消して一体に見せることができることも大きな特徴。
今回のSさんのキッチンの形はまさにその加工が必要な独創的なデザインなので、自分たちだけでの施工は難しい。ということで、松井さん登場。「はじめまして。」
「昔はねコーリアンの工場に勤めていたのだけれど、今はこうして現場を回っているのさ。どんな施工もやっちゃうよ。」と鼻歌まじりに作業を進めてくださいます。
その間も、「おっ、重いでしょ。手伝うよ!」と私たちをサポートしてくださったりと、こう、ドシンと構えている姿を見て私も見習わなくてはいけないなあ、と勉強になったのでした。

その作業は、溶けた樹脂と硬化剤をよく混ぜて隙間に充填して、固まったら余分な樹脂を削り落として研磨して仕上げていくのですが、今回のカウンターはすべて磨き仕上げになっているので、少し粗目のヤスリから徐々に番手を上げて、最後はコンパウンドをつけてポリッシュ。
消えた継ぎ目を見て、すごいねえ、と私たち。ありがとうございました。

残すは、ピカピカの扉たちの取付と真っ黒でピカピカしたテレビボードカウンターの納品だけ。もうすぐ終わりです。