ステンレストップのチェリーの食器棚

2016.03.21

今日は、私は再びさいたまのKさんのところに出掛ける予定が入ってしまっておりましたので、カナイ君とコバヤシ君にIさんの食器棚の取付に出掛けてもらったのです。
「奥さんが、とても感動していました。(笑)」とカナイ君。
よかった。
奥さんとは面白い巡り合わせがありましたようで、7年前に辻堂のうさぎパンさんのキッチンを作らせて頂いた時にその新居を施工された工務店さんに勤めていたのだそうです。
その後、この工務店さんのウェブデザインを請け負っているOさんが私たちのお客様になってくださって、スピーカーや建具を作らせてもらったのですが、IさんはそのOさんとお話をするうちに、私たちにとても興味を持ってくださって、このたびようやく食器棚を依頼する機会がやってきた、のだそうです。
お客様の中には、とてもとても長い間私たちのことを見ていてくださる方がいらっしゃいます。
「ホームページ面白いですね。」ってそう言ってくださいます。
私がこのウェブサイトを続けているのは、日記のようなつもりです。
私たちの作るオーダー家具って、その人のために作って、その人のもとに届けるものですので、お客様のところに納品してしまうと姿かたちが私の手元には残らないのです。
それが少し淋しいなって思うところがありまして、せめて写真とその時にどんな様子で作ったか、どんな方がその家具を使ってくれているかを残しておこうって思ったのがきっかけです。
始めた当時はね、家具をつける前と付けた後の写真を大きく載せて、でも大きく載せると画像が表示されるのが時間が掛かっちゃうから、小さめの写真で・・、なんてことを、お昼休みや仕事が終わった21時頃からボツボツと作っておりました。
でも、やっぱり写真だけじゃ味気ないからね、文章を入れたい。こんなことがあった、こういう思いで考えた、こんなところが作るのに大変だったって。
そうしてできあがったページを見てみると、パソコンの画面に小さな文字がずらっと。写真よりも文字が多くて。
「文章が多いと目がチカチカして読まないんじゃない。」なんて、年取ってきた両親から言われたりして。(笑)
そうかな、どうしようかななんて思案しながらも結局は、文章が多いまま日記のようなページができあがっていって。次第にブログって言うものが流行り出して、文章を書くことが当たり前のようになってきて。
すると、「楽しく読ませてもらっています。」、「全部のページ読んだんですよ!」、というお声も頂くようになって。
自分のしてきたことに反響を頂けることがうれしくて、それで今でもこのスタンスで続けられているのだなあ、と思うのです。
Iさんも最初に私を知ってから、少なくとも7年は経っていて、そういう気持ちがとてもうれしいのです。

また、近いうちにご挨拶にお邪魔致します。
よろしくお願いします、Iさん。