オーダー製作例

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納

静かなアトリエ

世田谷 S様

design:Sさん
planning:daisuke imai
producer:gaku suzuki/yasukazu kanai
painting:gaku suzuki/yasukazu kanai

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
ワークデスクの様子。デスクの奥には、コピー機とスキャナが入ります。

「仕事部屋の家具をお願いしたいのです。」と、イラストレーターのSさんからメールを頂いたのです。
ワークスペースを考えるとなると、普段使っている機器や道具などをうまく使えるように考えなくてはいけません。特に絵を描かれる方ですと、そのワークデスクの大きさなどは使いやすいサイズがあると思われます。メールでのやり取りだとなかなか難しいので、直接お話をしながら決めるほうが良いと思いました。

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
こちらが資料を入れたりする本棚。実用的に高さを自由に変えられる本棚も良いのですが、本棚としても美しい形に、ということで棚板は全て固定棚にして、一つ一つのスペースが正方形に近い形になるようにしています。

ちょうどその頃、「自分で作る家具を考える」と言う小さなイベントをゴールデンウィークに企画していまして、その頃に来て頂くことができました。
物静かなSさん。オーダーで家具を作ると言う機会が初めてでしたので、やはりどう取り組んで良いのか分かりづらいところがあったのだと思います。いろいろとお話をするうちに、どういうスペースが好みなのかがだんだんと見えてきました。そのうえで、まずは使っている機器や道具を見させて頂いて、それから実際の設置場所とアトリエを見て、形をまとめようということに。

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
引き出しや扉の手掛けの印象。
まずはご自宅でいろいろと細かいお話を聞かせて頂いてからアトリエのある青山まで。「こう見えても意外とアナログなんですよ。だから、道具や機械といってもそれほど大掛かりなものはなくて・・。」とデスクに置かれたいろんなペンを見せて頂きました。
手で描いて、それをパソコンに取り込んで・・。なるほど、これが味わいのあるタッチを生み出すのですね。ちょっとした社会見学です。

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
デスクの奥の壁につけてほしいと言われたコルクボード。壁に直接接着してしまうこともできますが、今回は額に入れて、さらにコルクを茶色く塗装して良い雰囲気に。取付方法も見ても分からないような工夫をしているのです。

「本日はお忙しいところ、そして遠いところをお越しくださいまして、どうもありがとうございました!
直接イマイさんとお会いして、図面と現場を眺めながら、少しずつ丁寧に形にしていけて本当に良かったです。
私の訳のわからないつぶやきをその都度丁寧に拾ってていただいて、本当にどうもありがとうございました!
シンプルで使いやすくそして気持ちの上がる(!)
イマイさんの家具を楽しみにしています。」

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
デスクの下は、機器の配線が通るので、その配線をおいて置けるような道を作っています。

そのような感じで楽しい見学から戻り、プランを考えます。
どうしたら使いやすいか、そしてできればクライアントさんに自分の作品を見せられるようなちょっとしたスペースを作れるかどうかを考えます。
当初からワークデスクと資料などを入れる本棚を作らせて頂くと言うお話だったので、その2台の家具をどう組み合わせるかをいろいろと考えたのです。
最初に考えたのは、本棚とデスクがアトリエの門になるように配置して、その手前にクライアントさんに見ていただくショーケース的なところを作ろうかと言うお話をしていたのですが、やはり少し小さなアトリエにはそのスペースがより窮屈になってしまうかもしれないと言うことで、もっと抜けた軽い印象の家具たちにすることにしたのです。
うん、お部屋の印象を狭くすることなく、とても良い印象になりました。

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
天板の1ヶ所にはコンパクトな引き出しをつけています。

「お世話になっております。
ブログ拝見しました。
ツイッター・・・つぶやいたことなく、メールにてお返事させていただきます。
アナログですみません・・・。
昨日は(なんとか)雨も降らずあまり暑くもなく、家具取り付け日和でしたね。
想像以上のクオリテイで、さすがです!
どうもありがとうございました、大満足です。
テーブルの形(IかLか)にばかり気を取られていて奥行きがちょっと狭すぎたかな?
というのが唯一の心残りでしたが・・・・。事務所の引越しはまだもう少し先になってしまい、暫しこのモデルルームの美しさを眺めて楽しもうと思っております。
また、何かありましたらぜひよろしくお願いいたします!
末永いお付き合いになると思いますので、よろしくお願いいたします。」

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
今回デスクは、壁に固定しないで置くだけにしています。コピー機を入れ替えたりする時に机がないほうが便利だと思いましたので。

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
デスク下の照明には、キッチン用のもシンプルできれいな棚下灯を入れました。

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
本棚の下には補強の脚をつけました。これをつけておけば、本棚の荷重が床に伝わるので、より丈夫な構造にすることができます。ナラ材で作るかどうしようかと、Sさんと検討しましたが、壁に似せて白くして、さらに柔らかい感じを出すために、角を取った半円の脚にしたのです。

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
扉の内部はこのような感じです。本をしまうという目的ですので、A4サイズのものがきちんとしまえ手出す時でも出しやすい高さにしています。

イラストレーターさんのオーク柾目のワークデスクと本棚と原稿収納
引き出しの印象。

オークの書類棚と引き出し、そしてワークデスク
価格:668,000(製作費,塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は20,000円から取付施工費は35,000円から
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