2022.05.22
キッチンを作らせて頂いて今年で10年。そして、もともとあった白い洗面カウンターの下にぴったり合うように収納を作らせて頂いて7年。最後は大きくなってきたお兄ちゃんたちの部屋を家具で仕切ろうということで白い間仕切り収納を作らせて頂いたのが6年前でしたね。
【完了@王禅寺のYさん】(昔のブログです。)
https://freehands.exblog.jp/17341120/
【ナラ柾目の洗面台下キャビネット】
https://www.freehandimai.com/?p=7490
そのYさんからお子さんの本棚に「棚ダボを追加したいのです。」というご相談を頂いて、ちょっとお邪魔してきました。
その前に、昨日のHさんの帰りにただいま制作中のSさんのキッチンのパックパネルとステンレスカウンターの寸法を決めるために、昨日の1日間だけ解体工事を進めてくださっていたkotiの伊藤さんに会いにそのSさんの現場に行って採寸したのですが、その修正した図面を見て、「イマイさん、もしかして・・、壁の厚みがちょっと違うかもしれません・・。」ということで、私の計測違いがあったので、今日のYさんの前にもう一度町田のSさんのところによらせてもらって再度確認。下地ベニヤが入っている分壁の厚みを読み間違えておりました・・。失礼しました。
これでSさんのほうは当初の予定通りに問題なく進められそうなことが分かり、Yさんのところを訪ねます。
前回の納品の時以来久しぶりにお会いするのですが、納品当時のままのようにきれいにお使いくださっていることに驚くとともにとてもうれしくなったのでした。
Yさん、ありがとうございます。
また準備が整ったらお伺いしますね。
2022.05.21
3月に取り付けたHさんのところにお伺いしてきました。
あのあと、Hさんご自身でオイル塗装をされたのでその様子を拝見させて頂くこととをステンレスのあたりが鋭いところをちょっと磨いたり、ガスコンロについてのご質問についてお伝えしたりと細かいところにお話に伺ってきました。
時々ご連絡頂くのが、プラスドゥのトッププレートの下にゴミが溜まってしまうということ。
そういえば昔のガスコンロって、トッププレートが簡単に取り外せて内部まで掃除ができましたよね。今のコンロはネジでしっかり止めるので、少し外しづらくなっているのですが、そのネジを外してピンで固定されているものはそのピンも持ち上げれば簡単に外せます。トッププレート自体はガス管に干渉しないので、外す際、取り付ける際にセンサー部分などに当てないように気を付けて行なえば外して掃除をしても良いのではないかと思えるのですが、説明書には外して清掃することは推奨されていないので、あくまで皆さんの判断で行なって頂くことになってしますのですが、私の自宅では汚れたら外して掃除することにしています。
そのようなお話をさせて頂いて、オイル塗布後の様子も確認して、とても具合よくHさんが使ってくださっている様子が見られてうれしかったです。
このHさんのご新居は少し変わった立地のの戸建て住宅をリノベーションしているのですが、静かで心地よいところです。屋根の勾配がキッチンに少しかかってくるこじんまりした様子も小柄なHさんご夫婦の温かな印象と相まって心地よい場所になっています。
「二人ともあまり背が高くないので、収納は上に作らないでコンパクトにしたかったのです。」という奥様の言葉が実現されたこの形。
ワークトップもガスコンロとシンクの高さを合わせるようにコンロ側を1段落として作ったり、リビング側はガラスの引き戸(コーワガラスさんの引手の印象がとても良いのです)のある戸棚ととても魅力的な場所になりました。
Hさん、ありがとうございました。
2022.05.21
今日は、ノガミ君とワタナベ君とで武蔵村山のSさんのところにキッチンのバックカウンターの設置に行ってもらっておりました。
少し前までは武蔵村山というとかなり遠く感じたのですが、このあたりの交通の便がとても整備されて驚くほど近い距離になりましたね。いろいろな場所が身近に感じられるのはうれしいことでもあります。
そのSさんのバックカウンター。当初はリノベーションをされる際に一緒に作って頂くことも考えていたのだそうですが、私たちの様子をとても気に入ってくださって、この部分だけわたしたちが担当させて頂くことになりました。
でもお話を伺うとご要望はとてもシンプル。しかし、そのご要望をこの形に辿り着くようにできた私たちの思いをSさんは気に入ってくださっていて、当初は壁から突き出る形で検討していた吊棚の印象や、キャビネットを浮かせる理由とその浮かせる見せ方、そして中央のステンレスパイプを用いた棚の用途など、やはりシンプルな形でもSさんらしさが良く表れた形になったと思っております。
手前のキッチンはトーヨーキッチンさんペニンシュラキッチン。
うまく調和してキッチンとリビングがひとつながりになったこの場所がとても良いリズムになったと思います。ここからSさんがどのようにこの家具を使っていってくださるか。
その家の色彩が入ることで暮らしが始まりますから、その様子を拝見させて頂ける次回を楽しみにしております。
2022.05.20
ハルが洗ったスンスンたちが早く乾くようにと寝かされている。
2022.05.20
沼津のHさんのキッチンの設置工事が本日で完了しました。
学生たちの賑やかな声が響く、落ち着いた住宅街の一角に建つHさんのお宅は、どこからでも心地よく陽射しが入り込んできます。
今回はこのセパレートキッチンと突きあたりの壁沿いの大きな収納棚を作らせて頂きました。
この魅力的な空間をとりまとめてくださったのは、もうだいぶ長いお付き合いとなります平成建設のOさん。
この空間によく馴染んでとても明るいキッチンになりました。
コンロ側の右端部と突きあたりのダイニング収納がちょうど交わる部分の納まりは、設計のOさん、監督のHさん、そしてにこやかに見守る奥様と私とで頭を突き付けながら悩んだとおりのすっきりした納まりにできました。
ご主人も設置工事の初日に挨拶に来て下さって。
みんなで家を作っているって感じ。
Hさんご夫婦の表情がそのまま表れたような明るく温かい空間です。
またお引渡の時にお会いできるかな。
2022.05.20
今お話を進めているキッチン。
「イマイさんのことをね。今外壁の工事をお願いしている工務店さんからお聞きしたのよ。」と快活な声で始まったこのお話。
苦手とおっしゃっていたメールを駆使して、時には電話を織り交ぜながら、お話がまとまっていくと、とてもすてきなイメージを思い描いていることに気づかされて。
今ある景色の向こうをMさんと夢見ながら話は進むのでした。
今目の前にある景色は、年老いた子、賑やかな子、穏やかな子、物静かな子のチワワたちが賑やかに迎えてくれて、部屋の中を歩くごとに「なになに、遊ぶの?遊ぶの?」とうれしそうな顔して見つめてくるこれまたすてきな空間。
ここからどのようになるのだろう。
Mさんとの話はどんどん広がります。ああ、すてきだなあ、と思って話を進めておりましたが、「イマイさん、あとここがね、こっちがね・・、そうそうケーキ焼いたの。食べる?ほら、ここもこうだからね・・」と魅力的なイメージが膨らんでいくのですが、これは・・ちょっと私では手に余るかもしれない・・。
すてきにまとめてくれる人に声を掛けようかしら。
2022.05.20
我が家は大きい窓になりました。3410㎜×1570mmの腰高窓と3470mm×2360mmの掃出窓。
普通のカーテンになるとかなりのボリュームの布の束ができてしまいます。
一番すっきりみえるもの、あまり日当たりがよくないので、冬の時期に外気の断熱効果の高いもの、そして、窓枠から大きいあまり手前にメカが飛び出さない納まりのものとなるとかなり限定されてきました。
ニチベイのハニカムスクリーンのシースルーとシークレットのツインスタイルチェーン式。 本当はプリーツ幅が45mmのものが希望でしたが、プリーツ幅が大きくなるとメカももちろん大きくなります。
45mmのものはメカの奥行き86mm・25mmのものは67mm。我が家の窓枠は奥行きが77mmでしたので、25㎜のものにしました。
従来シースルー生地が上部分になるようでしたが、重々しく感じたので、シースルーが上・シークレットが下になるようにしてもらいました。 図面と建設中の現場の想像だけで悩みながら選んでいきましたが満足しています。
「お掃除ってどうされるのですか?」という質問も受けました。
外して洗濯はできませんので、先細ノズルの掃除機で埃を吸い取っています。
ハニカムの中に小さな虫が入ってしまうこともあるのですが、それも横からなぞって吸い取っています。気を付けなくてはいけないのは、掃除機のノズル先をきれいにしてから行うことです。汚れが移ってしまうからです。当たり前のことなのですが、急いでいたりするとついやってしまうことです。
今月で丸3年経過しましたが、今のところ目立った汚れと不具合はありません。
どなたかのご参考になればと思います。
2022.05.16
節アリのオークの突板を使ったキッチンの食器棚(バックカウンター)を作らせて頂きました。
こういう無骨な表情でもかなりすっきりとした印象にできたのは、天板を極力うすく仕上げたからかもしれませんね。板の厚みひとつで印象は大きく変わります。
そういうできあがるまで不明瞭になりやすい部分もなるべく皆さんに分かって頂けるように努めておりますが、そう感じてもらえたらうれしいなあ。
この食器棚に合わせて、隣のパントリーとなるオープン棚の棚柱や棚板も私たちのほうで用意させて頂きました。
あとはここにUさんの暮らしのものたちが置かれることでひとつの空間ができあがります、というか生まれます。そうなると一気に空気の温度が上がって温かくなるんですよね。
次回お伺いできる時が楽しみです。
Uさん、ありがとうございました。
2022.05.18
家の中を案内している時に、お客様にそうおっしゃられたのです。
30歳代くらいのご夫婦だったのですが、今の家づくりは和室を作らない人の方が多いことをその時初めて知ったのでした。ちょっとショックでした。(笑)
実家で過ごしていた時、私はベット生活だったのです。
結婚して、ダイスケさんが床に布団を敷いて寝るのを好んでいて、最初のアパートも、マンションも和室があったので、自然と畳の上に布団を敷いて寝る暮らしになりました。
自分たちの寝室を考える時にも、布団を敷いて寝て、脚が布団からはみ出たら畳が当たってほしい夫婦なので、福原さんに和室を作ってもらいました。
昔、義理の姉のご両親が畳屋さんで、マンション時代に畳の張替えをお願いしたのです。
張替えの様子も拝見させていただいて、新しい畳になった時の香りと畳の硬さというのでしょうか、気持ちよさは本当に心地がよかったです。
その部屋で、娘達の幼少期には家族4人川の字で寝ていました。お昼寝もその畳の上でしていました。
お陰様でこんなにのびのび大きくなりました。(笑)
今は高齢になられて引退されましたが、よい経験をさせていただいたこと、思い出になっています。
畳がある限りは、畳の上で眠りたいなと思っているのです。
2022.05.15
土曜日に比べてちょっと肌寒い日曜日でしたが、朝早くの仕事がひと段落したら、せっかくだからどこかに足を伸ばそうと、週の初め頃からアキコと話をしていたのですが、今考えているキッチンや家具の内容をまとめることがなかなか難しくて、このままの気持ちで出かけてはつまらないだろうと昨日あれこれ頑張ったおかげでどうにか今日のお昼前から外に出ることができました。
ただ、今から遠くへ行くこともなかなか大変ですので、以前に街道沿いに咲いていたヤグルマギクが見たい、というアキコのリクエストでそこまで散歩に。
むかしむかしまだハルもチィも生まれる前にアキコと軽井沢に出かけて、石の教会を見に行った時にふと路傍に咲いていた青紫の花を見て、「これコーンフラワーって言う花でとても良い香りがするの。ヤグルマギクとも言うのよ。」と教えてもらってから、私にとって少し特別な花で、たしかに彼女が使っているお化粧品の香りはどこか清々しくて良いのでした。
で、工房から5キロほど行ったところ、彼岸花で有名な藤沢の小出川沿いの一角にさり気なく咲いている場所があったはずです。
ということで、なるべく車が通らない静かな道をのんびりと歩いていたら、「あっ。」と大きな女性の声。
私の後ろを歩いていたアキコも「えっ。」と大きな声。
振り返ると、畑の中に私たちを見つめるキッサコさん。
辻堂に戻っていらして、たしかいま自宅の近くでお店を開いているはず。
Kissako labo&pantry
たまたま車どおりの少なかった初めて通る道で、辻堂のキッサコさんに会うなんて。キッサコさんとは、2011年にご自宅にL型のキッチンを作らせて以来のお付き合いです。少し前まで辻堂を離れて横浜で暮らしていらしたから、本当に久しぶり。4年前の年末のイベント「クレミル」の時にお弁当作りを担当してくださった時にあって以来だ!これはご縁ですね。
この場所で自分の野菜を作っていて、週末はこうして手入れに来ているのだそうです。すてきです。今度お店に行ってそのお野菜を頂かないと。
お互い忙しそうですが、楽しんでいきましょう!イマイさんならずっと大丈夫!と、変わらず強い目力で背中を押してもらって。
家具を作っていることで、こうしていろいろな場所でいろいろな人とつながっていられるというのは本当に素晴らしいことです。
おかげさまで元気を頂いてヤグルマギクたちに会うこともできたし、きちんと体の中に気持ち良い風を取り入れることができました。
さあ、明日からはまだ皆さんのところに家具を納品する日々が続きそうです。
頑張りましょう。
2022.05.13
「アイ、おはよう。」
2022.05.10
このところ、日曜日がバタバタとしておりましたので、ちょっと平日に時間をもらって、アキコと出掛けてきたのです。
どこ行こうかフンフンとあれこれ考えて、南下して平塚へ行きましょうか。
まず、参道のど真ん中にアヒルが座り込んる八幡様を抜けて、いつか見てみたいと思っていた洋館へ。このあたりを仕事で通り過ぎる時に明るい桃色の瀟洒な建物が木々の間から見えていたのがいつも気になっていたのです。
通称「八幡山の洋館」と呼ばれているこの建物。バラ園を抜けて館内に上がらせてもらうと、そっとお姉さんが出てきて、「見学でしたらご案内いたしましょうか。」と声をかけてくださって、この建物の由来などを聞かせてくださいました。部材のひとつひとつがとても楽しそうに作られているように思えて、また、室内と外庭との距離が近いように感じられて、その土地で暮らしているのだなあ、という実感がより感じられるように思えるのは気のせいでしょうか。
そして、行こう行こうと思っていながらなかなか訪ねることができていなかった平塚美術館へ。前回訪れたのはアキコとまだ結婚する前だったかしら。
この美術館のダイナミックな階段が好きで、以前、専門学校の課題でこういう階段のある美術館のある町を考えたことがあったなあ。海老名の田園の中(ちょうど農業高校の向かいあたり)にこっそり地中に国分寺の配置を模したような美術館があったらいいなと考えていたことがあったのです。
今から20年以上も前ですが、当時から電車が行き交う町でしたので、そういう文化施設があってもよさそうなのに、なぜ海老名にはそういう施設がないのかなあと思っていたのです。
久しぶりの平塚美術館はやはり心地よくて、お気に入りの鳥海青児さんの作品も見ることができて、のんびり心地良く温かい一日でしたね。
夕方、工房に戻ると、みんなが慌ただしく作業をしていて、(今日はコバヤシ君も来ていて、5人で賑やかに仕事をしているのでした。)しばらくしてアイも戻ってきて、いつものように日が暮れていくのです。
2022.05.11
皆様とキッチンのお話をしていると必ず出てくる「ゴミ箱をどこに置くか?どの大きさで足りるか?」のお話。お料理をすれば必ずゴミは出ますから、キッチンに必要ですよね。
大きさに関しては、家族構成によっても異なると思います。
みなさまそれぞれの暮らしかたとご意見をお持ちでおもしろいです。
「シンク下にゴミ箱が納まっているキッチンの写真を見て、ぜひそうしたいと思いまして。」とお問い合わせをいただく方もいれば、
「ゴミ箱を隠れたところに置くと捨てづらいし、まとめづらいのは嫌なので、みんなの見えるところ、動線上でいいのです。」という方もいらっしゃいます。皆様のお話を聞くたびにどのご意見もなるほど、と思えるので、正解の数は暮らしかたの数だけあるのだなぁと思っています。
そして、我が家は、ゴミ箱を隠したかったのでシンク下に置いています。
1枚目の写真左から、燃やせるゴミ・プラスチックゴミ・紙ゴミ、ビニール袋入れにしています。
使っているのはKEYUKAのアロッツ27Lを2つ、15.2Lを1つ、MUJIのポリプロピレンファイルボックスワイドを重ねています。右側にタオルハンガーがあり普段はタオルがかかっています。紙ゴミとビニール袋を取り出す時にまくらないといけませんが、それほど頻度がないので不便には感じていません。
燃やせるゴミは週2回、その他のゴミは週1回の回収です。シンク下の場所だけでは、プラゴミが回収日までに2回ほどあふれてしまいます。
ですので、シンク下のゴミ箱がいっぱいになってしまったら、玄関土間の棚下スペースにまとめて置いています。(2枚目の写真)
左から、燃やせるゴミを出す時のカラスのいたずら避けの折り畳みバスケットと重りの水が入ったペットボトル、生ゴミだけを入れておくMUJIの蓋つきバケツ7.5L、缶ごみとペットボトル入れにはMUJI 横開き20L 2つです。びんはあまり出ないので、ビニール袋に入れて床にそのまま置いています。
プラゴミが溢れたら、このバケツの場所に45L のビニール袋に入れ、1週間分ひとつの袋で出せるようにまとめています。
このように実際にお見せすると、「そうですよね、このふたつのスペースが家のどこかに必要になるってことですよね。」とか、
「回収日まで分別したゴミをまとめて置く場所を考えていなかったので、今気づけてよかったです。」という感想をいただいたこともあります。皆さんの気づく機会になってもらえたようでよかったです。
お家づくりの時に、細かくゴミ置き場の場所まで設計士さんとお話される機会がないという方もいらっしゃるようなので、こういう機会を活用してもらえたのはうれしいことです。
土間に置いている資源ゴミは外にケースを置いておく方もいらっしゃると思います。
我が家はプロパンガスで、交換の時の業者さんの動線上になってしまうので、家の中に置くことにしています。
土が露出しているお庭にしたので、生ゴミはコンポストでの処理も考えたのですが、我が家のような日陰の苔が生えやすい庭には不向きのようなので断念しました。
生ゴミだけ別に蓋付きバケツに入れている理由は、ゴミを捨てるたびに中のその臭いが外に漏れるからです。KEYUKAのゴミ箱は生ゴミを入れていても臭いが外に漏れることはなく、すごいなと思ったのですが、誰かがゴミを捨てて蓋を開け閉めすれば臭いは外に出ます。そうするとキッチンが臭くなってしまうので、ゴミ出しの日までまとめておけるようにこうして別の場所に置くことにしました。
どなたかがお家づくりや暮らしについて考えられる時に、我が家の様子が「こんな方法があるのだな。」と一つの例として、ご参考になればいいなと思っております。
2022.05.09
今月で自宅を建てて丸3年が経ちます。3年なんてあっという間ですが、それでもいろいろありました。
「建てて2年で、水没かぁ・・」と、本当にそう信じていたあの秋の台風もありましたし(ギリギリ大丈夫でしたね)、家族も増えましたし(メダカとタニシです)、お酒がおいしくなっておなかが少し出てきました。
そういう時間を経ながらもいつかやりたいねって思っていたことを、このタイミングで一つずつ数えていくことにしようとアキコといそいそと考えているのです。
まずはずっと作りたいなあと思っていたもっさりとした表情の陶板の表札。
もうだいぶ長いお付き合いの山本陶工房の山本芳子さんのアトリエにお邪魔させて頂いて、今度作らせて頂こうと思っているのです。これは楽しみです。
2022.05.07
横浜駅から少しだけ離れた小高い丘の住宅地に住むKさんのキッチンにクルミの食器棚の取り付けにヒロセ君と助っ人コバヤシ君の二人で向かってもらいました。
Kさんといろいろとお話していく中で、当初ご相談頂いていたのは食器棚だけだったのですが、「ダイニングから見える風景が整って見えたらすてきです。」というお話になりまして、キッチンの対面カウンターも今までの真っ白なメラミンのカウンターから雰囲気を変えてクルミ材で制作することになったのでした。
対面カウンターを今から外すとなると、かなり大掛かりな工事になってしまうので、今までも時々施工させて頂いてた上から被せる方法で。水場の目の前ということもあって、ウレタン塗装で仕上げているので、木の動きはそれほど出ないだろうなあと思っているのですが、どうだろう、このまま落ち着いてくれると良いなあ。
-ちなみに今までの被せて作らせていただいた皆様-
「はじまりは半円形」横浜 H様
「色を呼ぶ暮らしのいろ」横浜 H様
「かわる暮らし」横浜 W様
反対に食器棚は完成してから取付までに少しだけ時間があったので、その間は寝かせておいたのですが、やはり扉が動いていたようです・・。仕事の帰り際にちらっと覗いていくと、4枚の扉に変な動きが見られないから安心していたら、4枚とも同じように動いていたことにうっかり気が付かず。
それからは納品まで、片面を風通し良くしては反対面を良くして・・、と様子を見て、昨日反り止めを施し直してよい感じに納まりましたので、このまま落ち着いてくれたらよいなあ。
無垢材はね、その表情の良さがとても魅力的ですが、どうにも動いてしまうことは避けられないものですからそれを逃がせるかどうかがいつも悩むところですね。
この小高い丘なら気持ち良い風が吹くでしょうから、これで落ち着いてくれると良いなあ。
2022.05.07
洗面所と脱衣所を分けるという選択もあるようですが、我が家は分けませんでした。30坪のお家ですし、費用も掛かりますし。その代り、朝姉妹2人並んで身支度しても狭くならないように、お風呂よりも洗面所を大きくしました。鏡の大きさ、高さ750ミリで幅2000ミリです。
ただ、お年頃の女子2人ですから、今考えると分けてもよかったのかなとも思います。
誰かがお風呂に入っている間に洗面所を使う時、家族でも長居をしないようにと気を遣います。
暮らしはじめてから感じたことですが、朝、キッチンで支度をしながら娘達の身支度をする様子が見られるのはよかったと思います。ハルチイは、キャピキャピというより、ガハガハという感じですけど、今日も元気だ、と安心します。
2人とも洗面台の引き出しを開けっぱなしで色々するので、中に髪の毛が溜ってしまいますけどね。
そして、時々こうしてドアを閉められてしまうこともあります。それでも、何か話している様子はわかるのでよいのです。
福原さんがガラスの欄間を考えてくれたので、ここで中の灯りを確認して、ドアを開けても大丈夫か確認しています。
洗面所の詳細を知りたい方は、制作例の「私のアトリエ、 まずは洗面所」もご参照ください。
2022.05.05
暮らし始めて3ヶ月だったかな、Sさんのところにお邪魔してきました。
「キッチンはとても使い心地良いです」といううれしい言葉を頂いて、今度はベッドを考えているのだそうです。
見せて頂いた写真はCharlotte Perriandのデイベッド。このバランスのすてきな感じを再現したいのです。とSさん。Sさん写真を撮るお仕事をされているので、そのお目にかなうような形を表現できるか、気が引き締まりますね。
ということで、Sさんご夫婦と私の3人で、ああだこうだと悩みながら一つの原案を作れる方向でお話がまとまって。
「お邪魔しました、またまとめたらご連絡させて頂きますね。」
こどもの日にはとても良い陽気ですね。
私は京王線にひたすら揺られながら、最近車内で楽しみにしている「細雪」の四姉妹の一喜一憂を読みふけりながらもその陽気にうつらうつらして物静かな倉見まで戻ってまいりました。
アイは何しているかな・・。
2022.05.04
ちょうど今ご相談を頂いている家具の中に「【斗拱】をモチーフにして形を考えて頂けますでしょうか。」というご相談を頂いておりました。
斗拱?って私、寒川神社の近くで工房を開いておりながら全く知りませんでしたので、調べてみると屋根を支える構造のひとつのことだそうで。
これを家具にどのように取り入れたものだろうか・・と思っていた折に目にすることができたものが、先日渋沢で参拝させて頂いた大きなスギが迎えてくれる白山神社の屋根でした。
傍らでひと休みしながら、いろいろと拝見させて頂きましたが、このようなすばらしい存在感をうまく出せるのかなあ・・と悩んでいるところです。
2022.05.04
アイが工房に居りますので、(本当は家に連れていきたいけれど、ハルもチィも猫アレルギーなので・・)基本的に毎日工房に短時間でも居るようにしています。自宅からだと自転車でちょうど良い運動にもなりますし。(でも段々とぴったりした服を着ると膨らんだおなかが目立つ年頃です)
それと、私以外のスタッフも誰かしら作業していることが多かったりします。そもそも大きな工房ではないので、みんなで時間をずらして作業するほうが効率が良かったりというのもあって、長めのお休みの時も機械の音が響いていることが多いのです。
この前まではノガミ君が手にいれた自宅に手を加えるべく仕事の時間と引き換えに何やら作業をしておりましたし、今回もワタナベ君がただいまリノベーションの真っ最中の自宅に据える家具のサイズがもう少ししたら分かってくるということで、そのもう少しでやってくる日と引き換えにしてこの連休はずっと仕事をしてくれていました。そんなふうにこの先もフレキシブルに仕事に取り組めるような環境でありたいなあ、と思いながら、連休が終わる間際の本日だけ私はお休みを頂くことに。
アイにご飯を上げたら、「じゃあ、また夕方来ます。」とアイとワタナベ君に挨拶をしてアキコと二人でハイキング。(もうね、ハルもチィも一緒にハイキングなんて行ってられないのだそうです)
数日前からアキコがあれこれ調べていて、到着したのは渋沢。海老名からだとそれほど遠くないし、椅子張りのアキオさんも居る町なので遠くに来た感じはしなかったのですが、北口と違ってのんびりとした南口はどこか遠くに来た感じがして新鮮な気持ちになるのでした。
毎日きちんと与えられた仕事をする日々はとても大事で大切なことですが、こういう新鮮な風を自分の中に取り込む日もまたとても大切で必要なこと。
特別な刺激が必要ということは全くなくて、スギの樹間から陽射しがこぼれてきて、大きな大きなシダの葉に当たる様子や、お尻の大きな蜂が「ここには来んなよっ」ってぶんぶん言っている様子や、はるか頭上に咲く藤の花々や帰り道が分からなくなるちょっとした怖さとか、そういう自分の中にある美しいと思う気持ちをまた見ることができただけでうれしい一日でした。
でもね、今回なかなか緊張感があったのが、頭高山からの帰り道にふと「神山滝」のくたびれた案内を見て、この先に滝があるのなら見てみたいなんて軽い気持ちで踏み込んだ道々がなかなかどうして。道幅40センチくらいかな。片側はそのまま斜面で、途中の道ははっきりとしない草生えがなく踏みしめられたように見える地面があるだけで、木の根っこが張り出ているところなんて道だか何だか分からなかったり、倒木が道を阻んでいたり、時には何かの唸り声(アキコも聞いていたようで、なんだったのだろう・・)も聞こえたりして、本当にこの道で良いのかオロオロしながら、一向に水の音は聞こえないものだから不安に思えた時にようやく水の音が遠くから聞こえて滝を目にすることができた喜びは一瞬で、引き返した帰りは今度は道を失いそうになったりして・・。この短時間でしたが、自然は素晴らしいけれど、それとおなじくらいの怖さがあることあらためて知る気持ちの引き締まる時間だったのです。
帰りは駅前で箱根そば(私は学生時代からコロッケそば)を頂いて、アイもワタナベ君もまだ仕事をしている日常に無事に帰宅。
良い日でした。
2022.05.03
我が家の照明の数を決める時、ダイスケさんが「天井を見上げた時にあまり凸凹させたくないな。手元が明るければいいし。」と最小限にしました。
リビングの真ん中に一つ、ダイニングテーブルの上に一つ、キッチンの上に一つ、キッチンと食器棚の間にダウンライトを二つ、吹き抜けの壁に一つ付けました。
5か所の灯りを全部付けた時の様子。この状態は自分たちには明るすぎるので、一度にすべてを付けることはありません。
普段、夜はキッチンとダイニングテーブルの二つの灯りで過ごしています。時々点灯させる場所と組み合わせを変えて部屋の見え方の違いを楽しんでいます。
オープンハウスにいらしたお客様から、「照明の数がどのくらい必要なのか分からなくて。設計士さんの図面通りに本当に全部必要なのか想像できなくて。必要ないなら減らしたいんですけど。」とお話しされていました。そうですよね、まだ過ごしたこともない場所にどのくらいの灯りが必要なのかなんてわからないです。必要のない照明にお金はかけたくないですから減らしたいですよね。
住宅街の旗竿地、1階にリビングがある2階建ての我が家。東側に3階建てのお家があります。
窓が大きいことがあるからかもしれませんが、想像よりも室内は暗くないです。
我が家の様子を見た方々も、「うち、あんなに照明要らないな、設計士さんに言って減らしてもらおう。」とおっしゃられる方がほとんどでした。(笑)一般的に立地条件が良いとは言えない我が家の様子は皆さんを前向きな気持ちにできているようです。よかったです。
ご参考までに、ダイニングテーブルの電球 60W、キッチンの電球 60Wを使っています。
2022.05.02
ゴールデンウィークの真ん中あたりの今日、4月27日から作業を進めてきたIさんのキッチンも今日で3日目になります。2日間で終わらせたいところでしたが、やはりマンションのリノベーションということで、想定外の作業も出てきたりして少し時間が掛かってしまいましたが、ワタナベ君とヒロセ君がきれいに納めてくれて本日でようやく終了。
最初のご相談の時には全くこの形ではなかったIさんのキッチン。最初の相談からこの施工に至るまでのスケジュールがタイトで、これは実現は難しいのではないかと思いながらも、Iさんのイメージを聞かせて頂いて、当初のL形からコの字へ、でも、L型やコの字ではアクセスしづらい部分が出てくることも確かで、奥様はもちろん、ご主人がこの新しい暮らしでどういうふうにキッチンと関わっていきたいかって考えていくと、こういう使う方が正解なのかも、とたどり着いたⅡ列型のキッチン。
Iさんに工事終了のご報告をしましたら、まもなくIさんから生まれたての赤ちゃんの写真と一緒につい先日家族が増えたという報告が。
ただの家具屋にこうして報告してくれる気持ちがとてもありがたいです。でも、家具やキッチンを暮らしに取り入れるタイミングってその人の人生の節目々々だったりします。自分たちがそういう立ち位置に居るんだってことをこういううれしいお便りで気づかされると共に気持ちが引き締まる今日この頃でございます。
配管の位置などもあって限られた空間でどのように心地良く過ごせるかを考えてみた気持ちの一致をIさんがとても気に入ってくださって、タイトなスケジュールも延長できるようにやりくりして実現となったのであります。
こうして、ひと段落できて私もひと安心です。
2022.05.02
我が家の冷蔵庫は無印良品さんのものです。使わないので自動製氷機が付いていなくて、マットな白いシンプルなもの、と言うとこの冷蔵庫になりました。設計士の福原さんには、「イマイ家に355Lサイズは小さいんじゃないの。」と言われましたが、(家族みんなよく食べることをご存じなので、笑)結婚当初から使っていたので、サイズ感とか使い慣れているので問題ありませんでした。
もしこの先、冷蔵庫を買い替えることがあってサイズがもう少し大きくなることがあっても大丈夫なように、と冷蔵庫置き場のサイズは決まりました。
この冷蔵庫のレビューで、「音がうるさい。」と書かれているそうで、質問されたお客様はそこが気になっていたそうです。「全然気にならないですね。」と確認されていました。
こればかりは、間取り・置く場所・床の材質との関連や体感の個人差がありますから難しいですね。
冷蔵庫も見られることがあるということで、それ以降は冷蔵庫を引っ張り出して拭き掃除をすることにしました。私の力では床を傷つけずには出せないので、ダイスケさん大活躍です。
冷蔵庫周りはすぐ埃だらけになりますからね。きれいになってよかったのです。
2022.05.01
ゴールデンウィークが始まりましたね。
先にご予約制だとお知らせしていた割にはショールーム見学のお問い合わせは少なく、ちょっと気恥ずかしい思いをしております。(笑)皆様お外のことに気持ちが向いているということで、良いことですね。今年度は会社やお家のことを整理する時間として有効に使わせていただこうと思います。
今までオープンハウスをした時に受けた質問シリーズは、Instagramのストーリー欄には以前掲載したことがあるのですが、ゴールデンウィーク中にブログにも掲載していこうと思います。どなたかのお家づくりや暮らしについて「こんな考え方もあるのだな。」という一つの例としてご参考になればと思います。
我が家の米びつは、結婚当初から桐箱のものを使っていて、バックカウンターのオープン収納の下側に置いています。ちなみに、お米のストックは桐箱の奥に置いています。奥行60cmのバックカウンターなので可能なことだったかなと思いますが、ストックの確認がしやすいのでよかったです。
冷蔵庫の中、ホーローの容器に入れてシンクの下や土間に置く、など皆様様々な管理方法に分かれるところですよね。
その質問をいただいたことで、オープンハウスの時に米びつに注目している人がいることに気が付きました。今まで、米びつの蓋の取っ手が外れては木工ボンドを付けてを繰り返していましたが、ちゃんと直してもらいました。「家具屋なのに、米びつの取っ手が外れたまま使っていたよ。」なんて印象がよくないですからね。オープンハウスの度に暮らしが整う我が家なのです。
2022.04.22
福原さんとは20歳くらいの時に出会っているはずなのでもうかれこれ27年ほどのお付き合いですね。
年は3つ(だったかな)離れていても、同じ夜間部で学んでいた頃からですから、年の差を感じさせない若さあふれる人で、彼が住宅設計の仕事、私が家具作りの仕事をするようになった今でもあの時と変わらない気持ちでお付き合いできているということは、うーん、とても素晴らしいことです。
今回は、集合住宅のリノベーションで全体的に白い空間にまとまりそうなところに白いキッチンを作らせて頂く予定。今日はその打ち合わせでした。
やっぱり福原さんの作品は、使い心地のよさにあふれているけれど、ひと手間大変で・・。
きれいに実現できるように頑張らないとなあ。
彼の家に作ったキッチンももう6年。彼が作ってくれた私も家は間もなくの5月で丸3年。
良い感じに時間が流れている様子が分かります。
そういえばここ数日、自宅のオープンハウスを開こうかどうしようかアキコと思案しているところでした。使い込んだキッチンを見てもらえるのもなかなか面白いですからね。
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