国語の授業

2018.11.12

土曜日は海老名市のPTAが集まっての行事がありましたので、私はお休みを頂いて、みんなにMさんの取付に行ってもらっていました。
写真とメールで報告はしてもらっていたのですが、ようやく本日の月曜日にみんなにあえて無事に納まったということを聞きました。
一番心配していた搬入はどうにか階段から上げることができたようで、家具の設置も藤に終わる見込みが見えたので、一番メインに担当してもらっていたコバヤシ君ですが、ただいま受け持っている仕事が大詰めなので、先に戻ってこれた、ということでこれはきれいに終わったのだな、とひと安心。
今度Mさんにあらためてご挨拶に伺おうと思います。

そして、その日は市役所で講演会が開かれたのですが、来てくださった講師の先生は私たちと同じ立場の会長さん。こういう学校と親たちとの橋渡しをするような役目ってなかなかいろんなお父さんお母さんには浸透しづらいのですが、それがうまくいっているよ、という実例を発表してくださったのでした。
魅力的で前向きで楽しそうでしたが、やはり各学校が抱えているところに照らし合わせていくと難しい部分も多いよね、なんてみんなで思えるところもあり、難しいのだなあ、とあらためて思わされたのでした。

ところ代わって、翌日曜日は、午後からTさんが家具の相談にいらしてくださるまでは、今度は私が住む地域の会議です。
先日、私たち学区の小学校2校、中学校1校と地域の皆さんとで開いた懇談会の様子の報告と、そして私たちの中学校の校長先生が特別授業を行なってくれるということで、緊張しながらも楽しみな午前中なのでした。
先生も校長という立場になると、授業ができなくて淋しいよねって言いながら、楽しそうに国語の授業を20分ほど開いてくださったのです。
漢字のもととなる人の動作を表したこの記号は、今で言う何という漢字でしょうと言うお話で、思いもよらない漢字が出てきてびっくりするとともに、その漢字を当てはめてこの地域の会議の重要さを説いてくださったりと、とても楽しい午前中だったのでした。

こういう活動に参加できる人というのは、「よほどポジティブな考えを持った人」か「仕方なく断れなくって引き受けてしまった人」か、のどちらかに分かれることが多いと思います。
もちろん、私は後者。
人前に出て話すなんて考えもしなかったし、こういう活動があること自体よく分かっていなかったわけで。
運動会の片づけを手伝ったことでズルズルとこうして役目を任されている‥、なんていうととても後ろ向きなのですが、当初はね、そう考えていたこともありました。
だって全校生徒の前に一人のおじさんが話す内容なんて一体どれだけ聞いているのかって思うと、余計にドキドキするわけだし、先生っておっかない存在だなあって子供心に思っていたわけだし、自治会長さんなんて言い方悪いですがお年寄りの集まりのようなイメージしかもっていなかったのです。
最初は右も左も知らないお父さんやお母さんや先生やおじいさんばかりでした。
でもね、「あっ、あの人がいるからちょっと手伝ってこよう。」とか「あの先生がこういうふうに頑張っているんだ。」とか「あそこの自治会長さんがラジオ体操やってるから自分も早起きして行ってみよう。」とか段々と一人じゃなくなってくるんですね。
この町に住んでいるんだなあって、実感がそういうところから感じられるのです。
一日の約2/3は寒川の工房に来ているのに、海老名の人たちが子供や町を見ていてくれるっていうのは、何というかとてもうれしいのです。帰るところがあるんだっていうか。
もちろん、寒川の町の皆さんとのつながりも大きいのですが、海老名のみんなとのほうが、そこに住むって覚悟がある分、何というか深いのです。

「楕円を足跡が囲む記号は、「回」ではなく、「衛」(まもる)。地域という大事な場所をみんなでしっかり育み守ってゆけるように。」
校長先生はそうおっしゃっていました。

右も左も他人だったのに、いつの間にか右の端も左の端もどこかでつながっている人達ばかりになりました。
もともとそうだったのにね、見ていないと見えないことってたくさんあるんです。
だから今はね、ズルズル引きずっているって気持ちよりも楽しんでできていて、子供のことを考えるもそうですが、自分たちが楽しくありたいって気持ちも同じくらい大事だなあと今さらながら思うのです。
楽しいって気持ちがいろんな人に伝われば、難しいと思えたこともきっと向こうから「楽しそうだね。」って言ってきてくれるはず。
そういう気持ちになれたのです。

ワークスペースも収納できるチェリー材の壁面収納

2018.11.11

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昨日は、Mさんの納品日でした。
「新築のリビングに壁面収納+デスクの作成をお願いしたいです。」というご相談ではじまったお話でしたが、この場所にあまりドシンと作りこんじゃうとどうも窮屈に見えそうで。
エアコンがあるなら思い切って高さの低い収納にするのが良いのではないかな、と思いまして、この形になったのでした。
最初はもっとはっきりとした机の形があったのですが、全て引き戸になったこの形が一番良い印象になりましたね。
残念ながら、私は予定があって設置した姿をまだ見ることができていないのですが、工房内で組み上げていた時は、イメージ通りの静かなたたずまいでした。
Mさんが思い描いているダイニングとこのリビングの家具で空間が整うかな、それが見られるのは年末ごろでしょうか。
Mさん、お会いできるのを楽しみにしております。

アメリカンチェリーのダイニングテーブルとキッチンカウンター

2018.11.09

20181109002加賀妻工務店さんからお話を頂きまして、東戸塚のSさんのキッチンカウンターとダイニングテーブルを作らせて頂きました。加賀妻さんの空間は気持ち良くてね、部屋の中でも陽だまりの中にいるような感じなんですよね。
心地よさの大事な要素。
家具もそうあってほしいと願いながら良いかたちを探っていくのです。

職場体験の日でした

2018.11.08

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今日は、茅ヶ崎市から中学2年生の男子が3人来てくれました。
「仕事をするってどういうイメージがある?」と聞いてみました。「うーん…。」と考え込んでしまったので、
「ご両親とか周りで働く大人を見ていてどう思う?」と聞いてみたのです。
「忙しそうだし、大変そうなときもあるけど、楽しそうだなって思います。」という答えが返ってきました。
おお~!みんな働く姿勢が素晴らしい家庭で育っているのですね。我が家はどう見られているのだろう。
うちの娘たちは何て答えるのか心配になってきたので、聞いてみようと思います。(笑)
今日はスタッフ一人一人について実践的な作業を体験してもらいました。
工房での作業内容はカナイ君を中心にスタッフのみんなに考えてもらっているのですが、芯組みでタッカーを使う作業・木工機械を使って部材を作る作業・木栓でねじを隠す作業を午前と午後でローテーションしてそれぞれみんなが体験できるように考えてくれました。
その為か、終わって上がってきたみんなは「面白かったです。」「楽しかったです。」と充実感が得られた様子で朝より生き生きとして表情でした。
「やってみたら、できた。」って体験があるのとないのでは違うと思っています。
今回の経験が、みんなの将来に、少しでも何かのお役に立てたらうれしいのです。
来てくれてありがとうございました。

ナラ節アリ材を使った飾り棚

2018.11.07

20181107002Fさんのところにご挨拶に伺ってきました。Fさんは、「自分たちの家になってきた」でキッチンと食器棚を作らせて頂いたFさんです。
前回、ご主人に案内された部屋は隠し部屋ではなくご主人の仕事部屋になっていたのでした。そして、その天井の傾斜に合わせて作らせて頂いた飾り棚にはきちんと並んだ紙や陶器などいろんな素材でできた人形たち。
「旅行に行くたびに気に入った人形を連れて帰ってきたり、ネットでも気に入ったものがあったりして、集めるとこれだけ大勢になりました。」
最初に相談頂いていた時のケースの写真だと所狭しと人形たちが並んでいたので、こうしてきちんと静かに並んでいる姿はとても気持ちよさそう。
「今のお気に入りはこの招き猫たちです。」と一角の大きなスペースには猫だらけ。
みんなよい表情をしておりました。
気持ちの良い空間はその人それぞれが持っているもので、私たちにはとても分からないもの。(だって最初の写真を見ただけだったら、これほど気持ちよく人形たちが並ぶって思っておりませんでしたもの)それを見て聞いて探りながら実現させることができるのがものづくりの素晴らしさなのかなと思っております。
Fさん、ありがとうございました。

ナラのキッチン背面収納と吊戸棚

2018.11.06

20181106005今日はKさんの食器棚とダイニングの背面収納の設置でした。廊下をはさんで表情が変わる家具というおもしろい構成。
家具は、使う人に合わせていろいろな表情を見せてくれます。
ずいぶんしっかりした形でも天板が浮いているように見えているから印象がどこか軽快ですし。
やっぱり温かみのあるナラの表情は、これから冷えてくる季節でもほっこりした気持ちにさせてくれるだろし。
次に伺えるのはきっと寒くなったころだろうから、その時の表情が拝見できるというのは本当に楽しみなのです。

クレミル2018のポスターができあがりました

2018.11.05

毎年この時期に会社でイベントをしています。会長の代の時には「創作展」として町のホールを借りて展示をしたりしていました。
町内で活躍する、絵を描いたり、キャンドルを製作したりする方の作品が集まり、会社ではテーマを決めて、スタッフひとりひとりが、春頃から作りたい形を考えて、暮れまでに完成させて展示できるようにするという形をとっていました。
年々、お客様からの要望があったり、スタッフから意見を聞いたりして、今の形となりました。
ポスターは町内の掲示板に貼らせて頂いたりしていたので、その名残で毎年作成しているのです。でも、最近ではSNSの普及で、「ポスターを観てきました。」という声も減ってきてしまいましたね…。以前は、町内の掲示板の地図を町役場の方にいただき、自転車で1時間半くらいかけて、貼って廻りました。そのお陰で、暮らしてはいない町ですが、町の雰囲気を知ることができました。
今後イベントの形もまた変わっていくかもしれません。より良いものにしてきたいと思いますので、「こういうのどうですか?」とご意見がありましたら、お待ちしております。可能な限りお答えしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します!

ポスターはこちらからご覧ください。
クレミル2018

ナラのキッチン

2018.11.05

Nさんのキッチンの設置工事です。いろいろと工事の段取りがあって、約2か月工房で寝ていたキッチンがようやくあるべき場所に納まりました。
Nさんご自身で塗装をするキッチンなので、木地の色は若々しく明るい色のままです。
オイルがしみこむとぐっと深みが出てくるからね、だいぶ印象も変わるでしょう。
Nさんのキッチンはちょっと変わっていて、加熱調理機器がビルトインではなく、卓上のものを使う予定。だからワークスペースがとっても広い。
そして、周りの壁はモールテックスで仕上がるのだそう。
どんな印象になるのだろう。
ご新居の完成は12月の半ばということで、その時が楽しみです。

ひとのて

2018.11.05

日曜日は三島のIさんのところの1か月点検でちょっと指摘されてしまった部分を修正してきました。
写真のカップが並んでいるオープン棚ですが、あいだに仕切り板がなくて後ろのタイルとも接着できなかったものですから、Iさんがふとコップを置くと棚がブワンブワンと揺れたのでした。
(写真は仕切り板がない時の様子。すっきりした印象なのですが、使い勝手が大事です。)
おぉ、こんなにブワンブワンなってはいけないと思い、仕切り板をつけることに。
「仕切りを取り払いたいと言ったのは私たちなのにスミマセン。」とおっしゃってくださいましたが、そこまで見切れなかった私たちが甘かった。
ブワンブワンはいけません。

作業が終わってお部屋を見渡すと、はやり平成さんの家は気持ちが良いね。人の手が入っているというのが見てきちんとわかるというのは住んでいてうれしいことです。
壁の手触りや玄関収納の天板ひとつ見ても気持ちが良かったのでした。
「ありがとうございます。また何かありましたらいつでも行ってくださいね。」とご挨拶をして、帰ろうとすると三島大社の周りは大渋滞。
そういえばそろそろ七五三だ。

クレミル2018のお知らせ

2018.11.04

今年もまた年の暮れにこの工房の上にある小さなショールームで、小さな手作り市を開催します!
陶作家の山本芳子さん、布クラフト作家のCOCOROさん、木版画家の古知屋恵子さん、キャンドルクラフトのArunさん、アクセサリー・ジュエリー作家のSora the magic hourさん、jardimさん、ukkiyyさん、ステーショナリー作家の手づくり文具雑貨工房さん、の作品を置かせて頂き、、そして、鵠沼のうさぎパンさん、寒川のシュシュさんのパンや、鎌倉のマザーズカフェさんのランチ(12月9日日曜日木工教室参加者)、横浜のkissakoさんのお弁当(12月2日日曜日)が食べられる予定です。そして、私たちも木のお皿やiPhoneスタンドの木製雑貨を販売する予定ですよ。
ワークショップも盛りだくさんです。jardimさんのシルバーのペンダントトップ作り(12/1 土曜日)、sora the magic hourさんの真鍮の刻印チャーム作り(12/8 土曜日)、手づくり文具雑貨工房さんのリングノート作り(12/8 土曜日)、cocohanaflowerさんのクリスマスからお正月まで楽しめるスワッグ作り(12/7 金曜日)、おうちパン藤沢さんの試食付き親子で楽しめる「ドデカトマトパン」のパン教室(12/4 火曜日)。そして、12/2と12/9の日曜日には恒例の工房開放の木工教室も開きます。
様々な分野の作家さんのご協力で今年のメニューが決まりました。お好みのタイミングで、この機会にぜひ遊びに来てください!
作家さんの作品・ワークショップの詳細の紹介はこれから順次始めていきます。よろしくお願い致します!
写真はショールームでイベントの時に、子供達が自分で椅子を選んで準備している様子。こういう風に、自然にショールームで過ごしてもらえる機会になればいいなと思っています。

PDF版のポスターはこちら
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配筋 :家具屋の家づくり

2018.11.04

「そろそろ、コンクリートを打設するので、その前に配筋をぜひ見に来てください。」とそう言われて、久しぶりに現場へ。
すっかり地面は土くればかりになった土地に、どんと鉄筋が組まれた土台が据えられていたのでした。
草刈りの時に大慌てで飛び跳ねていたバッタたちはどこかに行ってしまってすまないねえ。
ここが落ち着いたらまた戻ってきてくれるといいな。

すこし淋しい

2018.11.04

「今度の文化の日に自治会さんの行事のなかで吹奏楽部が演奏する機会を頂いたのですよ。」と校長先生からお知らせ頂いて、それなら聴いておきたいなあ、なんて気軽にアキコとチアキと出かけて行ったのです。
今度、部長に選ばれたってことは聞いていたのですが、自分の娘の言葉なのにどこか遠くで聞いていたようで今頃反省しています。
会場につくと、先生からひと通り挨拶があった後に、おもむろにハルカがマイクの前であいさつを始めました。
(そうか、彼女は部長だったんだ・・。)

「・・・ぜひ、お楽しみいただければ幸いです。」

「へぇ。」
なんだかうれしいけれど淋しかったのでした。
昨晩はそんなそぶりも全く見せなかったのに、いつのまにかきちんと人前で話せるようになっているんだ。
自分は彼女を毎日見ているはずなのに何も見ていなかったようで、うれしいけれど淋しかったなあ。
いつの間にか私たちとつないでいた手を放して、どこかに大きく羽ばたいていってしまうんだなあ。

古知屋恵子さんの個展のお知らせ

2018.11.01

「コンサートがはじまる」

木版画作家の古知屋恵子さん。
先日個展のお知らせのお葉書をいただきました。
今年も「ほっこり」する時間を持てるのが楽しみです。
ポストカードと2019年のカレンダーを少し預からせて頂いて、【クレミル】でも販売致しますよ。
【古知屋恵子展】
 11月1日~11月7日 SPACE K 代官山 11時~18時(全日在廊)
 11月17日~25日 ギャラリー街路樹 (茅ヶ崎市中海岸2-5-5-110)11時~18時 (全日在廊)
 12月1日~19日 カフェギャラリー リンデン 11時~18時 (12/5、13、16、19在廊)
在廊日には、14時から30分ほどお話会があるそうですよ。

いつも冬の始まりを温かくしてくれる作品ばかり。ぜひ足を運んでみてくださいね。
古知屋恵子さんの情報はこちらからもわかりますので、ぜひご覧くださいね。→ こっちいファン

「アンドスリーハンドメイドマルシェ」を終えて

2018.10.28

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半年ぶりのマーケット「アンドスリーハンドメイドマルシェ」への参加、無事終了しました。
住む町海老名での出店でしたので、「え⁉夫婦二人で立ってるから、びっくり~。家具屋さんだったのですね。」と娘達の学校繋がりのお父さんお母さんたちに会っては、驚かれました。普段伝えているつもりなのですが(笑)、学校で会っているだけでは、お父さんお母さんが何のお仕事しているかわからないですものね。娘の同級生の子達にも小箱づくりを体験してもらえて、少しはPRできて、楽しんでもらえたかなと思います。
「Instagramを見て来ました。いつも観ています。」と言って足を運んでいただけた方々や、ショールームでのイベントに足を運んでくださったことのある方々をはじめ、会社のある寒川町から来てくださった方々もいて、「繋がっているんだな。」と感じられてとても嬉しかったです。
そして、食器棚をオーダーしてくださったWさんご家族、食器棚・ベッド・玄関収納など色々な家具をオーダーしてくださったOさん・食器棚をオーダーしてくださったKさんご家族・普段お世話になっている平成建設のスタッフさんご家族も遊びに来てくださいました。皆様お元気そうで、お会いすることができて、お話しができて本当にうれしかったです。足を運んでくださいましてありがとうございました。とても励みになりました。
「寒川にオーダー家具屋さんがあったんだ。」という声も聞かれたので、これからもこういう機会は作っていこうと思います。
皆様、本当にありがとうございました。
(2枚目の写真は今日の海老名の夕焼けです。きれいでした。)

明日は「アンドスリーハンドメイドマルシェ」に参加します

2018.10.27

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明日、「アンドスリーハンドメイドマルシェ」に参加します。
もともと今日土曜日開催予定だったので、「土曜日だったら行けたのに。」という声や、「せっかく友達と海老名でハットグ食べられると思ったのに~」(日曜日が部活のうちの長女)という声が聞かれますが、日曜日になったから遊びに来れた、という方がいることを期待して、皆様にお会いできることを楽しみにした居ります!代表のイマイダイスケも居りますので、ショールームに行くほどではないけど、「オーダー家具・オーダーキッチンってどういう感じ?」と気になる方はお気軽に声を掛けてくださいね。
また、木製雑貨とは別に、組み立てると木の小箱(2枚目写真手前)ができるキットも持っていきます。数とスペースが限られていますが、遊びに来た子供達に楽しんでもらえたらと思います。よろしくお願いします。
「アンドスリーハンドメイドマルシェ」
日時:2018年10月28日日曜日 10時~15時までです。
会場:海老名駅西口中心広場・プロムナード
出店店舗数:100店舗予定

新作

2018.10.25

佐久間陶子さんの新作が今年のクレミルには並びます。
一つだけ出すのが難しい色があるみたいで、それも楽しみですが手元に届いた空色と檸檬色は素晴らしく透明感があって魅力的。
今までの黒い釉薬のものももちろん定番で並びますし、今回は彩り豊かです。
今年はお料理を担当してくださる方も新たな作家さん(というか古くからお付き合いのあるかたですが)にお願いしております。
まもなく木工教室の参加募集も始めますので、楽しみにしていてくださいね。

ダイニングチェアたち

2018.10.25

ノガミ君が作業を進めているダイニングチェアたち。3組のお客様へと届けられる予定です。
モーエンセンの柔しい丸みに近づいたらよいな。
今まで、クルミやタモで作ってきましたが、今回はダイニングテーブルと合わせてチェリーで作っています。
そして、この中には新作の椅子も。
今までなかった形になる予定ですので、どんなふうにまとまるのか楽しみ。
涼しくなってきました。

浮造り

2018.10.25

杉の板目の白く柔らかい部分をゴリゴリ削るとこういう表情になります。浮造りです。
それから、この積層にしているのは反りを抑えるため。
私たちは勝手に「無垢フラッシュ」って呼んでいます。
フラッシュじゃないんだけどね。
よく分からないですかね。フフフ。
でも、縮みさえ気をつければけっこう有効な構造です。

チャレンジ

2018.10.24

何を隠そう(って何も隠してないのですが)Aさんのテーブルが壊れてしまってから半年以上の時間が経ちました。
ショールームで使っていて、やはり十字の部分が破損してしまったナラで作った形は、5月末に手を施してもうすぐで半年が経ちます。今度はかなりしっかりとした構造なので大丈夫だろうと考えているのですが、春先にAさんと打ち合わせて、Aさんの形にはリングを追加しましょう、というお話でまとまりましたので、ショールームの形よりもひと工夫加えて、いよいよその形が完成する予定です。
すべてが未知との遭遇で、模索しながら前に進んでいくのです。
うまくいくと良いなあ。

Wさんの食器棚:スタッフ カイ君の制作日記

2018.10.24

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Wさんの食器棚は、コンセントは4か所ありその配線を設けたり、構成や作り方はオーソドックスな形でしたが、もともと壁についている吊戸棚を生かす形で作るため、その既存の戸棚ピッタリに追加した収納を作ったところが特に気を使いました。また、その扉も、既存の棚と追加の棚とに違和感がないような位置に蝶番をつけたところも現地での作業で気を付ける作業の一つでした。また、現地で一番気を使う作業は搬入です。Wさんのお宅は、2階がリビングで、間取りの関係で階段が回り込むような形でしたので、屋内からの搬入が不可能でした。そこで、バルコニーからの荷揚げとなりまたが、少し小さめのバルコニーでしたので荷揚げをして屋内に搬入して、と繰り返しているとあっという間にリビングがいっぱいに。取り付けに際しては、引き出しや扉もあらかじめ外しておく必要があるため、まだお引っ越しで荷ほどきが終わっていなかったWさんのリビングは荷物でいっぱいになってしまいました。その日は暑い日でしたのに、バルコニーを長時間開けて荷揚げさせて頂いたため、室内はモワッとした空気になってしまい、まだ生まれたばかりの赤ちゃんを抱える奥様にはご不便をおかけしてしまいましたが、取り付け作業自体はとてもスムーズに進めることができて、仕上がりも予定通りにきれいに納まりまして、Wさんにも大変喜んで頂けたので、私も一安心したのでした。

ナラランダム張りのアイランドキッチンと背面収納

2018.10.23

201810230022018102300320181023006201810230042018102300520181023007雪が降り始めたお引き渡しの時から半年ほどの時間が流れて、あらためて与野のUさんのところにお邪魔してきました。
Uさんがキッチンを依頼してくださるときにこうおっしゃってくれました。
「私たちは手仕事が好きです。狂いのない真っ直ぐな線より、ずっと撫でたくなる線が好みです。そんなキッチンを作ってもらえると感じました。」って。
Uさんはハウスメーカーの設計士さん。いつもは家を考える立ち位置のかたからこういうふうにご依頼を頂けることをとてもうれしく思うのです。

「いつも間取りや空間を提案している立場のはずが、いざ自分のことになると、なかなか決断できないもので、自分で恥ずかしいなぁと感じています。」って、打ち合わせの時にとてもリアルな言葉を聞くことができてうれしかったのです。
すごく小さなことがその人にとってはとても大切なことだったりするのですが、その小さなキラキラしたかけらを見つけることって、なかなか難しくてご本人が気が付いていないこともあったり、何となく片隅でキラッと光っているのが見えてはいるけれど、それが何なのかはっきりと見えない、そういうものってきっとあるんです。
Uさんも私たちもこうしてその探し物のお手伝いをしているわけですが、いざ自分のキラキラいしているものって何って思ったときに戸惑ったりして。
その儚さや優しさってとても強くて安心できるものだから、だからそれを私たちは見つけたいのです。
そういう拠り処があって、前に進んでいくのですから。

アンドスリーハンドメイドマルシェに出店します

2018.10.23

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今週末、半年ぶりにマーケットに出店します。
今まで家具やキッチン作りで培った皆様からのご意見を元に、家具作りで生かした材料の用い方・特徴のある仕上げ方など「家具職人が作る木製雑貨」をコンセプトにもの作りを続けています。手加工と機械加工を組み合わせてオリジナルの形を作り出しています。仕上げは木肌を感じられるオイル塗装をしてあります。家具製作に用いることの多いナラ・チェリー・ウォルナット材など広葉樹の無垢材を使用しているので、お手持ちの家具にも合わせやすく、インテリアにもなじみやすいものになっていると思います。木を使っていますので、水分をつけっ放しにしてはいけない・衝撃を与えるとへこんだり、傷ついたりしますが、少しの傷ならやすりがけとオイルの塗りこみできれいになりますし、経年変化で色味が変わってきたり、傷やへこみも味わい深い印象を与えることもあるので、暮らしの中で永く使っていけるものになるのではないでしょうか。是非この機会に、手に取ってご覧ください。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
<アンドスリーハンドメイドマルシェ>
日時:2018年10月27日土曜日の予定でしたが、天候不安定のため、28日日曜日開催に決定となりました!10時~15時までです。
会場:海老名駅西口中心広場・プロムナード
出店店舗数:100店舗予定