感性

2017.07.30

次女の描いた絵があるコンクールで金賞受賞をしたというお知らせを受けて、土曜日に受賞式に参加してきました。
娘の無邪気で未熟な絵を、素晴らしい経歴を持つ方々に講評していただいて、なんだか恐れ多くて恥ずかしいような気持ちでいっぱいでしたが、それと共に、娘はもう社会で個人として評価の対象になりうる存在なのだと改めて気づき、自分の考えの甘さに気が引き締まる思いがしました。
審査員の1人、彫刻家の日高頼子さんから、「これからも感性を磨いていってくださいね。それはただ絵を描き続けるということではなく、いい音楽を聴き、色々なものを見て、経験して、それが心の原風景となって、表現したいと思って、自分が描く絵に繋がっていきます。
今しか描けない絵があります。それは自分が大人になった時にしか気づけないものです。おかあさん、おかあさんが見て、この絵は目を引くな、取っておこうと思うものがあったら、それは取っておいてあげてくださいね。振り返った時にこんな絵を描いていたんだって思うことが、その子の次に繋がります。」と言っていただきました。
そうですね。
自分も「感性を磨くためにはどうすればいいのだろう?」とずっと思い続けています。その為には、世の中でよいと言われてるものを見て聞いて体験して吸収していくしかないと。
そこに費やせる時間は限られているのだと思いますが、これからも娘たちが色々なものを感じられるようにしていきたいです。
貴重な機会を与えてくださった絵画教室の先生に感謝しております。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。