日記「自由な手たち」

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キッチンを木で囲うことで広がる印象の豊かさ

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Mさんは新居の工事に合わせて、私たちにキッチン対面のカウンターと収納の制作をご依頼くださいました。
キッチンにはシステムキッチンを導入してもその周りを家具で囲うことで、部屋の印象が大きく変わります。
今回のMさんの場合は、コンロとリビングを仕切る壁からつながってキッチンの背中に建つ腰壁は工務店さんが作ってくださいました。
Mさんに随時現場のスケジュールをお知らせ頂いて、腰壁が立った段階で、工務店さんからの了承を頂いて現場に採寸に入らせて頂きました。
今回施工された工務店さんは古河林業さんで、監督さんも当日立ち会ってくださいました。Mさんだけだと分からない部分もあったりしましたので、こういう関係になると心強いですね。
引き渡し時の巾木の納まり、電気配線の取り出し位置等を確認させて頂いて、製作に入らせて頂きました。
工務店さんとしては、この部分は工事が完了しないまま引き渡しとなるのは不本意な部分があるかもしれませんが、了承いただけるというのはうれしいことです。
後日この取り付けられた状態を担当の方が見てくださったとのことで、Mさんとても好評をいただいたそうです。
良かった、よかった。
今日は、コーキングしようかどうするか迷っていた部分をやはり充填したいということで、その施工と、あとは今回Mさんご自身が塗装をされたので、その確認へとお伺いしてきました。
とてもきれいにオイルを塗られていましたのでそのままでも十分きれいだったのですが、あと少し手を加えるとより良い印象になるヒントをお伝えしてきました。
コストダウンの一環として始めたご自身でのオイル塗装ですが、こうして住む人が家具作りに携われるようになってさらに家具がただのものではなく、一緒に時間を心地良く過ごしていくための道具と思えるようになる、というのはとても気持ちの良いこと。
さらにはうれしいことにMさんのご新居は工房からも比較的近く何かあれば間を置かずにお伺いできるというのはより気持ちが近くなって良いことです。
私が子供時代を過ごした川のそばにMさんの家が建てられているという意味でもなんだかとても心が近いのでした。
Mさん、ありがとうございました。

そう、川はね、30年も前に比べるとてもきれいに見違えるようになっていて、川遊びができるくらいになっていて。
それはうれしいよね。