アキノヨナガ

「カバのテレビボードのオーダー」

海老名 O様

design:Oさん
planning:daisuke imai
producer:tsuyoshi kawaguchi
painting:tsuyoshi kawaguchi

カバで作った格子扉のある宙に浮いたテレビボード

とても落ち着いた形にまとまりました。

海老名に新居を建築中というOさんがこちらまで来てくださいました。イメージとしては、「雨模様」市原 H邸の床から浮かせたリビングボードです。お話を聞けば聞くほど、特に複雑な細工は必要なく本当にシンプルな形が良いのだそうです。素材の良さが引き立つように。
ただ、当初は隣り合う作り付けの収納に合わせてシナ合板で製作する予定でした。それで白い感じでまとめてシンプルに行こうということだったのですが。ちょうど打合せのためにこちらに来ていただいた時に、納品待ちのために展示室に置かれていた津久井のOさんのチェストを見て、奥さんがこの木がとてもよい感じですね。この材で作ってください。と一目見てカバザクラの表情を気に入ってしまって、結局白っぽいと言うよりは、シナに比べて赤っぽくちょっと個性のある目のカバザクラを使うことにしたのです。ちなみにお部屋の床材もカバザクラの無垢です。
その時に一緒に作って頂きたいとものがあるんですと言って、頼んでくださったのがスツールです。Oさんのキッチンは、食事が採れるカウンターとキッチンの天板が一体となった素敵なアイランドタイプのキッチンでそこで食事ができるようなちょっと背の高いスツールをずっと探していたのだそうです。
そしてできあがったスツールが写真のものです。使った材は、こちらはカバではなくてポイントになるようにとウォールナットを使っています。ちょっと背が高いスツールなので足が掛けられるように足掛けをつけています。そして、座面の生地は洗ったりするのに簡単に取り外しができるようにマジックテープを使って固定するように張ってもらっています。なかなか面白いアイデアですが、初めての試みなので、生地張りをするアルス商会のオヤジさんも椅子を作る河口君もどういう風にすると一番うまくいくのか模索しながら作りました。どうにか方法を決めてうまく生地を納めて納品をしました。それを見て、Oさんは今度もう2脚ほど今度は背もたれ付きのスツールをお願いしたいと考えていますとおっしゃって下さいました。あまり椅子を作らせてもらえる機会がないのでその時が楽しみですね。

カバで作った格子扉のある宙に浮いたテレビボード

配線が通せるように収納の奥に穴を開けてあります。


カバで作った格子扉のある宙に浮いたテレビボード

AV機器収納部はカバの無垢を使った格子扉。


カバで作った格子扉のある宙に浮いたテレビボード

コンセントからのケーブルを取り込めるように、側板にもこのように配線穴を開けてあります。


座面が洗えるウォールナットのハイチェア

テレビボードと一緒に作らせて頂いたスツール。


座面が洗えるウォールナットのハイチェア

座面の着脱が容易なように、座面はウォールナットのフレームに上からはめ込んであるだけにしています。ですので、上に引き抜くと座面は外れます。


座面が洗えるウォールナットのハイチェア

まずは、ご主人と奥様の2脚。次のご依頼もお待ちしております。

カバのテレビボード

価格:390,000円(制作費・塗装費)

ウォールナットのカバーリングハイチェア(2脚)

価格:190,000円(制作費・塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は15,000円から、取付施工費は27,000円から)

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