ラワンのキッチンと洗面台

2022.03.25

葉山工務店さんとのお付き合いは、なかなか古かったりしまして、福原さんが設計する住宅の施工会社さんとしてご挨拶させて頂いたのをきっかけにお付き合いが始まりました。

そのあとに、茅ケ崎の設計士さんの江湖さんのご自宅のキッチンを作らせて頂いた時の施工会社さんがたまたま葉山さんでして、監督のIさんが私たちを気に入ってくださって、今回この鎌倉の現場でキッチンを作らせて頂いたのでした。

今回キッチンと洗面台を作らせて頂いたのですが、その仕上げ材はラワン材。私が小学生の時は良く学校で見かけたものですが、家具で仕上げ材として使う機会はなかなか無いですね。基本的に見えない部分に使う仕上げ材となってしまうことが多いのですが、ロータリー挽きのその模様はよく見ると表情がとても綺麗だったりします。その無垢材は落ち着いた赤みがあって、それに加工がしやすかったりしますから、もっと表に出てきても良いのかもしれませんね。

ただ、ラワン合板を選ぶのはなかなか難しくって、下地材として扱われちゃっているから色もバラバラなので、今回は赤みのあるものだけを選んで作っています。

また、私たちが使う高橋さんの天板と今回支給して頂いたステンレス天板の仕上がりの違いだったり、溶融亜鉛めっきのハンドルを使ったり、45度の状態から開くスライド蝶番を使ったりと、勉強になるお仕事でした。

今日でヒロセ君が無事に設置工事を完了させてくれてひと段落。

もうすぐ3月も終わりですね。

月末までにあとSさんのキッチンカウンターと、Kさんの洗濯機、乾燥機の納品したら今月が終わります。

気を引き締めて頑張ります。