学習机のメンテナンス

2022.08.19

ダイニングテーブルは毎年メンテナンスしているのですが、
子供机は、勝手に物を動かすと嫌がられるのでしていません。子供達は習字やお絵かきなどの水を使った時とかしか拭いていないと思います。普段は消しゴムのカスなどのゴミを集めて捨てているだけでしょう。
2016年に制作して使い始めた2人の机。
ハルはナラ材、

チイはセン材のもの。


一度、2020年の5月にメンテナンスをしましたが、部屋の間仕切りを作るこのタイミングで、メンテナンスをすることにしました。
写真の通り、2人共がっつり汚れていました。
勉強・メイク・お絵描き・習字など、様々な汚れがついていました。 
よく絵を描くようになったチイの机の汚れが手強かったです。
時々マンガブラックというインクを使うようになったのですが、除光液で落ちるのですが、うまく拭き取らないと伸びてすぐ乾いて、黒ずみが木目にはいってしまい落ちづらくなってしまっていました。

この机は無垢材を剥ぎ合わせたオイル塗装の机です。
作業としては、
まず固く絞った雑巾でゴシゴシ拭きます。
次に汚れた部分にセスキ炭酸ソーダ水を吹きかけ、ゴシゴシ拭きます。 
次に、紙やすりで磨いていきます。
3Mのサンドペーパーで、100番→180番→240番→400番の順でかけていきました。
出てきた木の粉をクリーナーで吸い取り、
蜜蝋ワックスを塗り込み、
ベタつきがなくなるまで拭き取って終了です。
完全にきれいにはできませんでしたが、見た目が整ったのでよかったです。

「志望校に受かりますように。」と念を込めて作業をすると力が入りやすいと思います。
作業の都合で、先ほどの写真と反対側から撮りました。分かりづらくなってすみません。

次はどのタイミングになるかはわかりませんが、
あまりにも黒ずみがひどかったら、鉋がけなど考えなくてはいけないなと思っています。
メンテナンスセット(セスキ炭酸ソーダ水・紙やすり・蜜蝋ワックス)を揃えておくと、気づいた時にすぐできるのでよいと思います。

※メンテナンスは、その家具を購入したお店に方法をご確認の上行ってください。
フリーハンドイマイでお求めになった方で、無垢材オイル塗装仕上げのお客様は同じ方法で行えます。その他の仕上げのお客様は確認いたしますので、メールにてお問合せください。
よろしくお願い致します。