休日はキッチンで過ごしました。

2022.10.29

コンロが汚くて失礼しました…。
飯高さんのお皿でベーコンとほうれん草のスパゲッティのお昼です。

先日、NHKの「シェフの休日 とっておきの時間」という番組を観ました。

前の週の落合務さんの回も、本当に料理がお好きなのだなとわかるとてもすてきな内容でしたので、今回も楽しみにしていました。

お料理のプロの方の自宅のキッチンを使っている様子が見られるのは興味深いですよね。

今回の古澤一記さんのご自宅も、イタリアに滞在中の暮らしを再現したという、あまり目にしない、キッチン全体が古窯レンガのようなタイルに囲まれた、石と木を使ったキッチンが使い込まれている様子がとてもかっこよかったです。飾りではなく、それぞれが必要な暮らしの道具だからここにあるという存在感というのでしょうか、すてきでした。

さらっと作られるお料理の数々もシンプルなのですが本当においしそうでした。

ダイスケさんには再放送を録画してもらうことにして、私は影響されやすいので、お休みの日にさらっと何かを作っている風に過ごしてみたくなりました。

プラスドゥのガステーブルのグリルのダッチオーブンを普段あまり活用できていないので、機器説明書についていたレシピでパンを焼いてみようということになりました。

最初にお水と強力粉だけでこねて1時間置いておくという経験したことのないレシピでしたが、ダイスケさんが、うどんができるのでは、というくらい力を込めて捏ねてくれました。

そして夕ご飯は、ハルのリクエストで「ヨルさんのシチュー」を作ることにしました。

「SPY&FAMILY」というアニメを見ているのですが、先週のエピソードが、お料理が苦手なヨルさんが、お母さんの思い出の味を再現しようと奮闘するお話で、心惹かれ、私も食べてみたくなったのでした。

今の世の中、同じことを考えて、再現しようとレシピを載せてくれる方がいらっしゃるので助かります。私は「マンガ食堂」さんのレシピを参考に作らせていただきました。

パプリカパウダー・キャラウェイシード・マジョラム…、普段使わないスパイスを使って嗅ぎなれない匂いにキッチンが包まれると出来上がりが心配になりましたが、トマトシチューというのでしょうか、おいしくできました。食べなれないものにあまり手を出さないチイも「おいしい。」と食べてくれました。

(予算の都合上、牛塊肉から、合いびき肉のハンバーグに変更しましたが。)

パンもうまく焼けました。ダッチオーブンでパンを焼くのもいいですね。普段は電気オーブンを使っていますので、ガスを使ってパンを焼くことって怖い感じがあったのですが、これならできそうな気がします。

目玉焼きを載せるのが特徴だそうで、いつもの食べ方とは違いおいしかったです。ダイスケさん帰宅で3回目の温めなおしなので、汁気がなくなってしまいました…。

パンは目が詰まったフランスパン風というのでしょうか。成功なのかわかりませんが、おいしかったです。

気が付くと、私の知る限りでは、「すてきな暮らしをしている人はおいしいものを知っている人」が多いです。「おいしいものを知っている人がすてきな暮らしをしている」のでしょうか。

どちらかはわかりませんが、自分もそういう暮らしをしていきたいです。

そして、そういう暮らしをしていきたいという方々のキッチンづくりのお手伝いを、これからもしていけたらいいなと思います。