キッチン配管の掃除:家具屋の自宅

2023.09.17

キッチンを作られて、シンク下を収納スペースにされた方は多いと思います。

シンク下を開けたということは、配管を後ろや横に逃がしている場合が多いので、排水溝から下に流れ落ちるまでに並行な配管の部分(排水トラップから排水パイプの部分)が長くなります。そうすると、粘度の高いものを含む汚水を流した時に詰まりやすくなり、排水溝があふれやすくなります。我が家の場合はカレーや煮豚などをした後が詰まりやすくなります。

我が家のキッチンの排水溝の位置は真ん中にあります。配管は左奥に逃がす形になっています。

この排水溝の位置と、配管の逃がし方も、お客様の間取りと配管の位置、キッチンの形によって異なりますので、シンク下を覗いてみてご確認いただければと思います。もしわからなければ図面をお調べしますのでご連絡くださいね。

シンクのお掃除をするタイミングに合わせて、排水溝の中に割りばしなどの細い棒を入れ、掻き出し、

勢いよく水に流すと詰まりは取れ流れがよくなると思います。

この時にシャワーヘッドが排水口近くまで伸びるとやりやすいと感じましたが、伸びなくても、桶に水をためてから流せば大丈夫です。

我が家は、20㎝の割りばしが曲がる角まで届くちょうどよいサイズでしたが、この長さもキッチンそれぞれですので、試しながらやっていただけたらと思います。気を付けなくてはいけないのが、あまり棒が短く角まで届かないと中に入ったままになって取れなくなってしまいますので、気を付けてください。20㎝以下の割りばしは使わないように目安にしていただければと思います。また、20㎝で突き当りまで届かない場合には長いものに変えた方がよいと思います。

シンクを清潔に保つために排水溝をあふれさせないことは大切なことなのですが、今まで掲載しておりませんでした。「排水溝が溢れやすいな。」と感じ、困っていた方はいらっしゃいませんでしたでしょうか。失礼いたしました。

お掃除するポイントが増え、お手間を取らせてしまいますが、不便を感じた時の対処法がわかれば困らず長く使っていくことができると思いますので、お試しいただければと思います。

よろしくお願いいたします。