お庭のお手入れ

2025.05.03

GW中の晴れた日にはお庭のことをしていました。草むしり・剪定・枝の固定。小さなお庭ですが、1日かかりました。

地面にしゃがんで、植物に触れると見えていなかったものに気づくことができました。

カラタネオガタマ ポートワインを植えているのですが、蕾が開く前なのでしょうか、ぷくっとしているものを見つけました。開くと1枚目の写真のようになって、もう香り始めています。さわやかな甘い香りです。

レモンも蕾はいくつかできていて、花は咲くのですが、結実しないのです。日照が足りないのだと思われます。今年はどうなるでしょうか。

我が家のグランドカバーのゼニゴケ。新芽が小さい傘が沢山開いているようにかわいいのです。

通り道の子たちは踏んでしまって申し訳ないのですが、それでも枯れないのですからたくましいです。

我が家の玄関。お隣に集合住宅が建つということで、共有だったフェンスが、お隣さんの敷地内のものに変わりました。まだ見慣れないので不思議な感じがしますね。

先月、寒川のフローラルリーフさんで蝋梅と植木鉢を購入しました。

もうシーズンは終わっているような感じでしたが、日当たりが限られている我が家では、このひょろっとした背の高い蝋梅が合っていたのでよかったです。

お店で見つけた時には、すごい柄だなと思った植木鉢ですが、大谷石の模様に似ているよねということで、置いてみたら合っていたのでよかったです。植木鉢選びって難しいですよね。同じものがもう作られていなかったりしますので。器と同じで、出会いを大事にしていきたいと思っています。

数日経つと、その蝋梅の根元の苔から髪の毛のように細かい新芽が沢山出てきました。こんなに小さな世界が!と感動して撮ってみました。これから増えていくのでしょうか。

出猩々もみじは緑色へ変わってきています。内側の一か所だけ赤いままなのはきっとアオダモの陰になって日が当たらないのかなと思っています。そういうのも面白いですね。

このもみじの葉が、西日を遮てくれて、目隠しもしてくれています。

その紅葉の根元には母が植えてくれたユキノシタが蕾を付けていました。

最近は母とはお庭の植物の写真を送り合っての交流となっています。孫の写真が減ってきましたので。

こういうのも楽しいですね。母は植物に詳しいのでとても頼りになります。

シダの芽もお庭のいたるところにたくさん。ここから開いていくのですから神秘的で美しいです。

先日、NHKでSONYの元社長の平井一夫さんがTVでお話しされていて、その中で、

「人間はわからないことは否定する傾向にある。」とおっしゃられていたことが頭に残っていて、

お庭のことを始める前も、草むしりと剪定と枝の固定とどのくらいかかるのだろう億劫だなと思っていたのですが、始めてみると、気づいていなかった植物の姿を見ることができて、

自分に都合の悪いところしか見ていなかったから億劫に感じていたのだと気付きました。

これから、何か見たり聞いて、「?」と否定的に感じても、「わからないからだ。落ち着いてどういうことか調べたり、聞いたりしてみよう。」と思うことにしようと思います。一度否定してしまうと、それ以上何も入ってこなくなってしまいますから。気を付けていこうと思います。

そんなことを感じさせてくれるお庭の時間。

家具やキッチンとは全く関係ありませんが、これからも報告させてください。