
キッチンの納品へ
2025.04.26


昨日はIさんのキッチンの取り付け日2日目でした。
長さ3500mmある厚さ5ミリのステンレス天板は150kg以上あるということと、
ご新居の近くまでトラックの乗り入れが難しい場所であり、坂道で、人力で運ぶ必要がありましたので、スタッフ全員で現場へ向かいました。
私たちの工房では搬入の様子を撮ることはあまりありませんのでよい機会となりました。
車の乗り入れができる平らな場所まで乗り入れて、トラックから天板2枚を下ろし、台車に固定して、ご新居に着いたら足場を一部外させていただき、お家の中に運び入れます。
昨日取り付けられたキッチンの上に持ち上げて乗せ、壁や、電気の配線をステンレスの板で傷つけないように気をつけて位置を調整し、コーキングして固定していきます。
(キッチンの壁との隙間は図面通りぴったり大工さんが仕上げてくださっていましたので。ありがとうございます。)
この間には、トラックや軽自動車を停める場所を移動したり、使う道具を運ぶ作業などもあります。
文章にしてしまうと短いのですが、こんなに大変な作業をみんなは日々上手にこなしてくれていることに改めて気づくことができました。やはりプロフェッショナルなのだなと。
みんな本当にありがとう。そして、お疲れ様です。
この後は、昨日運び入れていた扉や引き出し、機器類を取り付けていく作業なので、私とダイスケさんは先に工房へ帰らせてもらいました。
運搬の道中、入り口のお家のお庭にはシャリンバイがきれいに咲いていて、途中のお家にも幹が20㎝以上はある立派な月桂樹が茂っていたり、生活音よりも、鳥さんたちの鳴き声が響いている場所で、とても魅力的な場所なのだなと、心惹かれながらの作業でした。
取り付けが完了したIさんのキッチンの様子はまた後日報告させていただきます。
(写真 文章 イマイアキコ)