私の好きな道
「テレビボードのオーダー」
多摩 O様
design:Oさん/daisuke imai
planning:daisuke imai
producer:hidenori terai
painting:haraki tosou
小田急線の相模大野から、渋滞で有名な「鵜野森」を抜けてしばらく走ると、気持ちの良い4車線道路になります。多摩の丘陵の中を走る「鎌倉街道」です。鎌倉街道についてちょっと(本当ちょっとだけですが)調べてみると、鎌倉を通り、関東を抜けて信濃、越後、陸奥などを結んだ長い長い複数の交易路だったのだそうです。その一つがこの多摩辺りを抜けて長野へと続いていたのだそうです。今は開拓されてこんなに広い道に変わってしまいましたが、当時はきっともっと静かでひっそりとした道だったのではないでしょうか。それでも、私はこの広くなった道が好きで、車が通るにはとおりますがあまり渋滞もしないし、周りが緑に囲まれているので自転車で走っていてとても気持ちの良い道です。良く杉並の方に出かける時は、この道を通って北上に多摩川沿いに東へ走って都内に入るのです。Oさんからの久しぶりの問い合わせがあったのもそんなふうに杉並あたりを行ったり来たりしている2006年の秋の頃、石神井 Hさんや上井草のNさんやダイニングセットの塗り替えを頼まれているMさんの打ち合わせや納品が重なっている最中でした・・・。
ちょうど、Nさんのところの仕事が早く終わって、お昼頃にこの多摩あたりに戻ってこれた私は、Oさんに久しぶりにお電話をしました。ちなみに、Oさんは「マガタマ」の多摩のOさんです。
「もし、良かったら今日お話しをお伺いに行きますよ。」「あら、それではお待ちしておりますのでお願いします。」こんなふうに気軽にお話できると言うのは本当に良いこと、素敵なことです。こうやって家具を買ってくれた、家具を使って入れている人以上の良い関係になれるということは。
お話を聞くと、前回テーブルを納品したあとにリビングと和室をリフォームしたのだそうです。(壁に固定していたテーブルはリフォーム屋さんが一度うまく外して再度取り付けてくれたそうです。それは良かったです。)
そして、新しくなった場所に今まで使っていたテレビ台が合わず、またテレビを買い換えることということでテレビ台も合わせて新しくすることにしたのだそうです。しかも今まで和室だった部分が洋室になったので、その洋室でも見れるような工夫をしたテレビ台を作ることになりました。ちょっと複雑な形になりそうです・・・。
そして、さらにお話をしていると、ソファの隣でずっと使っていた小さな小物入れがあるのですが、それがテレビ台と同じくだいぶ古くなってきていて、さらにその小物入れには(もう少しこうだったらいいな。)と思いながらずっと使い続けていたところがあるのだそうです。そこでこちらも新しくすることに。いろんな機能がついてこちらもちょっと複雑な感じです・・・。
さてどんな形になったのでしょうか・・・。
費用については、お問い合わせくださいませ。
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