キッチンスツール完成

2026.01.13

昨年の9月から気持ちが置き去りになっていたスツールをようやく完成させました。

ストレスが掛かる部分の材を一度切り離して、構造を変えて・・といろいろとやってみないと分からない部分って出てくるのです。

これだから物づくりは楽しい、なんて言いたいけれど、実際はそれほど楽しいわけではなく、ひたすら編んだ手が痛いのでした。横のコードは結構緩く張ったつもりなのに、編んでいくとどんどんテンションが掛かって、仕上がる頃にはやはり中央が緩やかにくぼむくらいのテンションになっていました。そうなると裏面の横のコードが集中するあたりはこの4ミリのコードを縦に通していくのはなかなか難儀で、編むというよりは鉤型の道具を作ってそれで掬うように塗っていく感じで、うーん、指が痛い。

キッチンで作業している時にちょっと座れたらよいよね、というアキコの言葉に端を発して始まったこの形です。まずは「ちょっと座る」を重視して、「前傾させて立ち上がりやすい座面」「太ももの裏に当たって痛いと感じることの無いフレームの組み方とコードの張り方」「座るだけではなく、脚立語りにも使える形」という3つの点を踏まえて形にしてみたのでした。

実際に座りやすく立ち上がりやすい形になりました。強度的に前脚だけは硬い材を使わないといけないので重みが出るのですが、それでも女性が気軽に持ち上げやすい重量にすることができました。

曲線部分も張り方の困難さなどはもう少し検討する必要があると思いますが、ひとまず完成。

ここに来たらぜひ座ってみてください。