
職場体験学習の日でした
2026.10.29
今日は茅ヶ崎市内の中学生二人が職場体験に来てくれました。職場体験のお申し込みは夏前には学校の先生からご連絡をいただくので日程を確認して調整しています。
今回は男子と女子1名ずつの参加でした。体験していただいた内容は、
・最初の1時間はショールームで座学。会社の成り立ちや、問い合わせからお見積り・スケッチを作成し、受注できたら図面作成し、担当する制作スタッフに図面を渡し打ち合わせ。その後、必要な材料を見ながら木取り表作成して制作していく、という流れを家具やサンプルを見てもらいながらお話しします。ダイスケさんには、二点透視法を使ったスケッチの書き方を伝えてもらいました。二人とも「立方体は授業でも描きました。」とお話するだけあって、とても上手に描いていました。

その後は工房に行き、実際図面を受け取ってから製作スタッフがどう動くのかを木工機械それぞれの説明を受けながら動いていきます。今回ヒロセ君に指導係を担当してもらいました。


「生徒さんに作ってもらうもの、箱でもいいでしょうか。家具の基本は箱作りですから、せっかく来てくれるなら体験してもらいたいなと思いまして。」とヒロセ君の方から声をかけてくれました。いろいろ考えてくれてありがとうござます。しかも角は留め加工の箱で、お二人にとっても良い機会になっていたのではないでしょうか。



最後の方では、ヒロセ君が大好きな鉋がけの仕方のレクチャーも加えてくれました。二人とも楽しそうに削った鉋屑を広げたり匂いを嗅いだりしていました。ヒノキの材を使ったので、良い香りが漂っていましたね。


16時半には学校着ということで時間がぎりぎりでしたが、ふたりとも「楽しかったです。」と私たちに伝えてくれました。
工房での作業が終わり、ショールームで振り返りながら「ものづくりを志すために今からこれはしておいた方がよいことって何かありますか。」という質問を受けたので、「どんなジャンルでも自分に関係なさそうなことでも色々な物の実物を見てできれば触って知ること。」と答えました。
「どんなに優れた技術があっても、売れないと食べていけないので、色々な場所に出かけ様々な人たちに出会いどうやってそのものができたのか話を聞けるなら聞いて知ること。センスを磨いていかなくちゃいけないけど、どうやって磨けばいいのかは難しいから、世の中で評価されているものがどうしてそう評価されているのか実物を見て調べて知ること。その経験が役立つ時が来ると思う。そう思って今でもずっと続けていることです。」と伝えました。二人ともうなづいてくれていたので伝わったのかなと思います。
家具屋の工房に入ることなんて一生に一度もないことですから、「よい経験だったな。」といつか思ってもらえたらうれしいですね。実際に自分で手を動かしてみることで、身の回りにある物の見方を知る機会のひとつになってくれていたらうれしいです。
S君、Tさん、お疲れさまでした。真面目に取り組んでくれてうれしかったです。ありがとうございました。写真と動画の撮影と掲載にご協力いただきありがとうございました。
