バラの花を頂きました。

2020.11.18

それこそ展示室が華やかになりました。
この社会状況ですから、気軽に展示室を開けることもかなわず予め約束してくださった方々に見て頂く、という形で使っているだけで、どこか淋し気な印象だった展示室ですが、この頃の暖かなかな風と共にバラがやってきました。
気持ちも温かくなりますね。
アイは毛がフサフサしてきました。もうすぐ冬ですね。
相変わらず、どこかに出かけてしまいました。
冬が来る前の暖かな午後です。

Kさんのチェリーのキッチンふたたびみたび

2020.11.18

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またまたKさんのところへ。
細かい頼まれごとがあったので、その品物のお届けと、お手入れの方法をお伝えするために。
こういう使いこんだ表情のキッチン、大好きです。

用事が済んだあとにお茶を頂いていまして、なぜKさんが私たちにキッチンのオーダーをくださることになったのかお話してくださいました。

「幼稚園のママ友だちで集まった時にリフォームのお話になったのです。もともとこの家を建てた工務店さんに依頼する方法もあったのだと思うのですが、その友だちの話を聞いていると、遊びに行く家々のキッチンが寒川の家具屋さんがどうやら作ったらしいよ‥、という話になって。興味もあったし、何度もその家具屋さんが登場するなんてミステリアスでして。
ちょうどその頃から母がここをきちんとリフォームしたい、っていう話は出ていたのです。
それで私もその家具屋さんを調べてみたら、あぁいいなあと思えたのです。
父はやはり建てたところに依頼することが安心、っていう気持ちはあったようですが、私自身、以前に少しキッチンの仕事に携わっていたこともあって工務店さんと相性にどこか疑問を感じていたところもあったので、良いところがあったらと思っていた時にイマイさんを知ってその魅力を感じたのです。」

とてもうれしいお言葉。
たしかに茅ヶ崎では以前に何件も魅力的なみなさんのキッチンを作らせて頂きました。
みんなどこかでつながっているのだなあ。

そういうふうにいろいろなところでのご縁があって今があるのです。
大変ありがたいことです。
Kさん、また何かありましたらいつでもお声掛けください。
これからもよろしくお願い致します。

ナラのペニンシュラキッチンとバックカウンター

2020.11.17

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内田雄介さんのキッチンに憧れて、とNさんからご相談頂いたのは2年前でした。
我孫子からここまで何度も足を運んでくださって、やっと形になりましたね。
ノガミ君、カイ君、ヒロセ君の3人でやはり泊りがけで昨日から取付作業に専念してもらっておりました。
昨日はワタナベ君が作業場に居りましたが、今日は彼もこの社会状況でちょっと遅めの開催の子供の運動会に参加ということで作業場はひっそり。
アイも出掛けたっきり帰ってこないし。
今日はお休みの予定だったアキコが途中からやってきましたが、「静かね。」

何気なく、みんなで一緒になって家具を作ってるのだなあと思ったりするのです。

3人はどうやら順調に作業が進んだようで、お昼を回ってしばらくした頃に、作業が終わったという連絡が入ってきました。
やっぱりホッとするわけです。

表情

2020.11.14

今回のIさんのキッチンの表情。
白太を多く使った木取りでいつもの柔らかい表情のナラよりはもう少し硬質な感じで仕上がる予定です。

記念日

2020.11.13

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本日はNさんのところにクルミのダイニングテーブルと二種類のダイニングチェアの納品でした。
「たいへん大変お待たせしました!」
「いいのですよ、イマイさん。実は今日わたしたちの結婚式記念日なのです。納品のお知らせの候補日にあったので、ぜひ今日にしたくて。」とうれしそうにNさん。
Nさんには最初は湘南T-SITEに展示していた時に見に来てくださったのが最初にお会いした時ですから早10ヶ月経つのですね。お待たせしました。
今回は幕板が緩やかにカーブしたテーブルはヒロセ君、広い背もたれの付いた定番のチェアがカイ君、背もたれが腰の高さにあるチェアがワタナベ君とみんな忙しくなってしまっていたので時間が取れる人が作ろうということで3人それぞれの形でひとつの家具となっています。
天板の面取りの具合も、低い背もたれと脚部の関係もきれいに納まりました。
この二種類の椅子、まったく形が違うように見えて、形は相似しています。脚のスラっとしたラインも同じ、面取りの具合も同じ。後ろ脚がそのまま肩甲骨辺りまで伸びているかどうかという違いですが、やはり印象はだいぶ異なりますがどちらも色っぽい形に仕上がったと思います。
張地は、かじ新さんの「20s TWENTYS HOME LINEN」。張りをお願いしたフジタケさんが「さわり心地の良い生地がありますよ。」と教えてくれたのがこのリネン。
とてもさらっとしてるけれど柔らかいあたりで触っていて気持ち良い。
「ただね、感触はとても良いのですが、良いのですけれどね、その分生地が柔らかいですからね、小さなお子様などがいらっしゃるご家庭では角の部分などをずり刷りしているとどんどん摩耗していくのですね。すり減っちゃうんです。」と学者然としたいつもの実直のお話しぶりを聞かせて頂いて心地よい。
そのようにNさんにお伝えして、あまった張地もお渡ししましたので、次回はコストを抑えて張替えができます。
もし擦り切れちゃったら、次回生地を持参してお知らせくださいね。
ありがとうございました。

ウールのラグに冬支度

2020.11.13

今日は暖かいですが、昨日は冷えましたね。冬本番が近づいているかと思うと構えてしまいますが、個人的には冬が大好きなのでウキウキです。
夏はひんやり気持ちがよかった洗面所のタイルも居心地が悪くなってきましたので綿素材のマットから真木テキスタイルさんのウールのラグに替えました。スリッパを履いてしまえば変わらないのかもしれませんが、裸足でウールのラグの上に立って、「お~、やっぱり冷たくない!」と実感するのが楽しみなのです。
その時にタイルを拭き掃除したら、思っているよりも汚れていて、汚れが目立たないというだけで、汚れていないということではないのだと当たり前のことに気づかされました。お掃除は習慣ということはそういうことなのですね。

瀟洒な本棚

2020.11.12

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書斎の一室に2台の本棚を作らせて頂きました。
設計のヤマトさんとKさんとのお話の中で出てきたのが「本棚と背板のコントラストを美しく見せたい。」ということで、大きな本棚は濃い色に、小さな本棚は明るい色に。どちらもグレーの壁紙で仕上げております。

こうしてできあがるとシンプルでとても美しい形となっていますが、リノベーションでこういう納まりはすごく大変。
背面は長年使いこまれた壁に張られた壁紙ですので、壁自体が新しいわけではないですので、柱は動き壁や少し波打ったようになっています。壁の立ち方も少し歪みがありますので、それに合わせて側板を削り込んで垂直を出していくのです。
小さな本棚は比較的きれいに納まったのですが、大きな本棚はなかなか苦労したのでした。
また今回の形は板と板が重なることないシンプルな形にしたい、ということで組み方がこう見えてかなり複雑。
板状で搬入し、現場ですべて組み上げて背面で固定しないでもしっかりとなるような固定方法を模索して、この形になっています。
組み立てた後に壁に当てては壁の歪みを書き写してまた削っていく、その繰り返し。
結局1日目の作業では壁に固定するところまでは進むことが難しくひたすら削って垂直を出して、2日目でようやく完成。
と思ったら、エアコンのダクト用の穴を開けておくのを忘れちゃった・・、困ったなあ。
ということで、その作業方法を決めましたので次回で全部終わらせる予定です。
頑張ります。

チェリーのキッチンにリノベーションしました

2020.11.10

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先日、ほぼ工事が終わって今日は棚板を付けたり、細かい部材を付けたりと3時間ほど作業をしてきて、これでKさんのキッチンリフォームはすべて完了。
ツーバイフォーなので間取りの変更は難しい。けれども明るくて緑が目に入ってくる柔らかなリビングの印象とは対照的に少しトーンが落ちた明るさで、蛍光灯をつけることでより冷たい印象になってしまうキッチンをどうにかリビングダイニングと一体感のある空間にしたい、というKさんの思いがこの形になりました。
改装前の写真があったら、印象の変化がよく分かったのでしょうけれども、それはKさんご家族と私たちだけが知る楽しみです。
Kさんもお母様も「本当に明るく広くなったわ。」と言ってくださって、うれしいのです。
以前はキッチンとダイニングを仕切る壁があったのですが、構造と関わらないと分かりましたので取り外して低めの作業台を置いて開放的にしたのです。
その壁の上には広い対面カウンターがあったのですが、広かったためにダイニングが狭く感じてしまって、それがなくなることで窮屈な印象を取り払うことができたのでした。
ただそのカウンター、ずっとここにあってお母様には少し思い入れがあったのか、「無くしてしまうのは淋しい気がします。」と工事着工後にそういうお話になりまして、急きょ少しでも面影を残せるように、ということで、写真の中の電話が載っている台として活用することに。カウンター材をお預かりして、壁からガス暖房までのサイズでカットして(ガス暖房が上に操作スイッチがあるので、カウンターが掛かると使いづらかったりするのです。)カットした部分の面取りを正面と揃えて、同じ色にウレタン塗装して、本日取付。
あとから壁付けしているので、壁には埋め込めないため、インロウで固定。右面と後ろ面のみの固定ですが、意外としっかりできたので、補強金物なしで使って頂くことに。
思い出の板はこうしてこの場所にいてくれることになったのでした。

うん、全体的にとても懐かしく心地良い感じになったと思っています。
あとはKさんがどのように使ってくださるかが楽しみです。
写真には写っていない食器棚とキッチン吊戸棚の印象を揃えているので、この空間、こじんまりしているのですがとてもすっきり気持ち良い。
次回、ちょっとご用事ができましたので、その時にもっといろいろなキッチンの表情を写してきます。

つくばまで

2020.11.07

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ご主人がご自身で設計した自邸。平屋で屋根の勾配がそのままダイレクトに表れた空間はとても気持ちよく、その丁寧に時間をかけて作られたこともあり、キッチンたちが工房で完成してからこの時が来るまでのしばらくの間はずっとTさんのご実家に保管しておりましたがようやくこの日を迎えることができました。
場所はね、ちょっと遠くてつくば市です。
ペニンシュラキッチンと背面のパントリーのような大きな戸棚も一体となった食器棚のオーダーでしたので、1日間での設置工事では時間が足りないので2日間の時間をもらって、ノガミ君、ワタナベ君、ヒロセ君の3人で泊りがけでの工事でした。
細かい部分を調整しながら納めていったので少し時間が掛かってしまいましたが、無事に取付完了。
あとはお引渡の頃にTさんご自身でオイル塗装をして完成です。
「この庭では仕事のかたわらで、野菜を作ろうと思っているんですよ。」とにこやかにお話されていたTさんの顔が浮かびます。
また季節が変わる頃、お伺いしますね。

ウェブサイト更新

2020.11.04

タモ板目材を使ったの引き戸のある食器棚
いっけん見分けがつかないくらい良く似ている双子のMさんが暮らす優しい明かりが灯るキッチンにタモの食器棚を納品させて頂いた時の様子を掲載しました。

よろしければご覧になってくださいね。

秦野まで

2020.11.04

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今日はホワイトオークのキッチンをもって、私とムラカミ君でYさんの現場に。
「キッチンは新居の1階に設置する予定です。でも、その1階のある場所が・・。」
と言われていたので、キッチンのプランはシンプルなのですが、搬入がなかなかの大変そうでしたので、ワタナベ君も一緒に来てもらって搬入だけ手伝ってもらって、彼は先に会社に戻って。
明日から2日間、つくばのTさんのキッチン設置にノガミ君、ワタナベ君、ヒロセ君の3人で向かってもらうので、その段取りを早めにしておかなければいけないのです。
慌ただしい日々でございます。

・・・設置作業もおおよそ終わりに近づいてきて、あとは細かな器具を取り付けるくらいかな、というところで、ご年配の内装屋さんが声を掛けてくださいました。
「キッチン屋さん(と呼ばれるのはもう慣れました・・。)、もうすぐ終わりかい?」
「はい、あと1時間掛からないくらいで終わると思います。」
「そう。このキッチンは・・、ああ、誂(あつら)えなんだね。どうりでいつもと違うと思ったよ。」
「ありがとうございます。」

わあ、誂えって言われるのはなんだかとてもうれしいですねえ。

Kさんにご挨拶

2020.11.03

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昨年の秋ですね、私たちの自宅のオープンハウスを行なったのは。
その時にいらしてくださったKさん。シュッとした印象のお二人で我が家を見にいらしてくださったので、私たちのどこか土くさいような暮らしぶりが参考になっただろうか、とあの頃はドキドキとしておりましたが、こうしてキッチンのオーダーを頂いて、無事に先日お引越しを終えられたのでした。
ちょうど私たちのところにオーダーキッチンのカタログのお申し込みをされてから1年が経つ頃でしたね。
そして本日、細かい残作業がありましたので、新しい暮らしへのごあいさつを兼ねて、アキコと二人でお邪魔させて頂きました。
いろいろお話を伺うと、ご主人はデザインのお仕事、奥様はパンを焼くお仕事、二人とも職人さんだ。
今回は塗装もお二人で行ない、実は格子扉もDIYで制作されています。
作ることが楽しいと思ってくださるKさんが住むこの家は温かい。
初めて取り組んだKUMAさんが作ってくれたオイルガードもこの部屋の印象を大きな象徴になっております。
すてきな暮らしは始まったばかり。
ありがとうございました。
Kさん、また何かありましたらいつでもお声掛けくださいね。

チェリーのセパレートキッチン

2020.11.02

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大磯というと海の印象が大きいですが、この山腹の住宅街は通学路にもなっていて子供たちの往来も多くにぎやかで景観もすてきなところです。
そこに平屋を建てているIさんのキッチンの取付に本日出掛けておりました。
まだね、外壁の塗りはこれからなので、どのような印象に仕上がるのか楽しみなのですが、ぐるりとつながる回遊性のある間取り、窓からの借景、楽しい暮らしが見えてくる。
作業されている大工さんやクロス屋さんのお人柄も良く、とても気持ちよく作業をさせて頂きました。
もう少しで作業が終わるかな、というタイミングでIさんもいらしてくださって、このキッチンの印象をとても喜んでくださいました。
まだね、無塗装なので、少しチェリーが淡く白っぽく感じますが、ここにオイルを塗るとフワッと導管が浮き出てきて、真鍮やステンレスとの対比がとても良い具合になります。
このあとは、設備屋さん、ガス屋ささん、電気屋さんに作業をして頂いて、そのあとにIさんがオイル塗装をして完成。少しずつ形作られていきますね。

城ヶ崎海岸まで

2020.10.31

伊東市の城ヶ崎海岸までやってきたのでした。
城ヶ崎海岸というと、昔まだアキコと結婚する前の頃でしたかね、来たことがありましたね。
大室山に登ったり、つり橋を渡ったり、生まれて初めてプリクラというものも体験しましたね。
あの頃には、こうして二人の娘を持つ父親となって再びこの町に来るなんて思ってもいなかったでしょう。
細かい字が見えづらくなったり、ズボンのサイズが大きくなるわけです・・。

Tさんからキッチンを作ってほしいという熱烈な歓迎を受けまして、ちょっと遠いですがキッチンを作らせて頂けることになったので、現状の様子をを見るために下見にやってきたのです。
もう私たちのほうが2月近くまで予定がぎっしりになってしまって、Tさんのキッチンも納品できるのはやはり2月になってからになるので、まだリノベーションの工事自体も先になるのですが、どういうレイアウトが良いか、どういうタイルが良いかなど現地を見ながらいろいろとお話をさせて頂きました。

学生時代はたくさんチョコレートなんてもらえたことがなかったものですから、こうして熱い思いを聞かせて頂けるとのぼせ上ってしまうのでございます。
すてきな町、すてきな空気、すてきなキッチン。
良い形が作れるように頑張ります。

30分後に次の電車が来たら会社に戻ります。

みんなすてきにやっている

2020.10.30

コバヤシ君がこの工房を出たのが昨年の春ですから、もう1年半は経つのですね。
「いろいろなものを作れる人間になりたいんです。」って入社して間もない頃に言っていました。
うちに来る前は電気溶接(だったかな)の仕事をしていて、うちに来たのも「フリーハンドイマイの形が、というよりはまずは家具が作りたくて。」という感じでやってきてくれたのでした。(うれしいような、うれしいような‥)
彼は何というかニュータイプな感じ(アムロみたいな感じです)で、自分のセンスで持って間違いなく進んでいくので仕事が早いのでした。
「彼はいいですよ。」と当時ここで主任をしていたムラカミ君(彼も独立しちゃったね)がそう言っていましたが、なるほど、こうして外からの彼を見ているとよりよく分かります。

このところ、皆さんのご相談に「はい、良いですよ。」と気軽にお返事してしまっていたら、この時期に作らなければいけないものが集中してしまいまして、慌てふためいておりまして、この工房出身で独立して頑張っているみんなやお世話になっている方々に声掛けして、どうにか皆さんの仕事が順調に進むようにやりくりしていて、コバヤシ君にも今回このベンチの制作を手伝ってもらったのでした。

久しぶりに会うとより頼もしい印象。
今は木工と大工を合わせていろいろなことに対応できるようなスタイルで仕事をしているのだそうで、もうしばらくしたら自分の工房も持てる予定ということで、私たちも楽しみなのです。

そして、このベンチ、ちょっと変わった依頼です。
私たちがいつもルーター作業をする時に敷いている合板を見て、「ああ、これいいですねぇ。」と言ってくださったマイズミさん。
(以前、ここにいらしてくださった蔦谷さん以来、これが良いと聞いたのは2度目です。いまだに自分にはその良さが見いだせないところが凡人なのでしょう・・。)
その合板とチェリーの板目材を使って作ったベンチです。
お待たせしました。もうすぐ納品です。

Kさんのナラ節アリ材を使ったキッチンに会いに

2020.10.28

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無事に搬入できたことを見届けて、私は逗子まで。
1年半前に作ったKさんからご連絡を頂いたのでした。
「キッチンのサイドパネルに水切り棚が売れていたのかもしれなくて、ちょっとパネルが黒ずんでしまって。」
ということで、お伺いしたのです。
たしかにパネルとステンレスカウンターの角の部分がずっと湿気ていたようにパネルに黒い筋がいくつも入ってしまっています。
おそらく表面にカビがついてしまったのでしょう。
木に水が跳ねてもなるべく早めに拭きとって通気良くしておけば、あまり黒ずむことはないのですが、気づかずたまった水が乾くまでずっとそのままで自然に乾いた、となるとだんだんとその部分が黒くなってしまうことが多いのです。これはオイル塗装だからなる、というわけではなく、ウレタン塗装でもなることがあります。
(特に私たちのウレタン塗装だと厚塗りしないで導管の手触りを残すので、以前ウレタン塗装でも黒ずみが出てしまったことがありました。余り厚塗りしてしてしまうと表面は平滑になって汚れなどは付きづらくなりますが、手触りが樹脂を触っている感覚しかなくなるので、それはそれで淋しいのです。)

そこでなるべく表面をきれいにするために粗めのサンドペーパーから極細目の
ペーパーまであてて表面の手触りを良くし、黒ずみをなるべく除去したうえで、蜜蝋を擦り込みます。
ステンレスカウンターとのコーキングが切れてしまった部分は再度充填し直して、メンテナンスは完了。
まっさらなきれいに印象に戻るわけではないですが、黒みも少なくなって、汚れた印象は無くなり、使い込んだ良い色になりました。

良い感じです。
Kさんの住むこの家は、古い集合住宅。築50年近いのかな。
スケルトンにして、間取りを考えたこともあって、一般的なマンションのようなステレオタイプの印象にはならず、Kさんらしい独特の室内になっていて。
特に細長く取った玄関が心地よくて、さらにはこのリビングダイニングに入ってくる手前の前室のような広い空間がとても心地よいのです。
お兄ちゃんが遊ぶのでしょうか、小さなティピが置かれていて、白い壁は落書きがいっぱいあって、気持ち良い場所でした。
そういうのびのびした場所ののびのびしたキッチン。
「とても使いやすくて助かっています。」と仕事から帰宅した奥様がそううれしそうにおっしゃってくださいました。
ありがとうございます。
ひと通りメンテナンスのご説明をあらためてさせて頂きまして、「それではまた何かありましたら、いつでもお声掛けくださいね。」

タモ板目のペニンシュラキッチン

2020.10.28

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無事搬入できた、ああ、よかったよかった。
工務店さんから頂いた階段の勾配の図面や2階の平面図を見ながら、「ああ、うまく2階に上がるだろうか、どうだろうか・・。」となかば夢にまで出かけていたIさんのキッチンは無事に2階のその場所までたどり着けたのでした。
何度かお話しているかもしれませんが、キッチン自体はね、工房で仮り組みするので、現場に着いたら同じように組んでゆけば問題なく納まるという確信があるのです。
でもそこに運び入れるって言うのは見えない部分があって・・。
以前、もうだいぶ昔のまだ父も現役で現場作業に取り組んでいた頃、渋谷にあるメガネ屋さんの大きな陳列棚を搬入していた時です。
これ以上分割できない、というデザインで、それでもどうにか入るだろうというイメージはあったのですが、うーん、これが入らない。
どうにも階段でつっかえてしまう・・。
これはダメかな・・。持って帰って一度ばらさないといけないのかな・・。
なんていうことがありました。
(結局、搬入経路上にある照明を取り外して、みんなでエイヤッと取っ組んだらどうにか入ったのですが。)
それ以前にもまだ内装屋さんから数多く仕事を頂いていた頃、(この頃は採寸も内装屋さん任せでしたね。)入らなかったことが何度かあったのです。そうなると工房に持ち帰って、少し淋しくなりながら一つで作った家具を分割し直して・・。
そういう時に思いや苦い味の感覚はいつまでも覚えていて、こういうシビアな現場になると苦みが思い出されるのです。

ああ、よかった。無事に納まってとても魅力的なIさんらしいキッチンができあがりました。

キッチンリノベーション

2020.10.26

もともと水場がダイニングに向いていて、火元が壁に向く形だった二列型のレイアウトだったキッチンをあえてコンパクトにI型にして、作業台とキッチン、そして食器棚という3つのゾーンに分ける形にしたキッチン。
またもともとあった垂れ壁がキッチンへの採光を遮っていたこともあって、他の部屋よりも暗く感じる部分があったのですが、そこを切り取って明るくコンパクトな空間にすることに。
土曜日と本日とでKさんのところに作業に入らせて頂いて、今日はちょっと写真が撮れませんでしたが、懐かしいコバヤシ君にも取付作業を手伝ってもらって、本日ひとまず作業が終了。
次回棚板など細かい部分の作業を終えれば完了する予定。
少しね、懐かしい感じにしたかったのです。Kさんもそういう空気を持つ人で、この家もそういう空気が流れていましたので。
できあがりが楽しみですよ。

秋の火ごはん

2020.10.25

先日、千葉の四街道のSさんのキッチンを作らせていただいたあとに、その設計事務所さんから良い評判を頂いて、新たなキッチンのお話を頂いていたのですが、お客様の都合が悪くなってしまいまして、ぽっかりと時間が空いてしまいました。
アキコが日美(日曜美術館)をよく見ているのですね。
「じゃあ、行きたかった横須賀美術館に行こうよ。」
そのなかで上田薫さんの作品が見られるというので3人で出掛けることに。(ハルはもう部活です。)
今まで来たことなかったのですが、すてきな美術館。
ふわりと回遊する感覚や壁と天井がつながる柔らかい印象と海に緩やかに続くような鮮やかな芝の前庭などとても心地よい場所でした。
上田さんの時間を止めたその見せかたの美しさに驚いて、もう一つうれしかったのが谷内六郎さんの気持ちの蝋燭が灯るような作品に触れられて、心地よく帰ってきたのでした。
夜はみんなで約束していた庭ご飯。(オグさん煙かったですかね、すみません!)
お野菜からお肉へと移ると日がパチパチとはぜて、よい香りも漂って。こうして陽が落ちると少し肌寒く感じますが、アキコが用意した野菜をごった煮した汁物で体を温めながら、火が通ったお野菜とお肉を頂いて、最後はハルカが作る濃い味の焼きおにぎりを頂いて、最後はチィが楽しみにしていた夏の残りの線香花火でおしまい。
おいしい一日でした。

小学校最後の運動会

2020.10.24

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今日は次女チイの運動会に変わるイベント「スポーツフェスタ」の日でした。
2・4・5学年は前半、1・3・6学年は後半に1時間半ずつ各学年2種目ずつで午前中には終了するイベントとなりました。
声を出しての応援は控えて、応援団も手作りのマラカスのような道具をシャカシャカして旗をたくさん振って、放送も最小限。その代わりにたくさんの拍手をと言う事でしたが、皆さん少しのお子さんの出番を撮り逃すまいと撮影に集中しているので、拍手は少なめで本当に静かなイベントでした。
縮小されたイベントで名前は変わっても「最後の小学校の運動会」であることには変わりないので、通常通り行われていたら、やっておきたかったことはしておきたいなということで、おとうさんは朝早くに家を出てパパボランティアに参加して校庭の水たまりを埋めたり来校者の誘導を、私はチイのお弁当リクエストのおいなりさんとから揚げをたくさんということで1キロ分揚げました(笑)。帰宅後縁側に座って3人で食べました。(ハルは部活でしたので。)
チイ「クラス対抗リレーはもう少し早く走れたのかな…。ソーラン節はうまくできたと思う。」
よかったね。うん、かっこよかったよ。
チイ「先生が、今日このイベントが開催できるのは皆さんが普段感染に気をつけて頑張って生活してきたからなのですよ。来年運動会が普通に開催されても今年のことは特別な思い出になりますし、もし今年と同じ形になったとしても初めての開催年として思い出になります。だから6年生みんなで伝説を作りましょう!ってお話ししてくれたの。」と教えてくれました。
すてきですね。先生から生徒へしか伝えるができない言葉なので、彼女の心には大切に残ることと思います。
今日はK様の納品があったのですが、スタッフのみんなに任せてお休みをさせて頂きました。快く引き受けてくれてありがとう。
K様、後日伺わせていただきます。よろしくお願い致します。

頭をまわせ

2020.10.20

今週から始まっている茅ケ崎のKさんのキッチンリノベーション。解体がほぼ終わった今朝、現状確認にお邪魔してきました。
「イマイさん、今さらなんですが・・。」とKさん。
聞くとお母様がダイニングについていたカウンターをすべて取り払ってしまうのは気持ちが淋しいとのこと。
「でもね、お任せするわ。」とお母様はおっしゃるのですが、Kさん(は娘さん)とお話して、うまく残せる方向に。
あとは内装の施工を担当してくれているkotiの伊藤さんと週末スムーズにキッチンを取り付けられるように段取りにして現場を後にします。
すみません、週末はチアキの小学校最後の運動会があるので、私はお休みさせて頂くのです・・。

一度会社に戻って製作を担当するノガミ君に伝言したら、今度は石神井まで。
Uさんのキッチンはどうにも忙しすぎて木工事完了まもなく施工に伺えないので、監督さんとUさんとで細かい部分を打ち合わせて。
石神井、遠いのですが、実はいろいろとお客様がいらっしゃって懐かしい町だったりします。
私の好きな上井草から石神井までの通りを抜けると、少しずつ町の様子が変わったことに気がついたり。
このUさんのご新居が建つ場所から歩いて10分くらいの距離に以前家具を作らせて頂いたYさんの家があったり。
どうにか仕上げ工事の最中にキッチンを設置させて頂く形で順調に進みそうです。

そのあとは、会社に戻る途中に一番心配している登戸のIさんの現場に。
2階にあるキッチンまでたどり着くのに階段しか搬入経路がなくて、はたして、あのニッチがあるステンレスカウンターが入るのかどうか、ハラハラドキドキしていたのでした。
階段を上がりきったスペースの寸法を測ると、どうにか対角でも問題なく高さを確保できそうな感じでほっと一息。

会社に戻るとまもなく日が暮れそうな感じ。
うまく頭を回していかないと。緊張感と共に10月が終わりそうです。

記念撮影

2020.10.18

「卒業式に袴を着たい。」とチイが言い出したのは夏休み頃のことでした。
驚きました。姉のハルは式用の洋服を購入して参加しましたし、「袴を着て参加すると大変そう。」と言いそうだなと思っていたからです。
コロナの影響で卒業式もどうなるかわからないしどうなのだろうとも思ったのですが、もうこの先どうなるのかを考えてもわからないのであってもなくても関係ないのかも、本人が着たいという望みを叶えるだけでも十分なのかもと思えたのでした。
今日はその事前撮影の日でおとうさんに現場の取付の予定が入っていたのですが、現場帰りにノガミ君に自宅で先に降ろしてもらったので間に合い家族揃った写真を撮ることもできました。わがまま言ってすみません。協力してくれてありがとう。
ハルの入学式にも参加できなかったので「みんなで正装した写真を撮れていなかったよね。」と言う話にもなりとても良い機会になりました。スタジオの方々も感染に気をつけながらも楽しい雰囲気づくりをしてくださりいい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。