おにぎりコミュニケーション

2020.07.26

夜一緒に夕食を食べられてご飯が余った時はおとうさんがおにぎりを作ってくれる時があります。
これが朝ごはん派のチイとおとうさんの朝ごはんになります。
おとうさん「チイ~、おにぎりの中身、ツナ?おかか?こんぶ~?」
チイ「こんぶ~。」
というこのふたりだけのやりとりが微笑ましくて好きです。
一方、JKになったハルとおとうさんはよくホラー映画を見ています。
チイは怖いのは苦手で、私は途中で疲れちゃって見ていられないので。
このふたりだけのやりとりは眉をひそめて見守っていますが。(笑)
娘二人が年頃になってきて家族みんなでリビングで過ごす時間が減ってきていますが、こういうコミュニケーションがあればお仕事で家に不在なことが多いおとうさんでも大丈夫なのではないかなと思っています。
写真の時は本当に一口分しか残らなかったので、飯高さんのお猪口にのせてお顔をつけたおにぎりになりました。

タモのダイニングテーブルとテレビボードの納品

2020.07.24

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この前設置が終わったキッチンと隣に並ぶダイニングテーブルの納品。
テーブルはタモで作っています。
最近C面取りで仕上げるのが好きになってしまって、先日納品したGさんのテーブルや今度設置する七里ガ浜のNさんもそういう仕上げにしています。
東戸塚のSさんの家具もそうでしたね。
風がうたう
懐かしいけれど、カチっとした表情になるから良いです。
今日はみんなお休みでカイ君だけがお休みを振り替えて作業をしてくれています。そこで納品は久しぶりにアキコと。
子供たちが生まれるまでは二人でちょこちょこと来てましたね。

内田さんもいらっしゃって、納品を手伝ってくださいました。
すみません、いつもありがとうございます。
とても良い印象に納まりました。

そう、テレビボードも持ってきたのですが、これはずっと工房で展示してあったもの。
いつ頃作ったか忘れちゃったけれど、今は島根で頑張っているテライ君が作ったんじゃなかったかなあ。
今ではテレビも置かなくなってしまって少し寂しそうにしていたところ、Oさんが使ってくださるということになり、扉のないオープンな形だったので、そこに格子の扉をつけて、両端の引き出しにも格子の意匠で合わせて納品。
すてきな場所に置かせてもらうことができました。

感染防止対策について

2020.07.23

私たちが行なっているコロナウィルスの感染防止対策についてきちんとお伝えしていませんでした。
お互いに「やっているだろう。」「大丈夫だろう。」の憶測だけでは、不安に感じるお客様もいらっしゃるかもしれませんのでお知らせさせていただきます。
①ソーシャルディスタンスの確保
ショールームでの打ち合わせは1日2組まで、午前中1組午後1組と限定して調整して受け付けております。
それ以上の同時入店はお断りしております。来店前にご確認をお願い致します。
②従業員及び来客時の保健衛生対策の徹底
・スタッフ全員マスクをして従事しております。お客様のご来店時にもマスク着用のご協力をお願い致します。
・入口にアルコール消毒液を置いてあります。入店時に消毒のご協力をよろしくお願い致します。
・従業員には体調不良時の出社は控えてもらっています。お客様も来店の予約時に体調不良の場合には来店をご遠慮いただき打合せ日時を再調整させて頂ければと思います。
③共有物の衛生管理・換気の徹底
・展示物・打合せ使用サンプル等の消毒。
*今までお子様用のおもちゃは消毒して使用しておりましたが、心配なため、感染が終息する間まで片付けさせて頂くことにしました。お子様連れの場合には、お気に入りのおもちゃなど持参して頂ければと思います。
・窓を開けて常時換気をしております。雨天時・暑い時には、窓を閉めますが、エアコンをつけて、空気清浄機をつけて対応していきます。
・トイレは今まで通り使い捨てのペーパータオルを使用しております。
・打合せ中のお飲み物は共通の食器の使用を避けるため市販のペットボトルのお茶かコーヒーをお渡ししております。
万が一弊社内に感染が発生した場合には利用者の方々に情報提供をしていきます。
この先更なる対策が必要になる場合には順次対応していきたいと思います。
これからも皆様のご協力をよろしくお願い致します。

少し離れた町まで

2020.07.20

「他県への移動はなるべくお控えください。」と言われているなかですが、ありがたいことにお声を掛けてくださる皆さんがいらっしゃって、先日は長野県でキッチンのリノベーションを行なうということで、そして本日は山梨県で新築を建てるというお話を頂いて、静かにお伺いしてきたのでした。
とてもありがたいことです。
かえりみち、ふと思い出して猿橋を見てまいりました。
いつ見ても不思議な造形で見ているとワクワクしますね。平日のこの時期ということもあって、ひっそりとした様子で聞こえるのは下方の水の流れる様子だけ。
懐かしいなあ。
まだアキコと結婚する前だったかな、ここに来たのは。
まだ、ケータイもスマートフォンもなくって、文字電話で二人やり取りしてた頃だね。
文字電話知ってるかなあ、みんな知らないだろうなあ。
まわりで誰も持っていなかったもの。
懐かしいなあ。

タモのペニンシュラキッチンと食器カウンターと電話台

2020.07.18

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マンションのキッチンをリフォームさせて頂くことになりまして、今までついていたキッチンの上の吊戸棚を取り払い、大きな食器棚も取り払ってすっきりとした印象のキッチンにすることができました。
最近は大柄の材を使うことが多く、今回はとても良い表情の板を使うことができました。

「今までため込んでしまったものたちは残念だけれどもうそれほど使わないし。主人と二人だから使う食器も決まってきてしまうの。」とにこやかに奥様。
良く見せて頂くと、使い込んだキッチンの下に大きなシミが。
「だいぶ前から漏れていたようなのよ。」とどうやら水栓のシャワーホースから水がジワリと浸みだしていたようです。
さいわい1階でしたので水漏れで大ごとにはならなかったのですが、こういうことがやはりあるのだなあと勉強になります。
私たちが作らせて頂いたキッチンでも経過4年で水栓のシャワーホースの水が浸みだしたことが一度ありましたので。

今回、内装工事を担当してくださったのは、kotiの伊藤さん。いよいよ伊藤さん自身でリフォーム会社を立ち上げてくださったので、これからいろいろと相談に載って頂けそうでうれしいのです。
その一緒にさせてもらう最初のお仕事が今回のTさんのリフォーム。
伊藤さんとのきっかけも最初はお客様としてキッチンを作らせて頂いたことがきっかけですので、とても仕事がしやすくて助かります。
このあとも2件のお客様のリフォームのご相談をさせて頂いてます。
仕事がしやすい環境が在るということにたいへん感謝しております。
よいかたちを届けられるように頑張っていきます。

木のトレイを買いました。

2020.07.18

今までマンションで階段がない生活でしたので、トレイを使って運ぶ暮らしをしていませんでした。
引っ越してから家族でトレイが欲しいねという話になりました。
家具屋ですから、「おとうさんに時間がある時に作ってもらおうか。」と言うと、
チイ「木じゃないやつの方がいいな。」
おい、家具屋姫。(笑)
ということで雑貨屋さんに出掛けた時に色々探していたのです。
「これかわいい!」と見つけたのはリサ・ラーソンさんの絵が描かれたトレイ。
「ぶーネコにゃんにゃんの赤いのいいね。」ということで、この赤いトレイになりました。
我が家ではずっとこの猫の絵を「ぶーネコにゃんにゃん」と呼んでいたのですが「マイキー」という名前があったのですね。
今まで知りませんでした。

私「チイちゃん、このトレイ木製なんだよ。プラスチックみたいに見えるけど。」
チイ「え!ほんと?」
私「うすい木を重ねて圧着させてあるんだよ。白樺の樹だって。裏を見ると木目だし、ふちをよく見ると何層にもなっているでしょう。」
チイ「へ~、すごい!」

同じ木製でもうちでは絶対に作れない形なので使っていておとうさんも気になりませんね。
うちの技術で作るともっと厚みが出て重くなるから子供には使いづらいものになってしまうだろうし。
同じ材料でも技術で叶う形は違うのだなと改めて勉強になります。
大切に使っていこうと思います。

すみっこ

2020.07.16

庭の隅っこが良い感じにもじゃもじゃになってきたね。
シダとドクダミとあとは何だろう。
私もアキコの髪の毛も良い感じにもじゃもじゃになってきました。
湿気てるんだね。

KUMA鍛鉄工房さんへ

2020.07.15

横浜のKさんに、「ペニンシュラキッチンのガスコンロの奥にはオイルガードをつけたいのです。」とご相談を頂いておりました。
私たちのキッチンにはこのオイルガードというものをつけないことが多いのです。
ここにガラスの板が立ったり、アルミのレールが付いたりする印象が異質に感じてしまいまして。
でも、今回のKさんのオイルガードは鉄とガラスで瀟洒な印象に。
この形なら良い雰囲気にまとまりそうです。
そこで今回は、いつも独特の表情のハンドルを作って頂いているKUMAさんに制作をお願いすることにしたのです。
で、さっそくKUMAさんのアトリエに。
11年ぶりの来訪。うれしい。
あの時一緒に来たカワグチ君とスズキ君はとっくに独立しちゃって福岡と山梨で頑張っているので、今日はアキコとです。
KUMAさんあの時と変わらないいつもの穏やかな物腰で、いろいろと相談に乗ってくださいました。
「鉄が錆びていく様子はすてきなものなのです。」
「錆びると危なくなるのは肉厚の細いパイプだったりするのですが、こうして鉄の塊が錆びていくのに危ないことはあまりなくて、美しいですよ。」
私は経年劣化という言葉があまり好きではなくて、経年変化と呼んでいるのですが、錆って劣化だと思ってどこか遠くに感じていたのです。錆びてもろくなる、怪我をする、汚れるなどなど・・。
でも、今日、アトリエの前に立ってチャイムを鳴らす時にそのチャイムの上にあるKUMAさんの表札が見事に静かにきれいに錆びていたのです。
先ほどの言葉を聞いた時に、その表札が思い出されて妙にしっくりきて、今まで遠くに感じていたものが今すぐ触れたい距離になったのでした。もちろん、汚れるでしょうし、ざらつきは出てきます。
でも、静かに均一に茶色くなっていく様が美しく見えてしまったのです。
へぇ。
感覚って不思議です。

タモ板目の表情が良いアイランドキッチン

2020.07.12

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こういう大きな柄の突板を使うと、とても色や表情の豊かな仕上がりになりますね。
細かいメンテナンス作業をするために日暮里のFさんのところにお伺いしました。
このあたりは、どこか懐かしい町並みで、祖父母の住んでいた文京区あたりを思い起こさせるのです。
Fさんのご新居は築年数の古い小さなエレベーターのある集合住宅で、そこをFさんらしい古く良いものを取り入れて暮らしているすてきな空間でした。
そこに食洗機の調整に伺ったのですが、床にはいつくばって作業をしていると、どことなく祖父母の家のような香りが漂ってきました。
具体的に言うと、祖父母の家は大きなお仏壇があって毎日お線香を欠かしていなかったので、お線香に匂いと、祖父が吸う煙草のにおいと、祖母が漬けるぬか漬けの匂いがほどよく混ざり合って、特にあのお香の香りがするとふっと懐かしい、祖父母の家の丸いちゃぶ台が思い起こされるのです。
当然Fさんのうちには煙草もないし、お香も焚いていらっしゃらなかった。
なんだろう。
町の空気かな。この集合住宅のエントランスで準備をしている時もご年配の方々と若い方々が入り混じって和やかに往来を行きかっていました。
怪しまれないように、「こんにちは。」と通りがかる人にお声掛けすると、皆さん快く挨拶してくれて。
町の空気が和んでいるのですね。

くるみの部屋

2020.07.11

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Iさんから追加で頼まれていた扉の取付と、前回残念ながら取付できなかった洗面台の化粧板をつけにお邪魔してきました。
前回、クルミ材を使った食器棚を作らせて頂いて、それに合わせてリビングから見た印象も整えられたら良いなということで、クロスで仕上がっているキッチンの側面と背面にクルミの板を取り付けて、私たちの作るペニンシュラキッチンのような印象を作ったのでした。
食器棚は食器棚で細かい加工があったり扉に反り止めの金物をつけたりと、作るのは大変ではあるのですが、工房で加工ができるので、私たちのリズムで家具作りを行なうことができます。
今回のように壁にクルミを取り付けるような造作になると、現場ので作業量がとても多くなり、また、作業を始めてみないと読めない部分もあったりして、工房で作るのとは大きく違う緊張感があるのです。
特に今回はバックパネルとサイドパネルを留で納めるということ、キッチン側も少しクルミを張り込むので、その部分をどう仕上げるのか、私も事前に現地を見ながらあれこれイメージしていたし、制作を担当したノガミ君もあれこれイメージしながら現場で作業しやすいように製作を進めていってくれます。
それでもどうにも読めない部分はあったりするのですが、そういうことがあってもとてもきれいに納めることができました。
特に留め加工部はとてもきれいに納まりました。
昨日伺った時点でこの湿気の多さでも問題なく納まっていましたし、食器棚の扉が見た感じ大きく伸びたりもしていませんでした。
(多少伸びているのでしょうけれど、ヨコ目なので使い勝手に支障が出るような動きにはなっていなかったので良かったです。)
私の自宅の洗面台の扉は拝み部分もうこすり始めているし、トイレの戸も少し錠のストライク部分に擦り始めているのに、Iさんのところではそういうことが出ていないのが幸いでした。
でも、そのうち木の動きは出てくると思いますので、使いづらい部分などが出てきたらおっしゃってくださいね。
そして、もう1点がこうしてキッチンの周りに木製パネルを取り付けると、そのしまい方で気になってくるのが巾木です。
今回のIさんのところの巾木は白いものでしたので、クルミ材で囲われるとかえって目立ってしまう。
そこで巾木もクルミで覆うことにしたのですが、最近のシステムキッチンは一番下まで引き出しになっているフロアコンテナタイプが多いので、その被せた巾木の厚みでコンテナが開かなくなってしまう可能性があったのでした。私はそこまで想定できていなくて、現場でノガミ君たちがきれいに納めてくれたおかげで、コンテナがクルミの巾木にあたることなく使えるようにできたのでした。

そして、こうしてキッチンにパネルがついて、食器棚が設置されると、システムキッチンの吊戸棚の表情が気になってくる。
私もそこまではイメージできていなくて、その小さな吊戸棚の扉も今回クルミ材に交換したのでした。

そして、ちょっと大変だったのが、洗面台の造作。
前回、引き出しの前板をクルミ材に交換して、水ハネで汚れやすい鏡部分もクルミを貼りたい、と言われていたのですが、いざ付けようとしたら水栓器具にあたって入らなかったのでした。
ギリギリ入るかなあ、ともくろんでいたのですが、全然入らないようでした。
そこで、今日あらためて道具を持ち込んで、洗面台を一部解体して、洗面台の下に潜り込んで、水栓器具を外して、無事クルミ材を鏡部分に張ることができたのでした。

これで、Iさんの必要なものがひと通りに揃いましたね。
またいつでもお声掛けくださいね、Iさん。

真鍮のハンドルを磨く。

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今のお家に暮らし始めて1年2ヶ月が経ちました。ドアに使ったHORIさんの真鍮のハンドルがいい感じにくすんだ色になってきました。
先日見学に来てくださった設計士さんも「いい色になっていますね。」と言ってくださいましたが、
親世代の人には、「こんなにくすんじゃって。ピカールで磨かないと。」と言われてしまう真鍮、面白いですね。
コロナウィルスの感染防止対策でアルコールを吹き付けて拭き取っとたりしているので普通の経年変化よりくすんでしまっているのかもしれませんが、こんな色見になります。
経年変化が楽しめるということで選んだ真鍮でしたが、銅を含むため、ステンレスと比べると殺菌作用があるようです。
家のすべてのハンドルがくすんでしまうと、どういう具合にいい色に変わっているのかがわからなくなってしまったので、一か所トイレのドアのハンドルだけ磨いてみることにしました。
ピカールをつけてペーパーが真っ黒になりながら磨く作業は見た目にもわかりやすくて楽しいです。
ピカピカのハンドルも可愛いですね。
いつの日か緑青が出ているハンドルとピカピカのハンドルを一緒に見られる日が楽しみなのです。

チェリーのリビングボードたち

2020.07.04

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草加のKさんのところを出たあとは、先日取り付けさせて頂いた調布のKさんから本棚の棚板の追加を頼まれていたので、ちょっと寄らせて頂きました。
おぉ、スケッチと同じ納まりだ。
あらためて感動。

棚板を測らせて頂いて、写真を撮らせて頂いた後にお茶を入れてくださいました。
「イマイさんに決める前にも数件家具屋さんに御見積をお願いしたのです。ある程度細かい提案をしてくださる家具屋さんもいらっしゃったのですが、どこか違って・・。なんだろうなあ。」と奥様。
「それって一体感なのだと思います。」とご主人。
なるほど。
「うん、他の家具屋さんもこういう子の字のレイアウトを提示してくれたのですが、ある程度決まった形が置かれているだけの印象がして、こうしたまとまりが伝わってこなかったのです。」
なるほどー。
「だから、私たちがイメージできない部分もきちんと見せてくれたイマイさんの提案や、他のお客様とのやり取りの様子がウェブで見られたことで、もうイマイさんにお願いしようって二人で決めたのです。」
ああ、これはうれしいお茶の時間でした。
また、何かあればいつでも呼んでくださいね、Kさん。
ありがとうございました。

スパイスニッチのあるペニンシュラキッチン

2020.07.04

写真は先日作業を終えた時の様子。

先日、雨風強まる朝に草加のKさんのキッチンの取付を行なっていたのでした。
あの時は、階段からのかなり困難な搬入を想定していたので、雨はイヤだなあと考えていたのですが、私たちの普段の行いが良いからか搬入の時だけ雨がやんで、(風は髪の毛逆立っちゃうくらい強かったのですが)無事に搬入できて設置も終えることができたのでした。
そして、今日はそのKさんの施主検査ということで、そのタイミングに合わせてオイル塗装の方法をお伝えするために朝からお邪魔させて頂きました。
「イマイさん、今日は朝から職人さんが作業されているので、塗装はやり方だけご説明頂ければ大丈夫です。」とKさん。
奥を見ると食器棚の設置をされている職人さんが黙々と作業されていました。
「おはようございます。」と挨拶だけしまして、さっそくKさんに塗装の方法を伝えて、施主検査までにはここを出なくちゃと思っておりましたら、「イマイさん、こんにちは。坪原です。」と職人さん。
??
「あっ、坪原木工です。」
「えっ、ツボさん?」
お、おぉ、まさかお互い工房から遠く離れたこの場所で、お会いできるとは思わなかった。しかも初対面。
45歳のおじさんは43歳のおじさんに会えてそれはもうドキドキしておりました。
ツボさんというと、もう20年以上前でしょうか。
父が陣頭指揮を執っていた頃にマンションのリフォームの仕事がありまして、そこの建具を作ってもらうのに坪原木工さんにお願いしたのでした。
その頃はツボさんの親父さんと私の父とでいろいろやり取りしていただけなので、私自身はお付き合いがなく、工事の時に建具の吊り込みを素晴らしい精度とスピードで仕上げていったという思い出だけが残っていて。
そのあともツボさんは厚木、私は寒川ということで、いろいろな話は入ってくるのですが、会う機会はなく一度電話でお話したきり。
話ばかりいろいろ耳にするので、私の中では何だかあこがれのような感じになっていて、いつかお会いしたいなあと思いながらあっという間に20年が過ぎていたのでした。
まさかKさんのご自宅でばったり会うとは・・。
何だか文通相手に初めて会うような新鮮な気持ちだったのです。(文通したことはないのですが)
いやあ、朝からうれしい。
と、そのようなやり取りで少し話し込んでしまって、「すごい偶然ですねぇ。」なんて話を合わせてくださったKさんをちょっとばかりお待たせしてしまいましてすみません・・。
そのあとは無事に塗装方法をお伝えして、今度お引渡が終わった時に実際に作業されるということで頑張ってください。
次はお引越しの後にその塗装の仕上がりの確認と写真を撮らせて頂きにお邪魔しますね。
こじんまりしたプライベートがほどよく保たれた集合住宅はKさんが時間をかけて見つけたすてきな住まいですので、仕上がりが楽しみなのです。

紫蘇ジュース

2020.07.04

出来上がったばかりの梅ジュースがもうなくなりそうなので、スーパーの野菜売り場で売っていた紫蘇を見つけジュースを作ってみることにしました。
「しそジュースって、アリエッティみたいだね。」と言う長女ハルに手伝ってもらいました。
(私はそのシーンを覚えていませんでしたが…。)
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茎から葉を取り熱湯に入れて茹で、
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葉が緑になったら取り出し、
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砂糖を入れて煮詰め、レモン汁を入れて冷やすというレシピで初挑戦です。
茹でると葉が紫から緑色に変わり、お湯は透明から濃い紫色になり、レモン汁で鮮やかな紫になる、色の変化が実験をしているようで、「なんか魔女っぽ~い。」とハルも楽しめたようです。簡単ですし、もっと小さい時から作ってあげていればよかったなと思いました。
保存容器は、ワインや日本酒などできれいな瓶を取っておき、それに入れてみました。
色も形もバラバラですが、この季節、ガラス瓶の涼しげな見た目は爽やかな印象になるのでいいですね。
味は、紫蘇というとふりかけのゆかりみたいな酸っぱい味を思い出してしまいますが、酸味はなくて、すっとした甘さの和菓子のような味です。炭酸水で割って飲んでいます。

本当のことを言うと、今年の梅ジュースを失敗したのです。
作って2週間くらいしたら泡立ち始めてしまい、「ええええ!」と困っていたら、失敗した時の対処法を掲載してくださっている方がいて助かりました。実を取り出し静かに煮詰めて保存容器に入れました。DSC_6425
緑色の瓶が梅シロップ、青色とKoushaさんのドレッシング瓶が紫蘇シロップです。
そんなことがあったので、娘たちが梅ジュースを飲んでいる姿を見ていても「失敗したんだよね。」と気になっていたのです。
味は美味しいのですけどね。(笑)
そんな不純な動機でしたが、良い経験になりました。
我が家の夏越しメニューがひとつ増えたお話でした

小さな家具たち

2020.07.03

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その頃、ノガミ君、カイ君、ヒロセ君の3人は杉並のGさんの現場に残りの家具の設置工事に。
(今日はワタナベ君だけが工房で作業をしております。)
先日はキッチンの設置がメインで今日は食器棚や洗面台の設置工事。
ずいぶんともの言いたげな洗面台たちの写真を撮ってきたのはカイ君でしょうか。

森のなか

2020.07.03

ご縁があって軽井沢まで出掛けておりました。
いつもは遠方のお客様へは何かあった時にすぐに対応できなかったりとメンテナンスが行き届かない部分も出てきそうなので、なるべく地元のメーカーさんにご依頼頂ければと思っているのですが、最初にセラミックカウンターのデクトンの意匠についてのご相談を頂いてそのお話にお応えしているうちに、お話の流れでありがたいことにキッチンを作らせて頂けることになりまして、今日はその設置場所の確認と、リノベーションを担当される地元の工務店さんにご挨拶をしてきたのでした。
このあたりは夏の時期は工事を控えなければいけないこともあって、まず前期で家の傷んだ部分を改築し、後期でキッチンを設置するということで、私たちは今度は9月に真っ黒なキッチンを持ってお伺いする予定です。
デクトン、運んでいる途中に割れないといいのだけれど、少し心配でございます。
軽井沢と言えば、「au soleil」のFさん、「山の春」のOさんがいらっしゃいましたね。
懐かしいです。
あの頃は圏央道がなかったのですが、本日こうして出掛けてみると、だいぶ車で行き来しやすくなって、2時間半くらいで到着するのですね。これからはこのあたりにお住いの皆さんにも家具作りをしていける距離になるそうだな、なんて考えておりました。

5ミリのステンレスカウンターとナラ板目ランダム張りキッチン

2020.07.02

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Oさんの現場に残りの作業を終えるために伺ってきました。
もうすぐで天板の養生も外れますが、もう美しいです。
内田さんとあれこれ悩みながら決めた形をOさんにこうして気に入ってもらえて実現したキッチン。
きっとね、掃除はしづらいです。いや、掃除はしやすいかもしれませんが、隅にゴミが少しだけたまりやすいかもしれません、Oさん。
でもこの形は美しいなあ。
もうすぐでお引渡です。
素材を変えたダイニングテーブルと、私たちの展示室で長年時間を一緒にしてきたテレビボードも梅雨が明ける頃にはここに置かれます。
またその時を楽しみにしているのです。

スライドワイヤーシェルフ 収納とその掃除の仕方

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オーダーキッチンでスライドワイヤーシェルフの収納を選ばれる方は「キッチンに風通しが良い収納場所が欲しい。」という要望がある方が多いです。
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一番多い理由がまな板をキッチンの見えないところに置きたいという方と、ザルや鉄鍋・フライパンをすぐ出せるオープンな場所に置きたいという方、他には、システムキッチンにはないかっこいい見た目だからという方もいらっしゃいました。
まな板を洗って、ふきんで拭いて、まだ表面が湿っていてもここに置けば自然乾燥してくれるのは、大きい木のまな板を使っていてもスペースもとられず助かります。
写真は我が家のキッチンなのですが、HAFELE社の幅60cmのものを使っています。ワイヤー収納というと色々なメーカーさんからも出てバスケットの形になっているもの等もありますが、形があるということは掃除の仕方も工夫が必要になりますので、メンテナンスの仕方も考えて一番シンプルなものを自宅には選びました。お客様が選ばれるのもこの形の場合が多いです。
フレームが太く曲がりも大きく接合部位に段差がないので、なべ底の油がフレームについたりしていても拭き取りやすいです。
丸洗いもできます。(大きめのシンクでないと洗いづらいと思いますが…。)
ただ、鉄鍋やル・クルーゼなどの鋳物鍋が置ける分、耐荷重がありフレーム自体が重いので、写真のように鍋が上に乗ったまま外してキッチンの天板上にのせる作業は力が必要ですので女性はやり辛い方がいらっしゃると思います。
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スライドワイヤーシェルフの下を床のままにするか、板を敷いて隠すか、悩まれる方がいらっしゃいます。
皆さん、まずキッチンの高さが決まり、ここに収納したいものを考えて何段にするか、バスケット型にするかなど決まります。
床を隠すとなると、その分収納スペースの高さが無くなりますので、収納を優先させる方の方が多く、床を隠す方は少ないです。
床が見えるということは、ここの奥に埃がたまります。
普段から掃除機のヘッドが入ることを想定した高さにしてしまうと、やはり収納の高さがなくなりますので、ワイヤーフレームを外した時に一緒に掃除機をかけましょう。
オープン収納の欠点は埃などがいつの間にかたまることだと思いますが、メンテナンスの方法がわかれば気持ちよく使っていくことができますね。

Gさんのナラ柾目のキッチンたち

2020.06.29

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先ほども書きましたが、4年前に声を掛けて頂いたシキナミさん設計のGさんの二世帯住宅はようやくその形を現して、こうしてキッチンを設置する日がやってきたのでした。
なかなか長い道のりでしたね。
同じナラの柾目を使った形でも、子世帯と親世帯では大きく印象も変わりました。
工事の完了まではまだ1ヶ月半ほどの時間があるのですが、完成した姿が見られるのが今から楽しみです。
ダイナミックな天井の勾配にを背景に静かにたたずむキッチンとなりそうなのです。

Nさんのオークのキッチンの点検

2020.06.29

今日は朝から杉並区に出かけておりました。
今から4年前に声を掛けて頂いたシキナミさん設計の二世帯住宅への家具の設置に出かけておりました。
なんとも時間が経つのは早いものです。
朝現場でみんなと打ち合わせをして納まりを確認した後に、先日ナラ節アリ材とアイアンを使ったダイニングボードと本棚を納品したOさんのところにちょっとした相談にお邪魔させて頂き、そのあとは、ちょっと扉の調子が悪くなってしまったというNさんのキッチンの様子を見に三鷹まで。
Nさんは、「作り出す人」のNさん。ちょうど1年前にキッチンを作らせて頂いたのでしたね。
Nさんのキッチンの使い方はとても好きで、実際にお料理を作られているところを見たわけではないのですが、お料理を作るところが目に浮かぶキッチンです。
昨年の時もそう感じさせてくれたし、今日見てもそう思えるにぎやかに気持ちが喜ぶキッチンの印象。
「娘に調味料を並べて置くのはあまりきれいじゃないと思う。」って言われちゃって、使いやすかったのですけれどね、少しあのあたりを片づけたりしていますが、何しろいろいろぎっしり閉まって活躍してくれています。」とうれしそうにお話してくださいました。
「ただ、ちょっと扉が最後まで閉まらなくなることがあって。今は閉まるようになったのですが・・。」ということで点検に立ち寄らせて頂きました。
Nさんの食器棚の扉はナラの無垢材で作っているからか、少し動いたためでしょうか。
耐震ラッチの受けの部分が時々ラッチに当たってしまっているようで、請けの位置を調整して無事にきちんと閉まるようになりました。
自分たちとしては最善を尽くして製作しているつもりでも使っていれば予期しない不具合が出ることもあります。
そうなった時でもきちんと対応できることがオーダーで作ることの良い部分だと思っているのです。
Nさん、また何か気になることが出てきましたらご連絡くださいね。

自宅の見学の日でした

2020.06.27

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今日は自宅にオノ・デザイン建築設計事務所の方がお客様を連れてきてくださいました。
コロナウィルスの影響でとても久しぶりの自宅への来客でお掃除にも精が出ました!
私たちの作る家具やキッチンと、福原正芳さんが作る住宅の両方に興味を持ってくださり、ありがとうございました。
本当は5月に「暮らし始めて一年後オープンハウス」とかイベントを考えていたのです。残念ながら叶いませんでした。
夏の木工教室も、冬のイベント【クレミル】も例年通りの開催はもう無理だと思っています。
様子を見ながら、人数を制限して、お客様もスタッフもお互い安心・安全に進められる範囲で進めていきたいと思います。

JKは長袖

2020.06.26

6月中旬に外出自粛制限が解除されて、小学生は毎日登校で次の週から6時間の時間割が始まりましたが、高校生は週に2~3日午前中か午後だけの登校とゆったりした再開モードです。義務教育とそうでないの学校の違いなのでしょうか。
高校の登校日のお知らせがあり、6月からは夏服だから間違えないでね、と長女ハルに伝えていました。
数日経ち、登校日の翌朝の洗濯かごに入っているシャツを見ると長袖。
私「なんで長袖着て行ってんのよ。暑いでしょ。」
ハル「なんかさ、半袖着ている子あまり居なくて。K(同じ中学の友達)も長袖着てたから聞いたら、『JKって、長袖のイメージじゃない?』て言われて。言われてみればそうかなと思って。」
は?ちょっと何言ってんのかわからないですけど。とその時はサンドイッチマンさんのコントみたいな会話をして、
通勤途中に県立高校の通学路横を通るので観察してみました。
なるほど、長袖シャツの袖をまくっている子が多い。
TVを観ていても、JKと呼ばれる子はそうしている。そうだったんだ!と妙に感心してしまいました。
自分が女子高生の頃はルーズソックスが流行っていて、下校の時にこっそり履き替えているおしゃれな子達を見て、履いてみたいなと思ったことはありましたが、自分が履くとモンゴルの相撲選手みたいに逞しくなってしまうのでやめたのでした。
流行りには憧れますからね、でも似合う似合わないもあります。
長袖シャツはどうなのでしょうか、似合う似合わないはない気がしますが。
私「じゃあ、半袖のシャツ3枚も買わなきゃよかったね。」
ハル「これからもっと暑くなったらさすがに半袖着るよ。」

次の登校日の翌朝、洗濯籠かご入っていたのはやはり長袖でした。
この先どういう流行になるのかはわかりませんが、次女チイの入学前にはちゃんと周りのJKの情報収集をしてから制服を購入しようと思いました。

父のパウンドケーキ

2020.06.24

先週末は父の日でしたね。
私の実家は県外ではないのですが、なんだかお出かけしづらかったので、外出自粛が解除され、久しぶりに実家の両親に会いに行きました。そういう方々も多かったのではないでしょうか。
普段は相変わらず忙しくしている両親なのですが、外出自粛を守って、家で元気に過ごしていてくれていました。
私の父は、現役時代遠洋の船乗りの仕事をしていました。
私が生まれた時は日本にはいなかったそうで、1年のうちに3か月くらいしか一緒に過ごせず、「4年でやっと1年過ごしたことになるのかな。」とか幼心に思っていたのです。中学・高校・看護学校時代はほとんどすれ違いで一緒にお出かけやこれといった話もほとんどできていなかったと思います。でも、人より思い出が少ないわけでもないと思っています。
それは自分が家庭を待った今でも元気でいてくれて話をすることができている今があるからかもしれませんが。
父は船で自炊をしていたので、お料理が上手です。食いしん坊の私に、母とは違うものを見せて、食べさせてくれました。
オートミールのミルクがゆに、マーマレードと甘くないピーナツペーストを載せたトースト、マンゴーとかパパイヤとか。
外国からのお土産も、日常生活では目にしないものばかりですべてが魅力的でした。
お料理も、焼き肉や焼き鳥はタレから作ってくれて、しめ鯖や鯛の昆布じめもごちそうでした。
そんな父が、おうち時間でスイーツづくりを始めたそうで、この年になって初めて父の作るお菓子を食べることができました。
母に習っているからか、母の味に似ているのですが、とても美味しかったです。
父の手料理の思い出があることで、一緒に過ごしていた時間を実感できる気がしています。忙しかったと思うのに、そんな環境を作っていてくれていたことを感謝しています。そして、今でもご馳走をしてくれる環境を意識して作り続けてくれていることをとてもありがたく思っています。
自分たちも娘たちに同じことをしてあげられるように、体に気をつけて過ごしていこうと思います。

学べること

2020.06.22

Tさん、こんにちは。
お久しぶりです。
Tさんは、「つたえる楽しさむずかしさ」のTさんです。
私たちの自宅のオープンハウス以来ですね、お会いするのは。
久しぶりに向き合った食器棚は、2年前と変わらず(ものの配置までそのままかな。)きれいに使ってくださっていたのでした。
うれしいですね。
「今度はダイニングの使い方をいろいろと計画しているのです。」
こうして、あらためて声を掛けて頂けることは本当にありがたいことです。
家具の形に最良という限りはないわけですし、だれが何をもってして最良と呼ぶのかは、ただただ作り続けているだけではやはり分からない部分ってとても多い気がします。
こうして、皆さんに声を掛けて頂いて、いろいろなことに気づかされて、自分の考えが独りよがりだって思えることもあるし、やはり良かったのだって確信を持てることもあるし、良いこと、悪いことを外からきちんと意見がもらえることはとてもありがたいことです。
そういう心持の良いみなさんの思う良いこと、良くないことを率直に受け止めながらこうして家具作りができることに感謝しております。

今回のTさんの形にはクリアしなければいけない困難がいくつかあって、美しい家具として完成させることができるようにこれから頭を悩ませるのです。