Yさんのホワイトオークのセパレートキッチン

2026.05.22

マドリヤさんからご依頼頂いていたYさんのホワイトオークのセパレートキッチン。

先日、無事に見学会も終わって、お引き渡しも終わったそうですが、私がまだ完成後に伺うことができていなかったので、本日ご挨拶に。

なかなか夕暮れ時にお客様のところにお伺いできる機会は少ないので、良い表情。

そのような雰囲気の中でお手入れ方法についていろいろとご説明させて頂きました。

話を聞くだけだと忘れちゃうかもしれないということでYさん、動画で記録しておくことに。

なるほど、便利な世の中になりました。

まだ暮らしが始まる前っていろんなことを一時に教わるから覚えきれないことがありますものね。

でも、また暮らし始めたら機会ができたらお声掛け頂けるとうれしいです。

どんなふうに使ってくださっているのかを見るのが楽しみなのですから。

表情豊かなタモ板目材で作りました。

2026.05.22

リマジナデザインさんのキッチンキャビネットの納品でした。

前回同様、キャビネットの制作のみということで、私たちの仕事はここまで。

このところ続いていた夏のはじまりのような陽気だった昨日までの様子が嘘のように冷え込む雨の朝。雨脚は強まり弱まり落ち着かない様子でしたがノガミ君とヒロセ君の二人できれいに設置してくれました。

今回はタモ材。引き締まったとても表情の良い柄で作ることができました。リマジナさんにもよい表情と喜んで頂けてひと安心。

タモは少し前までは手に入りやすい樹種だったのですが、このところなかなか良いものが入りにくくなっているのだそうです。突板屋さんと相談しながらどうにか幅の広くて豊かな表情のものを手に入れることができました。

木に限らず、その時に出会ったものはその時だから出会えたものなのです。

うれしいことです。

iphone stand久しぶり

2026.05.21

最近自宅で仕事をする機会が増えてきたので、久しぶりにiphone standを引っ張り出してみました。

iPhoneXRだった時にはちょっと厚くてケーブル差したままだと手前に傾いちゃうこともあったりして使いにくさを感じてそれからほとんど使わなくなっていたこのスタンドですが、しばらくまえにiPhone16に替えてから、ためしていなかったなあ、と思って置いてみたらなかなか良い感じです。

動画も撮ってみました。音が変わる様子が伝わったら良いなと思うけれど、動画を撮るってなかなか難しい。

iphone stand003 [sofa]

ウェブサイト更新

2026.05.21

ステンレスバイブレーション天板とタモ板目突板ホワイトオイル仕上げの食器棚

築17年ほど経つ集合住宅をリノベーションをしたSさん。導管の印象が力強いタモ、温かみのあるラタン、硬質でモダンな印象のステンレスという3つの特徴的な素材を物静かな印象にうまくまとめた家具たちの制作例を掲載しました。

よろしければご覧いただけますとうれしいです。

言語化しづらい何か」墨田区 S様

明かりが灯る

2026.05.19

このところのドクダミロード。

「こちら側はね、ヒューケラで、こちら側はドクダミを残しておくことにしたの。」とアキコが雨風に打たれてひなびた印象さえ持ち始めてきたコンクリートブロックの両横を指さして言っていたとおりに庭へ続いている質素な側道はきれいに色が分かれてさりげなく華やぐ心地よい道になってきた。

わたしはドクダミが好きなんです。

可憐な花が宵の中にボゥッと照らされている様子がぼんぼりの明かりが灯るような具合に見えてその奥へと誘うじゃないですか。

その先を辿っていくとひっそりとポラーノの広場が現れるような。

我が家の明かりを数えてたどり着くのは、いっこうに実がつかないけれど葉の様子は元気なレモンやそろそろ隣家を侵食しそうなソロやもじゃもじゃ千両、鉢からあふれ出つつあるハラン、チューインガムの香りのカラタネと背比べをしているサカキ、と賑やかでこんもりした緑が迎えてくれる小さな庭に辿り着くことができる。

そんなふうに導いてくれる白い花たちはどうやらそこら中に増えてしまうらしく、彼女にとってそれが気になってそれほど好きになれないのだそう。

そういえば、先日フクハラさんたちが来てくれた時にキョウコさんが「この前仕事に出かけた先で八重のドクダミを見たのよ。とても可愛らしくて。」と言って写真を見せてくれたっけ。
きれいなのになあ。

週明けの朝ごはんを冷蔵庫をガサゴソしているとふとその時のホットケーキの1枚が出てきた。

そのフクハラさんとの楽しい時間の後のまわる頭を抱えながら過ごした翌朝はアキコがホットケーキを焼いていたっけ。

ホットケーキというと、土曜日の朝を思い出す。

母が良く焼いてくれたんだよね、土曜日に。

せまい田の字型の典型的な団地の狭い空間に牛乳と小麦粉と佐藤が温まってこんがり焼かれていく香りがあっという間に充満する。

私とユウ(弟です)は今か今かと台所から母がこちらに振り替えるのを待ち構える。

「はい、どうぞ。」と茶色い円盤が目の前にコトンと置かれる。

わぁ、と笑顔がこぼれる。

でも、メープルシロップは高価な物なのでたっぷりはかけられないのだ。

だから、私とユウはどこか厳粛な面持ちで大事そうに食べていく。

おいしいのだ。

むしゃむしゃ。

だからホットケーキの朝は、自分にとっては、学校が半日で半日まるまる遊べる特別な気持ちになれる甘いお菓子なのだ。

そう、私たちの時代は土曜日は半日学校の授業があったのだ。

そして、土曜日の授業と言うとBタイマーだね。

きっとAという時間割があって、その相対的に見てBという子供たちにメリットが大きい時間割があったのだと思うのだけれど、今では何のことだかいい加減に忘れてしまったのだけれど、Bタイマーの時は早く帰れたって思いだけが今でも覚えているなあ。

むしゃむしゃ。

でも、Bタイマーのタイマーってなんなんだろう。

むしゃむしゃと事務所のパソコンの前に座りながらホットケーキをほおばりながら、ホットケーキは私の明かりのひとつなのかもしれないと思ったのでした。

フクハラさん、こんにちは。

2026.05.17

部屋のなかが緑色になってくる季節になりました。

どうやら5月16日のさわやかな朝を迎えた今日はこのあたりでは30度近くまで気温が上がるらしい。

もともとゴールデンウィーク中に会いましょうとしていた約束が延期になって、ようやく本日フクハラさんとキョウコさんが久しぶりに我が家にやってきてくれることになったのです。

よいお天気、よいきもち。

「暑いね、今日は。」と公園を抜けてきた二人が涼やかにやってきました。

フクハラさんがここに来るのも何年振りだろう。少なくとも4年以上は経つかな、キョウコさんとはもっと6年近いのではないでしょうか。

あなたが設計した家はこういうふうになりました。

「おぉ、庭が良い感じになってきたじゃない。」

「何かきちんと手を入れているの?」

「ほど良く日の当たらない土地だからか、苔がきれいに自然と育ってくれているだけで。」

と、二人に褒められてうれしそうなアキコ。

そういうふうに時間を感じさせない二人との再会は始まりました。

しばらく前から腰の痛みが取れなくなって、先日からハルチィの小学校のお父さんつながりで整骨院をされているタダさんにお世話になっているのだけれど、「イマイさん、水を飲みなさい。そしてお酒はだめ。ついこの前にあった豊昇龍も三苫くんのケガも水分が不足が原因のひとつで、筋肉には水分が必要なのだよ。潤っていないと繊維がこすれて故障するのだから。代わりに炭酸水を飲みなさい。」と言われてしまって、それからしばらくはお酒をとめていたのです。

毎晩お酒が飲めないなんて・・と診察の夜、とても沈んだ気分でコップに注いだ炭酸水を飲んでみると、なんだ、意外と騙せるではないか。何だかビールを飲んだようなさわやかさを感じた私の気持ちはなんとも安上がりなのでした。

でもね、週末くらいはお酒を飲みたいよね、と思って今日を迎えたのでした。

女子はさわやかにお茶で乾杯していたので、もっぱら男二人で、やれ運動不足だ、子供は大きくなったなあ、と、おじさん話をしながらビールやらワインやらウイスキーやらジンをやっていたら、いつの間にかいつものようにフクハラさんはソファで居眠り。

自分で設計した家で寝られるなんて、何とも幸せではないか。

と、思ったのもつかの間、私も不意に眠気がやってきてしまって気を利かせた女子2人がしばらくしたら、「そろそろね。」と日がまだ明るいうちにお開きに。

健全だ。

しかし、悪酔いしてしまったのか、つい先日までならこのくらいの量でこんな醜態をさらすなんて思ってもいなかったのだけれど、二人が帰ってから寝転がったらもう動けなかった。

瞼の向こうは明るかったからまだきっと日は落ちていないと思っていたのだけれど、何となく尿意を感じて、ふと、うす目を開けるとチアキが隣に座ってマンダロリアンを見ているらしい様子だけは分かった。

我が家はスターウォーズ熱が高まってしまっていよいよディズニープラスに申し込んでしまったのだ。

22年前、はるか彼方の銀河系でハルカが生まれた年に禁煙を実現していなかったらこういう贅沢はできなかったはずだ。

はっはっはっ。

私もキャシアンが見たいんだよなあ、とか将軍が見たいだよなあ、なんて思いながらもなかなか長い時間に家にいる習慣が未だに見につかなくてまだ見られていないのだ。

いいなあ、チィちゃん。

なんて、娘の隣でぼんやり考えていたら、時々苦い汁がこみあげてきて、うう、尿意だけではなく、なんだか気分が悪くなってきたぞ。途端に呼吸が荒くなる。

はぁはぁ。

うーん、とうなりながら「冷たいお水をください。」とアキコにせがむ。

トイレに行かなくてはいけないのに、水を飲まないと気持ちが悪いのだ。

はぁはぁ。

どちらが先だ・・もどすかもらすか・・。

なんて、情けない動けないまま夜は更けていく。

「私、先にお風呂入っちゃうね。」と見切ってアキコも離れていく。うう、すまないね。

でも、まだ動けない。もどすかもらすか・・。

アキコが風呂から上がってくるころ、23時くらいだったかな。ようやく夜風を入れるために少し開いた窓のそばまでなめくじのように体を引きずりながら頭を起こすことができた。いやはや6時間近く経っていたのか・・。

「おっ、起きたのかい。」とアキコが声を掛けてくれるけれども、何にも言葉が出ない・・。

はぁはぁ。

どちらが先だ・・もどすかもらすか・・。

いい加減に自分でも情けなさにあきれて、いい加減にしないと、とエイッ起き上がってトイレに座り込むと無事に用を済ませることができたのだった。

やった、もどさずもらさずに済んだぞ。

と、グルグル回る頭で一人勝ち誇って、ふたたびソファに倒れ込む。

あとはチアキが居なくなり、アキコも「先に寝ますね。」と居なくなり、夜中にハルカがバイトから戻ってきたらしく、「大丈夫?」と声を掛けられて、しばらくして「お父さん先寝るね。」と彼女も居なくなって、しばらくしてようやく動悸が静まって平穏が戻ってきたのでした。

お酒の飲みすぎには気をつけましょう。

ティーカップ・メリーゴーラウンド展へ

2026.05.17

GW中の1日は、チイと2人で東京観光をしました。2人で出かける時は、純喫茶へ行きたいねということで、

今回は有楽町の東京交通会館内にある純喫茶ローヤルへ。

レトロな雰囲気に私は懐かしく感じ落ち着いて、チイは見慣れないけどかわいいから好きらしく、いただいたカレーとプリンとアイスコーヒーもおいしかったです。ごちそうさまでした。

お腹がいっぱいになったので有楽町から日本橋まで天気もいいので歩いていきました。途中日本橋も通って30分ほどのウォーキングとなりました。

今回の目的は、三井記念美術館で行われている「ティーカップ・メリーゴーラウンド展」です。

展示されているものが想像を超えているものばかりで、ソーサーの裏側にも装飾が施されていたりして、実際に使う時は気を遣いそうでしたが、食器棚にこれらが置かれていたら、これを眺めるだけでも、気持ちが高まりそうに感じました。

注釈に書かれている説明で、磁器に出てきた黒い点をごまかすためにてんとう虫などの虫の絵が描かれているそうで、私はただそうなのかと思って読んでいたのですが、

チイ「口をつけるものに虫があるのは気になる。」と話していました。

なるほど、苦手な人にとってはそう感じますね。当時もそう話すお嬢様もいたのかもね、と2人で話していました。こういう話をしながら見て周るのも楽しみのひとつです。

近年に近づくにつれて、装飾が減り、色味や形のデザインが凝ったものが増えてきたのですが、20世紀初頭のデザインと言ってもモダンに感じて、センスはどうやって育まれるものだろうかと感じました。すばらしいですね。

三井記念美術館には今回初めて入館しましたが、内装がすばらしかったです。

突板で覆われた壁は幅の広いブックマッチで、今この美術館分この材料を揃えるのは難しいと思います。美しいお仕事を拝見させていただきました。お手洗いも、石の壁・天板、堀商店のハンドルなど金物、重厚感があってすてきでした。歴史のある建物に入った時の楽しみのひとつですよね。

拝観を終えた後の楽しみはミュージアムショップでのお買い物。

ティーカップもいくつか販売されていて、アラビアのティーカップを購入してきました。

紫がかったグレー色が美しく、「エルダーフラワー」という名前にも惹かれたのです。

昔、ファイヤーキングのカップを迷って買わずに手に入らなくなって後悔しているので、器は出会った時に購入しないとだめだと思っています。大切に使っていきます。

そんな東京観光の一日を過ごしました。

満席になりました!【UKIさん @ukkiyy による刺繍を楽しむWS】

2026.05.15

7月5日日曜日にショールームでワークショップを開催します!(お申込み締切日7月1日としておりましたが、満席となったため受付終了となります。)

UKIさんからのお花のデザインについての解説コメント:「お花の真鍮ブローチは咲ききったお花ではなくて、蕾が花開くようなイメージで制作した作品です。
カジュアルにもクラシカルにも見えるように、
艶の良い淡水パールと、グラデーションが美しいヴィンテージビーズを混ぜて、刺繍の手法で制作していきます。
刺繍部分は、サテンステッチと言う1つのステッチで構成しており、お花のひだを一枚一枚区切るように刺繍しています。1番区切ることが出来て、凹凸感が出やすいので、こちらのステッチを使いました。
一つのステッチだけですので、初心者の方でも迷わず制作していただけるかなと思います。

茎と葉っぱは、真鍮で私が制作していきます。
ろう付けと言う手法で、茎と葉っぱを接続して制作しています。

真鍮と言う素材は、水や汗に弱いので
普段のお手入れとしては、使い終わったら軽く柔らかいい布やメガネ拭きなどで拭いていただくと、変化が緩やかになります。
真鍮は時間と共に飴色になっていきます。アンティーク感を楽しむことが出来ますし、元の色が宜しければ、金属磨きのクロスや粉などありますので、そちらで磨いていただければ元の色に戻ります。

異なる素材が集まって、一つのお花になっているように、作った方の個性が出る作品だと思います。
割とシンプルな作り方なので、作りやすいかなと選びました。
ワークショップでは、刺繍が終わったら始末して、ブローチにして行くところまでやります。

淡水パールを使っているので、卒業式や入学式にも使えるようにクラシカルに見えるように作りました。」

「大人かわいい」オリジナリティあふれる作品を作られるUKIさんと色々制作のお話を聞きながら、刺繍を楽しむ時間にしませんか?

前回私はハンカチに刺繍をしたのですが、
刺繍をしたものには、作った時の思い出があるのでパワーが宿っている気がしています。山登りに行く時などに自然とそのハンカチを選ぶ自分がいました。お守りにもなりますね。
今回のブローチは洋服はもちろん、カバンやリュックにもつけて楽しめるなぁと思っています。

前回のWSの様子はこんな雰囲気でした。ご参考になればと思います。

今回は、UKIさんオリジナルのお花のデザインを刺繍をしてそれをブローチにするwork shopになります。

(お花は白色か黒色かどちらかを選べます。)

○日程:7月5日(日)

○時間と人数:1回目「10:00〜12:00」4名(満席となりました。) /2回目「13:30〜15:30」 4名(満席となりました。) 

○場所:神奈川県寒川町倉見962-3 フリーハンドイマイ2Fショールーム(靴を脱いでお入りいただきます。)

※駐車場は参加人数分はご用意がございますが、大きな車の方は入りづらいかもしれません。お申し込み時にご連絡ください。

○金額:材料費込み5,500円 (道具もすべてご用意があります。手ぶらでご参加いただけます。)

受付は、info@freehandimai.com までメールをください。題名に「刺繍WS参加希望」とご記入ください。お名前・ご連絡の取れる電話番号とメールアドレスをお知らせください。

講師のUKIさんがどんな作品を作られるか気になる方は、SNSで情報を発信されていますので、ぜひご覧ください。

マーケットへも多数参加されています。もしかしたら皆様のお住まいのお近くで出店されているかもしれませんよ。

皆様にお会いできることを楽しみにしております!

みんなの時間

2026.05.11

「おかえり。」とアキコが出迎えてくれる。

家に帰ると、いろいろなところがガチガチで、ひとまずシャワーを浴びたあとに少し体を延ばしていたらだいぶ自分の体に戻ってきた感覚。

しばらくすると、ハルカが早朝から昼過ぎまでのアルバイトを終えて戻ってきた。チアキはもう出かけてしまったらしい。普段は、ハルカのほうが家に居ないので珍しい光景で、ハルカは週に2回くらい顔を合わせられれば良いほうで、こうしてみんな大きくなっていくのだなあと思う。

ライスペーパーを使ったチヂミのようなものを作ってみようということになって、ハルはこういうことが得意なので、率先してキッチンに立ってくれる。

食に対する好奇心というのだろうか、手際の良さというか、アイデアの豊富さには感心するばかりで、こういう仕事についたらきっと良いのじゃないだろうか、とつくづく思うのだけれど、彼女としては好きなことと仕事は分けたいのだそうで、一生懸命就職活動を頑張っている最中である。

次第に焼きあがると、香ばしい匂いが疲れた体にちょっと強く感じてしまって、これは食べられるだろうか・・、なんて心配していたけれど、やはり食べられる。お酒もお昼から飲んじゃう。母の日らしいことはできてないのだ。

午前中にアキコがほぼ終えてくれたのだそうで(ありがとうございます)引き継いで掃除機だけかけた後にのんびりと二人で映画を見ていると、(ハルカは早起きだったので昼寝してしまった、今日は珍しく出かけないらしい)チアキが帰宅。

久しぶりに4人で家での夕食なのだね。

「その前に散歩に行かないかい。」と聞いてみると、「良いね。」ということで、アキコと二人で日が沈む手前の三川公園まで。

この時間も方々でみんないろんな時間を過ごしているのだなあ、最近ここに来ていなかったので、どこか新鮮。

ハルはちょくちょくここに来ているようで、園内に居るネコのことをよく話してくれる。

その懐っこい猫に会えた。可愛らしい顔をしているけれど、撫でてみると毛並みのわりに骨ばっているから、もうよいお年なのかな。

バラ園のほうに行くよ、と言うとついてくる。

どうするのかな、と思っていたら、どうやら水道の水を飲みたいようですこしひねると落ちてくる水をぺろぺろと飲み始めた。

かしこい人だ。

満足すると物静かに帰っていった。思い思いの時間を過ごしているのだ。

夕食の後にすごく久しぶりに4人でボードゲームをやった。

「久しぶりにみんなで何だかゆったりした時間にできたね、ありがとう。」アキコがそう言っていた。

21.6キロ

2026.05.11

母の日の今日、午前中は自分の時間をもらう。

アキコ、ごめんなさい。

なかなか長い時間を走れていなかったので、今日は海まで行ってみようと思っていたのだ。

前日の夜に、腰と腿にが痛みがなかったら走ろうかなと決めて、起きた朝はやはり痛い。とりあえず教わったストレッチをしてひとまず工房まで向かってみる。

自転車を漕いでいるうちに体が少しは柔らかくなってきたので、まあ、辛かったら歩いてしまえということでスタートしてみる。

行きは良いんだけれどね。

そして、この須賀港をまた見たかったんだよね。

調べてみると新しい港ができてからは今はあまり使われていない港なのだそうで、この静かでどこか幻想的な光景がとても印象的だったので、いつかまた来ようと思っていたのだ。

変わらず時間が止まったようなここに来ると、子供の頃に聞いていたNHKのみんなのうただったり、グリム童話を呼んだり聞いたりしていた気持ちを思い出す。どんな歌でどんな話だったかは思い出せないのだけれど。

なんてメルヘンチックな気持ちはここだけで、帰りはやはり腰よりも脚が痛い。走り方が上手じゃないんだろうな。フルマラソンなんてまだまだできないなあ、なんて思いながら工房まで戻って、やることだけ終わらせて、今日はこれで帰るのです。

宮地山、シダンゴ山

2026.05.11

「寄の奥にシダンゴ山というところがあるみたいよ。」とアキコが言っていて、カタカナって何か怖い山なのかな・・なんて思っておりました。

寄(ヤドリギ)というめずらしい地名は昔からご縁がありまして、今では、吹き付け塗装仕上げの場合はすぐ近所の原木さんにお願いすることが多いのですが、当時はこの寄の交差点を曲がってすぐのところにある古い民家を塗装場に改装して仕事をしていたクリハラさんにお願いしていたものでした。

ある時、「鏡面塗装はちょっと難しいかな・・。」と言われてしまってからは、クリハラさんとは疎遠になってしまったのですが、この緑多い町に来ることは当時の私の楽しみのひとつでもありました。

5月5日のこどもの日は朝早くから、その寄の交差点からしばらく走った先にある自然休養村に向かったのでした。

「春先に老梅を見にお母さんと来たのよ。」と、普段遠くまで車を運転することのない彼女がその時はめずらしく長い時間運転したこともあったようで、得意げにこのあたりのことを話す彼女のナビ通りに無事に到着すると、駐車先の休養村のたっぷり日焼けした精悍なおじさま方に「頑張ってね。」と見送られながら一路頂上を目指したのでした。

丹沢の中でも鍋割山や塔ノ岳のような厳しさがあるわけでもないのかここを巡る人はあまりいないようで、道中2組ほどすれ違うだけで、途中行き先が分からなくなるくらいの物静かな登山道は、このところニュースで耳にする熊の気配が気になりながらも読経のような鳥たちのおしゃべりが心地よい時間でした。

いつも登る時はアキコは写真を撮りつつゆったり登ってきます。

時にはきつい傾斜が続くと、すこし辛そうな表情をしていますが、私は早くそこを通過してしまいたいという思いがあるからは早足になってしまうことが多く、都度、途中でアキコを待つのですが、頂上付近の急傾斜でいつものように待っていると、「ごめんね、私はあなたについてゆける速度がないのよ。このペースで進んでゆくのが心地良いの。」と疲れた様子を見せずにうれしそうにそう話してくれたのでした。

そうか、私はアキコのそういうきちんとした気持ちが好きなのだ、と着実に一歩一歩を進んで通り過ぎてゆく彼女の後姿を見つめながらあらためてそう思ったのでした。

と、思いにふけっていたら、「わあ、不思議なところ。アセビよ。」と先に進んでいたアキコが木立を抜けて、背の低いアセビに囲まれた妙に明るい場所でそう言っていました。

ほんとうだ、なんだか急に幻想的な場所に出たなあ、と思っていたら、いつの間にかアセビに囲まれた山頂に辿り着いたのでした。

その山頂では、ぶんぶんぶんとクマバチたちが迎えてくれて、アキコが作ってきたおにぎらずを食べて一休み。

前回の大野山の時に比べると、はるかに暖かな日差しで温まった体で登りよりもかなり急な道を下って休養村管理センターを回って、川を下ってスタート地点に。

こどもの日なのにハルチィとは別行動になってしまったのですが、心地よい一日だったのです。

4月末、うす曇り

2026.05.10

ゴールデンウィークに入る直前にしだいに倦怠感というか微熱がある時の呼気のようなものを感じて、気持ちがトーンダウンしてしまった。

それにお天気もカラッとしないところがあって、あーあ、すこしは体を動かしたかったのになあ、なんて思っていたら、しまいには雨が降り始めていた。

我が家は旗竿地ということもあって、さらには最近北側のお宅が取り壊されて、その敷地の大きさなのに3階建ての集合住宅!が建ってしまったので、なかなか日が差し込みづらい土地になってしまった。

それでも通りから奥まった静かな様子や明るい日差しの中では成り立ちにくい庭の様子が気持ちよいなあと思えるのは、年を取ったからだろうかね。

そんな気怠くうす曇りの中でも水を浴びた緑がモリモリと元気な様子を現わしてきた。

お庭でBBQ

2026.05.06

GWには、家族が揃う日にお庭でBBQをしました。

ご近所さんにはご迷惑をおかけしてすみませんでした。

ただお外で焼肉しているようなものなのですが、なんでしょうね、気持ちがいいですよね。

そして、炭の火が消えるまでお外でまったりのんびりする。この時間が好きです。

ネモフィラの丘へ

2026.05.06

GWの始めには母と次女チイとバスツアーに参加してきました。

毎年ニュース番組で映し出されるひたち海浜公園のネモフィラの丘。いつかいつか観に行ってみたいとずっと話していたのです。

ドライバーひとりだと自信がなかったもので、バスツアーなら叶えてくれるだろうということで、3月に思い出し予約を取ったのでした。

申し込んだツアー内容は、いちご狩り→水戸プラザホテルでランチ→ひたち海浜公園でネモフィラ鑑賞→酒列磯前神社でお参りという内容でした。せっかくお出かけするのなら、色々見て周れる方が楽しいですものね。ネモフィラが含まれたツアーでも色々なプランがありました。

当日はあいにくの小雨の降る肌寒い曇りのお天気でしたが、20年ぶり位のバスツアーに心はウキウキだったのでした。今回参加したHISツアーはのバスツアーは計40人で新宿発着、知らない人たちと同じバスでしたが、列は1グループずつにしてくれていましたし、快適でした。

ネモフィラ好きのチイもお気に入りの洋服を着て写真を撮ることができて満足そうでしたし、母も海風が寒かったそうですが、念願のネモフィラを見ながら歩くことができて満足だったそうです。

4月の下旬だともう見ごろは過ぎているそうですが、初めて見る私たちには十分なお花の咲き具合でした。本来の見ごろは4月の中旬だそうです。

最近母とお出かけするのはお花を見る目的のものが増えました。

次は何を見に行こうか、楽しみを見つけながら日々過ごしていきたいと思います。

旧松本剛吉別邸と甘柑荘と皆春荘へ

2026.05.06

キッチンを作らせていただいたSさんのお家が小田原にありまして、お打ち合わせからキッチンの完成、暮らし始めてからのお宅訪問まで、2年間くらいの間に何度か足を運ばせていただきました。この辺りには昔の要人の別邸があったりすてきなお家が沢山あり、

Sさんにも「もしお時間がありましたら、見ていかれるといいですよ。」と教えていただきましたので見学に行きました。お客様にお勧めいただいたことはなるべく経験する機会を持つようにしています。共有できるというのかわかりませんが、その土地のことがわかりますし、もう家具やキッチンを作らせていただいた後になるかもしれませんが、その人の感覚を知る機会につながる気がしていて、その人がすてきだという物をすてきに思えたら、自分たちが作ったものもすてきを思っていただけているのではないかと安心感につながる気がしています。(ダイスケさんとふたりしてネガティブ志向なので、いつまでも安心はできない性分なのです。)

旧松本剛吉別邸に行ったのは、昨年の7月のことでした。住宅街の中にあります。

係の人が声をかけてくださり案内してくださいました。説明を聞きながら見るのはとても勉強になります。ありがとうございました。

玄関の蛍壁、サンルームからのお庭の眺めとミシン台、古いガラスの揺らぎ、天井から吊り下げられた太鼓、幅広の板天井、大きな座卓、ステンドグラスの照明、軒天の造り、回転雨戸の角の金具今では見ることができないすてきな仕様ばかり。お庭も歩かせていただきましたが、バリアフリーのために一部作り変えられたそうです。

元々の形を見たかったですが、市の管理となってこうして自由に見て回れるのですから仕方がないですね。

甘柑荘と皆春荘に行ったのは今年の4月の中旬でした。

甘柑荘は、朝の連続テレビ小説「虎に翼」のモデルになった三淵嘉子さんの自邸です。小さい引手の金物、細い竹がきれいに並んだ天井、竹が嵌め込まれた梁、廊下の突き当りに床に座って使う手洗い場、薄い切り株が敷き詰められた土間がカタカタ動く様子、2階に屋根を支える柱がお庭から見える様子、シンプルなのですが、すてきなデザインがいくつもあり、古い住宅には感じられませんでした。受付の人が親切にいろいろとお話してくださいました。ありがとうございました。

この甘柑荘のお庭の夏ミカンを使って作られたというマーマレードジャムが売られていたので、

購入しました。ダルメインマーマレードの星のマークが付いているジャムを初めて手にすることができたのですが、皮がとてもきれいで美味しくて、もっとたくさん食べたいと思いました。三淵家の皆様が食べていたかもしれない同じ木の夏ミカンと思うとうれしいです。ごちそうさまでした。

皆春荘もお勧めされたので、続けて行ってみました。

小川が流れる大きなお庭(イソヒヨドリが水浴びをしていました。)床の板の貼り方、錆びた灯り、若葉溢れる今の季節はとても美しい姿で大きくて立派なお家でした。

ちゃんと管理されているから、こうして今でも見て周ることができるわけで、保存にご尽力いただいている方々には感謝しております。

板橋の別邸群はまだまだ沢山ありましたので、小田原方面に行った際には続けて見て周れたらいいなと思います。

教えていただかなければ知らないままでしたので、Sさん、すてきな時間をありがとうございました。

日本民藝館へ

2026.05.06

先日、ダイスケさんと日本民藝館へ行ってきました。4月の下旬のことでした。

人々の生活の中から出来上がった形という物に心惹かれていまして、でもそれを手に入れて日々愛でながら生活をしていくことは難しいので、こうしてその形を確認させてもらえる場所はありがたいことだと思います。

今回は、河井寛次郎さんと濱田庄司さんの器が展示されていました。

大きなお皿や、大きな急須、花器、これに実際にお水が入ったりしたら、持って運べる自信がないくらい重くなりそうなものばかりでしたが、形や色味もとてもすてきでした。

個人的なお気に入りは、へてという狛獅子のような形をした水滴でした。手に乗せていたくなるようなとても愛くるしい形をしていたのです。

入り口にある大きな鉢のメダカと水草が生き生きとしていてお見事でした。

帰りは、べにや民芸店へ寄り、器を購入しました。欲しいものばかりでしたが、我が家で日常使いしやすいサイズの中から選びました。

新しい器を食卓で使うのウキウキしますね。

砥部焼 岡田威さん

呉須 石飛勲さん

会津 青磁 五十嵐元治さん のものだとお店の方が教えてくださいました。

ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

その後は、駒場公園にある旧前田侯爵邸を見て、帰りました。(閉館日で外でも結婚式の撮影がされていましたので写真が撮れませんでしたが、すてきでした。)

埴輪や、民藝と呼ばれるものに心惹かれます。なぜなのでしょう。

これからも沢山見て知っていくことができたらいいなと思っています。

いつ来ても気持ちの良い場所、日本民藝館、また来ます。

大野山へ

2026.05.06

ご覧いただいている方々はご存じかもしれませんが、Istagaram のストーリーズで私生活のことを

ちょこちょこ投稿をしておりまして、その後ブログの方にもシェアするつもりが、できていないままでしたので、かなりの時差投稿となってしまいますが、備忘録として載せておこうと思います。

お休みができるとハイキングに行きたくなる私たちでして、片道の移動時間1時間位、登山時間は2~3時間となると丹沢山系になるのですが、その中で行ったことないルートを探して出てきたのが大野山ルート。3月中旬のことでした。

帰りに海老名ビールでお疲れ様乾杯したいねということで、御殿場線で谷峨駅を降りていくルートにしました。押しボタン式の列車で相模線と親近感を感じました。人気のない駅でしたがきっと夜は星がきれいに見えるだろうなと思いました。駅の近くに桜がきれいに咲いていました。

登山道の向かっていくとつり橋がありました。「定員10名」と書かれていて歩くと揺れるのでドキドキしました。上流が堰になっていました。

登り始めると富士山がよく見えて、見守れながら登り進めることができました。

ガイドブック通りの時間で頂上に到着することができました。頂上はまだ雪が残っていて寒かったのでした。

汗っかきのダイスケさんは着替えを持っていましたが、ここで着替えたら風邪ひきそうということで、スパムおにぎりを食べたらすぐ下山し始めました。帰りは山北駅を目指します。

行きと帰りを違うルートにできるのも、電車できた時の楽しみのひとつですね。

遠くから牛さんの鳴き声が聞こえて、茶色い牛がいる牧場の横を通って、床に落ちてる花を見つけないと気付かないくらい大きな椿の木を見上げながら、木漏れ日がきらきらする中歩いていきました。

途中「いつも通っている橋かしら。」と高速道路の橋脚を見上げることもできました。

駅前の建物がレトロな雰囲気でかわいい山北駅に着きました。1時間に1本しか電車がなく、みんなでのんびり電車を待っている様子が非日常的でした。

この非日常を感じたくて山に行くのかなと思っています。

地元から見える山並み、実際に歩いてみるとこんなに感じることがあって、

また、地元から見えても遠い存在ですが、「知ってるよ、そこ歩いたから。」と思えるとより身近に感じられます。

丹沢山系を調べると、まだまだルートはたくさんある。

これからも山歩きを楽しめるように、健康に気を付けていこうと思います。

天窓の交換

2026.04.30

暮らし始めて7年間になる我が家。ふたつある天窓のひとつを交換をすることになりました。

子供部屋の次女チイのスペースの窓になります。

ひびが入り始めたことに気づいたのが昨年で、夏の間だけつけている日除けシェードを外した時でした。徐々にひびが伸びてきて、繋がってきたので、工務店さんに連絡をして手配をしていただきました。

ダイスケさんに室内側を事前に養生してもらいました。当日作業の方がする予定だったそうですが、できるなら部屋に誰も入ってほしくない、とチアキからの要望がありましたので、、。

(所狭しと、推しのグッズが並べられていて、掃除機やシーツ交換で中に入る時も倒さないように落とさないようにと気を遣いますので。)

天窓の交換作業には工務店さんから依頼を受けたYGOさんがいらしてくださいました。最初3名で、ご挨拶と状況を確認して、

交換作業は2名でされていました。

屋根の上には脚立を使って上がるだろうけど、どう掛けるのか気になっていたのです。屋根の外側には雨どいがありますからそこに負荷がかかるようなかけ方はできないようで、

お家の周りをぐるぐる見渡して、壁と屋根の位置を見ていました。

我が家は建物の近くに植栽があるので、脚立の移動がやり辛そうで申し訳なかったです。

体操のお兄さんですか、というくらい瞳のきらきらした男性の方が道具を持ってすいすい行動されていて、屋根から落ちたら大変だとひやひやすることもなく、お仕事ですから当然なのかもしれませんが、素晴らしいことだなと思いました。

交換作業中、つい気になって作業の様子をお家の中から見ていたのですが、窓が外れているので、屋根の上の声が聞こえていまして、微笑ましかったです。

先輩らしい人「これサイズあってる?」

後輩らしい人「こっちの向きなんじゃないですか。」

先輩らしい人「そうだよね。」

先輩らしい人「なんかぷるぷるしてるけど大丈夫?」

後輩らしい人「やめてくださいよ。」

作業をしているお二人が先輩後輩だったのでしょうか、話し方を聞いていても好感の持てるお二人で、いいコンビだなと、見えない所の作業でも安心することができました。こういう印象は大事ですよね。

うちのスタッフのみんなも、納品後のお客様にお会いするとそう言っていただけることが多いので、ありがたいことだなと思っております。

気になっていた天窓が交換されてよかったです。雨漏りなどはなかったのですが、子供部屋ですし、大雨や地震の度にも気になっていましたので。

こちらがもうひとつの二階の廊下にある天窓。ここの天窓が汚れていて気になっていたのですが、

きれいにしてくださいました。とても気になっていたので助かりました。ありがとうございます。

こういうことって意見が分かれるところだと思います。

お客さんに頼まれたことでもないし、今回の修理では関係のないことだから、次の現場もあるし、急いでるから、一緒に行った先輩から「そっちはいいよ、今回関係ないでしょ。」と言われたらできないでしょうし。してもらえなかったとしても当然のことなのですが、

屋根に上って窓を掃除するのは難しいだろうし、降りる前にこっちの窓も一緒に拭いておこう。と思ってくださった気持ちが本当にありがたいことだなと思います。

YGOさん、気持ちの良い交換作業を本当にありがとうございました。

そして、この天窓の交換。お家の保険の対象にならないものかと写真を送ってみましたら、

原因は「熱割れ」ではないかということで、補償対象になりました。

ダメもとで聞いてみてよかったです。

そんな我が家の出来事でした。どなたかの暮らしの参考になればと思います。

ナラのサイドボード

2026.05.01

連休前にMさんのキッチンに置くサイドボードの制作がほぼほぼ完了しました。

最近はなかなか幅の広い板を手に入れることが難しくなってきているのですが、いつものように北洋さんにいろいろと相談に載ってもらって、前板に使うには良い柄のナラ材を手に入れることができました。いつもありがとうございます。

あとはコンセントが手に入れば、それをうまく組み込んで制作が完了となります。

先月の29日から工房は休暇に入らせてもらっていますが、するべきことがこまごまとありましたので連日、アキコと二人でここに来ておりますが、不意になった電話で、キッチンを見学したいというご連絡を頂きました。

荒れ模様のなか、三鷹からわざわざいらしてくださって、すてきな話をいろいろと聞かせて頂きました。「ポラーノの広場のお話が好きなんです。」って言ってもらえた。おぉ、そんなところまで読んでくれているなんてうれしいです。よい形が実現できるように頑張ります。

テーブル

2026.04.28

子供の時分には良く祖母の家に連れて行ってもらったのでしたが、その台所にある白い小さな食器棚の引き出しがいつも開いていて、その上にお盆が載っていたんだよね。

まだ小さかった私はちょうど頭くらいの高さに引き出しが出ていたから、うっかりぶつかりそうになることが何度もあって、「しまえばいいのに。」っていっつも思っていたっけ。

アキコがインスタグラムなどでどこかに書いていたかもしれませんが、今ショールームには食器棚が1台あります。普通に制作してもなあ・・なんて思って、いろいろな見せ方ができるように引き出しそれぞれ開け方が違ったり、ちぐはぐにならない程度に仕上げの見せ方を変えたりしています。

その中の一つのシンプルなテーブルを設けてみました。引き出しの奥の板を引っ張り出すと作業スペースができるというテーブルです。子供の時分の私は、あのごくごく狭い台所だからこういう使い勝手をしていたのだ、ということに気が付かないまま、祖母の煮込みハンバーグばかり食べていたなあ。

クロネコ

2026.04.28

朝ごはんをたべる、オケツ。

伊藤久也さんの「像を結ぶ」展へ

2026.04.28

目白山版画工房のハルコさんと知り合ってもう13年になりますね。ハルコさんと知り合ったのは、辻堂のKISSAKO labo&pantryのセイコさんがはじまり。いろいろな形で皆さんとつながっていられるのはうれしいこと。

その目白山版画工房さんのインスタグラムを見ていて、「目白山さんのそばですてきな個展が開かれているの。」ということで、本当はチアキと彼女でティーカップを見に行くそうだったのだけれど、チィも引っ張り出して3人でARTandCAFE湘南くじら館さんに拝見させて頂きに出かけたのでした。

しまった・・大船のモノレールはやはり酔うのだ。湘南町屋の駅ですでに頭がふわーとするのをどうにか落ち着けて無事到着。

「こんにちは。」とお邪魔させて頂くと、ちょうどモノレールで隣に座っていたご家族も同じ道程のようだったみたいで、小さなギャラリーが急に熱気が帯びるのでした。

「ここはね、以前診療所だったのですが、先生が高齢で医院を閉じてしまわれたので、その面影を残したギャラリーにしているのですよ。」とオーナーさんが教えてくださったその空間には、木でできた人、人、人。顔はないのにみんな表情が豊かだ。

作家の伊藤久也さんも在廊されていて、いろいろなお話を伺うことができました。「木の表情や木を割った時にできる流れに任せていると人が表れてくるのですよ。」とおっしゃっていました。なるほど、凛々しい様子もあれば首を傾げる人もいる。

八百万の神さまたちというわけではないのですが、そこかしこにそういう気配を感じながら心地よい緊張感をもって過ごしていくことは素晴らしいことだと思うのです。自分たちが作る家具もそうであってほしいなあ。

Dさんこんにちは。

2026.04.27

内田雄介さん設計のDさんのキッチン。現在は海外での暮らす時間が長いそうで、Dさんのお父様が主に使ってくださっているのですが、ちょうどこちらに戻られるというタイミングでアキコと二人でご挨拶にお伺いしてきました。

途中でご主人が、「みんなを呼んでキッチンを囲んで食事ができる場所がありましてね。このキッチンもそういうワイワイと囲める場所にしたかったのですよ。」と楽しそうにみんなで食事をしている写真を見せてくださいました。「そういう場所をこうして実現してもらえたので、とてもうれしく思っています。」とうれしい言葉を頂けてひと安心。

そのあとに、写真を撮らせて頂いていると、ふと横で「やっぱり内田さんの作る空間は光の入り方がすてきですよね。」とアキコがDさんに伝えていたけれど、なるほど、そうか。だからこの場の空気が柔らかく感じられるのだ。今さらあらためて気が付いたのでした。

そういう性質というのかqualityというのか、そこに立つことで受け取ることができるものはやはりその場所でしか感じることができないで、それがいつの間にか自然に感じられているというのは、見事なことなのだと思うのです。それを実現されている空間にすっと馴染むような形作りを私たちはこれからも心掛けていかないといけないと柔らかさの中にある緊張感を感じながら思うのです。

シンク下のゴミ箱

2026.04.26

先日ゴミ箱のお掃除をしました。 その汚れ方を見て、表に出して使っていたらこういう汚れ方はしなかったのかもしれないと思うことがありました。

シンク下をオープンにしてゴミ箱を置くというスタイル。リビングやキッチンのゴミ箱をここに隠せるということで皆さんから好評いただいております。

今までキッチンメーカーさんのシステムキッチンではシンク下をオープンにした仕様がほとんどなかったことから、オーダーキッチンならではスタイルだったと思いますが、今ではそういうシステムキッチンも出てきましたので、あまり特別な仕様ではなくなってきました。

シンク下に置いてすぐ捨てられることで一番重宝するなと思うことは、シンクで出たごみがその場ですぐゴミ箱に入れられることだと思います。(ただ、キッチンは火の元、熱源があるため温度が高めなので、生ごみは玄関などフタ付きのゴミ箱を置いて回収日まで入れています。)

ただ、プラごみなど水を切って捨てたつもりでも、ちゃんと水切りできていなくて、フタの上や周りに汚れを含んだと思われる水分が乾いたシミ汚れがありました。 ノールックでフットペダルを踏んで中に入れたつもりでも、フタの上の乗ったままのこともありました・・。

シンク下のゴミ置き箱を選ばれない人の理由のひとつは、 シンクで作業をしている時に捨てられると、作業している人が移動しなくちゃいけないのが煩わしいというご意見が多い気がします。確かに洗い物をしている時に横にずれなきゃいけないのは、「面倒だなあ」と思ってしまいます。(多分洗い物があまり好きな家事ではないということもあるのでしょう。)

では、リビングなどから見える形になってしまっても良いから燃やせるごみ、プラスチックごみ、紙ごみが分別できるゴミ箱をキッチンの近くに置くだろうか・・と考えると、やはり見えることが個人的に好みではないのでシンク下に置くだろうなあとあらためて思うのです。(間取りなどにもよると思いますが。)

キッチンのお打ち合わせをしていても、ここは皆様の意見が分かれるところなので、興味深いです。私はどちらにもメリットデメリットを感じておりますので、そのあたりをきちんとお伝えできたら良いなと思っているのです。