サラサラさらされる

2025.09.26

また少し日差しが夏に戻ってくると予報で淵岡さんが言ってましたね。

朝の通勤はまだ涼しい風の中でしたが、午前中に自宅に戻る道中、歩く人たちは日なたを避けるように圏央道の日陰の中を静かに歩いていて、ああ、またあの夏の空気がそこまで戻ってきてしまったなあ。

私が運動不足解消のために自転車通勤を始めた2005年の10月の鼻が少しスゥっとするくらいの冷えた空気に燻された田んぼの香りが漂う清々しい空気をこの時期になると毎年うっすらと思い出し始めるのですが、今年はまだ先日の涼やかさで微かに感じられたくらい。

もう1週間ほどであの涼やかさに変わるのだろうか。

家に到着すると、ふいに蒸してきた庭の空気を見てアキコは慌ててメダカに日除けを施して、この日差しのうちにとソファーのカバーは洗われてサラサラさらされます。

メダカよ

2025.09.24

「こんなに思われてメダカも幸せですね。」とメダカを分けてくれたKさんやWさんはそう言ってくれるのですが、我が家ではなかなか長生きしてくれないメダカたち。

Kさんから頂いたメダカたちは一度は子供を産んで火鉢の水槽はそれはとても賑やかな日々でしたが、何がどういけなかったのかだんだんと数が減っていってしまい、続いてWさんから頂いたメダカたちも、あの「タヌキではなくてアライグマだろう事件(アライグマが水を飲みに来ていた夜にほほえましく思っていたら、翌朝メダカの水槽の水草が荒らされていて、メダカが立て続けに5匹死んでしまった事件)」から、2匹になってしまい、その様子が淋しく思えた私たちは、平塚で見つけたすてきな無人販売所で美しい4匹の銀色のメダカに出会ったわけですが、やはりそのうちの銀色の2匹はどこかに行ってしまったのでした。

(アライグマが近寄れないように上に金網のフタをかぶせていたのに2匹の姿はいまだに見つからず・・)

だから、長生きしてねと見つめながらご飯をあげるのですよ。

窓を開けて風呂に入っているとスズムシの声も賑やかに聞こえ始めるようになったし、そろそろ玄関に火鉢を移す時期ですね。

タモのペニンシュラキッチン

2025.09.21

先日、無事にお引き渡しが終わった平塚のTさんのところにお手入れ方法のご説明にアキコと二人でお伺いしました。

家の建築が加賀妻工務店さんということで、ちょうどカラコルフードネットの平野さんの見学会に足を運んでくださったTさん。そこで私たちのことを知ってくださって、さっそくショールームを見に来てくださって、その足で私たちの自宅も見ていってくださって。

てきぱき進むご主人とおっとりした印象の奥様とのやり取りが軽妙で、このキッチンができあがるまで、とても楽しい時間でした。その自宅に来てくださった際に壁のタイルの様子や外壁の仕上げなどキッチン以外の部分もいろいろと見ていってくださって、その時の印象を取り入れた新居に仕上がっていて、なんだか照れくさくもありうれしくもあり。

お二人で塗装したキッチンも最後の軽い研磨までしっかりと済ませてあって手触りよく仕上がっていて、とても心地の良いキッチンになっていました。

そして、これから外構工事が始まるということで、それも楽しみです。我が家では陽当りが微妙で果実が育たなくて少し淋しい思いがしておりましたので、この心地よく日差しが入るこの場所にどんな植栽が入るのでしょうか。

またその時にお邪魔させて頂けたらうれしいなあ。

試作

2025.09.20

キッチンのスツールで作りたい形があって試しているところですが、想像以上に部材にストレスが掛かってくる部分があることが分かって、なかなか正解にたどり着くことが難しい。

一部フレームから検討し直さないといけないことになってしまった。

いろいろ勉強することは多いのです。

ブラックウォールナットの家具たち

2025.09.20

葉山工務店さんからのご相談で今回鎌倉材木座の築50年は経つ住宅の改修工事でキッチンや洗面台などを作らせて頂きました。

木造で半世紀も経っていると床や壁も大きく動いているし、さらには窓を絡めた難解なレイアウトになっていたりして、制作に取り掛かる前段階で納まりを理解するために毎週現場に通い続け、制作が始まっても、ノガミ君、ワタナベ君、ヒロセ君の3人も終始頭を悩ませながら取り組んでおりましたが、昨日でようやくひと通りの納品が完了しました。

工房には、先日見学会でお世話になった後藤組設計室の後藤さんが今度改修工事が始まるSさんご夫妻と一緒にお越しくださって、キッチンのお話をしに来てくださいました。

シンプルな形でまとまるかと思っておりましたら、いろいろと工夫のある独特の形になりそうで、うまくまとまるように検討していかなくては。

Sさんのクルミの家具たち

2025.09.17

アキコと二人で8月の初めに納品したSさんのところにお手入れ方法のご説明にお伺いしてきました。

お引っ越しから少し時間が経ってご新居での暮らしはひと段落されたようですが、まだカフェのオープンまではもう少しという感じで、アイランドカウンターは暮らしの様子をそこかしこに拝見できましたが、お店のテーブルはまだ真新しく座る人たちを今かと待ち望んでいるかのようです。

今まで開いていたお店がどのような感じなのか詳しく聞いていなかったものですから、あらためて教えて頂いてとても魅力的なお料理に心躍らされました。

以前のお店は中央林間に合ったのだそうで、元々実家がそのあたりだったアキコはしょっちゅう通っていたのだそうで、当時に巡り合えなかったことが残念。

「今度は一人で切り盛りできるくらいでやっていこうと思っているのです。」というこじんまりしたカフェスペースはそれでも賑やかになりそうな空間で、私たちもオープンがとても楽しみなのです。

この土地とはたまたま巡り合ったのですよ、とSさんおっしゃっていましたが、二宮という場所はとても魅力的な場所です。山裾に建つこの場所もきっとお店もすてきな色になっていくのでしょうね。

日曜日は目覚ましをかけない

2025.09.17

日曜日、日の出を迎えたばかりの朝の風は少し涼やかになっておりました。

自転車道のクツワムシたちを見かけることはなくなったのですが、かわりに立派なイモムシたちが道路を横断するのですが、気づかぬ通行人たちは、ああ、容赦なく彼らの生を断ち切ります。

9月の初めにアイが風のようにふわっと亡くなってしまってから少し時間が経ちました。

4年前に母がなくなってからはアイの世話を父に頼むのは大変だろうと(実家にも大きな猫たちが居るのです)、自慢ではないが正月だろうと、少し体調が悪かろうと、毎日工房に出かけてはアイのご飯をあげて彼の顔を見続けてきました。

彼は彼、私は私で、お互い自分の時間の中で生きていられれば良いなんて思い続けていましたが、やはり顔を見ないとどこか心配だったのです。

私はアイが好きだったのです。

遠くに出かける時やひどく体調が悪い時は朝だけ工房に顔を出して、あとはスタッフのみんなや父に手伝ってもらったのだけれど、毎日こうして顔を見ていたものだから、急に居なくなってしまうというのは、やはりとても落ち着かなくてつらいものです。

事務所のアルミ戸が時々カリカリと音を立てるような気がする。覗いてみるけれどもちろんアイは居ないよね。腕を伸ばした植木鉢の木々たちが風に揺られて戸をこすっただけのよう。そんなことは分かっていたけれど、何となく見ちゃうよね。

先日、お寺でアイのお葬式をしてきました。

これできちんとお別れの挨拶ができただろうと思っていたけれど、ふとよく寝ていたショールームの奥の机の下をやはり覗いてしまうよね。

でも、彼の夏の抜け毛はまだそこでそよそよしていて、もう少し奥を覗くといつものように寝ているんじゃないだろうか・・。

ごめんね、だからもう私は日曜日の朝の目覚ましはかけないよ。

神幸祭

2025.09.15

2025年の倉見神社の神幸祭は9月14日でした。3連休の中日でしたね。

会社の前の空き地が西町のお神酒所になっていまして、お神輿が来る時間になりますと、お囃子や担ぎ手さん達で大賑わいになります。

この日は、Kさんご家族がキッチンのお打ち合わせにいらしてくださる日でしたので、10時にいらしていただいて、12時40分のお神輿が会社の前に来る前にはお車を出して出発できる予定だったのですが、

キッチンのお打ち合わせはお話を進めていくと、「考えなきゃいけないこと、ここもあった。」「こんなことも選べるのですか。」

ということも出てきますので、一つ一つ調べ始めると、みなさん想像よりも時間がかかることが多いようです。

お打ち合わせの途中でお車を移動していただいたり、お帰りのタイミングもバタバタしてしまい申し訳ございませんでした。

今年も、工房で神主さんのお祓いを受けることができました。今回は初めて女性の神主さんでした。

私もお神輿の役員さんたちが入る輪の中に入ってお祓いを受けることができました。

女性の声の大祓詞はよく通る印象があって、頭にまっすぐ入ってくる感じがしました。ありがとうございました。

これからもスタッフのみんながケガすることなく安全に皆様の家具やキッチンを作り続けていくことができますように。

御神輿が出発するまでに時間に、地元のお世話になっているサトウさんというおじいさんに、

「今年のお神輿は新しくなったからさ。観てやってよ。」「倉見神社も直して新しくなってんだよ。観に行ってよ。」とお話を聞くことができたので、今度お参りに行こうと思います。

毎年恒例なので、7月の決算報告が終わって、神幸祭が終わると、私たちの新年度が始まったという気がして気持ちが引き締ます。

心配なのは担ぎ手さん達。大変な御役目ご苦労様です。いつもありがとうございます。

体調を崩されませんように、お大事にしてください。

鳥ちゃんとキッチン

2025.09.14

先日投稿したスタッフミーティングの日にみんなで一緒にお昼にカレーライスを食べることにしたので、前日にその仕込みを自宅でしました。

カレーの味はイマイ家のカレーの味。
豚肉を使っていて、ピーマンが入っていて、ルーはジャワカレーの中辛。結婚した当初から「カレーはこの味がいい。」ということでそうなりました。

今回はスタッフみんなで食べますから、普段買うお肉よりも美味しいお肉を多めに選んで、お野菜も多めに入れましょう。
「最高に美味しい!」は無理なので、「普通に美味しいよね。」を目指したいところです。

動画を撮りながら、「こういう風に載せたいよね。」とダイスケさんと話しているのをキッチンの端っこにいる鳥ちゃんも聞いているようです。

今日はダイスケさんとキッチンにいますが、
子どもたちが大きくなり、普段ひとりでキッチンにいる時間、
キッチンの隅にいるお醤油さしの鳥ちゃんに目をやると、その愛らしさが微笑ましくて、淋しい気持ちが和らぎます。
(動物を我が家にお迎えできたらよいのですが、娘2人がアレルギーがあるので一緒に暮らすことは難しいのです。)

これからあと何回こうしてみんなにカレーを作れるのかな、と50を過ぎたら終わりを意識し始めてしまいよくないですね。  
キッチンの端から見守っていてね、鳥ちゃん。

この動画をInstagaramに掲載しております。ご覧いただけたらうれしいです。

カレーライスでリロード

2025.09.12

決算後に報告も兼ねてみんなで話す機会を作ろうということで、今日はショールームにスタッフみんな集まり、お昼ご飯にカレーライスを食べることにしました。

我が家のカレーとサラダだけだと華がありませんので、倉見駅前の斎藤精肉店さんのメンチコロッケの力を借りました。

(年末の仕事納めの時はロースかつですが、今回急に思いついて予約する時間がなかったので、当日すぐ購入できるメンチコロッケとなりましたが、おいしいのですよ。)

前年度のお仕事の振り返りの中であった出来事の振り返り、これからのお仕事の予定、など色々気づいた点をダイスケさんが話、みんなから意見をもらう形で進めていきました。

「手を止めてまで話すことではないかな。」「今度みんなが集まった時でいいかな。」

と日々の中で起きた気になる出来事も、作業時間を優先してそのままになってしまうこともあるので、こういう時間を作ることは大事だなと、今回も感じることができました。

自分たちだけで解決できることもあれば、できないこともありますが、まずみんなで確認しておくことが大切なのだと思います。そういう時間にすることができたのでよかったです。

つい作りやすくて毎回同じメニューなのですが、前日仕込むことを考えるとカレーライスになってしまうのでした。次回のはスタッフのみんなに意見を聞いて違うメニューにしてみようかと思います。

ブラックチェリーの明るいキッチンへ

2025.09.12

「このようなキッチンなら、毎日の家事が楽しくなりますね。夢が広がります。」と最初のメールでうれしい言葉を頂いていたFさんのブラックチェリーとステンレスヘアラインのI型キッチン。ヘアラインはバイブレーションよりも光沢があるので明るく見えます。チェリーが色濃くなってくると良いコントラストになりましょう。

リノベーションですので、ちょっと変わった間取りになっていまして、右壁の奥が不思議と壁に囲われたスペースになっていまして、普通のI型キッチンだと変に隙間ができてしまうということで、ほんのりL型のワークトップになっているのです。

そういう少し変わった空間でしたのでステンレスの天板の設置に少し難儀しましたが無事に設置は完了。

「想像以上に素敵でとてもうれしいです。このご縁に感謝いたします。大切に使わせていただきます。」とFさんからも再びうれしいメールを頂くことができました。

また少し経ったら様子を拝見させて頂きに行きます。

楽しみにしております。

39年

2025.09.07

私たちの会社は7月決算です。先日決算書が会計士さんから届きまして、自分たちなりに「良し」と思える結果を出すことができました。

ひとえに皆様から年間を通してお声がけいただくことができたからだと思っております。ありがとうございます。

フリーハンドイマイが始まってから39年、法人化してからは35年。私が参加させていただくようになってから14年になります。ダイスケさんはもう31年になります。

何年やっていても経営は難しく、「これで絶対今年は大丈夫。」と思えることがひとつもないところが怖いです。うちのような零細企業規模の会社でも難しいのに、大企業の方々は動くお金の規模も異なるわけで、本当に強い心をお持ちなのだなと尊敬しております。私はすぐに胃に穴が開くと思います…。

会計士さんに勘定科目などの決算書に必要なデータを出し終えた後は、会社の植栽を整えることが自分の中で決まりごとになっていまして、酷暑を理由にほったらかしになっていたので、久しぶりの草むしりとなりました。

この場所に工場を移転してからは22年目になりますが、その時に植えたシンボルツリーの桂の木が割れて枯れ始めてしまっていて、そろそろ植え替えを考えなくてはいけなさそうです。ハツユキカヅラだけは元気いっぱいで、気づくと新たに壁の上の方に伸びようとしていること気づきました。

ダイスケさんと私は50歳。あと15年は頑張っていきたいよね、と会話に出てくるようになりました。

この先の15年をどう考えていくのか、どちらかというとマイナス思考な私たちなのですが、ハツユキカヅラの姿が示してくれた気がしています。

未だに手探りの部分も多く、皆様にご迷惑をおかけしてしまう部分もあるかと思いますが、

皆様からお声をかけていただける限りは頑張っていきたいと思っております。

これからも引き続きフリーハンドイマイをよろしくお願いいたします。

特長的な框扉のデザインのタモのキッチンとカップボード

2025.09.01

先週から取り掛かっていたCさんのキッチンとカップボードの設置工事が無事に終わりました。

今回、マンションのリノベーションということで、エレベータに納まらない天板とダイニング側のキャビネットの搬入を階段をぐるぐる回って荷揚げしたり短時間ではありますが、けっこうな数の家具をエントランスから揚げさせて頂いたりと、朝から賑やかに作業させて頂きましたが、住人の皆様はにこやかにご挨拶してくださったり、目の前が公園でゆったりした気持ちでできたり、と、リノベーションの施工会社さんであるFINDさんが細かく気を配ってくださり、また現場でも的確に段取りを寸法出しをしてくださったおかげで、とてもスムーズに作業をすることができました。

特徴的なデザインの框扉は、最近海外のキッチンでもよくみられるデザインで、Cさんがインスタグラムなどを活用して集めたお気に入りの形。当初考えていたキッチンの形から大きく変わっていったのですが、きれいな形にまとまりました。

框の幅や引手のサイズもスタディモデルを作りながら、「框はこの幅にするなら真鍮の引手(黄色いテープで養生している部分)も正面から見た時に重たく見えないようにあと1ミリ小さくしましょう。」などとやり取りしながら時間を掛けてこの形を目指してきたのでした。

あとは、FINDさんのほうでつなぎの工事をしていただいて完了です。

仕上がりが楽しみです。

換気窓

2025.08.30

空気が温かい時期の朝の我が家の玄関の様子です。(床に置いてある分別ごみたちはあまり見ないでくださいね。)

建物の反対側にはお風呂場があるので、玄関のこの換気窓を開ければ、間にあるキッチンの通気ができると福原さんが考えてくれました。明り取りにもなるしね、ともお話しされていたと思います。ありがとうございます。

でも、実際は、玄関ドアを開けて換気をしています。

なぜかと言うと、この窓を開けると、お隣さんのワンちゃんに吠えられるからです。まさかそんな理由になるとは自分でも思わなかったのですが。(笑)

朝、起きてここを開けるのにハンドルをぐるぐる回すと、

「あ!小さい窓が開きましたぜ!」とご主人たちに報告するかのように8回くらい吠えられます。ワンちゃんもよく観ているなとも思いますが、今まで私は猫と一緒にしか暮らしたことがなく、あまり犬に吠えられることに慣れなくて、吠えられたらいやだな、と気が重くなりこの窓を開けなくなってしまいました。

玄関ドアを開けていることに問題はないかというと、防犯上よくないのではということと、

蜘蛛などの虫が家の中に入ってきてしまうことです。入ってきたら外に出せばいいだけですので私は気にしないのですが、そのたびに虫が苦手なハルチイからは報告を受けてます。

でも一番家にいる時間が長いチイは慣れたもので、蜘蛛を捕まえるのが一番上手になったのではないかと思います。

ガラスのコップを用意して、平らな面で蜘蛛に蓋をして、面とコップの間に紙を滑り込ませて、外に放す。見つけたら一連の流れでスムーズにできるようになりました。

この作業のおかげで、蜘蛛の可愛さにも気づきました。ガラスコップで蓋をすると、コップにぴょんと飛び移るのです。もしかしてコミュニケーションを取れているのではと勘違いしてしまいますが、こういうひと時は楽しいです。

お家の形を考える時には予測できなかった、使い方が変わったという我が家の換気窓についてのお話でした。そんなこともあるのだな、とどなたかの参考になればうれしいです。

Hさん、こんにちは。

2025.08.27

ゴールデンウィーク明けに設置したHさんのキッチンを拝見させて頂くためにアキコと二人でお邪魔させて頂きました。

おしゃべりしていると心が華やぐ明るさのHさん。キッチンをとても楽しんで使ってくださっている様子がよく分かりましたよ。

「・・・だいたいお会いしても、伝えたいことの1割位しかお話できませんので補足です。

インターネットでフリーハンドイマイさんの存在を知ってから、しばらくずっとブログやInstagramを見ていました。

好きなキッチンのデザインを幾つか見つけて更に熟読する中で、ブログでの今井さんの文章がとても好きでした。

どんな風に頼んでいくのか想像ができる内容で妄想も日々膨らみ、もう今井さんの所でキッチンを頼む以外の選択肢はない!という心境になった所でご相談に行かせていただきました。

なので無事にご依頼できて、キッチンを作っていただけて心からうれしく思っています。」

Hさん、ありがとうございます。私たちもとてもうれしく思っております。

そして、そのHさん、お花屋さんのオーナーでもあります。

なるほど、お話していると心がやはり華やぐのであります。

「nodo」

https://www.instagram.com/node_flower

完成見学会へ

2025.08.24

小田原のSさんの住宅の完成見学会が開かれるという案内を後藤組設計室の後藤さんからご連絡を頂きまして、Sさんへのご挨拶を兼ねてアキコと二人でお邪魔させて頂きました。

日曜日だから道が混むのかなと思っていたところが、海沿いはなんだかとてもゆったりとしていて予定の時間よりもかなり早くに着いてしまったのでした。

「あのー、かなり早く着いてしまったのですが・・。」と後藤さんに連絡を入れると、「大丈夫ですよ、どうぞどうぞ。」とおっしゃってくださって、さっそくまだ開催前のSさんの室内を拝見させて頂きました。

施工を担当してくださった瀬戸建設のお若いけれども段取りの良いT監督もいらっしゃって、見学の方が来られるまでいろいろと拝見させて頂きました。

いやあ、後藤さんの設計は何というかとてもかわいくてすてきな空間。我が家と同じく旗竿地に建てられたSさんの家なのですが、旗竿地でもいろいろな見せ方ができるのだなあ、と興味深く見させて頂きました。そして、「かわいい」という言葉で良いのか、このどこを見ても心地よい空間になっていて、壁や床や素材が楽しく表現されていて温かいのでした。大工さんの造作もかなりの量で見て楽しく触って楽しい家なのでした。

そんな時間を楽しんでいたらSさんご家族が到着。そこで詳しいお手入れの説明はお引っ越し後ということで、奥様に簡単にお手入れ方法などをお伝えしていたら、次に後藤さんが「キッチンのご相談をお願いします。」と言ってくださったお客様も来場し、さらにはSさんのご友人もやってきた、ヤアヤアヤア。

そして、Sさんの2歳になるお兄ちゃんもだんだん場に慣れてきたのか室内を縦横無尽に走り始めちゃって途端に賑やかな空間に。

そのような中でお話をお伺いすると、そのSさんのご友人のお話が、Sさんが私たちを知るきっかけになったのだそうで、そのご友人様は3年ほど前に私たちのショールームに来てくださったことがあったそうで・・。おぉ、それはうれしいことですが、すみませんはっきりと覚えていなくて・・。

「いいのですよ。3年前の年末の営業終了後の慌ただしい時期にお邪魔させて頂いたと思いますので。」とにこやかにおっしゃってくださいました。ありがとうございます。

そのご友人様も実は、オーダーキッチンの制作例に載っている「シフォンの丘」の秦野のTさんとのお話の中で私たちを知ってくださったそうで、そのTさんもよく考えると「biscotti」の鵠沼のTさん(うさぎパンさんですね)がきっかけだったりして、皆さんとこうしてつながっていることにたいへん感謝しているのです。

今度は後藤さんが2組のお客様をつなげてくださるとのことで、これもたいへんありがたいこと。よい形が作れるように頑張ります。

そして、しばらくしていらっしゃった瀬戸建設のWさんとお話をしていたら、湘南のライフスタイルマガジンである「Hana SHONAN」の編集長であり、茅ヶ崎のセレクトショップ「ダブズマーケット」のオーナーのIさんとつながっていて、おぉ、みんなつながっているよ。

ちなみに私が今日来ていた服もダブスさんの服でした。いろいろとつながっているのであります。

木陰とメダカ

2025.08.22

朝の階段。身支度を終えるまでは半分くらいしかシェードは上げないようにしています。見苦しいので。(笑)

いつもは玄関がある西側に置いていますが、西日が長く熱くなるので、夏場は朝だけ日が当たる東側に鉢を移動しています。

日光に全く当たらないのも、メダカの生育環境としてよくないですし、でもずっと日向は暑すぎますし、悩ましいですよね。

メダカちゃん達も木陰を楽しんでくれているといいのですけど。

以前アライグマの襲撃に遭ったことがあるのでいたずら防止の網を置いているのですが、

この網も焼き網用で、ダイスケさんのお祖母さんから譲り受けた火鉢をメダカ鉢として使用しているので、本当に火鉢仕様になっていて、ちょっと複雑な思いがしていますが、

メダカちゃん達は元気に過ごせているので、良しと思っています。

チョコミントアイス 夏の終わりはそこかしら

2025.08.20

夏の始まりに、自動車運転の練習ドライブ中に農協で手に入れたミントの葉の束で作ったシロップを使ってアイスを作ると言っていたハル。
先日、パントリーの中にあったミントシロップを見て思い出したようで、
「やばい、夏休みが終わっちゃうじゃん!」
ということで始まったチョコミントアイス作り。

オイルガード置きっぱなしなことに気づきました。我が家は高さ30㎝の物を使っています。ペニンシュラやアイランドキッチンのお家でオイルガードの有無で悩まれる方がいらっしゃいますが、我が家は使う時だけ置いて、不要な時は洗ってしまえる、という使い方が好みです。
外しました。すっきり見渡せますね。
おっと今度は丸柱でハルが見えません。屋根を支える大事な柱ですから仕方がありませんね。

「動画のレシピ通り作るだけだよ。」なんてそつなく作業を始める彼女。


テキパキ作り進めるあなたの身軽さが好きです。


冷気と共にほんのり香るミントと多めのチョコが美味しかったです。
ごちそうさまでした。次は何を食べられるのかな。

ガラスの器は、数年前に相模大野クラフトアート市に厚木ガラススタジオさんが出店されていた時に購入したものです。
緑の色味と気泡の入り方が美しくてお気に入りです。

ウエブサイト更新

2025.08.17

コレクションしているマリメッコのマグカップたち

人情味あふれる町で掛け声かけながら大掛かりな取付をさせて頂いたNさんの制作例を掲載しました。

お時間ございましたら、ご覧いただけますとうれしく思います。

人情とおりみち」北区N様

真鍮の引手

2025.08.14

こちらはCさんからのオーダーでキッチンの引手を「こういう形にしたいのです。」とイメージ写真を送ってくださいまして、いろいろと探してもこのサイズ感のものがどこにもないということで、ステンレスカウンターの制作をいつもお願いしている高橋さんに相談してオリジナルで作ってみたのです。仕上げはヒロセ君がバイブレーションを掛けた後にコンパウンドで磨くという工程で完成になります。

スツール

2025.08.14

少し変わったかたちのスツールの試作をしています。

まずはアルダー材を使ってワタナベ君が制作しているところ。小振りな形なので軽量なのですが、強度的に大丈夫かどうか。また座った時の印象がどんな感じになるのか。仕上がってみないと分からない部分があるので、椅子というのは相変わらず難しいのです。

ウェブサイト更新

2025.08.14

ホワイトオークの壁付けI型キッチンと格子扉のある食器棚

内田雄介さんからのご相談で、その魅力的な空間にまた新たなキッチンを作らせて頂きまして、その制作例を掲載しました。

お時間ございましたら、ご覧いただけますとうれしく思います。

ガッツポーズ」稲城H様

お仏壇のお掃除

2025.08.13

お盆休みですから、父のお墓参りに行きました。

お墓のある斎場で法要がありましたので、その前にお墓をお掃除して、お花を供えて、お線香をあげて、法要後に住職から灯明をいただくのでそれを墓前に供えてきました。

曇りの日で外でも過ごしやすい日でしたのでよかったです。

実家に戻り、お仏壇のお掃除もしました。飾られているものを全部移動して拭き掃除です。

帰宅後には我が家の厨子もお掃除しました。

そこで改めて気づいたことがありました。

実家のお仏壇はツガでオイル塗装、我が家の厨子は松で無塗装で節のあるもの。

お掃除しやすいのは実家のお仏壇でした。

塗装されていて、節もないので、ふきんの繊維が引っかからずお掃除がしやすい。

お掃除をしやすいかどうかも、

家具やキッチンの仕様を考えられるときにも大事なポイントのひとつですよね。

また、実家は母がお線香で咳が出てしまうのであまり焚かないのですが、我が家は毎日朝晩必ず焚いています。厨子の背板の和紙や天面がお線香の煙で茶色くなってきていたのです。

燻されていたのですね。この燻された跡はもう削らないと落とせないと思うので、もうしばらくこのまま様子を見ようと思います。背板の和紙も、もっとひどくなるようなら新しいものに張り替えようと思います。全体的に均一に茶色味が増していったらその表情もかっこよさそうですが、どうなるでしょうか。

「お、きれいにしているじゃない。」と思ってもらえたらうれしいですね。

Fさんの制作例を更新しました。

2025.08.10

北欧スタイルの白いカウンター下収納

北欧のインテリアが好みというFさんのダイニングにはアルテックのテーブルとチェアが揃えられていて、その形たちに合うようなキッチンの対面カウンター下収納を作らせて頂いた制作例を掲載しました。

もしよろしければご覧頂けたらうれしいです。

フィーカ」駒込 F様