明日のメニュー

2016.12.02

明日は、シュシュさんの総菜パンたちとうさぎパンさんの天然酵母パンが並びます。
そして、マザーズカフェさんからはかぼちゃのポタージュと、すばらしく美味しいジンジャーエールが届きます。
ジンジャーエールかぁ、って思うかもしれませんが、飲むとオォッてなります!
かぼちゃのスープは、このかぼちゃ色の山本さんの器でお出しします。
触れて、味わってくださいませ。

またまた試作

2016.12.01

201612010022か月ほど前からちょっと良いお話を頂いていたのに、なかなか前に進める時間がなく、考える頭もなくって、ようやく最近どうしようかまとまってきたという曖昧なお知らせ。
その良いお話に何を作ったら良いかと考えていて、やはり手元に置いておきやすい木工小物が良いよねと思いまして、皆さんからご要望頂いていた、いろんなiPhoneで使えるようなスタンドをいろいろ試作しております。
どうしようかな・・。

Tさんのホワイトメラミンを使った食器棚

2016.12.01

私たちの工房では、基本的に1人が1台を作る進め方をしています。
家具屋さんによっていろいろな進め方があるようで、各作業のパートを専門で教えてくれるところもあれば、作業は見て覚えろ、というところもありますが、私たちのような小さな工房では、作ることを早く覚えてもらうために、パートごとの作業をある程度覚えたら、全体を何となく通して製作に関わってもらって、そして、いよいよ1台の家具を作ることになります。
この家具は、カイ君が製作を担当して昨日設置してきた白い鏡面の食器棚。
普段は寡黙で何を思っているのか分かりにくい部分がありますが、必要な部分はベテランの3人に手を借りながらももうしっかり家具を作れるようになってきました。
頼もしい、頼もしい。

【クレミル】12月3日限定のワークショップ

2016.11.30

15045243_629761250519038_1294817707_ojardimさんが1日限定のワークショップを開催してくださいます。
小さなお子さんでも気軽にもの作りが楽しめるようにということで、真鍮のプレートに文字を打ってできるチャーム作りを行なってくださいます。
「金属って硬いのに文字を打つことができるんだ。」
「真鍮って使っているとどんどん色が変わっていくんだ。」
純粋に作る楽しさを分かって頂けたらうれしいです。
もちろん大人の皆さんの参加もOKです。

12月3日(土)の1日のみ開催。
1回500円、所要時間30~45分、2~3名様ごとに作業を行なう予定です。

ぜひご参加くださいね。

【クレミル】タルトエフさん

2016.11.28

羊毛フェルト作家のタルトエフさんから作品が届きました。バッグやマフラーなど優しい柄の作品が多く並ぶ予定です。
椅子の座面用にお願いしていた生地もできあがりました。
これでそのうち小振りな椅子を作るのです。
楽しみなのです。

悠雅さんのところへ

2016.11.25

20161125004
「イマイさん、前に調整してもらった引き出しがまた自然と開いてしまうのです‥。」と言われたので、久しぶりに大塚の「悠雅」さんのところへお邪魔してきました。
つい先日も南大塚の「プラタナス商会」のIさんのところにキッチンを見に行ったばかりでしたし、以前には、カルトナージュ作家さんの「Atelier Petitpoint」のKさんのところにもテレビボードを作らせて頂いたし。
私たちの工房から遠く離れていてもこれほどの近い距離の皆さんに家具を使ってもらえていることがどこか不思議なのです。
さて、道具一式をバッグに担いで、メトロを乗り継いで、懐かしいお店まで。
お久しぶりです、羽鳥さん!
いつもと変わらずお元気な姿。8年前にパーテーションのオーダーを頂いてから、レジカウンターや看板などちょこちょことご依頼を頂いて、もう8年のお付き合いになります。
調子が悪くなってしまったのは、レジカウンターの一番重いものが入っている引き出し。
どれどれ・・。と引き出しを抜き差ししてもレール自体の動きは悪くないので、もしかしたら奥のストッパーかな。と手を延ばしてみると、やはりストッパーのゴムが劣化して割れていました。現在一般的に普及しているタイプのスライドレールはレールの奥にあるゴムが簡易的なストッパーになっている物が多いのですが、このゴムがレールと紙飼うたびにわずかにすり減っていきます。時々こういったゴムの劣化の話を聞いていて、まとめてみるとだいたい皆さん、頻繁に使う引き出しは7~8年くらいでゴムが割れることがあるようです。もし割れたら、ご連絡下さいね。
あtらしいレールに交換する必要もなかったので、作業はすぐに終わってしまいましたので、お茶を頂きながら昔話などをしておりました。
やはり、オーナーの羽鳥さんのお話は面白い。もの作りする私たちの考え方と変わらず、やっぱり職人さんですね。
日本でも数少ないカットの技法を学んでいらっしゃったり、看板を作らせて頂いた時から始めたリフレクソロジーや、今は男性を対象にした眉毛のお手入れを進めようとされている。トータルできれいになってゆけるように、そしてこの美容、理容にもっとみんなに関心を持ってもらって、もっと多様な文化にしていきたいって楽しくお話してくださいました。
「そうだ、イマイさん。眉毛エステやってみる?」
「えっ。」戸惑うわたし。「いいのですか・。」
こう見えても私は、体が大きいだけで、女性とお話することが苦手な方でした。
それで、髪の毛をカットしてもらうのも、高校卒業してしばらくするまでは近くの理容室にお世話になっていたのですが、きれいな女性がそばに来て髪の毛を切ってくれるというのが、どうにも苦手で・・。美容院も一度行ったらもう苦手になってしまって・・。(笑)
それで、二十歳くらいから結婚するまでは、かつて美容学校を出た母に工房の2階で仕事が終わったら切ってもらっていたのです。切り終わったらエアーで髪の毛をブシューって吹き飛ばして。なかなか良い時間でした。
結婚してからはアキコがそれを引き継いで、何となく切り始めて彼女ももう15年になるのでだんだんとうまくなっております。(笑)元看護師なのですが。
そのようなわけで、20年近く座っていなかった美容室の椅子に座らせて頂いて、女性に施術をしてもらうなんて、ドキドキですね。
と思っていたのですが、気心知れた羽鳥さんですので、施術をしている間にいびきかいて眠ってしまって。
頭のマッサージもして頂いて、大変心地良い時間でした。
仕事をしに来たのか、リラックスしに来たのかよく分からなくなってしまいましたが、眉毛はキリっと男前にして頂いたので、クレミルの時に良かったら見にきてください。

【クレミル】arunさん

2016.11.25

20161125001arunさんは実は、アキコの従妹さんです。キャンドル作家、整理収納アドバイザーなどいろんな分野でご活躍されている作家さん。昨年のクレミルでは、華やかで個性的な香りのアロマワックスバーを出品してくださいました。今年は香り豊かで上品なキャンドルを持ってきてくださいます。
以前は国内外を精力的に回って活動されていたこともあるパワフルな作家さん。
当日は、いろんなお話が聞けるかもしれませんので楽しみにしていてくださいね。

ミツロウ松ぼっくりキャンドル:1200円
フラワーソイジェルキャンドル:1000円

雪の日の取付

2016.11.24

20161124001朝からの雪は日中だんだんと強くなってきました。
今月は、家具の取付がこの下旬から末に掛けて集中してしまいそうで日程をずらす余裕があまりなかったものですから、道には積もらないだろうと思い、予定通りカナイ君にNさんの取付工事に向かってもらいました。
今回ご依頼頂いていたのは、アイランドキッチン。壁付けのコンロが組み込まれるキッチンは、エバーさんのほうで造作してくれることに。後ろに写っている下地にこれからモルタルが塗られていくのだそうです。どんな仕上がりになるのかが楽しみです。
アイランドキッチン自体はシンク下の大きな引き出しと食器洗浄機と言うシンプルな作りで、ナラのランダムな表情がよく分かるような印象に仕上げております。

【クレミル】UKIさん

2016.11.22

0001アクセサリー作家のUKIさん、実はもともと不思議なご縁でつながったお客様です。
最初はご主人から椅子の依頼を頂いていたのですね。
そのあとも、ゆるく細いけれどしっかりとお付き合いは続いていて、テーブルまでご依頼頂けることに。
あのテーブルの時は、家具の打ち合わせよりもあの日の天候のことを強烈に覚えていて、朝から少しずつ降り出した雪が打ち合わせが終わったお昼過ぎには、かなり積もってしまっていて、川崎から自宅まで帰るのに、あのアップダウンのある246を通ってしまったものだから、立ち往生する車を見知らぬ人同士みんなで助け合いながら、7時間くらい掛けて帰ったのをよく覚えております。
その奥様が始めたアクセサリー作り。テーブルの納品の時に「実は妻がアクセサリーを作り時始めたのです。今日もマーケットに出ていてイマイさんには会えなくて残念。」と言っていました。
あの日から3年半ですね。お久しぶりです。
すてきな作品が見られるのを楽しみにしています。

上:ヴィンテージビーズの耳飾り2,000円
下:タッセル付きストールピン2,800円

そして、何ができるかな。

2016.11.21

20161121001クレミルのワークショップは、明日の夜でいったん締め切らせて頂きますね。4日と11日にまだ端材が残っていて、多少席があるようでしたら、当日も受付しようと思っております。
また、追って詳細をお伝えする予定ですが、3日(土)に作家さんに多くお集り頂けるのですが、そのなかのjardimさんが、真鍮のプレートにネームを入れて作るチャーム作り(500円)の1日だけのワークショップを開催してくださいます。
そちらは予約不要で当日もしやってみたい方がいらっしゃったらお声掛け下さいね。
また、お知らせしますね。

木工のワークショップではさらに何ができるかな、と考えてみたのです。
昨年は、お皿、カッティングボード、鍋敷き、そして、照明作りをされる方が多かったのですが、もっとアイデア次第でいろんなものが作れると思います。
板を細かくカットして箱を組み立ててジュエリーボックスに。
もしくは金属の板や弦を用意できれば楽器だって作れるかもしれない。

自分で使うものを自分で作るってすごく自然なこと。
構えず気軽にチャレンジする気持ちを温めて、ここに来てくれたらうれしいです。

加賀妻工務店さんの見学会へ

2016.11.19

2016111900320161119004以前に、二宮のKさんの家具を作らせて頂いた時にお世話になった工務店さんである加賀妻さん。とても優しい表情の家を作っていらっしゃる工務店さんで、今回良いご縁を頂きまして、見学会に家具を置かせて頂けることになったのです。
持っていったのは、いつも打ち合わせで使っているクルミのテーブルとダイニングチェア。天板にたくさんのシミがあるどちっらかと言うと仕上がっていない材になるのですが、これが「なかなか他にはない表情。」と言って頂けることが多くで評判が良いのです。
大工さんが作ったキッチンもとても雰囲気が良くて、大工さんでここまで造作できるなら、家具屋は要らないんじゃないのかなって言うくらいきちんとしたキッチンで、心地良い空間になっておりました。
何というかとても素材が正直に使われていて、ずっと居ると気持ちが良い家です。
今日と明日の17時まで開いているということで、もし興味がある方は、加賀妻さんまでお問い合わせしてみてくださいね。

鎌倉市津・O様邸 完成現場見学会
http://www.kagatuma.co.jp/observe/2016/11/111920.html

【クレミル】le souffle(ルスフル)さん

2016.11.19

20161119001立体的な刺繍で、魅力的な世界を布の上に描き出すle souffule(ルスフル))さん。刺繍と言う作品作りだけではなく、もの作りに対する造形の深さで、私たちもいつも勉強させて頂いております。
当日はクリスマスを楽しく迎えられる作品などお持ちくださる予定です。
ルスフルさんは、3日(土)から作品を展示していて、ご本人はちょっと予定がずれてしまいますが11日(日)にいらっしゃいます。
楽しみです!

リボン刺繍のくるみボタンのヘアゴム:1080円
クリスマスリースのブローチ:3024円

【クレミル】手づくり文具雑貨工房さん

2016.11.18

20161119002町田にある「手づくり文具雑貨工房」さんのリングノートや一筆箋などをオリジナルデザインやデザイナーさんのオーダーで作っていらっしゃる工房さんです。クレミル当日もちょっと変わったモチーフやデザインのステーショナリーが並ぶ予定です。
・ミニメモ帳 200円~350円
・一筆箋 450円

ウェブサイト更新

2016.11.17

オークを鉄染めを施したお仏壇を設置するための家具ご病気で亡くなってしまったお嬢様のために作らせて頂いた家具と、念願だった食器棚を作らせて頂いた茨城のKさんの記事と、

ステンレスバイブレーションとオークを使ったアイランドキッチンまるでステージのようなどこかで見たあの大きなキッチンを作らせて頂いた国立のOさんの記事と、

プルーヴェの家具の印象をイメージしたアイアンとオークのラウンドテーブルプルーヴェの形に憧れて作らせて頂いたテーブルと寝室の静かな家具を作らせて頂いた新宿のSさんの記事の3つの製作例を掲載致しました。

もしよろしければご覧になってください。

プロトタイプが完成

2016.11.16

201611160022016111600420161116005
本日ガラスが届いてようやくラウンドテーブルのプロトタイプが完成しました。とても美しい形になりました。
カナイ君もうれしそう。それはうれしいよね。この形すごいものね。
ガラス越しに脚の構造が見える姿もまた美しいし、足元に居るアイ(猫です。)だってはっきり映っちゃう。
こうしてガラスを載せてみて初めて分かりましたが、このくらいのガラスの厚みでは、ラウンドエッジの魅力が伝わりにくいかな。こういう部分って実物を見てみないと分からない部分で、難しいね。
「アイ(猫です。)、ガラスに乗ってケガしないでね。」

このプロトタイプから得たものをより洗練させた形でただいまカナイ君がブナを使って製作中。
Aさん、しばらくお待ちくださいませ。

クレミルの時にはこのテーブルも皆さんに使ってもらおうと思っています。
みんなで好きなテーブルと好きな椅子に座って、ご飯食べたり、お茶飲んだりするんです。楽しいね。

古知屋恵子さんの個展のお知らせ

2016.11.16

「手紙に願いを」

茅ヶ崎駅南口から13分ほど歩いたところに移転したギャラリー街路樹(茅ヶ崎市中海岸2-5-5-110号室)で今年も古知屋恵子さんの版画と水彩画の個展が開かれます。
いつも冬の始まりを温かくしてくれる作品ばかり。
紙芝居「ふたりのカノン」のお話を今年も披露してくださいます。(12時、14時、16時)
私たちも19日にお邪魔したいと思っております。

そのあと、ポストカードと2017年のカレンダーを少し預からせて頂いて、【クレミル】でも販売致します。

クスッと笑って、ニヤリと微笑む、作品たち。
見にいらして下さいね。

例えば何ができるかな

2016.11.14

9年前にご自宅の家具を作らせて頂いたTさんのお宅にお邪魔してきました。
Tさんは、先日ブラックウォールナットの家具を納品させて頂いた取引先の社長さんです。そのご自宅の家具を作らせて頂いて、9年が経ちます。
食器棚もソファテーブルも以前のままきれいに使われておりました。(ダイニングテーブルだけはお子さんがここで勉強していた、ということもあってだいぶ使い込まれていて、今度メンテナンスが必要かな。)
あの時、家具を納品させて頂いた時にあった年長のお子さんたちは、今は高校受験に向けて頑張っている。その子たちになぜか泣かされてしまったハルカも今はもう6年生。
「時間が経つのは早いね。」「早いね。」そんなことを言いながら、煮込み料理はよくやるんですよ、という社長自ら作ってくださったビーフシチューをお昼にご馳走になって、懐かしいお話に花が咲いたのでした。
次はその受験勉強を頑張っているお兄ちゃんの部屋に小さな本棚を作らせて頂く予定です。
その棚にきちんといろんなものをしまって、勉強に専念できるように机を片付けるのです。

こうしてもの作りを通して、いろいろな人の人生の過程に立ち会ってゆくことができるのはとてもうれしいことです。

その物作りの楽しさを分かってもらうのに、ワークショップででどんなことができるかな。
会社に戻ってあれこれ思いを巡らせます。
シンプルなものでしたら、板の周りを削ってお皿にすると言う加工。ちょっと大きな材も確かあったと思うので、それをうまくくり貫いてスマートフォンスタンドにするのも良いかもしれない。
木のかたまりを見つめていると、いろんなものが見えてくる。
以前、高校の時に受験のために1ヶ月だけ素描の短期講習に通ったことがありました。
その時に先生が言っていたことはよく見ること。
本当によく見ていると、白い塑像のそこかしこに線が見えてくるのです。その線をキャンバスに描き込んでいくと、形ができる。形の一番奥が一番暗いわけではないって、ここで知ったのです。
よく見るといろんなものが見えてくる。

【クレミル】picnicさん

2016.11.14

20161114002picnicさんは空をモチーフにした繊細で優しく、私にとってはどこか懐かしい印象のイラストを描くひとです。
とっておきの1冊、とっておきの1台、とっておきの1枚にと、温かな気持ちのこもった作品は寝、それを持つ人の気持ちももちろん温かくします。
写真だと分かりにくいですが、実物を見るともっともっと丁寧にいろいろな動きが描かれているのです。
そんなpicnicさんの気持ちがここに書かれていますので、もし良かったらこちらを読んで、当日picnicさんに会いにいらして下さい。
http://www.brother.co.jp/product/printer/sp/magazine/kiji68.html

picnicさんは、3日(土)に会場にいらっしゃる予定です。
11日(日)もいらっしゃいますが、11日はご自身も木工のワークショップに参加されるということで、もっと気軽にお話しできるかも。

・ブックカバー:800円
・ポケットTシャツ:3,500円

色濃くなったチェリーのカップボード

2016.11.13

約2年前にチェリーでカップボードを作らせて頂いたIさん。納品後まもなく、Yさんと名前が変わり、家族も増えて、近々新しい住まいに変わるのだそうです。
うーん、家具屋ってその人の時間のいろいろな節目に立ち会わせてもらっているのだなあと、あらためて感慨深く思うのです。

まったく違うお話ですが、先日地下鉄に乗っていて、「この電車はワンマンです。」というアナウンスを聞いて、この運転手さんはとても大事な責任を負って仕事をしているんだよね。とあらためて思ったのです。
私たちは普通に目的地まで電車に乗って降りる。それだけのことかもしれませんが、その何十人、何百人がこの速いスピードで動く乗り物に乗っていて、それを1人で運転している。大きな責任を担ってその仕事を行なっている。すごいことです。

家具を作っているんだよっていうこと、作ることに慣れてしまうこともあります。
でも、ここで作っているものはただの家具ではなくて、うーん、何と言うか、その人の暮らしできちんと使われている家具なのです。
家具を作るだけではなく、作った家具でその人の暮らしを支えている、というその奥のことを考えると、私たちも大きな責任をもってこの仕事に取り組まなければいけない、とあらためて思ったのです。
その人がその家具を使っていて毎日が気持ちよく過ごせて、きちんとその日を暮らして、きちんと次の日を迎えることができるために私たちは家具を作るのです。

「このチェリー良い感じで焼けてきましたね。」
「はい、9月にもオイルを塗りましたので。」と言うご主人の顔がどこか誇らしげ。奥様は隣でにこやかに見守る。温かい土曜日でした。

吉祥庵の和菓子

2016.11.12

倉見駅から歩いて1分の所(私たちの工房に向かうのとは反対になりますが、すぐです。)にある吉祥庵さん。
お気に入りの和菓子屋さんで、個人的に、ここのどら焼きがNO.1です。ドラえもんにも食べさせてあげたいくらい(笑)。
お菓子選びに悩んでいると女将さんが色々な和菓子のお話をしてくださいます。
和菓子作りについてとても興味深く、私たちと同じ「ものづくり」という点からも魅力的なお話ばかりで「へ~、すごい。」と感服してしまい、ついつい手に取ってしまいますが、とてもリーズナブルなのです。
倉見に遊びに来た際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
写真は、今の季節限定の「柚子餅」。口・鼻いっぱい柚子の香りが広がって、白あんの甘みと道明寺粉のお餅の食感を楽しめました。
秋を四感で楽しむお茶の時間が過ごせました。ごちそうさまでした。

精製

2016.11.11

精製と言う言葉が正しいかどうか分かりませんが、これはおが屑です。
丸々と太い幹は、その過程で板に切り分けられていきます。
板になった木は乾き、ねじれ、安定しようとします。時には、切ろうとするとしぶきが上がる木だってある。木はたくさん水を蓄えるのです。
その木が切られてよじれて安定した姿はもう真っ直ぐではありません。
家具はその板を使って作られるのです。
半ば安定した材を頂いて、私たちはそれをさらに平らな状態へと加工していくのです。
丸太だった板から製材される板はいったいどのくらいになってしまうのか。それほど多くは残らないです。
おが屑もさっきまでは木でした。
そういう過程を経て木がはじめて板になっていくのです。
ものを作る能力を授かった人間は、自分たちの暮らしをより良いものにしたいという気持ちで作ることを始めたのですが、作ったその先を見ながら歩いていかないといけないね。
私たちは作った責任があるのですから。

【クレミル】sora the magic hourさん

2016.11.10

20161110001かわいい仕草の一瞬をとらえたネコのモチーフやほかではあまり見ない動物や植物たちをモチーフにした作人を多く手掛けるsora the magic hourさん。
ホッとする温かみのある作品たちが3日に届きます。
soraさんは、3日にここにいらして下さる予定です。

上)ホッキョクグマネックレス「Polar bear」:¥8,640
下)ガーベラのネックレス(シルバー):¥8,640

【クレミル】うさぎパンさんのシュトーレン

2016.11.09

毎年大人気なのが、このうさぎパンさんのシュトーレン。(900円(今年値上がりしなければ!))
うさぎパンさんのシュトーレンの特長である小笠原ラム酒に漬け込んだドライフルーツがぎっしりずっしりと入って、生地もしっかりした味なので、ひときれ頂くだけでも大満足。
クリスマスに掛けて少しずつ頂いていくお菓子ですが、我が家はいつも一切れずつでは足りなくてクリスマス前までに食べちゃうくらい・・。
3日(土)の朝から2階に並びますので、どうぞ手に取ってみてください。(試食もご用意致します。)

ステンレストップのタモを使った食器棚

2016.11.08

実は先日の文化の日に素晴らしき先輩である福原正芳氏の奥様が勤めていらっしゃるマキさんのお店のイベントに出掛けてきたのです。
すっかりマキさんの糸と布に魅了されたアキコと私はちびっ子二人をお庭に待たせて、いろんな作品を見させて頂いていたのです。
その時、
「イマイさん!」と男の人の声。
「おやっ。」と振り向くと、Oさん。
今日食器棚を取り付けてきた大和に住むOさんと海老名に住む私は、先日、武蔵五日市で出会ったのでした。
うーん、素晴らしき偶然。

「あの素敵なお店にイマイさんもいらっしゃっているなんて、やはり気持ちが近いのですね。依頼して良かったな、と本当に思っております。」
と、本日無事に家具を納品して、とてもうれしいお言葉を頂いたのです。
(実は、電気配線がうまく壁の中を通らなくて、これは無理か・・と、この寒いのに、冷や汗をかいていたのですが、カナイ君は壁の穴からiPhoneを差し込んでパチリと撮影。「社長、行けますよ!」「おぉ。」ということで、時間はかかってしまいましたが、無事に設置できたのです。)

次は、テレビボードです。
クリスマスまでにお届けする約束なのです。
頑張ります。