日記「自由な手たち」

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父のパウンドケーキ

先週末は父の日でしたね。
私の実家は県外ではないのですが、なんだかお出かけしづらかったので、外出自粛が解除され、久しぶりに実家の両親に会いに行きました。そういう方々も多かったのではないでしょうか。
普段は相変わらず忙しくしている両親なのですが、外出自粛を守って、家で元気に過ごしていてくれていました。
私の父は、現役時代遠洋の船乗りの仕事をしていました。
私が生まれた時は日本にはいなかったそうで、1年のうちに3か月くらいしか一緒に過ごせず、「4年でやっと1年過ごしたことになるのかな。」とか幼心に思っていたのです。中学・高校・看護学校時代はほとんどすれ違いで一緒にお出かけやこれといった話もほとんどできていなかったと思います。でも、人より思い出が少ないわけでもないと思っています。
それは自分が家庭を待った今でも元気でいてくれて話をすることができている今があるからかもしれませんが。
父は船で自炊をしていたので、お料理が上手です。食いしん坊の私に、母とは違うものを見せて、食べさせてくれました。
オートミールのミルクがゆに、マーマレードと甘くないピーナツペーストを載せたトースト、マンゴーとかパパイヤとか。
外国からのお土産も、日常生活では目にしないものばかりですべてが魅力的でした。
お料理も、焼き肉や焼き鳥はタレから作ってくれて、しめ鯖や鯛の昆布じめもごちそうでした。
そんな父が、おうち時間でスイーツづくりを始めたそうで、この年になって初めて父の作るお菓子を食べることができました。
母に習っているからか、母の味に似ているのですが、とても美味しかったです。
父の手料理の思い出があることで、一緒に過ごしていた時間を実感できる気がしています。忙しかったと思うのに、そんな環境を作っていてくれていたことを感謝しています。そして、今でもご馳走をしてくれる環境を意識して作り続けてくれていることをとてもありがたく思っています。
自分たちも娘たちに同じことをしてあげられるように、体に気をつけて過ごしていこうと思います。