クルミの食器棚

クルミの食器棚とキッチン対面カウンターの取付

2022.05.07

クルミのキッチン対面カウンター

横浜駅から少しだけ離れた小高い丘の住宅地に住むKさんのキッチンにクルミの食器棚の取り付けにヒロセ君と助っ人コバヤシ君の二人で向かってもらいました。

Kさんといろいろとお話していく中で、当初ご相談頂いていたのは食器棚だけだったのですが、「ダイニングから見える風景が整って見えたらすてきです。」というお話になりまして、キッチンの対面カウンターも今までの真っ白なメラミンのカウンターから雰囲気を変えてクルミ材で制作することになったのでした。

対面カウンターを今から外すとなると、かなり大掛かりな工事になってしまうので、今までも時々施工させて頂いてた上から被せる方法で。水場の目の前ということもあって、ウレタン塗装で仕上げているので、木の動きはそれほど出ないだろうなあと思っているのですが、どうだろう、このまま落ち着いてくれると良いなあ。

-ちなみに今までの被せて作らせていただいた皆様-

はじまりは半円形」横浜 H様

色を呼ぶ暮らしのいろ」横浜 H様

かわる暮らし」横浜 W様

反対に食器棚は完成してから取付までに少しだけ時間があったので、その間は寝かせておいたのですが、やはり扉が動いていたようです・・。仕事の帰り際にちらっと覗いていくと、4枚の扉に変な動きが見られないから安心していたら、4枚とも同じように動いていたことにうっかり気が付かず。

それからは納品まで、片面を風通し良くしては反対面を良くして・・、と様子を見て、昨日反り止めを施し直してよい感じに納まりましたので、このまま落ち着いてくれたらよいなあ。

無垢材はね、その表情の良さがとても魅力的ですが、どうにも動いてしまうことは避けられないものですからそれを逃がせるかどうかがいつも悩むところですね。

この小高い丘なら気持ち良い風が吹くでしょうから、これで落ち着いてくれると良いなあ。