ナラのセパレートキッチン

2025.05.08

打ち合わせの最初の段階から、2階に荷揚げするには腰高窓から運び入れなくてはならないというお話を聞いていて、きっと養生シートを外して、足場も少し崩して、サッシも外して、サッシのレールもつぶれないように気を付けないとなあ、怖いなあなどと、私もその覚悟で臨んでいたのですが、うまい具合に階段の上が吹き抜けていることが幸いしまして、無事に屋内から荷揚げすることができてほっとひと安心。

このHさんの現場監督のSさん、3月の終わりに現調にお伺いした時に、「イマイさんですか。」と少し微笑みながら声を掛けてくださったのです。

「実は、お父さんとはよく知った中でね、イマイさんのご実家を建てた時に私も現場にいたんですよ。」と。

「おぉ、そうなのですか!」

あの時建てて頂いた寒川の工務店さんは、残念なことに店を閉じてしまったのですが、その後このHさんの家を建てる加藤工務店さんに勤めているのだそうで、とてもうれしい偶然。実家を建てたのは私が高校3年生の時だから、もう30年以上も前のことなのに、つい先日のことのようにうれしそうにお話してくださって、なんだか自分も学生に戻ったような気分だったのです。

こういうご縁を頂くことがこの仕事もうれしいことでもあります。

Hさん、つないでくださってありがとうございます。

そして、ノガミ君と渡辺君がこのHさんの設置工事の仕上げを行なっている間に、私のほうでは、現在キッチンの制作に取り掛かっているSさんがつないでくださったご縁で、後藤組設計室の後藤さんが新たなお話をお持ちくださって、そのお施主さんと一緒に打ち合わせにいらしてくださいました。そして、打ち合わせの後は、我が家の洗面台を見学して頂くこと言うことで、ご案内。

久しぶりの見学会は温かな日差しのような時間でした。後藤さんとお施主様といろいろと楽しんでもらえたようでよい時間でした。

連休明けはこうして温かな時間を持つことから始まりました。