運搬と搬入

2025.05.11

GW明けのお仕事は、Hさんのキッチンの取り付け現場から始まりました。

丘陵地に建つHさんのキッチンは2階にあります。その2階にはバルコニーがない間取りになっているので、今日を迎えるまで少しずつ不安が募っていったのでありました。
ということで、当日。

今回は現場への運搬と搬入の様子を撮らせてもらうためにHさんの現場へ同行させてもらいました。


腰高窓から搬入という予定で臨んでおりましたが、足場と養生シートを外すのもなかなか時間が掛かりそうでしたので、まずは階段からやってみようとみんなの意見が一致して、いざチャレンジ。


みんなで丁寧に作り上げたものを気をつけながら無事に全部運び入れることができました。


その後は図面と現場の仕上がりの状態を確認して、現場監督さんとも確認をして、スタッフのみんなで取り付け作業に入ります。
私とダイスケさんは先に工房へ帰らせてもらいました。
きれいに取り付けが完成した様子は先日の投稿で載せさせていただきましたね。

ダイスケさんとお客様で話し合ってデザインが出来上がり、工房で材料から作られて、運び込んで組み立てられてこうしてキッチンや家具になって、当たり前のことなのですが、みんなすごいな、ものづくりって素晴らしいなとしみじみ感動してしまいます。

以前の記事にも書いたのですが、元SONY社長の平井一夫さんがNHKのTV番組でお話しされていて、「人はわからないことは否定する傾向にある。」とおっしゃられていたことが頭に残っていまして、

スタッフのみんなが日々何に努力をしているのか、お客様が何にお金を払っているのか、もっとわかるようにしていけたらいいなと思っています。

全ての現場へ同行することは難しいのですが、これからも家具やキッチンづくりの色々な場面を伝えていけたらいいなと思っています。

Instagaramの5月7日の投稿では動画でこの様子をご覧いただけます。興味のある方はぜひご覧ください。