ネコさんとご先祖様の家具

2025.12.22

久しぶりに「おすそわけ」のIさんからお声掛け頂きました。

少し変わった家具を作らせて頂くことになったのです。先日ブログで紹介した蛇腹扉を組み込んで、さらに2匹のネコさんたちが心地よく過ごせるようにと考える家具です。

関越道から上信越道をしだいに走り進めると、彼方の峰々が白く化粧されている様子が徐々に開けた視界の中に飛び込んできます。そうか、もうそういう季節なのだね、と、先月末あたりからいろいろとするべきことに追われていて、1日がずーっと続いているような感覚で、日にちの数字は頭で追いかけていても、もう年末だなんて気持ちが追いついていないのでした。

最近再びラジオを聴き始めるようになって、クリスマスソングがそこかしこで流れているのはそういう時期が近づいていたからなのだね。

子供の頃はクリスマスが大好きで、煙突のない団地でも夜中のうちにやってきて朝にはきちんとプレゼントが置かれていたのが不思議でうれしくて。そういう新鮮な驚きからはだいぶ離れてしまったけれど、やはりこういう静かな夜の時期は好きなのです。

そういうラジオの声を肴に明かりを消してウィスキーをがぶがぶ飲んでいたら先日いい加減アキコに飲みすぎだと怒られてしまった。

いかんね、いつまでもサンタクロースでいられるように頑張らないとね。

昨晩からの雨で朝方まで湿っていたそこかしこはようやく穏やかに乾いてきて、Iさんのところに着くころには青空がちらほら現れていました。年末とは思えない温かさです。

群馬県というとこの工房からは少し遠いのですが、こうして声を掛けてくださることはとてもありがたい。特にIさんのような物づくりに携わっていた人から信頼して頂けるというのはたいへんうれしいこと。

ただ、今回お仕事として蛇腹扉を作るのは初めてですから、試作してみて出てきた検討事項などをIさんに説明してうまく機能するように、そしてきちんと使い続けられる工夫を提示できるようにと打ち合わせさせて頂きました。

「ひとつ尋ねたら、十通りくらいきちんと説明をしてくれるというのはとても安心です。」とIさんに言ってもらえたのはうれしいなあ。

サンタクロースになれるように頑張ります。