
港の見える丘公園まで
2026.08.12




いろいろと慌ただしくしているハルカが「この日だけは予定が空いているよ。」としばらく前から言われていたので、この日は海水浴に行こう、とみんなで考えていたのでした。
しかし、前の晩からお天気予報では、「観測史上初の茨城県への上陸」とどの予報士さんも声を揃えていっていたので、その観測史上初という言葉が急に恐ろしく思えてしまって、朝を迎えるとどこか秋のようなひんやりとした空気と相まって、これは海はやめましょう、ということに。チィはほかの日でも予定がつくけれど、ハルはこの日だけはと考えていたからすっかり拗ねてしまったのですが、そんなふうに思われても私たちにはどうしようもないじゃないか、と反対にムスッとしながらも、それならばと気を取り直して行ってみたかった場所へ。
ハルチィも素敵なカフェがあったり、中華街があったりということで、機嫌を直して4人で山手に。
エリスマン邸をずっと見たいと思っていたので、念願叶いました。そしてこの場所に移築、復元された残りの7棟も見学させてもらいました。ちょっとしたハイキングですね。
どの家も緑がきちんと室内に入り込んでくる様子がとても美しくて涼やかに汗が引いていく感じ。暮らしのなかの気持ちの拠りどころというのはそれぞれだと思いますが、緑がみえる暮らしが自分たちにはやはり心地良いのだなあとあらためて知ることができたのでした。(我が家は雑木林のようにモジャモジャですが、それもまた低山に入り込んだようで気持ちが良いのです)
しかし、どの建物も広くて、どこかスケール感が大きい。ハルチィも「ちょっと把手の位置が高いんだね。」なんて言っていた。
そう思ってみていくと、今まで好きだなあと思っていた建築達と少し趣が異なるのかもしれない、なんて思い始めた。私が好きだと思えていた建物たちは、海外から日本に来た設計士さんたち、海外で学んできた設計士さんたちが日本の暮らしに合わせて工夫された家々が好きだったのかもしれない。どこかこじんまりした中で暮らしやすさが工夫されて、少しユーモラスのある空間が好きだったのかもしれない。そういうふとした違いをとても楽しむことができた時間でした。
