ステンレストップの白いキッチンバックカウンター

2017.04.30

梅垣様4ブログ用
カイ君ブログ
昨日会社では、Uさんのキッチンバックカウンターの取り付けへ出かけていました。
Uさんとは、昨年秋の「クレミル」のイベントがきっかけで知り合い、私たちに注文してくださいました。お時間をいただいてしまいましたが、取付完了いたしました。また、暮らし始めて、家具を使い始めて、しばらくした頃にご挨拶に伺いますね。
ありがとうございました。

弥生神社で薬玉作りをしてきました

2017.04.29

くす玉1ブログくす玉2ブログくす玉3ブログくす玉5ぼログ
薬玉(くすだま)は、5月5日の端午に不浄を払い邪気を避ける具として簾や柱にかけたりしたそうです。
海老名市の弥生神社でこの薬玉作りのワークショップをしているということで、参加してきました。
新緑の緑が眩しい境内の景色に囲まれながらお祓いを受け、社務所内で香料の香りに包まれながら作り上げた薬玉のお陰で、娘2人の我が家で強くは意識していなかった端午の節句が特別な気持ちで迎えられそうです。ステキな機会をありがとうございました。
ワークショップは明日14時からも開催されるそうです。興味のある方は是非ご参加くださいね。
お寺の方のお手製のお菓子とお茶のおもてなしも最高でした。

物語が生まれる机

2017.04.27

間もなく納品予定のデスクをノガミ君が今日ようやく仕込み終えました。
ここで、キャラクターたちが生まれ、動き出すんだって。
楽しみです。
このままだとワークスペースまで運び込めないので、また明日になったらバラバラにしちゃうんだけどね。
シンデレラみたいだね。

お待たせしました。
いよいよ来週納品です。

ガラステーブル脚のデザイン

2017.04.27

ときどき、とても独り善がりだって思います。
自分は何をしているのだろうって。
こういう家具がほしいって訪ねてきてくださる皆さんのイメージを形にすることが私たちの仕事であるとおもっているのですが、それを実現するためにはたくさんの木を使ってそしてこの形が成り立っているのです。
そのありがたさを感じないでものを作り続けるのは淋しいこと。
自分が作ったものにどうなっていくのか家具を作ることを始めた時からその重さを忘れないで家具を作ってきたつもりです。

言い回しが遠くなっちゃったけれど、要はこのテーブルがこの先どのように成っていくのか、今日からしばらく使い始めてみて確かめてみよう。
試作って、作ることができるかどうかを知るのではなくて、使い続けることができるかどうかを知ることが一番大切だって、いまさらながらこのテーブルに教えられました。

そして、よいものを作っていこう。

さむかわイキイキフェスタで木工教室を開きます!

2017.04.26

ゴールデンウイークになりますね。私たちの参加イベントのお知らせです。
5/3 水曜日 10時~15時開催(雨天時5/4に順延)、
寒川中央公園で開かれる「さむかわ イキイキフェスタ」で青空木工教室を開きます。
ペン立てや小箱・ケースなどを組み立てて、キラキラパーツ、シールを貼ってデコレーションしましょう!
キット化してありまして、お値段もワンコイン以下で参加できるものになっていますので、小さなお子様も楽しんでいただけると思います。
(数に限りがありますので、なくなり次第終了とさせていただきます。ご了承ください。)
他にも寒川町の有志のお店が多数参加され、ワークショップや販売があります。ステージではダンスプログラムもありますよ。
2017会場案内図(最終)
新緑の季節、寒川神社も近く、緑の気持ちのよい公園です。ぜひ遊びに来てくださいね。よろしくお願い致します!

挑戦

2017.04.24

再びチャレンジです。
これなら壊れない、はず。

「木のキッチンでおうちパン」無事終了しました。

2017.04.23

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「木のキッチンでおうちパン」無事終了いたしました!
今回は、フリーハンドイマイで初めて開くパン教室でした。
木工教室は今まで自分たちで行なってきましたが、ここにある「木のキッチン」を使って教室を開き、実際に使っている空間を見てもらえたらいいなと常々思っていたのです。
ご縁があって、おうちパンシニアマスターである藤沢真美さんのお力を借りて、実現することができました。
「毎日ご飯を炊くように、おうちでパンを焼いてほしい。」という理念のもと考案されたレシピ。
「え、もうこれで終わり?」というくらい簡単にパン作りを楽しめてしまうのです。
ご家族で参加して、パパもお子様もパン種が入った袋をふりふり、あとは冷蔵庫で8時間寝かせてから焼くだけ。
これならできそう!と皆さま笑顔で過ごしていらっしゃいました。
以前キッチンカタログを請求してくださっていたお客様がいらしたり、設計士さんもご家族連れで参加してくださったり、
大工さんも来てくださっていて、工房を見学してくださったり、地元のお母さん達がお子様連れで来てくださったり。
フリーハンドイマイに足を運んでいただくきっかけになったようで、本当にうれしいです。
ご参加された皆様、藤沢先生、ありがとうございました。
今回のパン教室で、自信がついたので(笑)パン教室だけではなく、お料理教室も開いていけたらいいなと思っております!
皆様、これからもよろしくお願いいたします!

ナラとウレタンホワイト塗装仕上げのテレビボード

2017.04.22

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白とオークを使った形というテーマでずっと考えてきたSさんの家具。白は塗装で表現すると化粧板よりも印象がとてもやわらかくなります。写真だと伝わりにくいかもしれませんが。
そのSさんのところに本日ようやく納品。どうにかゴールデンウィーク前に間に合いました。
Sさん、「いろいろとできあがる前からイメージがしていたつもりですが、予想以上です。」とうれしそうにお話してくださいました。
この家に住む前は、都内のインテリアショップにコーディネートして頂いたお部屋にずっと住まわれていたということで、そのような感覚をお持ちの方に褒められるのはうれしいなあ。

Sさん以外にも、連休前に、と希望される皆さんの家具製作でこのところ立て込んでしまっておりまして、なかなか皆さんの希望に合ったスケジュールを立てられなくてすみません。

どうにか皆で力を合わせて頑張っておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。

明日は、藤沢先生の「おうちパン教室」開催です!

ナラとステンレスのセパレートキッチン

2017.04.19

20170419002平成建設さんからお話を頂きまして、今度はここからほど近い藤沢のAさんのキッチンを作らせて頂きました。
気持ち良く晴れた朝、今日は取付日和です。
足場だって軽快に上っちゃいます。

現場はいつものようにきれいに片づけられておりまして、さらには私たちだけで作業ができるように監督の野田さんが配慮してくださったので、順調に気持ち良く施工ができました。
ありがとうございました。
初夏を迎える頃には完成した姿が見られるでしょうか。

その時まで楽しみをとっておきます。

アイラブ飯高さん

2017.04.18

今日はアキコと二人で今まで一度お伺いしたかった「組む 東京」さんに行ってきました。(スタッフのみんな、忙しいのにすみません。)
飯高さんの個展とkoushaの宮崎さんのカフェが開かれているのです。
てっきり今日は飯高さんがいらっしゃらないかと思っていたので、また久しぶりに会えたのが大変うれしくてアキコに写真を撮ってもらいました。
うれしいなあ。
飯高さんとは、人をつなぐことがとても上手な設計士さんトミヤさんとのご縁で、2年前に初めてお会いしたのです。
ああ、こういう陶芸家さんが居るんだなあってとても温かい気持ちになったのを覚えているのです。
ひと目でファンになって、少しずつその器を使わせて頂いて心地良さを覚えて、それからずっと飯高さんを追いかけているのですが、少しずつきちんと自分の道を前に進んでいる姿を見て、自分も頑張らなくては、といつも励みにしていて、今日もいろいろなお話をさせて頂きました。
フリーハンドイマイって何だろう、イマイダイスケって何だろう、自分はどこに向かっているのだろう、私たちはどうみんなに見られているのだろう、最近よくそんなことが頭に浮かんで、少しモヤモヤッとした気持ちになって。
私は何が好きなのだろう、と。
だから、飯高さんのお話はいつも元気を頂けるのです。
結局自分の好きなことを表現していくしかない、いつも答えはそうなるのですが、その表現の方法をいろいろな人がいろいろな種をくださる。
少しずつ、私たちらしさをより明確に打ち出していけるように頑張ります。
人の出会いはたからものです。

このすてきな個展は、22日(土)の19時まで開かれております。
「飯高幸作の器 展 / Apr. 2017」

17時から工房にYさんが打ち合わせにいらしてくださるので、飯高さんといつも変わらず美しい宮崎さん、そして、「組む」の美しいお二人にご挨拶をさせて頂いて、楽しい午後でした。

どうにか17時ギリギリに会社に戻ります。
みんながいつものように忙しそうに動いている姿を見て、ありがたいなあと思うのです。
「おはよう。」とみんなに声を掛けて、来客の準備。

まもなく、Yさん葛飾からやってきてくださいました。ありがとうございます。
Yさんのご新居にはキッチンとバックカウンターを作らせて頂くのです。前回ご主人がいらっしゃることができなかったので、今回はご主人に私たちを見てもらおうということで、仕事を早上がりしてきてくださったのでした。
打ち合わせが終わって、Yさんとお話をします。なぜ、うちに相談に来て下さったのでしょうか、と。
皆さんにもいろいろとお話を聞くのですが、相変わらず私たちらしさの明確な答えは見つからず。
Yさんは、最初は食器棚を探していくうちにオーダーで食器棚ができるということを知ったのだそうです。そうすると、キッチンまでオーダーでできるということも初めて知って。
今まで、キッチンというと他の家具とどこか切り離した印象で考えていたのだそうですが、木を使ったキッチンを見ているうちに、キッチンも自分たちの好きな家具と一緒なんだって思えたのだそうです。
それを私たちが具現化してくれているのだそうです。
なるほど、勉強になります。
そう、人との出会いはたからものです。

ナラとステンレスと白い化粧板のキッチンカウンター

2017.04.16

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昨年の夏に納品したカウンターは、この季節になって少し板が動いてきたりしておりますが、大きな故障なくきちんと働いておりました。当初予定していて保留になっていたハンドルをとの反対側にもつけようということになりまして、またあらためてお伺い致しますね。

そして、今家具を使っている様子を写真に撮らせて頂きました。
お腹が大きかった奥様の腕には、7か月のまん丸な男の子。ゆるやかにしっかりと時間は過ぎていくのですね。
初夏の陽気と陽気な笑顔に囲まれました。

普段娘たちに「お父さん。」と呼ばれているけれど、良いのか悪いのか分からないけれど私自身父親らしい自覚があまり持てなくて、自分は自分の考え方を持っていて、子供たちは子供たち自身の考え方を持っていて、そういうなかで私たちは接しているから父親というよりは友人と接するような気持ちも持っていて、でもそういう形を含めて父親だと思ってくれていて、子供は私を好きでいてくれて、私も二人(もちろんお母さんも)好きでいて、そういう毎日の静かな時間の流れが少しずつしっかりと家族の形を作っていくのかななんて思っています。

おうちパンの「ミルクスティックパン」を焼いてみました。

2017.04.16

こねる切る焼く
来週末のWS「木のキッチンでおうちパン」開催に向けて、藤沢さんに教えていただいた「おうちパン」レシピ、ミルクスティックパンを朝食に作ってみました。
前日の夜に材料を合わせて冷蔵庫に。朝取り出し成形して焼く。娘達だけで上手に美味しく出来上がりました。
「やってみよう!」「できた!」って思えるレシピに出会えることは、手作りにトライする大きなきっかけになると思います。
ご予約された皆様、来週日曜日お待ちしております!
お陰様でご予約は埋まりました。ありがとうございます!

Kさんの工事がひとまず完了。

2017.04.14

少し変わった作りのマンションを手に入れたKさん。キッチン周りと寝室を改装したりと、なかなか大掛かりなリフォームを行なったのです。設計は、最近よく一緒にお仕事させて頂いているスタジオコンボさん。食器洗浄機の便がまだ日本にやってこないということで、まずは第一期目の工事はこれで完了。この一期目で残るのは明日奥様が食器棚の扉と引き出しの前板をローラーでペイントする作業のみ。本日は、細かい作業とそのローラーペイントの方法をお伝えに伺ってきました。
「えーっ。本当にきれいに仕上がるかな。」
ペンキの楽しさはまた上から塗り重ねられるところ。楽しんでやりましょう。
この食器棚の塗装で慣れてもらえれば、今度は壁だって塗れちゃう。
「あの壁一面に黒板塗料を塗ったって良いのです。」
「ああ、おもしろそうですね。」と、奥様。
そう、楽しんで、楽しんで。ちびっ子たちと一緒に塗り絵するようにコロコロやったっていいんです。

さて、次は食器洗浄機が入荷した頃にまた工事に伺います。

そして、そのあとは、ダイニングの家具と電話を置くための家具。これでいよいよ全体が見えてきますね。
楽しみです。

木のキッチンでおうちパン教室を開きます。

2017.04.13

もうすぐ訪れる春、どこかお出かけしたくなる季節ですね。
その季節を迎えるにあたって「おうちパンシニアマスター」の藤沢真美さんが連休前の4月23日(日)におうちパンクラスを開いてくださることになりました。
このレシピは前の晩に仕込んで、翌朝焼いて楽しめるレシピなので、キャンプに行くときにも気軽に楽しめるレシピなのですよ。
焼きたてのパンをご馳走にお出かけしてみませんか?
小さいお子様連れの方も、パパも大歓迎です。(キッズルームあります)
また、「木のキッチン見てみたいけど、子連れでも良いのかな。」「今話題の「おうちパン」、気になってるけれどどこで習えるだろう。」というみなさん、、一石二鳥(笑)のこの機会にぜひ遊びに来てくださいね。

フライヤーご希望の方はこちらのPDFを保存してお使いください。
おうちパン4月23日のフライヤー

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「ミルクスティックパンを作ろう」
*当日は生地製作を体験して頂き、お持ち帰りいただきます。プチ試食会もあります。

日程: 4月23日(日)
時間: 午前の部:10:30スタート、定員8組(満員となりまして、すみませんが締め切りました。)
    午後の部:14:00スタート、定員8組
場所: フリーハンドイマイ2階ショールーム
持ち物: エプロン、髪の長い方はまとめられるもの
保冷バッグ(ランチバッグサイズ)と保冷剤
問合せ:TEL:0467-75-8719/mail:info@freehandimai.com

料金: 1組500円(当日現金払いとなります。)

*お申込の受付は定員に達し次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。
*駐車場に限りがありますので、車でご来場の際は、ご連絡ください。

ouchi_003湘南☆寒川町の子連れで通える自宅パン教室-おうちパン-
http://ameblo.jp/panpan-smkw/

藤沢真美
10年間の料理教室の講師を勤め、子育てを機に、こどもの食を通して食の大切さを実感し、『家族が食べる美味しい手ごねパン作り』をテーマに、美味しく簡単にできる手ごねパン教室を開催。

手さぐり

2017.04.13

なやましい構造。
最初の部材は少し力を加えたらきれいに導管に沿って割れてしまったのでした。
では、木取りを変えてみようか。
二回目の部材はなかなか良い感じです。自分の手でグイッとやっても先ほどのようには割れたりしない。でもこれが脚に組み込まれて重たい天板が載るとどのくらいのストレスが掛かるのか。手探りですね。
「じゃあ、カナイ君。どのくらいで耐えられなくなるか試してみよう。」
と、片側をバイスで固定して、反対側は人の力以上にということでクランプで締めてみると最初の部材よりは強いのですが、ある程度力を加えたところでもげるように割れてしまいました。
うーむ。
3つ目に用意した部材は、クロスする根元の面積が広いもの。
こちらはきちんと割れませんでした。
やはりこの木取りでこの形になるのだね。
それでいて美しい形にしていくにはどうするかな。

我が子へ

2017.04.13

20170413001先々週、と先週の日曜日に子供達には内緒で(うすうす気づかれていたみたいですが)ここでひとつの形を作り上げたSさん。いよいよ本日お子さんに贈る日です。
「とても楽しかったです。まだこの経験を生かして、今度は息子のプラレールをしまうボックスを作ろうかなって思っているんです。」と、とても晴れ晴れした笑顔でそう言ってくれました。
自分の町で楽しいことができるって、すてきなことだ。

ウェブサイト更新

2017.04.13

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚クルミで食器棚を作らせて頂き、明るいキッチンになったSさんのお話と、

ステンレスうろこ仕上げを用いたアイランドキッチンクラシックカーのデザインをキッチンに取り入れる、というちょっと珍しい印象に仕上げたMさんのキッチンのお話と、

8年前に作った家具を移設して新居にリフォーム8年前に作らせて頂いた家具を新たな住まいにきれいに導入させて頂いたWさんのお話を3例を掲載させて頂きました。

もしよろしければご覧になってください。

ほほえむ、にぎわう、台所。

2017.04.13

「クルミの食器棚のオーダー」

杉並 S様

design:Sさん/daisuke imai
planning:daisuke imai
producer:hideaki kawakami
painting:yasukazu kanai

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

キッチンつき当たりから振りかえって食器棚を見た様子。建売なので、内装を決めることができなくて、キッチンの背面がかなり濃い色なのですが、どちらかというと濃い色のシックな印象よりも木目の生き生きとした明るい印象にしていきたくて、と言っていたSさん。冷蔵庫も濃い色ですが、キッチン自体は、この食器棚がかなり明るい印象にしてくれたと思います。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

キッチン入り口から見た様子。その1。この長い天板をどう2階に揚げるかを取付当日まで悩んでいたのでした。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

こういうカウンターに置かれたものはその人をよく表してくれます。何より果物が木の鉢に置かれているところが私としてはとても好きなのです。

食器棚を作りたいというお電話を頂いたのです。
家具をご相談してくださる皆さんの連絡方法はいくつかあるのですが、一番多いのがメール。ウェブサイトに問い合わせフォームがあるからだと思うのですが、やはり一番多くみなさんから頂く連絡方法はメールです。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

奥様が一番好きな場所、と言ってくださったこのスペース。当初は家事をしながらパソコンができるようなデスクをイメージして作った場所なのですが、今は奥様の好きなものがギッシリ詰まったスペースに。「いつかは机として使おうと思っているのですが、今はこの状態が良いのです。」と。

次に電話。その次はFAXですが、FAXでお送り頂くのは昔に比べるとたいへん少なくなりました。今はスマートフォンが普及して、手書きのものでも簡単に写真に撮ってメールで送れる時代になったからでしょうか。
その2番目に多い問合せ方法の電話ですが、なかなかタイミングが合わないことがあるのです。
いつもは電話が掛かってきても手元の私の電話で受け取れるようにしているので、工房に居る時ももちろんあるのですが、移動中だったり、打ち合わせ中だったり、取付作業中だったりすることも多くそうなると電話に出られない・・。
折り返し電話すると、知らない携帯電話番号が空いて先に表示されるからか出てくれないことも多かったりします。
出会いはタイミングなのですね。
でも、うまくタイミングがあって電話でお話ができると、声でお話しできる分、お互いの気持ちが伝わりやすいのでいろんな話ができるのです。
でも、メールのようにうまく言葉を考えながらお伝えすることができない時があったり、今話していることの次に話すべきことを考えて、先ほど伝えたことが頭の中でうろ覚えになってしまったりすることもあるので、いろいろと考えるとやはりメールでご相談頂く方がゆっくり考えをまとめてお伝えできるなあ、と受話器を置くたびに少し思うのです。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

吊戸棚の下のオープン棚。このスペースとても気に入って入るってお客様は多いのです。皆さんとてもきれいにうまく使ってくださっていて、私はいつもこのスペースを見て、フンフンと勉強しているのです。

そして、Sさんから食器棚を作りたいというお電話。
大まかな内容は、そのお電話で分かりましたが、細かい部分についても教えて頂きたかったので、あらためてメールを送って頂くことにしました。

「今井大輔 様
早速のご回答ありがとうございます。
新居に伴い、インターネットなどで食器棚をいろいろと探していく中で今井様の食器棚に一目惚れし、一刻も早く問い合わせしなくては!!という思いでお電話させていただきました。
それゆえに、アバウトすぎる内容のメールを送ってしまい申し訳ありません。
現時点ではざっくりとした希望しかお伝えできないのですが、、、」

と、とてもうれしい言葉を頂きました。
Sさんのように大事な思いを持って来て下さる皆さんがいらっしゃるから私たちは頑張ることができるのです。
そのメールにいろいろと書かれたSさんのご要望を踏まえて、さっそくプランを一つ作成しました。

ステンレス製の根菜バスケット

下に見えるのが根菜バスケット。この食器棚の一部に根菜をしまうスペースを作る、という考え方も以前に比べると増えてきていますね。

「ご連絡ありがとうございます。
図面を見てさらにワクワクしてきました!!
いただいた図面をもとにいろいろと考えたいと思います。
また、来週18日17時から、現地でキッチン窓の高さなどを採寸させてもらうことになりました。
以前のメールで、5月初旬に現地確認をというお話がありましたので、もしご都合がよろしければ、今井様にも一緒に現地確認していただいたほうが話がスムーズに進むのではないかと思いまして。
急なお話で失礼かと思いましたが、一応ご相談させていただきました。
よろしくお願いします。」

というお申し出がありまして、幸いその日は予定が空いておりましたので現地を確認させて頂くためにお伺いしたいのです。

ロートアイアンのハンドル

KUMA鍛鉄工房さんのロートアイアンハンドル。最近よく使わせて頂く機会が増えてきました。蜜蝋を焼き付けて仕上げてあって独特の光沢と控えめな槌目の印象が熊田さんの優しい笑顔を思い出させるのです。

今回は一般的な食器棚の設置場所と違って、屋根の勾配が天井に現れているキッチンスペースです。しっかり確認しておかないと。
そして、2階への搬入をどのように行なうかを確認して頂いて現地での打ち合わせは終了。
そのあとにSさんのご自宅に伺わせて頂いて、キッチンや今使っている食器棚を拝見させて頂いて、イメージに近い形を打ち合わせていきました。

炊飯器収納スライドテーブル

炊飯器用のスライドテーブル。

そして、その中で興味深い話題になったのが、金額に対する捉え方でした。
家具をオーダーで作るということは、もちろん簡単なことではありませんので、量販店で販売されている家具に比べると高くなってしまうことが多いのです。
私たちは、私たちの作業費をその家具を作る為に掛かる時間(日数)に換算して加工費用を計算していきます。
そこに掛かる材料費を加えたものが家具を製作するうえで掛かる費用と考えております。
家具は製作するだけではなく、塗装が必要な素材であれば塗装のための費用、運搬するための費用、壁にきちんと固定して仕上げるための費用、そして、今こうして打ち合わせを行なって形を考えたりするための設計費用が掛かります。
そこには無駄がなく、私たちみんながきちんと気持ち良く仕事をして行き会社を運営してゆくための費用となっているのです。
家具に限らず、よく量販店ではある時期に限って価格を大幅に下げるような販売方法があったりします。
使う人にとって、必要なものが手に入れやすい金額になっていることはとても魅力的なことであります。
ただ、そこに私たちが示した金額は家具を販売しているお店が示している金額とは質が違うものです。
私たちは私たちがその家具を作るために掛かる費用を提示し、販売店は必ずしもではありませんがその家具をうまく販売するために調整できる金額を提示していると思っております。
Sさんとの話の中で、率直に、家具屋さんにおいては減額という対象のなかに値引きというものもあるのでしょうか、という疑問を頂いた時に、このようなお話をさせて頂いたことがありました。
ご主人も奥様も物を作ることの大変さや楽しさをとても良くご存じのお二人でしたので、「なるほど、価値というものは、いろんな示され方があるのですね。」と楽しそうに頷かれていたのを思い出します。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

吊戸棚の中は、半透明のケースできちんと分けられたお菓子や乾物などが。良い印象。

こうして、その家具の姿や価値を、そのままの姿を受け止めてくださったSさん、家具のできあがりを心待ちにしてくださって、そしてそのできあがりを大変喜んで頂けたのでした。
「いや、想像以上のできあがりです。この木目の表情や佇まいがね。私も母も家具が好きで、その影響を受けて私もいろんな家具を見ることが好きになったのですが、この形はやはり美しいです。」とにこやかにほほ笑みながら、楽しそうに話して下さるご主人。それを隣で見つめる奥様。
うれしい光景、うれしい場所で使ってもらえることになって良かった。

Sさんにはそのあともご相談を頂いて、スツールを作らせて頂いたり、家具のご意見を頂いたりと、とてもうれしいお付き合いが続いているのです。
ありがとうございました。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

引き出しの様子、その1。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

引き出しの様子、その2。ちなみに引き出しのスライドレールは底付けのソフトクローズレール。レールが見えないですっきりした印象。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

引き出しの様子、その3。

クルミとアイアンを使ったキッチン背面収納と吊り戸棚

引き出しの様子、その4。

クルミの食器棚

費用につきましては、お問い合わせくださいませ。

一緒に暮らそう

2017.04.13

「ナラ板目のリビング壁面収納デスクのオーダー」

荒川 W様

design:Wさん/daisuke imai
planning:daisuke imai
producer:hideaki kawakami
painting:yasukazu kanai

8年前に作った家具を移設して新居にリフォーム

テレビボード全体の様子。向かって右の扉が8年前に製作した格子扉。

今(2016年)から8年前にリビングや洗面室の家具を作らせて頂いたWさんから、大変久しぶりにお電話頂いたのです。
今まで住んでいたところからお引越しすることになって、その新しい住まいに今まで使っていた家具たちを持っていきたいのだということでした。
そしてその新しい住まいが、同じマンション内の別のお部屋なのだそうです。
なるほど、面白そうなお話ですね。
そして、しばらくしましてからあらためてメールを頂いたのです。

レコードプレイヤーを置くスライドテーブル

形状は変えましたが構造は一緒。レコードプレーヤーをスライドして引き出せるテーブルです。

「お久しぶりです。荒川区の若井です。お元気ですか?
この間御連絡してから、だいぶ経ってしまい申し訳ございません。
先日お話しした通り、今回マンションを6階から1階に移ることになりました。
そこで今までの家具を持っていきたいのですが、いくつか相談があります。
洗面所の収納は、転居先に梁があってサイズが合わず、残念ながら置いて行くことになりそうです。。
残念ですが、もし何か良いアイデアがあれば教えてください。」

8年前に作った家具を移設して新居にリフォーム

一番下は引き出しになっていて、CDが入るようになっています。

いろいろな事情があって、住まいを移られる皆さんには何度かご相談頂いたことがあります。
愛着があるし、せっかく自分たちのために作ってもらった家具だから一緒に連れてゆきたいのです、と。
たしかにその気持ち、分かります。
皆さんと一緒に家具を考えている時って、本当にみんなワクワクして、目をキラキラさせて考えてくれます。
そうしてできあがった家具はまるであたらしい家族のように迎えてくださるのです。
一緒に連れていきたいですよね。
でも、その時に2つの方法があることをみなさんにお伝えしています。

8年前に作った家具を移設して新居にリフォーム

こちらはリビング。なるべく元の家具を生かした形で、家具をリフォームしております。

ひとつは、思いのとおりに連れていく方法。ただ、新しい住まいにそのまま家具を持ち込んで納まることはなかなかないのです。
一度その家具を外したら私たちの工房まで持ち帰って、新しい住まいの設置場所を確認させて頂いてから、その寸法に合わせて、再設計し、部材を追加して設置します。
きちんと設置しますので、昔の面影を残した形で使い続けることができるのですが、現地を確認したり、引越し前に家具を取り外して、引っ越し後に取付に行くタイミングなどいろいろと限られてしまうことがあったり、費用が大きく掛かってしまうこともあるので、必ずしも持ってゆけないこともあります。

8年前に作った家具を移設して新居にリフォーム

8年前の「ずっと前から」と製作例の生地と見比べてみてくださいね。この部分はキッチンの手元を隠すような間仕切りの役割をしています。そして、L型のそれぞれの直線が交わる部分がなかなかシビアな作りにしていまして、壁のできあがり寸法がはっきりしない状態での採寸でしたので、施工が大変なのでした。

もう一つは、そのまま家具を残して新しい住まいに移る方法。
これは皆さんからお話を聞いてなるほど、と思ったのですが、せっかく使った家具だけれどその場所にあった形にしたのだからその場所に置いてゆく、ということで、家具がついたまま状態で、新しい住まい手の方を探すと、とても良い確率だったり、とても良い条件だったりした状態で、新しい住まいに移ることができることが多いのだそうです。
「イマイさんの家具がついていたおかげで、今度は要られる方はとても気に入ってくださって。」と、お客様から聞いて、なるほどこういう形があるのだなあと勉強になったのです。

8年前に作った家具を移設して新居にリフォーム

上のオープン棚が新たに作った部分で、下の引き戸収納が8年前の部分。

その2つのお話をWさんにさせて頂いてたうえで、Wさんは6階から1階というとても近距離でのお引越しになること、ずっと使い続けて深い愛着を持っていたこと、を考えて、ご新居に持っていく形にしたのです。
そうして、Wさんのリフォームが始まりました。

まずは、洗面室についていた吊戸棚は残念ですがそのまま残す形にして、リビングのL型の家具だけを新しいリビングに持っていくことにしました。
その前に1階に移るにあたって、リフォームの内容のご相談から始まりました。
でも、今回は私たちがリフォームに携わるのではなく、家具の製作のみです。
しかし、Wさんがそのリフォーム会社さんに不安な点を持っていたので、それでまずはそのあたりをイマイさんに聞いてみたい、ということになったのです。
このマンションの1階ですが、コンクリートの床に直張りのフローリングで、クッション性のある柔らかめのフローリングで、さらに床暖房が入っているそうなのです。
その影響なのか、床がものすごく波打ってしまっているのです。木の床がなんでこんなにフニャフニャしているの?

8年前に作った家具を移設して新居にリフォーム

この小さな開き扉の収納は新たに作った部分。まだ色が淡いのです。

湿気と床暖房が入っているため床を固定できない部分がある影響なのだろう、ということがリフォームの打ち合わせの進めるうえで分かったのですが、その改善する方法があいまいで、「大丈夫ですよ。問題なく施工しますので。」という明確な答えのないままお話を進められそうな感じがしたのだそうです。
そのほかの部分もWさんから話を進めないと、良い提案が出てこないそうで、「○○のようにしたいのですが。」というと、「ええ、できますよ。」というできるかできないかの答えがもらえるだけで、「○○するならばこうしたほうが良いです。」とか「代わりにこういう形にしてこう見せる方法もありますよ。」というようなキャッチボールがなくって、自分の提案が通るのはうれしいのだけれどそれで全体としてよい部屋になるのかだんだん分からなくなってきちゃって、イマイさんどうしましょう‥。

うーん、どうしましょう。

ということでさらに詳しくWさんの新居でしたいことをお聞きしながらお話をしていくのですが、やっぱりそのリフォーム業者さんはやめたほうが良さそうな印象。
その話の中で、もう1件の業者さんに訪ねたお話ががありました。
そちらの業者さんは、床材のお話だけ進めていた業者さんのようで、その方から良いリフォーム業者さんをちょっとだけ紹介してもらっていたのだそうです。それでも、もうどこにお願いすることが良いのか自分で判断しきれなくなっちゃって、どうしよう、ということになっていたのです。話を聞くとその2件目の業者さんは対応も丁寧で、返答に対してもきちんとした根拠をもって答えて頂いているようでした。それで、そこにお願いしたほうが良いのか、それとも今井さんのほうでお付き合いのある方がいらっしゃったら、その方のほうが良いのかも、と話をしていくうちにだんだんと迷ってしまって。
そこで、まずはお話だけでもしてみてはどうですかと、私のお付き合いのある設計士さんをご紹介したのです。
それは、いつもお世話になっているスタジオコンボさんです。
電話だけだと伝わりにくい部分もあるので、ここから茂呂さんのところまでが比較的近い距離だという意こともあったので、見に来て下さったりもしたのですが、やっぱり設計士さんに依頼する、ということがWさんにとっては大ごとのように感じてしまったようで、スタジオコンボの茂呂さんのような気さくな方でも、「イマイさん、私やっぱり建築家さんにお願いするほどのことじゃないのに申し訳なくて。ごめんなさい。」ということで、床の波打ちに対する良い工法についてなど茂呂さんから良い話が出たのですが、最終的には2件目のリフォーム業者さんが施工することに決まりました。
「いいんです、いいんです、イマイさん。また何かあればいつでも声掛けてもらえれば。」と茂呂さんにはそう言って頂けたので、このあと実は茂呂さんに活躍してくださるお仕事が幾たびも出てくるのですが、それはまた別のところでお話ししましょう。

こうして、リフォーム業者さんも決まって、間取りも決まって、工事が始まりました。
私たちも工事に合わせて家具の加工をしなければいけなかったので、まずは今お住まいのところから、家具を引き取りに伺います。
取り付けたのはもちろん自分たちなのですが、8年経っちゃうと、どこからビスを止めたか分からない部分もあったりして、少し苦労しながら解体完了。
その後しばらくして大工さんの作業がひと段落したところで、設置場所を採寸。
いよいよ、新しい場所に合うように、追加加工を始めます。
できるだけ今までと同じようなレイアウトで使いたいのですが、間取り自体が、現在のリビングと新しいリビングでは反転してしまっていて。その場所に合わせて、さらにWさんのご要望に合わせて、リビングの家具をうまくリビングボードとテレビボードの切り分けます。

またオーダーキッチンとの納まりもあって(当初キッチンのお話も出ていたのですが、今回は他社様のキッチンになってしまいました。残念!)、どうリビングボードを納めるかが今回の工事の要になります。
床の波打ちは取れても、不陸は残るでしょうし、L型になるとその床の歪みが大きく影響してくるかもしれなくて、うまくいくかが心配だったのです。

そして、無事に内装工事が終わった頃に、家具の設置工事に入らせて頂きます。テレビボードは比較的すんなりと納まったのですが、リビングボードは壁が躯体壁ということもあってやはり歪みが出ていて苦労しましたが、どうにかきれいに設置できました。
新しい部分はまだ色が淡いままで、今までの家具の部分は色濃く日焼けしています。
これが、しばらくするとうまく馴染んで、そうなった時が本当のWさんの家具になった時なのではないかな、と楽しみにしているのです。

ナラ板目のテレビボードの新規製作

価格:530,000円(制作費・塗装費)

ナラ板目のリビングボードの追加加工

価格:500,000円(制作費・塗装費)
*運送搬入費・取付工事費が別に掛かります。
(目安として、運送搬入費は30,000円から、取付施工費は80,000円から)

収納棚を足しました

2017.04.09

1年前に娘たちと作った学習机。進学して色々と物が増えてきて、引き出しや机の上が物でいっぱいになり、結局ダイニングテーブルに持ってきて勉強をする日々になってしまうことが多くなりました。そこで、収納棚を作り足すことに。
今回はスピードが求められていたので、おとうさん作成、無塗装で(笑)。家具屋姫ならではの待遇ですよね。
このありがたさに気付くのは親の立場になった時なのでしょうね、きっと。

途中経過

2017.04.07

2017040710120170407103途中経過の写真です。なかなか細かい作業が大変で、これからようやくレコードプレーヤーのほうに取り掛かれる段取りとなりました。

さくらの前で会いましょう。

2017.04.07

20170407002201704070052017040700420170407006201704070032017040700720170407008「もしご都合が合えばなのですが、さくらが咲いてる時期に来て頂けたらキッチンからさくらを見て頂けるので、そのころにいらっしゃいませんか。」

お引越しが終わってそろそろご挨拶にお伺いしようかなと思って、Sさんにご連絡しましたら、うれしいお返事を頂いたのです。
山手の桜はきれいですものね。
そして、約束の今日。
例年ならもう少し花が開いていて頃だと思うのですが、今年は変わったお天気続きでしたので、満開には3日ほど早い頃でしょうか。
キッチンに案内して頂くと、「本当だ。」さくらが見えました。

「すてきな借景なのですよ。」
「うん、そうですね。前回、キッチンの状況を確認するために現場を見に来る時にこのあたりを歩いたのです。すてきな場所がたくさんありました。」
「そうなのです。私たちもここに来てから歩いてみると、住宅街の中や路地の先や思いがけないところに素敵なお店があって。それも閉じている日よりも開いている日のほうが少なくて、ちょっと不思議な場所に入り込んだみたい。」
「いい場所です。」
「今週末もここに人が集まってくれるのです。お花見しようって。」

お嬢さんの保育園もはじまったばかり、奥様も間もなくここから仕事に戻る暮らしが始まって、新しい暮らしが始まるぞって言うワクワクした空気であふれておりました。

入学式

2017.04.05

今日は、次女始業式、午後から長女入学式でした。
在校生有志の合唱団のすてきな歌声で、ちょっと不安な気持ちが和らぐ、よい入学式でした。よかったね。
スタッフのみんな、お休みをありがとう。

Sさんこんにちは。

2017.04.05

20170405002先日、食器棚を作らせて頂いたSさんが声をかけてくださいまして、お引越しされてから、と考えていたリビング家具についてのお話がいよいよ始まることに。
車に乗って出かけると相変わらずすぐに眠くなってしまいますので、電車に乗って出かけようと思い、駅に向かって歩いていると、こちらをじっと見て、しばらくすると「イマイさん。」と声をかけてくださる人が。
「?」
思わずじーっと見つめてしまうのですが、この学生時代の友人にそっくりに見えるひとがどなたか思い出せなくて、(もし友人だとしたら、なんで彼がここにいるのだろう・・。)何て思っていたら、「イマイさん、Uです。」と。
そうでした!Uさんです。どこか髪型が違って雰囲気が違って見えてしまったのですが、ただいま家具を作らせてもらっているのに、顔を思い出せないなんて・・。
15年以上前に家具を作らせて頂いたお客様でも、顔を見るといつでも作った家具と名前を思い出せるぞって自信があったのに、Uさんすみません。大変失礼致しました・・。
そして、温かな春の午後の中Sさんの家に到着。
「まだ片付いていなくて・・。」という室内ですが、Sさんの色がよく出たお部屋になっておりました。
ここからどんなリビングにしていきましょう。
あれこれ、悩んでひとつの形にたどり着きましたが、帰りの電車でもうひとつの形があるかもしれない、と悩み始めてしまいました。
もう少し考えてみてSさんにお伝えしてみよう。