湘南T-SITE「湘南移住フェア」に参加します。

2021.07.31

暮らし方を見直すきっかけは人それぞれだと思います。家族が増える・勤務先が変わるなど様々ですよね。
コロナ禍の生活が始まり、在宅ワークに働き方が変わった方もいらっしゃると思います。ここまで長く大きな出来事があると物事の考え方が変わってもおかしくないと思います。
以前家具やキッチンを作らせて頂いた都内のお客様から「実は引っ越しをしまして、今井さんの工房に前よりも近くなったのですよ。」と時々お知らせを頂けることもあります。(「持っていける家具は持っていきましたが、作りつけの家具は置いて行った方が査定額が上がったので置いていきました。」などご連絡をいただきます。もちろん新居に持っていくので、外して取付る作業だけお願いできますか?という方にも対応していますので大丈夫ですよ。いずれにしても今でもお役に立てているようでしたらよかったです。笑)
海と山に囲まれていながら都会へのアクセスもしやすい湘南の暮らしってどういうものなのだろう?と思われている方に、湘南T-SITEに実際に足を運びその道中街並みを見ながら場所を確認して、T-SITEでは湘南の家づくりをお手伝いしているハウスメーカーさんや工務店さん、そして私たちのようなオーダーキッチンや家具を作っている工房もありますよということを知っていただければと思います。
と告知しようと思っていたのですが、再び緊急事態宣言下となってしまいました。
今回は資料の展示のみとなります。
私たちの出店は、家具やキッチンのスケッチ集と製作例集の展示(合計3冊)・カタログ「木のキッチンがある暮らし」NO.1の無料お渡し・木製雑貨の展示となります。興味のある方はご無理のない範囲でご覧いただけたらうれしいです。よろしくお願い致します。

湘南T-SITE「湘南移住フェア」
8月1日~9月16日開催

ウェブサイト更新

2021.07.27

ナラとステンレスのL型キッチンと作業台
内田雄介さん設計の住宅に作らせて頂いた二世帯で使うOさんの魅力的なL型キッチンのお話と、

ブラックチェリーのテレビボードとベンチと本棚
チェリーで作ったL型のテレビボードとベンチチェスト、そして本棚が一体になったKさんの家具のお話と、

クルミのダイニングテーブルと椅子
クルミを使ってテーブルと二種類のダイニングチェアを作らせて頂いて、それぞれがやさしい形にまとまったNさんのお話の3つの制作例を掲載しました。

もしよろしかったらご覧になってください。

西丹沢まで

2021.07.26

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久しぶりの日曜日の休み。午前中に沢歩きをしようということで、西丹沢まで出掛けてみました。
気軽に考えていたら、登山道というよりは石の連なる険しい道を木に結ばれたピンクのリボンと時折出てくる立て看板を頼りに、水にも浸かりながら、二つの滝を見せてもらいました。
だんだん大きくなり、気持ちが離れていく子供たちと一緒に出掛けられる機会は、もしかすると数えられるくらいかもしれない。
でも、そういうふうに成長していってくれていることはとてもうれしいことですから、喜ばしいことなのですけれどね。
こういう今があること、子供たちには感謝です。

動画も撮ってみました。
「西丹沢 下棚の滝・本棚の滝」
https://www.facebook.com/100009126390782/videos/1398087457231497/

一緒に働いてくれるスタッフを募集します。

2021.07.26

一緒に働いてくださるスタッフを1名募集致します。
私たちと一緒に家具を作ることの楽しさを皆さんにお伝えできる方を望んでおります。

資格・条件等:年齢・性別は問いません。普通自動車免許をお持ちのかた。職業技術訓練校で木工科を卒業されているかた。
勤務内容:家具製作・取付等/設計補助等
勤務時間:8時~17時30分ですが、状況により異なります。
休日:弊社規定
給与:弊社規定により決定
待遇:交通費全額支給

応募される方は、info@freehandimai.comまでご連絡ください。
拝見させて頂きましたあとに、こちらから折り返しご連絡させて頂きます。

お待ちしております。

Kさんのソファ:スタッフ ヒロセ君の制作日記

2021.07.23

今回はタモ板目材を使ったソファとサイドテーブルを担当させて頂きました。
ソファのサイズは、幅2,555ミリ、高さは705ミリ、奥行は860ミリあります。
横に置くサイドテーブルと合わせると全長3,415ミリになり、すごく幅のある家具になっています。

設置させていただくのは2階のリビングです。
玄関から廊下を通って階段があるため、このソファのサイズや重量を考えると搬入がなかなか困難になりそうという判断でパーツ毎に作って現場で組み立てる事になりました。
横方向に延びる伸びるパーツ(背板や地板など)は、途中で分割されていないために1枚で作らなければなりませんが、制作するための芯材の長さはが2,424ミリ(8尺)+僅かな伸び代しかないため、つないで作らないといけません。
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普段はどこで繋ぐかを気にすることは少ないのですが、ソファは人が座り荷重がかかる物なので、少しでも強度を下げないようにどこで繋げば余計な負担をかけずに 荷重を脚部に逃がせるのか考えながら繋ぎました。
地板は多少寸法の違う18ミリ厚のものが2枚重ねになるのですが、お互いの繋ぎ目を変える事により、現場で組み立てた時により強度を増すことができるような作りにしてあります。
それ以上に今回大変だった部分としては、クッション取り付け後はあまり見えなくなってしまうところなのですが、背もたれになる部分は勾配になっているため、それぞれに貼り付ける突板のお互いの木口面を斜めにカットしないとピッタリに貼ることができません。
計算上5.65°の角度にすれば良いことがわかりましたので、昇降盤と言う機械の鋸刃を斜めに倒し加工するのですが、工房の機会は旧いアナログタイプでメモリがデジタル表示ではないため、細かな角度は5.65°の治具を作り角度を合わせ勾配にします。2枚の突板がピッタリ合うよう仮当てしてペーパーで微調整を繰り返しやるのですが、長さもあるため、なかなかピッタリいかず苦労しました。
そして速乾ボンドと白ボンドを併用し貼り合わせていくのですが、一度貼ると剥がすのが非常に困難なため、貼り合わせは何度やってもすごく緊張する作業です。
こうして、各パーツを仕上げて仮組みをして組立てに問題がないかを確認して完成させることができました。
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そして先日、無事納品させていただきました。
分割しているとは言え、1階から2階へ運ぶのに無事搬入できるか不安のあるところでした。
実際現地を確認すると、事前の打ち合わせ通りに階段部分が吹き抜けていたので、そこから縦方向に荷上げすることができそうです。
そこそこ重量のあるパーツも有り、階段を足場代わりにしての荷揚げなので、少し大変ではありましたが分割していた為スムーズに搬入できたと思います。
現場での組み立ても予定通り進めることができて無事に組みあがり、ひと安心いたしました。
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実は、ソファを組み立てた状態でクッションを置いた様子は今日初めて見たのですが(工場だとクッションがホコリをかぶってしまう為)シンプルだけどすご く存在感のあるソファに仕上がったと思います。
そして設置されたその様子は、Kさんのご新居に早くも馴染んでいるようにも見えました。

Tさんのキッチン対面カウンターとその下の収納

2021.07.22

つたえる楽しさむずかしさ」のTさんから頂いていたご相談は、このような形で実現しました。
まだ細かい作業が残ってしまいましたが、おおよそ全体像が見えてきました。
できあがるのにも長い時間が掛かりましたが、Tさんの思いはずっともっと長かったようです。
これから食器棚も白くなるのですよ。最初にお話を伺った時はちょっとびっくり半信半疑でしたが、Tさんの思いはずっと真っすぐなままです。
完成した空間がどのようになるのか、Tさんの思いの先が見られるのが楽しみです。

アニメの中のすてきなキッチン

2021.07.21

夏休みが始まりましたね。明日から4連休なのですね。コロナ禍は続いていますし、オリンピックがありますので、旅行などのお出かけの計画も特になく、今年も様子を見ながら気をつけて過ごす夏になりそうです。
何の予定もないのがかわいそうで次女チイと映画を見に行こうという話になり、週末に「竜とそばかすの姫」を観に行きました。(映画館は感染対策をしてくださっていますし、隣と前後を開けている間引きの席はゆったりと鑑賞できるのでいいですよね。)主人公の女の子が過去の出来事で思うように過ごせなくなってしまったけど、SNSの世界と現実を行き来してある出来事を乗り越えることで受け入れられて前向きに過ごせるようになる(というお話だと私は感じましたが違っていたらごめんなさい。)とてもすてきお話でした。「信頼を得るためにはそのアカウントの素性を明かさなくてはならない。」というところは、改めて聞くとなるほど~と思いましたが、自分は自分としてしかSNS上にも存在していないので、異なる人の気持ちはちょっとわかりませんでしたが。
細田守さんの作られる映画に出てくる家とキッチンの光景がいつもすてきで好きなのですが、今回は壁付けキッチンの後ろにカウンターがある木のキッチンのように見えました。家族で一緒にご飯を食べようというメッセージが物語のどこかしらに入っているので、その光景により親しみや温かみを感じられるのかもしれませんね。
私達のページもキッチンや家具をつくれますよ、というだけではなく、その先にあるものを目指して形にしていますということを伝えていけたらいいなと思っています。そう思えるようになったのも、皆様がキッチンや家具を取り付けた後の暮らしの様子を私達に教えてくださるので叶うようになりました。本当にありがたいことだなと思っております。
写真は我が家のキッチンです。今は背が伸びてこんな風に身を乗り出さなくなったチイとブレた私ですがお気に入りの写真なのです。

写真を頂きました。

2021.07.21

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先日設置工事に入らせて頂いた茅ケ崎のY様のリノベーション工事がすべて完了したということで、リマジナデザインの柴田さんから写真を頂きました。
これですべて完了ですね。
最近は茅ケ崎でのお仕事が多かったのですが、こういうある時期にその地域でのお仕事が多くなることってよくあってその都度不思議だなと思うのです。
次は秋~冬にかけて杉並区、中野区あたりでのお仕事が多そうなのです。
頑張ります。

今回はキッチン制作というよりはキャビネットの制作にかかわらせて頂いた形ですべて柴田さんが段取りを取ってくださって大変お世話になりました。
また、何かお手伝いさせて頂けることがありましたら、ぜひお声掛けくださいませ。

ソファの納品

2021.07.19

20210719002先日お引渡が終わったということで、今日はソファの納品。
張地はフジエテキスタイルさんのタイム。我が家のソファの座面やクッションにも使っていてさらっとした肌触りで夏でも心地よいのです。
今回のKさんの下地は座面も背もたれのクッションもウレタン。フェザーよりも弾力があるので、ちょっと硬く感じるかもしれませんが、使っていると多少馴染が出てきてふんわりしたあたりになってくるでしょう。
キッチンも良い感じです。
あとはお引越し後にあらためてご挨拶させて頂こうと思います。
Kさん、今日はありがとうございました。

あめ過ぎて

2021.07.16

リマジナデザインさんからお声掛け頂きまして、懐かしい佇まいの茅ケ崎のYさんのキッチンリノベーションに関わらせて頂いております。
昨日、けたたましい雨音を聴きながら始めた作業でしたが、のぞく晴れ間と共に無事に工事が完了しました。
今回はとてもシンプルな取付で、あとは工務店さんが施工を引き継いでくださるということで、私たちの出番はここで終わり。
懐かしく優しい印象に仕上がるのが楽しみです。
ありがとうございました。

冷やし中華とおいなりさん

2021.07.16

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我が家のガスコンロは+doなのですが、付属のダッチオーブンを今まであまり活用できていないので、これを使って何か作ってみたいなとずっと思っていたのです。でも気持ちに余裕ができないと慣れないことをする気にはなれないので、次のお休みの日にやってみようと決めていました。笠原将弘さんの焼き豚のレシピが気になっていたので、朝漬け込んでおいて、美術館から帰宅後に焼いてみました。大きいお肉で失敗したらしょんぼりなので300gの塊肉で、鉄鍋で焼き色を付けてから10分加熱して10分そのまま火を消しておいて置くだけでジューシーな感じに焼きあがりました。途中中が見えないのは不安もありましたが、これは簡単でいいですね。ダイスケさんがお客様のお宅に伺った際に同じ+doのお使いのお客様から、我が家で実はあまりダッチオーブンを活用できていないというお話をすると「そうなのですか、うちは結構使っています。」とお話しされていたよ、と聞いていたので気になっていたのです。これからは積極的に使っていこうと思います。お客様の暮らしぶりから教わることは多いです。勉強になります。
ダイスケさんが「冷やし中華だけで足りるかな~。」ということで、おいなりさんも作ることにしました。
お揚げを沢山煮込んで、チイが塾に行く時間が迫っていることに気づき、熱がりながら酢飯を詰めたので温かいおいなりさんになってしまいましたが(笑)、これはこれでおいしかったのでよかったです。
そんな休日の夕ご飯なのでした。

ホームオフィス

2021.07.15

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テレワークという言葉が日常的に聞かれるようになりました。
今回、Kさんからは家具というか部屋のご相談・・。
うまく空間を利用して、寝る場所と働く場所を組み合わせた部屋?を作りたいという相談。
かつ、コストを抑えて・・、ということで、シナとタモを使って柱と梁と板壁で空間を作りました。
無事、搬入できるのだろうか・・。

版画美術館へ

2021.07.15

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ふと目をやると、ここのタイルの入隅と出隅の納まりが美しいことに今気が付きました。
暇があれば美術館に出入りするのが好きで、今日は版画美術館へ。
このところ打ち合わせの移動中に読んでいる本が戦前戦中の京都や銀座の町並みが良く出てくるお話を読んでいるとその生き生きとしたその様子に憧れてしまって、さらにはその時代の好きな川瀬巴水さんの版画も展示されているということで楽しみに出かけてきたのです。
でも浮世絵っていうと今まであまり興味はなかったのですが、広重、清親、巴水の3人の画家が描くその当時の生活風俗の様子にクスっとさせられたり、ほろッときたり、まさしくその絵の中で生き生きした様子が描かれていてこれはおもしろいと思ったのでした。
今回は風景にスポットを当てていたので、当時の風俗と言いうよりは風景の中にいる人々のささやかな様子が見られて楽しかったのです。
江の島、ズッシリした藤沢遊行寺、品川、おもちゃのような箱根、不忍池に猿橋など身近な場所の当時の様子が生き生きしていた。
その情景とは別に、広重の描く茶屋の重なりが望遠レンズ越しに見たように圧縮されて大きな塊のように見える様子や、三人が描く空気遠近法(恥ずかしながら初めて聞きまして)の美しい様子など、巴水の夜などその見せ方の魅力に囚われて、行ったり来たり楽しい時間でした。
私の住む町海老名もだんだんと大きくなっていく様子に魅力はあるのですが、美術館ができたらうれしいなあ。

そういえば、専門学校時代の最後の課題は、家具屋のくせに建築の課題をやっておりました。
その頃は寒川の実家住まいでしたが、相模国分寺がある町ということで海老名にスポットを当てて、ちょうど農業高校の前の田んぼを使って、そこに塔、金堂、講堂、僧房の配置に合わせて、4つの建物を作り、見た目は田んぼのような原っぱで、地下に潜る階段を行くと中が美術館になっているという海老名市立美術館を作る、なんて課題をやっておりました。
当時はパソコンもろくに使えないので、A3のケント紙に直に作図して、歯ブラシと金網を使ってスパッタリングでざらついた芝生を描いたりして、仕事をしながらも何だか楽しく頑張っていたような。
いつか自分のまちにそういうすてきな文化施設ができると良いなあと願っているのです。

模様替え

2021.07.14

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だんだんと暑くなってきたのでフェザーのクッションを外しました。
この背の表情は普段なかなか見られないので、ちょっと特別な朝。
週末はバタバタしそうなので、本日お休みを頂いて町田の版画美術館へ少し出掛けるつもり。
ふだんは娘たちが起きる前に出かけることが多いので、久しぶりに二人を見たような気がして。
そういう朝。

タオル掛けの扉にカビが出ていないか確認しましょう。

2021.07.13

雨が続いていますね。梅雨なので仕方がないのですが、洗濯物を部屋干しにしていたり想像以上に部屋の湿度が上がったままの状態が続いています。木のキッチンや家具をお使いで、タオル掛けのタオルが前板にかかっている形でお使いの方々には特に確認してほしいのですが、木が湿気を吸いきれなくなってカビが生えているかもしれません。確認して早めに対処していけばきれいな状態を保てますので、一緒に確認してみましょう。
写真は我が家の洗面所の写真です、タオル掛けのタオルが帰宅しても湿ったままの状態が続いていたり、この扉を開ける時に隣の扉とこすってしまっていたりしていたら、木が湿気をため込んでいるサインです。タオルを外して板の状態を確認してみましょう。我が家は毎年梅雨時期には扉がこすってしまいます。
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我が家はオイル塗装の扉ですが、表面だけではなく裏側にまでカビが生えてしまっていました。いけませんね。アルコール除菌スプレーをキッチンペーパーに吹き付けてカビの部分を拭き取りました。
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きれいになりました。表面についていただけのカビでしたら拭き取りだけで簡単に落とせますが、根が深くなっていると落とせない場合もありますので確認が必要です。カビを落とせたことが確認できたら、400番くらいの紙やすりで軽く磨いてから蜜蝋ワックスを塗り込んでおくとアルコールで取れてしまった塗膜を補うことができるのでよいと思います。
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まだ雨の時期は続きそうですので、朝出かける時と夜就寝前にはここのタオルはハンガーに下げて別の場所に干していきます。一度症状が出ている扉ですので梅雨が明けるまでは再びカビが生える可能性は高いです。扉に常に湿気が触れていないようにしましょう。「こんなことに気をつけなくちゃいけないの?木の扉って面倒。」と思われるかもしれませんが、木を水回りできれいに使用していく為には必要なことです。梅雨が明けて暑い日差しが戻ってくれば扉同士もこすらなくなって無くなる問題ですから、梅雨限定の家事のひとつとして習慣にしていきたいと思います。
確認してみて「カビが落とせなかった!」など困ったことが起きた方は連絡してくださいね。

こんにちは、Hさん。

2021.07.12

4月上旬にお邪魔させて頂いてから早3ヶ月。
使い始めた様子を見させてもらいにHさんのところにお邪魔してきました。
玄関入ると突きあたりに見えるキッチンが宝石箱のようによい印象なのは前回と同じでしたが、Hさんらしさがそこかしこに見えてすてきなキッチンになっておりました。
ただ、この季節柄、板が伸びちゃって延びちゃって・・。
引き出しが閉まりにくくなっているということで、次回ちょっとお手入れさせて頂いてその時にたくさん写真を撮らせて頂くことに。
すみません、しばらくご不便お掛けします。

「大丈夫ですよ。開け閉めできなくなっちゃったわけではないですし、見に来てれるみんなもこのキッチンをとてもよく言ってくださるの。」と、うれしそうにお話してくださいました。
「やっぱりこの湿気の多い季節だからでしょうかね、先日の雨のすごかった時も駅前の川があと少しであふれるくらいまで増水しちゃって怖かったのですよ。」
そうですよね、木も水もいろんなものが季節に合わせて生き生きしますよね。

ホワイトオークのキッチンと食器棚

2021.07.11

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本日は、朝から伊藤さんの最後の仕上げに入ってくださっていてそれが終わりましてからTさんにお引渡し。
今回は1週間の期間を頂いてのキッチンリノベーションでした。工事期間中は作業がしやすいようにとご自宅を空けてくださったため、まだお子さんも小さいのでいろいろご不便をお掛けしたと思います。
Tさんありがとうございました。
悩んだタイルの色柄、貼り方もとても美しいです。
そして、伊藤さんにも今回大変お世話になりました。
あうんの呼吸できれいにまとめて頂けるというのは本当に頼もしくありがたいことです。
なかなかお見せすることの少ないシンク下の納まりですが、とても美しい。
(私たちのキッチンは、水漏れなどの何か故障があっても見やすいように、パネルなどで配管を隠すことなくほぼこのままにしちゃっています。)

チェリーの本棚

2021.07.10

今日は汗が流れ続ける暑さでしたね。
でもお天気に恵まれたのは幸いでした。
その中でノガミ君とヒロセ君にMさんの本棚の設置に出かけてもらいました。
本棚のようなオープンの家具はシンプルな分、見せ方がなかなか難しいのです。
変に板が二重三重に重なっちゃうと野暮ったく見えるのですが、板を重ねないように作ると、現地で接着して組み立てていくことになるので、何かあった時に外せなくなっちゃう。
できれば造り付け家具でも万一の場合は外せるようにしたいなと考えているのです。
それで今回は3分割で制作して、左右上下に同じくらいの隙間を見ておいて、あとでチェリー材で埋める形で制作しました。
この写真だと分かりづらい部分でありますが、次回お伺いする機会ができましたら、その様子なども確認しておこうと思います。
Mさん、ありがとうございました。

私は中目黒まで。
土曜日となるとやはりこのような状況下でも人が多く感じますね。
人の気持ちがあふれる通りは見ていて温かで安心になりますが、安心とは裏腹に病が広がっていくのだとしたら、この状況でこれからどう過ごしてゆけば良いのか考えさせられますね。
Hさんといろいろお話している時間は有意義で楽しく、すてきな家具になりそうです。
気持ちを静かに、過ごす時間を大切に考えながら、どうしてゆけば良いのかと汗をだらだら流しながらぽつぽつと思うのです。

ナラホワイトオイル仕上げの引き戸収納

2021.07.09

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家具材でもなかなか材が入りにくくなり始めていて、今回ようやく手に入ったナラ材を使って作らせて頂きました。
色の濃淡の幅が広い材達でしたので、あまりバラつきを出さないように上から下に向かって濃淡が緩やかに変化しているような木取りにしたことで、木の自然な色や表情がよく分かる仕上がりとなりました。
ホワイトオイルを擦り込む仕上げにしているので、素地に近いような印象で仕上がっています。
天板はコーリアンのアッシュコンクリートで全体的に少し彩度を抑えた印象で仕上がりました。

そして、オークのキッチン

2021.07.08

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そして、昨日と今日と取付工事を行なっていた代々木のTさんのところ。
昨日はお天気予報を見ながらハラハラしておりましたね。
戸建の2階のキッチンで、階段はオーソドックスに回り込んでいるタイプの階段。屋内からはかなり厳しい搬入になると思われるので、バルコニーからの想定で考えているのですが、この雨じゃなあ・・と寒川を出た時には困っておりましたが、現地につくころには雨もほぼ上がり、作業を始めて間もなく晴れ間が出てきました。
よいおこないよいおこない。
そして、元スタッフで今は一人でとてもたくましく頑張ってくれているコバヤシ君も取付に参加してくれて、制作を担当したワタナベ君と私とヒロセ君の4人で頑張って、ステンレスカウンターから始まってガスオーブンやガゲナウの食洗機をどうにか上げることができました。
内装工事はいつも頼もしいkotiの伊藤さんにお願いしてありましたので、無事に段取りは済んでおりましたので、あとは工房で組み上げた通りにうまくこの場所で組んでいくのです。ここからは3人にお任せして昨日の作業をひと通り済ませ、本日再びワタナベ君とヒロセ君とで作業に入ってもらって無事に設置が完了。
壁を挟み込むステンレスカウンターと言う少し変わった納まりの今回のキッチン。あとは伊藤さんのほうで少し特徴のあるタイルを張ってくれたり、つなぎ工事をして頂ければ工事完了の予定。
また週末にお邪魔させて頂きますね。

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ちなみにTさんの以前のキッチンはこのような感じでした。

おひさしぶりです!

2021.07.08

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やっとDさんのところにお伺いすることができましたね。3年越しです。
今月初め、「食洗機のドアが少し歪んでしまったようで・・」と大変久しぶりにご連絡を頂きまして、お伺いしてきたのです。
で、「お久しぶりです、Dさん。」とうれしい再会もつかの間いろいろと調べていくとどうやら私たちの手に負えないので、ASKOを取り扱うツナシマ商事さんに来て頂くことになりまして、本日その点検作業を行なったのでした。
原因はドアパネルのバランスの調整が取れていなくてドアが少し傾いてしまっていたということで、そのあたりの調整方法を教えて頂いて、無事に完了。
「実は食洗機だけではなくて、このデルタの水栓もちょっと不具合があったのですよ。でもそれは私が選んだ水栓ですので、イマイさんに連絡することなく、直接お店に連絡して部品を交換することで直ったんです。」
そうでしたか・・、いろいろありがとうございます。
Dさんのお話を聞かせて頂いて、いろいろと勉強になりました。

スタッフさんが点検作業をしてくれている間に、テーブルでこすりつけてしまったというサイドパネルの引っかき傷を布とアイロンを使って修復。
無垢のパネルだと結構深く見える傷もふんわりも戻るのです。
この復元作業は結構派手で、アイロンで水蒸気がじゅわーって蒸気を上げながら音を立てるので、板が割れちゃうんじゃない!?って皆さんおっかなびっくり見ていてくださるのですが、そのあと丁寧に拭いて磨いて蜜蝋やオイルを塗ると、ほとんど分からなくなりました。

「わー、うれしい。ありがとうございます!」
「それと、今日はイマイさんが撮影してくださるということで植木屋さんに相談したらこのドウダンツツジを選んでくださったのです。」とお嬢さんを寝かしつけた後に枝ぶりを整えてくださって。
楽しく使っている様子がよく分かりました。
何かあればこういうふうに駆け付けられる距離はやはり良いです。
また何かあればいつでもお声掛けくださいね。

それから、暮らしている様子の写真を制作例に追加しましたので、よろしければご覧になってくださいね。
ストーリーテラー」町田 D様

4320ミリのキッチン

2021.07.06

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サッシが入っちゃうと搬入できなくなるから、ということで監督さんや大工さん皆さんにご協力いただいて天板を搬入したのが2月の半ばでした。
そして、4月の終わりに天井との納まりが関わってくるということで吊戸棚だけを取り付けまして、その間に階段とくっついちゃう玄関収納や壁と同化するような洗面収納とカウンターの追加工事をご依頼頂いて、本日ようやくカウンターとその下のキャビネットが設置できて無事に完了しました。
これだけ長い間現場に出入りしていたことは今までなかなかありませんでしたね。いろいろと大変良い勉強になりました。
あとはソファを設置して完了の予定です。

日刊Sumaiに記事が掲載されています。

2021.07.05

今回掲載11回目の記事は、キッチンの床材についてのお話です。キッチンや家具のご相談をいただく時に床材のお話が出る機会が多いです。オーダーキッチンを検討されるお客様は、リビングから見たキッチンダイニングのインテリアの繋がりや一体感を重視されている方が多い印象があります。お家全体の予算がありますので、そのバランスの取り方も難しいところですが。
日刊Sumaiの他のライターさんも床材のついて書かれている方がいらっしゃいますので、見た目・インテリアの視点から、使用感の視点から、合わせて読むと参考になると思います。興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
日刊Sumai → 住まい → 住まいのお役立ち情報 → 家づくり → 「キッチンの床に無垢材を使うと汚れが気になる?プロに聞きました」
写真はキッチンではありませんが我が家の赤松の床です。家族みんななるべく家では裸足で過ごしたいという希望がありました。節があると硬いのでなるべく無いようにしてもらいました。針葉樹は柔らかいので傷がつきやすいですが脚は疲れにくいです。また、空気を含むので冬場も冷たくなりにくいから床暖房を入れないのならお勧めだということで選びました。設計士さんの言う通りでした。自宅のオープンハウスをした際にも、「この床材は何ですか?床材はどういう風に決められましたか?」と必ずご質問を受けました。皆さん気になるポイントですよね。Instagramなどで見るおしゃれなお家は広葉樹の床のお宅が多い印象ですね。会社のショールームの床も松を使っていますので、気になる方はご参考にしてください。