2021.03.28

先日ダイスケさんとお休みをいただきました。夫婦で経営しているので四六時中一緒にいるわけですが、それがいい面と悪い面がある気がしています。(仲が悪いわけではないので安心してください。笑)ずっとお仕事中のような感覚になって、「これが一生続くのかなぁ。」と離れたくなる感覚になる時が時々あります。そのためには普段あまりしていないことをすればいいのですが、緊急事態宣言が解除されない中ではお出かけもし辛いので、そんな時は身の周りを整えればいいんだ、自分一人ではできないことをピックアップしてみると、お庭のお手入れをすることになったのでした。
マンションのベランダで使っていた低い物干し台を引っ越した後も使うかなと思いお庭の端っこに置いていたのですが、1年経ってもほとんど出番がなかったので粗大ごみに持っていきました。するとその場所がぽっかり空いてしまったのです。
スペースができると何か置きたくなるものです!そう思ってからはずっといろんな木を調べていました。
ダイスケさんから「キッチンを納品したIさんが教えてくれたのだけど、お庭の植栽はこの近くの植木屋さんにお願いしているのだって言っていたよ。」と聞いて行ってみたくなったのでした。
お家を建てた時の植木屋さんは設計士の福原さんのご紹介でお願いしたのですが、そういう繋がりがないとなんとなく突然は行きづらいところです。Website の情報もなかったりするところが多いのですが、こちらは置いてある樹種もリストアップされていたので脚を運んでみようと思えたのでした。長嶋園さんです。とても広い場所のたくさんの木々の間を抜けて受付場所にたどり着くとわくわくしますね。お目当ては、榊とシルバープリペットだったのですが、アホニアコンフーサーも薦められて仲間入り。土を買いに行ったホームセンターで大好きなヤグルマギクを見つけてその子も仲間入りすることになりました。
家に連れ帰って、霜にやられてしまった植物の植え替えと植え付けです。お庭を掘ってみたら思いのほかたくさんの石が出てきてびっくりしましたが、お家を建てた時のものというわけではなく、河原のような丸い石で、川から近い場所だからかなと思いました。ガツガツ音をさせながらダイスケさんが汗だくになって掘ってくれて、無事榊を植えることができました。
元気に育ってくれますように、ちゃんと調べてみていかなくちゃ。そしてもっと木が大きくなって葉が繁ったら、神棚に飾るお榊にするのが憧れなのです。お庭が希望通りに整って私の心も整った、そんな休日だったのでした。
2021.03.27
3回目の記事のテーマは「キッチンの吊り戸棚は、引き戸&コンパクトが使いやすい。納得の理由を解説!」です。
お家づくりで間取りが決まり、キッチンの位置・形・向きが決まるとリビングからの見え方や動線、収納したいもので収納の形を考えていく必要があります。でも、その人にとって「こうしたい!」というポイントは本当に人それぞれです。今まで家具を作らせていただいたお客様の形を交えながら記事を書かせていただきました。興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。よろしくお願いします!ちなみに写真は日刊Sumaiに掲載されている写真の反対側の収納の様子です。
日刊Sumai @nikkan_sumai のWebsiteからジャンル「住まい」→ 「住まいのお役立ち情報」→「家づくり」
題名
「キッチンの吊り戸棚は、引き戸&コンパクトが使いやすい。納得の理由を解説」
キッチンの吊り戸棚は、引き戸&コンパクトが使いやすい。納得の理由を解説
2021.03.27
「L型のキッチンにしたい。」というご家庭では、やっぱり奥さんがお一人でガシガシとキッチンを使いたい、というご意見が多いです。
特に壁付けでL型となると、一人の時で使う動線としてはコンパクトで、あれやりながらこれもやってと同時にいろいろとこなせそうですが、ご主人やご家族と一緒に立つと、水と火が近かったりすると、「ちょっと熱いお鍋がそちらに行くよ。」とか「後ろで包丁通るから気を付けてね。」とか掛け声しないと、肩がぶつかっちゃいそうだなあと思ったりするのです。
でも、そんな掛け声溢れるキッチンの様子を見るのはなかなか楽しそうです。
我が家なんて4人でキッチングルグル回ったりするので、みんな揃って何かこしらえる時はやかましいくらいです。笑
1面が壁付けではないL型になると、回り込んで作業ができたりするから、お料理教室の先生方がそのレイアウトを取り入れることも多かったりします。
このスケッチのキッチンだと、もう奥さんの気概が見えるように感じられます。
「よし、このキッチンでいろんな物作っちゃぞ。」ってね。
でも、いろいろとご縁がつながらなくて取り止めになっちゃったのでした。残念!
2021.03.25

うねうねと続く海岸線から起伏の富んだ山道を抜け、ようやくたどり着いたのは城ケ崎海岸。
この先の暮らしをこの場所でと考えているTさんからキッチンのご相談を頂いており、今日がようやくその納品日でした。
このところ、私たちのような建築に関わる仕事は、周りも含めてみな慌ただしくしているようで、予定していて時期から1か月ほど遅くなってようやくキッチンの設置ができる状況になったのでした。
それこそ、待ちに待ったというTさんには大変喜んで頂け、お天気にも恵まれたとても良い納品日でした。
まもなくつなぎ工事も終わって、キッチンも使えるようになりますので、その時にまたあらためてお伺いしますね。
ひとまず設置が完了。
2021.03.21

今日はなかなか荒れた天気でした。
その中、Kさんの食器棚の設置にノガミ君とカイ君が向かってくれました。
戻ってきてカイ君が「無事に設置完了しました。」と報告をもらってほっと一安心。
木の壁の家にしたかったのです、とおっしゃっていたKさんの室内はすべて板張りで、とても温かい印象です。
そこにこのチェリーの食器棚が置かれて、色の変化が楽しみな空間ですね。
もうすぐお引越しということで、またあらためてお伺いできるを楽しみにしているのです。
工房では午前中に東大和市からKさんがキッチンのご相談にいらしてくださって、魅力的な形を作らせて頂くことができそうで、こちらのお話も楽しみです。
私のまわりでアイがずっとグルグルグルグル。
外に出られないからつまらないようです。
2021.03.21
Mさんからご相談を頂いた時にどうやって作ろうか迷っていた椅子がようやく完成です。
「旅行先で座ったあの椅子がどうしても忘れられなくて・・。」というなかなかドラマチックなご相談だったのです。
その宿泊先に相談しても椅子はもう廃番になってしまっていたそうで、それでどうにか作れないものかと、私たちにご相談くださったのでした。
背が直角で真ん中に穴が開いていて、どういうデザインだったのだろうと思うのですが、Mさんとしては普通に座る以外にも反対を向いて座れるように使いたいから、このドーナツの穴が大切っておもしろいなあ。
フジタケさんにも苦労して張ってもらって、本日ようやく完成。
不思議な形ですが、実は見た目以上に座りやすいのです。
それも不思議。
2021.03.21

1枚目の写真は古い方の洗濯機のもの。2枚目が新しいものです。
Instagramなどでお家づくりの投稿を読んでいると新居への引っ越しのタイミングで家電を買い替える方々が多いことを知りました。我が家は使えるものは使う考えなので不具合が出始めたりしているもの以外はそのまま新居でも使っていました。
2月頃から、洗濯機の中身の片寄りセンサーが過剰に反応してしまいずっとすすぎが回る状態になってしまいました。それ以外は使えているのでどうしようかなと思いながらも使っていましたが、毎回そのタイミングで洗濯機の様子を見に行かなきゃいけないのがストレスになってきたので買い替えることにしたのです。7~8年は使ったかしらとみてみるとTOSHIBA社の2010年製のもので、チイと同い年のものでした。もうこんなに使っているのならということで、洗濯機選びを始めました。
今まで縦型しか使ったことがなく、お家づくりで洗面所の形を考える時に確か福原さんからも「ドラム式とかにする?」と聞かれたのですが、「うち縦型派なので。大丈夫です。」と即答していたと思うのですが、いざ買い替えでいろいろな洗濯機を調べてみると、どのデザインも機能も魅力的で、買わないと分かっていてもドラム式を調べてしまったりしてしまうものですね。ドラム式を置けるように洗面所を広めにしておけばよかったのかなぁとも思いましたが、そうなると壁を挟んで反対側の収納の奥行きが狭くなってしまいA4ファイルがしまえなくなってしまうので、現状で良かったのだ、と改めて確認できました。
日頃の生活でいつの間にか忘れてしまっている自分たちが家づくりの時に決めた暮らしの形を、こういう機会に見直していくことが暮らしやすさを考えていく上では必要なのかなと思いました。
新しい我が家の洗濯機は朝一度に回して済む10㎏サイスの縦型。浴室乾燥機があるので乾燥機能はなしのタイプにしました。ネットで注文して会社に届くようにしてダイスケさんと交換作業。古い洗濯機をきれいに掃除してリサイクルセンター(会社からすぐそばの場所でした)に持っていくと、洗濯機・冷蔵庫・エアコンが山積みになっていて、こんなにたくさんの家電が捨てられているのかと分かると衝撃的でした。それを何個も持ち上げて積み上げてはフォークリフトでトラックに積み込んでいる作業員の方々が特別体が大きい方々ではなかったのですが、とても力強くて最強なんじゃないかと思えました。そしてあんなに家電が処分されている現状を見て、修理してもう少し使えたのかなもったいなかったかなと反省しました。頭では分かっているつもりでも目にすることで感じ方は変わります。子供達も連れていけたらよかったのになと思います、いい勉強になりました。家電も物も大切に使っていかなきゃいけないなと思います。
2021.03.20

昨日は次女チイの卒業式でした。保護者2人まで参加可能だったのでダイスケさんと参加することができました。
今まで当然のようにしてきたことができなくなって1年以上になりますね。その事実さえあれば式のような催し物はなくても物事は進んでいくこともわかってきてはいましたが、やっぱり一緒に生活しているのですから、お祝いしたり悲しんだりその時間を共有して過ごしていきたいなと思いました。いい時間でした。この式を実現させるために学校の先生や関係者の方々の様々な準備があったのだと思います。ありがとうございました。
いつも室内にお花がない我が家ですが、一気に華やかになりました。やっぱり緑があるのは癒されますね。
2021.03.17
白もよいです。
とても洗練されていて美しく、天板がナラの節アリ材という癖のある素材を使っているので、より際立って美しく感じます。
2021.03.15

もともとある玄関に増築された前室のような場所。
庫裏をつなぐ通路のような場所ですので、少し季節のものを飾れて、なおかつ玄関の履物をすっきりさせたいという、Kさんのいつもながらの細やかな気配りのある家具。
増築された部分は福原さんの設計ですので、我が家のようにツガの板張りの壁です。やはり季節で木は動きますので、壁が少しカーブを描いていて、さらには角が鈍角になっているので、先日取り付けに出かけていたワタナベ君とヒロセ君がなかなか苦労していた様子が分かります。
「扉がつかないの?」って聞かれたんです、と戻ってきたワタナベ君に言われたのですが、いつものようにあうんの呼吸で決まった形でKさんも私もおぼろげで・・。いけませんね。
「でも扉無くても良い感じなので、しばらくこのままで使ってみるわね。」とKさん。
そうですね、でもそのうち格子扉をつけても、壁のラインと相まってとても良い印象になりそうで、それもまた楽しみだなあと思うのです。
今度はね階段の下に敷く台を作らせて頂くことに。
2021.03.15










大好きなシュトーレン。毎年うさぎパンさんや鎌倉マザーズカフェのウスダさんのものをいただけるので自分で作ったことはありませんでした。今年こそやってみよう!と思い、年末に富澤商店さんのセットを買っておいたのです。シーズン中は手元に食べるものがあるので作る気はせず、いつかいつかと思っているままパントリーの奥に追いやってしまっていたらしく忘れてしまっていました。先日、「お母さん、これ期限切れちゃいそうだよ。」とお菓子を探していたチイに指摘されて思い出し作ってみました。アーモンドをオーブンでローストしている余熱で生地を発酵させられたり、パン生地をちぎってと他の生地と混ぜる作業が面白かったです。溶かしバター・グラニュー糖・粉砂糖をまぶす作業は、「うわ~、カロリーこわ~い。」と思いながらやりました。(笑)自分の好きなものが何からどうやってできているのか知るのは食べ方も考えるきっかけになるので大切なのですね。全行程時間220分と書いてある通り、キットになっていて2本作るだけでももう十分なのですが、これを一度に10本とか焼いているという話を聞くと本当にもうすばらしいなと思います。
1セットから2つできたので、ひとつは両親にプレゼントしたら喜んでもらえたのでうれしかったです。
また来年も、このキットなら挑戦できるかなと思いました。よい勉強になりました。
2021.03.14
今日はとても良いお天気だね。
今日は一日雨降りでしたから、アイは少し寝てはモソッと起き出してアルミ戸に爪を立てて「外に出るのだ。」とカリカリするので(ぞわぞわするのでやめてください)開けてあげると、そうっと顔を外に出してはパチパチなる雨音をつまらなそうに耳を立てて、少しすると目をしばしばさせてまた中に引っ込む。それの繰り返しで退屈でしたね。
さっそくご飯を食べたら、裏庭に出かけておりました。
展示室の奥は、しっかりすき間を塞ぎ切れていないせいか、1階作業場のパネルソーから出る木の粉が微妙に入り込んできていて、放っておくとうっすら展示室に粉が積もるのです。
今日は午後からキッチンのご相談にHさんがいらしてくださるので、きれいにしないとね。
あとでね、アイ。
2021.03.13





先週、タイルの施工も無事に終わったというご連絡をkotiの伊藤さんから頂いていたので、今日あらためてNさんにご挨拶に伺ってきました。
なかなかこういう雰囲気の食器棚を作らせて頂く機会は少ないのですが、このところ食器棚とタイルの組み合わせで作らせて頂く機会が多くてうれしいです。
タイルの表情って優しいんですよ。
そして、今回上に向かって開く格子扉にはめ込んだのはウォーターテクスチャーという波紋のような模様が特長のガラス。
こういう格子のサイズやガラスのテクスチャーとタイルの印象が相まって、とても良いキッチンになりました。
まだまだ色若いチェリーですが、すぐに赤みが増してくるので、もっとずっと良い印象になっていきます。
楽しみですね。
それと細かい部分ですが、使う金物の選定って大事だなと感じています。
この格子扉は上に向かって開く扉ですが、以前にはソフトダウンステーというものを使っていたのですが、意外に初動作に力が必要だったりして、毎日何度も開け閉めする部分で、さらにキッチンに立つのは女性が多いですから、そのたびに力が要るってなかなか不便で、今はそれは止めてフリーストップステーを使っているのです。構造も単純で、デザインもどこか懐かしくてね、良いのです。
明日は、伊藤さんが世田谷のYさんのところのタイルを施工してくれます。
またできあがりが楽しみです。
2021.03.13


我が家のキッチンです。私は右利きなのにコンセントの差込口は左側についているのでコードが体の前を通ります。
「あら、オーダーキッチン作っているのに設計ミスですか?」と思われるかもしれませんが、違います。ちゃんと自分なりに考えたのです。食洗機はつけませんでしたが収納スペースを確保したかったのです。ひと月に一度使う位のこの位置のコンセントの為に上段か下段の一段分の引き出し収納がなくなってしまうのは嫌でした。この形には満足しているのですが、やっぱり使う時には気になるのです。ハンドミキサーを置くときに左側にコードが流れるのでミキサー本体の下にコードがきていちいちよけるのが使いづらかったのでした。でも写真のようにハンドルの中にコードを通せばその使いづらさが解消できることがわかりました。すごく小さなことです。「コードレスなら?立ち上がりのあるキッチンだったら収納スペースも減らさず作業スペースの所にコンセントをつけられたよね?」という方もいらっしゃるかもしれません。ハンドミキサーだけの機能でコードレスのものは当時見つかりませんでしたし、コンセント口の為だけにフルフラットのキッチンをあきらめる気はありませんでした。でも意外とこういう小さなことの積み重ねが、その人にとっての使いやすさ・暮らしやすさ・居心地のよさを決めているのではないかと感じています。
この日も事務所で一緒に仕事をしている時にダイスケさんがふと「チーズケーキ食べたいなぁ。最近食べてないなぁ。」とつぶやいたのです。私は「そうだね。」とただ返事をしました。心の中で「わざわざ製菓材料屋さんまで行く気はない。でも帰りに夕ご飯の買い物をする時、そのスーパーにチーズケーキの材料が揃っていたら作ろう。ひとつでも揃わなかったら今日は作らない。」と決めました。思い立った時にいつでも失敗しないで作れると栗原はるみさんが言っていたレシピを参考にしました。グラハムクッキーはなかったのですが小麦胚芽クラッカーは売っていたので揃いました。そして夕ご飯前に作ることができました。これでもう私は急な「チーズケーキが食べたい。」という家族のリクエストに応えられるようになったぞとレベルUPしたようないい気持ちになれました。こんなことです。こんなことをひとつひとつ解決していきながら暮らしていけたらいいなと思っています。
2021.03.09




昨年末に納品させて頂いたIさんのところにお伺いしてきました。
「以前にコウケンテツさんがご自宅でお子さんと一緒にお料理をしている番組を見ていて、あぁこのキッチンすてきだなって思ったのが、この形にするきっかけだったのです。」とIさん。
それ以来、Iさんと平成建設の設計のTさんと一緒にどうしたら表情豊かなキッチンになるかをあれこれ悩みながらようやくたどり着いた形ですからその思いが写真にもあふれています。
「やっぱり引き出しのなかも写真に撮るのですね。もっときちんと片付けておけばよかったなぁ。」とIさん。
「でも、実際に使っている様子が見れてうれしいって皆さんおっしゃってくださるので、私はその様子を拝見させて頂けるのが好きなのです。」
「そうですよね、私も何度も何度も皆さんの引き出しの様子見ましたもの。」
「でも、引き出しの様子を見られるなんて、何だか自分の裸を見られるよりも恥ずかしいのですよ。」とIさん。
目の前にいらっしゃるかたからそういうふうに言われると、ドキッとしてしまいます・・。
でも、たしか以前にも同じことをおっしゃってた方いらしたなあ・・。
そういうものなのかなあ・・、と何だか余計なことを考えてしまってはいけません。
これから迎える夏の日差しにどう向き合っていくか、とか、庭の植栽をどんなふうに見せていきたいか、とか、気が付くと、午前授業のお嬢さんも帰ってくる時間までいろいろなお話を聞かせてくださいました。
ありがとうございました。
すてきな暮らしが始まったばかりでにこやかなIさんから元気を頂いてきました。
それから、このご縁の今回一緒にお仕事させて頂いた平成建設のTさんと一緒にまたキッチンを作らせて頂けそうなのです。
今度のテーマはルドルフシンドラー邸です。
楽しみなのです。
2021.03.09
懐かしい、7年前くらいのハルチイの写真です。前の家の押し入れの前ですね。
先日次女チイの体操教室を卒業しました。(幼稚園児と小学生のレッスンしかない教室なので。)
幼稚園の年中さんから通い続けて8年間。最後の2年間は同い年の子が誰もいない状況でしたが通っていました。
日頃からなんでも長女ハルははっきり発言してくれるのでわかりやすくて助かるのですが、チイはよくわからないなぁと感じることが多い子です。「鬼滅の刃」で例えるならカナヲちゃんっぽく(ファンの方すみません。親バカの戯言です。)勉強も普通にできるし、運動もできるのですが、自分から声を出すことがないので、「この子大丈夫なのかしら?外で1人の時困らないかしら?」と心配なのでした。
年少さんから登園させましたが、幼稚園に見に行ってもいつも一人で遊んでいる子で、「幼稚園楽しい?」と聞くとうん、とうなずくのですが全然楽しそうには見えないのでした。体を動かすことは好きそうなので体操の体験教室に行かせてみると「通う。」と自分で決めたのです。(なぜかその後にハルも通うと言い出して、姉として焦ったのでしょうか、途中2人で通っていましたが。)補助なしでバック転ができるまでにはなれませんでしたが、小6女子であれだけ動ければ十分でしょ、てくらいに動けるので本人としても満足しているようです。(小学生の今でも相変わらずひとりでいることが多いようですが、もう周りからもそういう子として認識されているようで、時々遊びに行くお友達はいるのでもうそんなには心配しなくなりました。)
コロナ禍で教室の様子を一切見学できなかったのですが最後なのでと卒業のあいさつの時だけ見学をさせてもらいました。みんなの前で「大変な時もあるけど、続けていれば今までできなかったことができるようになる時が来るので、みんなも続けてみてください。」と伝えていて、大切なことを学べた時間だったのだなぁと感動してしまいました。
途中でケガなど本人が辛く感じることがあったら続けてこられなかったわけで、ご指導いただいた先生方には本当にお世話になりました。感謝しております。ありがとうございました。
さて、まだ体は動けるのにその機会と場所がなくなったからできないというのはなんだかかわいそうなので、もしチイがクルッと回りたくなったら、会社の近くにトランポリンジムがあるからそこに行こうねとお話しています。
そんな次女チイのお話でした。
2021.03.06


先週に引き続き、今週末も食器棚と後ほどタイル施工という工事で予定していて、きょうは世田谷のYさん。
昨年の2月のT-SITEのイベントにいらしてくださった本格的にお話が始まってから、屋は1年が経ちましたね。
ようやくこの形が実現しました。
パントリーが無い間取りでしたので、ストックの食材や道具をしまう場所を確保するためにシンプルに使えるパントリー的な形を盛った食器棚を作らせて頂きました。
また、次回「日刊すまい」さんでパントリーの話を(3月中旬頃だと思います。)掲載するので、興味があったら読んでくださいね。
その扉は少し明るく見せるためにソフトグレーのメアラミンを使った扉で、真鍮のハンドルを合わせています。
来週kotiの伊藤さんがブルーグレーのタイルを施工してくれます。
もっと良い印象になりますね。
楽しみです。
2021.03.06

家具がひとの暮らしの変えてくれるという感動を教えてくれたOさんのお話。ようやく掲載いたしました。
よろければご覧になってくださいね。
2021.03.05
早くも3回目を迎えました今回の記事のテーマは「おすすめのキッチンレイアウト。使う人と暮らし方の傾向からわかりやすく解説」というものです。
暮らしの中心となるキッチン。そのレイアウトでお家の動線が決まると言っても過言ではありません。でもただ漠然と「次はアイランドキッチンで暮らしてみたいなぁ。」と思っていても、その後土地を探し、方角や出入りの仕方からから家の向きを決め、キッチンを1階にするか2回にするのか考えて家の形と間取りが決まっていくので、出会った土地によるところが大きいとは思います、我が家もそうでした。そんな中でもそれぞれのレイアウトのメリット・デメリットを知り、より自分たちが暮らしやすく感じるキッチンにするためのひとつの考え方として書かせていただきました。「えー、私はそうは思わない!」という方もいらっしゃると思います。そこが大切な過程なのだと思っています。「いろいろな意見があるけど、私はこう選択してよかった。今は居心地いい。」と思える”今”を過ごすためには。他のライターさんも様々な視点からレイアウトの記事を書かれているので興味深いですよ。お時間があるときにぜひ読んでみてくださいね。
日刊Sumai
TOP→ 住まい→ 住まいのお役立ち情報→ 設備→ 「おすすめのキッチンレイアウト。使う人と暮らし方の傾向からわかりやすく解説」
2021.03.04
大船駅から観音様を右に見ながら少し北に向かったところは懐かしくて。
このあたりの住宅街にもしばらく前に家具の制作をくださったお客様たちがいらっしゃって懐かしいのです。
静かな通り。
車の音よりも風の音のほうが良く聞こえるくらいです。
なので、道も狭くて、少し入り組んでいて。
少し苦労しましたが、無事に搬入設置を終えてすっきりした表情になりました。
あとは、ドイツからのなかなか届かないワイヤーシェルフが到着したら、それを取り付けて完了。
このHさんのご新居。入ってすぐに広い土間や前室のような空間があって、そこから段々とキッチンに向かっていく。
その様がとても心地よくて、できあがりを私も楽しみにしているのです。
うまく進めば今月末には完成ということですが、ワイヤーシェルフはその頃にもまだ届かないようで・・。
うーむ。
2021.03.04

少し変わった形の椅子を作らせて頂いております。
なかなかキュートな印象になりました。
2021.03.02
定期的に家具制作のご依頼を頂けるご近所のKさんのところに玄関の棚を作らせて頂きまして、本日納品でした。
実は福原さんが昨年設計した住宅の玄関でもありまして、その一角に普段の履物を片づけて置けるように、その上には少しものが置けるような棚を、とご相談頂いて作らせて頂いたのです。
板張りの壁はなかなか動いておりまして、それに合わせて背面を削り込んでいく作業と角度のある側板がなかなか手強く、微調整しながらの作業で、形はシンプルなのですが、ほぼ一日がかりでワタナベ君とヒロセ君が作業にあたり、先ほど戻ってまいりました。
「社長、帰り際にKさんに、ご苦労様でした。それで、えーと扉は・・と言われたのですが・・。」とワタナベ君。
あら、私うっかりしていたかもしれません・・。
すみません、Kさん・・。
今朝、Kさんから新たなご相談を頂いていたので、その提案にお伺いする時に扉の形も提案させて頂こうかな。
通気を考えて格子扉にするととても良い印象になりそうですし。
2021.03.02

ヒュッゲという言葉がよく似合う空間に生まれ変わったKさんの本棚制作の記事と、

キッチンを囲って木の印象豊かな形にすることができたMさんのカウンター収納の記事を掲載しました。
もし、よかったらご覧頂けたらうれしいです。
2021.03.02

我が家のキッチンも暮らしはじめて1年9か月目になりました。ステンレスバイブレーション仕上げの天板はもう所々土鍋を引きずってできた傷や、すり鉢を使ってできた跡などがつくようになりました。(1枚目の写真です。)次回からちゃんとふきんを敷いてその上で作業しようと思います、滑り止めにもなりますもんね。(笑)
そのキッチンに使う素材は様々なものがあります。
木・化粧板・ステンレス・ホーロー・人工大理石・人工水晶石・セラミックなどなど。どの素材もメリット・デメリットはありますよね。
キッチンは調理をする作業場。毎日3回以上は使ってとなるとお風呂よりも洗面所よりも家族で使う場所です。(そう考えるとトイレってすごい回数を使いますが、滞在時間が短いからでしょうか。選択できる範囲とパターンも限られているからなのでしょうか。オーダートイレって聞かないですね。)使えば必ず汚れますし使用感が出てきます。それを日々どれだけ簡単なケアで済ませられ長年維持していけるのかを皆さん気にされているのだと思います、私も同じです。
家を建てる前はマンションに住んでいて、もともと備え付けの白い人工大理石の天板で、MDFにカバ?のような木目の突板が練りつけられてウレタン塗装でツルツルにコートされた扉のキッチンを17年間使っていました。そして、そのキッチンを囲うようにメラミン化粧板の対面カウンターがあるオーソドックスな形でした。
当時はメラミン化粧板は木のデメリットを補うためにできた材料だと思っていたので普通に水がついても気にしないで使っていたのです。
我が家は鉄鍋や鋳物鍋を使っているのですが、たぶんいつの間にかぶつけたり、引きずったりして擦り傷が深くなっていたのでしょうね。
キッチンカウンターの天板の化粧板の一部がだんだんとヒビ割れて欠けてきたのです。
そして水拭きする度に水分を吸って膨らむのか、いつの間にか日々から水分が浸みこんじゃったのか、中の繊維(MDFという紙を圧縮したような素材が内部に使われているのです。)がもこもこ出てくるようになってしまいました。(水分を吸って圧縮されていたのが膨らんできちゃったのです。)
そしてそのふくらみがひび割れを広げてしまって・・。一部だけ修復するのも難しく、そのカウンターはキッチンと一体型になっていたので対処もできないまま使っていました。化粧板でも気をつけて使っていかないとこうなるんだとよい勉強になりました。
今の自宅のステンレスの天板はガシガシ使えるので気に入ってます。
ただ、洗剤は何でも使えると思っていたのですがアルカリ性の強いセスキ炭酸ソーダ水などは吹き残しがあると錆の原因になったりするようなので注意が必要なこともあることも知りました。
ガシガシ使えて掃除がしやすいだろうオールステンレスという選択肢もあったのですが、なぜオールステンレスにしなかったかというと、オールステンレスと聞くと厨房というイメージが強くてそこまで料理に自信がないことと触れた時にヒヤッと冷たいものは苦手で管理にも自信がなかったからです。扉をぶつけてへこませたりしたら自分で叩けませんし傷などは直せないからです。見た目のゆがみなどが出てきたら気になるだろうなと思いました。
ホーローも魅力的でしたが、ホーローのコップややかんを使っていて落として割って欠けさせてしまった経験があるので、キッチンの面材でそうなったら直せないと思いました。
セラミックのワークトップは最近いろいろなところで見るようになりまして、熱いものがそのまま置けたり、ナイフが当たっても傷つかないなどけっこうラフに使えて良さそうと思える部分もあったのですが、よく調べてみると布巾で拭きづらかったり、表情が均一に見えないこともあったりとなかなかデメリットもあるようで「そういうこともあるのだなあ。」と私の暮らしに当てはめるとメリットよりもデメリットを多く感じてしまったのでした。
人工大理石の天板で耳にするのは白など明るい色の天板だとほんのり目立つと言われる色移りです。
使い始め当初はワインやお醤油などの濃い色の液体の染みというか色ムラがついてしまってというお話を聞きましたが、使い込んでいくとそれも気にならなくなったり、(きっと全体的にうっすら色がついちゃうのかな、と思っております。)目立つものは磨けば解消できると思います。
反対に濃い色の天板だと引っかき傷が白くなって目だったり、水垢の跡が目立つというお話も聞きます。
木でしたら馴染のある素材なので、傷がついてもどうにか自分で直せるなと思ったのです。凹んだら熱湯をかけて膨らませられるし、汚れを落としてそれでも染みが残ったらやすりで磨いてオイルを塗れば自分の許容範囲の見た目がキープしやすいなと思っています。ただ、天板に木を使うのは覚悟がいるので、そこまで思いきることができなかったのですが・・。
みなさんそれぞれ何をポイントにしてキッチンの素材を決めていくのかご意見が分かれるところだと思います。見た目の為なら多少の使いにくさも許せるかたもいらっしゃいますし。多分家具屋の妻が何を言ったところで売り文句と思われるので説得力がないと思われますが、一つの考え方として書かせていただきました。私がポイントにしたのは「使っていて何か起きた時でも自分で対処できて、その名残も経年変化として馴染んでいくキッチン。」ということでした。
素材選びのひとつの意見としてキッチンづくりの参考にしていただけたらと思います。そして木のキッチンを使っての経年変化を引き続きお知らせしていけたらと思っています。