バタンバタン

2023.11.30

先日、お休みを頂いていた時に朝方はかなり冷え込んでおりましたが、お昼に向かうにつれて半そででもよいくらいの温かさで玄関先のメダカもこぞって顔をのぞかせるくらいの陽気になりました。

これは良いや、と思いさっそく窓を開けるとよい風が入ってくるとともにバタンバタンと軽快な音を打ち始めました。うちのスクリーンは下におもりが入っているので風が吹くとアルミサッシにぶつかりはじめるのです。

もともとスクリーンにしようと思ったのは、この家に合うカーテンレールが見つからなかったことと、ちょうど同じくらいの時期に同じ加賀妻さんで家を建築していた「風がうたう」のSさんからいろいろお話を聞く機会があってそういうものがあるのだなあと知ることができて、ハニカムにしたのでした。

今の姿も好きですが、よいカーテンレールがあったら、レースがふわりとなびく窓まわりも心地よかったかなあ、なんて時々思うのです。

そういえば、先日Mさんのところに挨拶に行った時に見せてもらったカーテンレールのお話はおもしろかったなあ。

カーテンレールを先にサッシのあたりに取り付けてコンクリートとモルタルを適所に使い分けることで、レールが目立たずに埋め込まれるような納まりになっていて、教えてもらえないと見過ごしてしまうすてきな納まりを拝見してこれは良いなあと思ったっけ。

その人が美しいと思うセンテンスひとつで、どれほど豊かなに広がる文章に変わるかっていうのはおもしろいなあ。

机のご相談を頂いたのです。

2023.11.30

最近、海外に住む方から机を作ってほしいというメールを頂いたのです。
今までも海外に住む日本人の方々から、帰国後に家具を作ってほしいという相談を頂いたことはありました。
例えば、こちらのNさんのように。
「シカゴより」
https://www.freehandimai.com/?p=2688

メールがあるのでやり取りには困りませんでしたが、今回は、日本語が話せないというスペイン人の女性からでした。
私は英語なんて全く話せませんので、これは困った。
すると、ハルカが「授業でね、DeepLっていう翻訳ツールを使うけど、けっこう的確で使いやすいんだよ。」と教えてくれた。
ハルカもそんなことを言うようになったのだ。
で、さっそく何か書かれているのか読ませて頂くと、こちらの机をとても気に入ってくださったのだということが分かったのでした。
今から19年前に作った家具だ、懐かしいね。
「desk to live」
https://www.freehandimai.com/?p=2674

この机に惚れ込んだ(翻訳によると)ということでとてもうれしいのですが、さすがに作って配送してもらうというのは私も気持ちが追い付かないので遠慮させて頂こうと、そのDeepLを使わせてもらって返事を書くのですが、日本語って表現されていない言葉が文章の中にいろいろと隠されているのだなあとあらためて気づかされたのでした。
今まで思っていなかった表現が実に曖昧な言葉だったりするのですが、それをあらためて考えても最適に思えたりするのは日本語のおもしろさやおかしみなのだなあと思いながら文章を考えているのです。

そして、うれしいお話ですが、ご期待にお答えすることができなくて申し訳ないなあと思うのです。

お庭の冬支度:家具屋の自宅

2023.11.27

気温が10℃を下回るようになったらお庭の冬支度をします。

自転車を置いていた玄関ポーチは植物の場所に変わります。

カバーをかけて、土に触れないようにタイヤの下に板を敷いて、通路の邪魔にならない場所に自転車を移動したら、

ミニ温室を組み立てて鉢植えちゃん達を入れ、

ポストの近くに置いていたガジュマル氏は、日に高さが低くなると当たらなくなってしまうし、霜が降りてしまうので、玄関ポーチの上に移動します。

メダカちゃん達の鉢は発泡スチロールの箱に入れ、夜間だけ蓋を半開きにして閉じます。

引っ越したての時は、6階マンションからの環境の変化に耐えられなかったらしく、すべての葉が枯れて根元から選定したガジュマル氏と(アジアン)タムちゃん。

この冬越しの方法に慣れてきたみたいで、昨年も大丈夫だったからと思っていますが、植物も年齢を重ねているのだから、過信せずに、見ていきたいと思います。

植物の生き生きとした姿には励まされますから、この家で過ごす者同士、みんな元気で過ごしていけたらいいなと思っています。

Sさんのブラックウォールナットのキッチンと背面収納

2023.11.25

Sさんのキッチン設置作業が先日の月曜日でひと段落。あとはダイニング側の扉の加工が終わったら再設置してすべて終わる予定です。

今回はブラックウォールナットを使ったのですが、通常はこのくらいの濃さが出ないことが多く、今回もとても表情の良い板でしたが、室内全体のバランスを取るということでかなり濃く着色しています。

オイル塗装でこの濃さを出すこともできるのですが、ウォールナットのような散孔材は色の吸い込み方にばらつきが多くて、かなり色ムラができてぼつぼつした見た目になってしまうことが多いのです。

今回はお世話になっている塗装の大垣さんからご紹介頂いたお仕事ということもありまして、塗装は大垣さんに一任しまして、このようなしっとりした濃さに仕上げて頂きました。ムラが出ないようにするには、板に直に着色するというよりは調色したトップコートを塗布していくことでしみこませるというよりは色を上にのせて仕上げていく感じで行なうのですが、あまり厚く塗りすぎると木の質感が無くなっちゃうので、そのあたりのバランスは塗師さんの感覚です。

制作は最近手の込んだ形を多く手掛けているワタナベ君。特殊な形をした引き出しだったり、吊元が留めになった扉の細工があったりと、今回もきれいに仕上げてくれました。

リノベーションの施工は、今回のSさんがきっかけであらためてお知り合いになれた寒川の椎谷建設さん。うれしいつながりです。

コーヒータイム

2023.11.22

我が家のコーヒータイムのキッチンの様子。

昔、コーヒー豆の保存容器を購入した時に、野田琺瑯のものにしたのですが、真っ白であまりにもシンプルなので、娘たちに油性マジックで絵を描いてもらったのです。「どうせ消せるから。」と自由に。

使っているうちにお気に入りになって、娘たちも大きくなって、

大きくなった今では、こういうタッチの絵はもう描けないよなぁと愛おしくなって、

結局消えないようにと気を付けて使っているのです。

一緒に過ごせる時間が当たり前とは思わずに、でも離れる時は、ちゃんと送り出さないといけないですよね。

人生ってそういうことなのだな、とぼんやり考えたコーヒータイムなのでした。

きゅるきゅるきゅる

2023.11.19

びゅうびゅうびゅう

夜遅く、玄関先に音がする

きゅるきゅるきゅる

何かがきしむ音がする

きゅるきゅるきゅる

おや、誰かいるのかしら

ばたん、外には誰もない

きゅるきゅるきゅる

おや、モミジの枝が言っていた「メダカの囲いが風で飛んじゃいそうだよ。」

いけないいけないありがとう

セラミックとクルミのセパレートキッチン

2023.11.16

遠方から湘南に引っ越しされる予定のOさんは、こちらのほうまで来られる機会が少ないので、まずは写真でお知らせ。

ワークトップにはデクトンの「エドラ」を使い、キャビネットはクルミ板目無垢材で制作しています。

あらためてIさんこんにちは。

2023.11.13

追加加工を施した部材を準備して再びIさんのところに。

無事に取付できてほっとひと安心。キッチン作りは、同じような形に思えてもすべてが少しずつ違っているので、部材一つ作るのに試行錯誤しながら進んでいくのです。

いつもにこやかに笑っていらっしゃる奥様から「とても快適に使っていますよ!」とエールのようなすてきな言葉を頂きました。

こうしてみると、コンパクトなキッチンにいろいろなIさんの思いを詰め込んだ形がきれいにまとまりましたね。初めて使うコンロだったり、キッチンとダイニングから使える水切りがあったり。使っていて楽しむ様子が目に浮かびます。

一番最後の写真はリフォーム前にkotiさんにお伝えするのに撮らせてもらった当時のキッチンの写真。前のキッチンの印象もとても温かみがあってすてきでしたが、こうして木に囲まれたキッチンはIさんのキャラクターも相まって温かさというかよりぬくもりに溢れているように思えます。

ありがとうございました。また使い込まれた様子を拝見させて頂く機会が来ることを楽しみにしております。

デクトンとクルミの食器棚

2023.11.13

錆色かかったケラニウムというカラーのセラミックを天板に使った食器棚を作らせて頂きました。

本体はクルミの無垢材を使いたいっていうお話はもうYさんの頭の中で初めから決まっていたのですが、天板をどれにするかはなかなか迷いながらもようやくこのカラーにまとまりました。

キッチンの対面カウンターがモールテックスだったり、ダクトレールはつやのない黒いものだったりと、全体的にトーンを落とした空間でこの食器棚がどのような印象になっていくのかは次回1ヶ月くらい経った頃にまだあらためて拝見させて頂こうと思っております。

楽しみにしております。

Iさんこんにちは

2023.11.09

「こんにちはIさん。何度もお邪魔致します。」

先日設置工事が完了したIさんのキッチン。とてもきれいに使ってくださっていてとてもうれしくなったのですが、ちょっとメンテナンスが必要がところが出てきまして再びお伺いしたのです。ご不便をおかけしてすみません、Iさん。

「いいんですよ、何度でも来てくださいね。」なんて奥様はおっしゃってくださるけれど、早くきちんと完了させないといけません。

私が作業している間にアキコからステンレスのお手入れ方法をIさんにお伝えして、残りは次回。何事もバランスを取ることは難しい。次はきれいに仕上げますので、Iさん、今しばらくお待ちくださいませ!

そのあとは、来週設置工事に入らせて頂く川崎のSさんの現場の下見に。今回、ご縁があって同じ寒川の椎谷建設さんが施工会社さんでして、私の父の頃は少しお付き合いがあったようなのですが、私はまだ面識がなくて、この度初めてお仕事させて頂けることがうれしいのでした。

現場のほうも予定通りに仕上がっていて、問題なく設置が進められそうで安心です。

お味噌完成

2023.11.05

1月に仕込んで6月に天地返しをしたお味噌。そろそろ食べられる頃だろうということで、容器から出してみました。

今年初めて縁側の下で保管してみましたので、例年よりも激しいカビの発生が予想されました(笑)。それを一人で開けて「ぎゃー!」と言ってもつまらないので、家族の誰かを道連れにしているのですが、今年はチイが蓋を開けてくれました。黒い点々と白いもくもくカビは付いていましたが、きれいに取り除いた下には、お味噌ができあがっていました。ちゃんとできていてよかったです。

1キロの大豆から約4キロ出来上がるということで、我が家は3か月持てばいい方、という量です。

flameさんのペンダントライトにつぶした大豆を飛ばしながら、家族みんなで仕込んだ時の様子を知りたい方はこちらをどうぞ。

早速、豆腐とわかめのお味噌汁にして食卓へ。

またチイも来年手伝ってくれるという会話をしながらの夕食でした。

こういうことがうれしいですね。

ステンレスバイブレーションとナラのI型キッチンと背面食器棚

2023.10.31

内田雄介さんからご依頼頂いていたH様邸のキッチンの設置が今日で無事に完了。

「階段の設置が予定よりも後ろにずれちゃってね。」と監督さんから聞いていたのですが、かえってそのおかげで、ステンレスカウンターを屋内からどうにか搬入することができて、私たちにとっては良い状況だったのです。もし、屋外からの荷揚げとなると腰高窓とその手前に張り出した屋根があるから、なかなか困難だなあと思っておりましたので。

あとは現場のほうは、監督さんの細かい気配りと大工さんのとても丁寧な仕事のおかげで、とても納まりよく設置することができたのでした。何というか細かい部分がとてもきれいだったのです。例えば、まず目についたのが、巾木でした。先行して巾木が取り付けられているので、キッチンや食器棚のほうで逃げられるようにカットするのですが、その巾木の採寸をしている時に、もちろん大工さんの手作りなのですが面取りの具合とか接地している床との納まりが、内田さんのきめ細かい設計の印象と相まって、一目見るだけで「きれいだなあ。」って思ったのです。

そういう現場ってやっぱりきれいです。

内田雄介設計室

http://u-architect.jp/

ナラのキッチン対面カウンター収納

2023.10.29

今日はアキコと2人で、先日カウンター下収納を納品したTさんの所にご挨拶に伺ってきました。

「音がいいんですよ。」とTさん。

敷居を滑る引き戸が立てるススゥーという音が微かにリビングに流れます。

「今の引き戸って、機能的になっているから上から吊り下がっている滑車がレールを滑る音はよく聞くのですけれど、こういう懐かしく心地良い感触がとてもうれしくて。」

「ガラスの揺らぎもね、こういう映り方をずっと待ち望んでいたんです。」

なるほど、家具が与えてくれるのは機能的な暮らしやすさよりも心地よい感覚だという言葉は何よりもうれしく私に響いたのでした。

クルミのオープンキャビネット

2023.10.28

Sさんのクルミのキャビネットの納品でした。今回も先日の葉山のIさんに続いてヒロセ君の制作。

Sさんのところに向かう途中に話をしていると、「年を重ねるごとに物作りのに対する興味がどんどんわいてくるんですよ。」と、ヒロセ君。うらやましく頼もしい言葉じゃないですか。

今回のキャビネット自体はクルミで作ったのですが、棚板はSさんが新築時に建具に使って余ってしまっていたというベイスギを活用しています。良い具合に鉄骨階段の下に納まってひと安心。

こうして少しずつアトリエが彩られていくのですよ。

「イマイさん、ちょっと見ていってもらえますか。」と納品後2階に案内されまして。

次はあのチェリーのL型キッチンの隣に何か作りたいものがあるそうで、楽しみにしております。

キッチンの表情がとても深みが出ていてうれしくなりました。

「杉並モダニズム」杉並 S様

https://www.freehandimai.com/?p=54646

ナラのL型キッチンの設置が無事に完了

2023.10.28

葉山の森戸海岸から富士山がよく見える場所にお住いのIさんからL型キッチンのご相談を頂いたのはまだ春のころでした。

2階にキッチンがある間取りで、元々のキッチンもL型のものが入っていたのですが、もちろんL型の天板は2分割で作られていて、新たにキッチンを作る時もそれに倣って分割になってしまうと思います、というお話をさせて頂いた時に、Iさん少し寂しそうに、「やはりそうですよね。」という表情をされましたので、どうにかL型一体でやってみようかなというところから始まったのでした。

間口一間の中にサッシが入っているバルコニーには、腰高の手摺があるし、サッシの高さも通常の高さでしたので、この日を迎えるまではハラハラしていて、荷揚げ当日もお天気には恵まれましたが、どうしてもLの先端(シンクがある部分から)揚げる形になるので、そちら側を担当したワタナベ君が、「おっ、ちょっと掴みきれない。ちょっと待ってください。」と言った時には、これは揚がらないのか・・、と不安がよぎったわけですが、下にいたヒロセ君も上がってきてワタナベ君側を補助して、タケイシさんは下でサポートしてくれてどうにか上がったのでした。

内装工事はいつもお願いしているkotiさん。大工さんも設備屋さんも電気屋さんもいつもおなじみの皆さんですので、仕事がしやすくて大変助かります。

今回は、なぜが元々の配水管が不思議に振られて施工されていたので、それを直しつつ、ちょっと特徴的な整水器を入れるので、それが給水管と干渉しないような配管計画を立てていたので、少し配管が複雑だったのですが、伊藤さんと設備屋さんが悩みながらもきれいに施工していてくれたので、設置はスムーズでした。

こういう呼吸の取り方ってやはりいつも良い仕事をしてくれていて、その方々と私たちも分かり合えているからこそできることだと思うのです。

最近はリフォームのお話を頂くことが多いのですが、やはり最近の事情でどうしてもコストが上がってしまうのが難しいところで、お金というのは一番大切な部分なのですが、内装工事も相見積になってしまうこともあったりして、低価格でよい仕事をしてくださる方々なら良いのでしょうけれど、今までもそういうクセのある施工業者さんの現場に立ち会ったことがいくつかありましたので、コスト最優先となると少し身構えてしまうところがあったりします。話がそれてしまってすみません・・。

今回の制作担当はヒロセ君。

結構複雑な納まりだったのですが、26日と27日の二日間かけて設置は無事に完了。

あとはkotiさんのほうで給排水とガスと電気をまとめてもらって完了します。

今回はキッチン周りだけのリフォームでしたので、Iさん住みながらの工事で、ご不便をおかけすることになってしまいましたが、奥様が終始笑顔で見守ってくれていたのがうれしい空気でした。

また、来月に新たなキッチンを使い始めたころにあらためてご挨拶に伺わせて頂きます。

よろしくお願いします。

タモの座卓

2023.10.26

5年前に逗子のAさんのご新居にチェリーのセパレートキッチンを作らせて頂いたのですが、その時の設計士さんが突然(なかなか思い出せずに失礼しました)お電話くださいました。

「今、設計を進めている方がダイニングテーブルを希望されていてね、イマイさんのことを思い出したのですよ。」とうれしいご連絡。

そのお客様であるUさんのご新居が昨日お引き渡しということで、タモ柾の座卓を納品してきたのです。

「健康は足腰からっていうでしょう。だから、こうして床座から立ち上がることを毎日続けることが大事なのですよ。」とUさんがおっしゃっていました。と納品後に制作を担当したタケイシさんがうれしそうにそう報告してくれました。

そういえば打ち合わせの時も、Uさんとても快活にそうおっしゃっていたなあ。

たしかに食卓を座卓にされることってなかなか少なくなってきましたものね。日本的な生活様式は理にかなっているのかもしれません。

そういえば、私はベッドが苦手なので布団です。アキコもそれに付き合ってもらっていますが、娘たちはベッドだなあ。

季節外れの朝顔

2023.10.25

朝、メダカに餌をあげていたダイスケさんから、「朝顔咲いてるよ。」と呼ばれて玄関へ行くと、小さな花が一輪だけ咲いていました。

7月に武相荘で購入した灯明台に朝顔の苗を植えてから、やっと咲いてくれました。

蔓だけはぐんぐん伸びて、天井で煙のように渦巻いていたのですが、

やはりお花が咲くとうれしいですね。

確か、青色の花の苗を選んだはずなのですが、紫色でした。

鉄の鎖に蔓がぐるぐる巻きついているので、紫色になったのでしょうか…。

来年までに、ぴったりサイズの器を山本さんの所で作らせてもらって、また夏の楽しみを味わえるようにと考えているのです。

木のキッチン ショールーム

2023.10.24

先日ショールームにいらしてくださったお客様のNさんがお話しされていたそうです。

(私はチイの高校説明会で留守にしておりました。失礼いたしました。)

「イマイさんにたどり着くまでに遠回りしてしてしまいました。」と。

お家づくりのイメージは「木のキッチンを使ったお家」と大まかなものはあったそうです。

営業の担当の人が決まり、イメージを伝え、提供される資料やサンプルを見ると、自分がイメージする物とは毎回違ったそうで、このままだと自分の理想とは異なるお家が出来上がってしまうと思い、担当の人を替えてもらったのだそうです。次の人が色々調べてくださって、私たちのことをご紹介くださったのだそうです。そして、百聞は一見に如かず、ということで、ショールームに来てくださったのでした。わざわざお越しくださりありがとうございました。

自分たちとしては、毎日情報を発信しているつもりなのですが、やはりまだまだ届いてはいないものなのだなと反省しております。

せっかくショールームに来ていただくのですから、キッチンだけではなく、お家づくりにまつわるいろいろな疑問もあるかと思います。新築もリノベーションも携わらせていただいておりますし、

もう4年経ちましたが、自宅の家づくりの経験談も交えて、私たちでお応えできることでしたらお伝えできたらよいなと思いますので、見学は予約制とさせていただいております。

外出していることが多いですので、メールでお申込みいただければ日程調整をして返信いたしますので、よろしくお願いいたします。

ショールーム見学のお申込み、お待ちしております。

茨城まで

2023.10.22

先日お引き渡しが終わったFさんのところにご挨拶にアキコと二人でお伺いしてきました。

「先週の月曜からようやく暮らし始めたばかりでまた片付いていないのですが。」とうれしそうな照れくさそうな表情のお二人は、見ているとまるで私たちの子供たちと年が変わらないくらいではないのかと思えるほど若々しい表情で、これから始まる暮らしの楽しい予感がそこかしこにあふれておりました。

塗装の仕事をされているご主人は、キッチンのオイル塗装もご自身で行なってくださったのですが、これから行われる外構の塗装も手掛けるということで、自分たちの暮らしを一つずつ形にしていく楽しさを実感しながら暮らしていくのですね。

帰り道にアキコと自分たちの昔を振り返って、懐かしくも遠く長い道を歩いてきてのだなあとしみじみ思うのでした。

チイの運動会

2023.10.20

先日次女チイの運動会がありました。

あっという間に中学最後の機会になりまして、お休みをいただき、ダイスケさんとふたりで参観に行ってきました。

長女ハルは自分で進んで前に出てイベントを楽しもうとするタイプ。

次女チイは自分から前には絶対出ないのですが、声をかけられて巻き込まれて、戸惑いながらこなしていくけど、いい結果になることが多いタイプ。

姉妹で全くタイプが違うので、日々興味深いです。

「おとなしい子が運動会でなんで忙しくなるのだろう?」と思いますよね。

チイが絵やイラストを描くのが好き、ということは小学校時代から知っている仲間が多いので、

運動会に必要な制作物を頼まれるのだそうです。そのために朝早く学校に行って、居残りもして、夏休み中も登校したりしていました。数日前の予行練習の後に追加になった制作物もあったりして、ぎりぎりに出来上がったそうですが、応援合戦の結果がよかったので、報われたのではないでしょうか。

自分の意志で始めたことではなかったけど、いい結果になったという体験が彼女には必要な気がしているので、よかったなと思います。

この夫婦で参観の機会、私は高校でも大学でも見に行きたい気持ちでいたのですが、ダイスケさん的には、「高校になったら親になんて見に来てほしくないだろう。」ということで、今回が最後の機会になりそうです。

私的には、この時間が好きだったので残念なのですが。