日記「自由な手たち」

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北東へ

つくばのTさんとは長い間やり取りさせて頂いておりましたが、ようやくキッチンの制作が始まったのです。
すてきな平屋で、目の前に広がる広い場所には菜園を広げていきたいって、大工さんが真摯にグイーン、パチンパチンと木を刻んでは打ち付けていく作業をされている中で、Tさんから暮らしのその先のお話を聞かせてもらいました。
栗のキッチンと背面収納を作らせて頂いているのです。

凛とした表情になると思っています。
春が楽しみです。

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おめでとう。

コロナウィルスの感染予防対策で昨日からいろいろなニュースが流れてきましたが、今日はハルの県立高校受験の結果発表の日でした。
私「お祝いに何が食べたい?」
ハル「お肉いっぱい食べたい!」ということでおうち焼肉です。
テーブルで焼くと吹き抜けの我が家は匂いがおうちいっぱいに広がってしまいそうなので、おとうさんが鉄板奉行になってキッチンで焼いて取りにいくスタイル。
球技大会は?卒業式は?部活のお別れ会は?気になることはたくさんあるけど、進路が決まってよかった。おめでとう!

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手探り

内田雄介さんの設計するOさんのキッチンで、「新しい形を作りましょう。」と内田さんと私との思いをOさんもくみ取ってくださって、今までとは少し違った意匠のキッチンを作るのです。
そこで、扉や引き出しをさりげなく開けるようにする手掛けを思案していたところですが、一つの方向に落ち着きました。
端部をどう見せるかでまとまりの有る無しがはっきり分かるって、難しいところですが、手探りしながら良い形を見つけていくのです。

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区域外通学 次女チイの場合

これからお家作りをするにあたって、私達のように区域外通学の期間が出来る方がいらっしゃるかもしれないので、その方々の参考になればと思い、書いておこうと思います。

チイに関しては予想外のことばかりが起きました。
もう10歳、されど10歳なのですね。(当時です。)
小学校から私学に通っている子はいるのだし、電車でも通えるだろうと思っていました。
各駅でたった3駅でしたが、ぎゅうぎゅうの時間帯。その路線には女性専用車両がありませんでした。ランドセルを持ってあげたりしましたが、彼女にとってはとてもストレスだったようです。
始まってすぐに体調を崩して、発熱と首の痛みを訴え1週間の入院となりました。
退院後は、渋滞に巻き込まれても大丈夫なように早起きして車で行くようにしました。車通学でも、小学校を遅刻するのが怖いようで、ちょっとでも車が止まると「間に合うのかな?あとどれくらい?」と着くまでずーっと心配して気にしていました。性格なのでしょうけど、彼女にはかわいそうなことをしてしまったなと反省しています。
でも、適応の早さも子どもならではで、1〜2週間程で慣れてきました。慣れてきて、周りの子ともそういう話をしたのでしょうか。「一人で電車で帰ってみる。」と言いだしました。
私も小5から友達と一緒に電車で塾に通ってましたし、できないことではないと思うけど、ただただ心配。
父母にも協力してもらい、小学校下校から駅までは送り、実家の駅には父母に迎えに来てもらうようにしました。
到着駅に着いたら、お茶したり、買い物したり、何かしらおじいちゃんやおばあちゃんからのご褒美があるのがうれしかったそうです。結局そういうものなのですね。両親も楽しかったそうでよかったです。
チイはこの区域外通学の後から、1人で買い物に行ったりすることが増えました。それまでずっと私やハルと一緒じゃないと出かけなかったのに。自信がついたのでしょうか。
下の子だからといつまでも小さい子扱いしていただけで彼女もしっかりしていたのだなと気づくことができました。

実家から区域外通学をすることが出来たのも、両親が今まで体に気をつけて元気に過ごしてくれていたことで実現しました。ふたりの生活から6人の生活になって5時から0時過ぎまで出入りする生活になっても
「今だけじゃない。」
「ハルカとチアキと暮らせる時間が出来たんだし、賑やかでいいわよ。」
「毎日一緒にお酒が飲めるな。」
と言ってくれて本当に感謝しかありません。 
結婚して20年ほど経ってからの実家の生活となり、両親が今どんな暮らしをしているのかを知ることもできたので、私もとてもよい時間になりました。意外と2人とも忙しく毎日用事があってなんだか申し訳なかったですが、、、。
それなのに、母から「新築お祝い何がいい?生活に使うものをプレゼントさせて。」と言われたので、バルミューダのレンジとトースターをリクエスト。
「今の家電って結構するのね!」と驚かれ、娘の遠慮のなさを発揮させてもらいました。(笑)
写真は、10歳と74歳のシーソーです!

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区域外通学 長女ハルの場合

これからお家作りをするにあたって、私達のように区域外通学の期間が出来る方がいらっしゃるかもしれないので、その方々の参考になればと思い、書いておこうと思います。

車や電車を使って中学校に通うようになり、今までよりも1時間早く家を出るようになりました。
朝練の時はもっと早くなるわけで、
もちろん塾も習い事はもっと遅くなるわけです。
車の場合は交通事情で30分で着いたり、1時間以上かかってしまったり、
電車の場合は、遅れたり、事故で止まってしまったり、これから高校に入ってこういう生活になるのだよって、いい勉強の機会になった気がします。
自分たちの都合で区域外通学となったのに、中学校の先生も配慮してくださって、通学証明書を出してくださったので、学割定期券を購入できたことは経済的に助かりました。
彼女の場合は、慣れてきて車移動の時間に宿題したり(⁉︎)、寝たり、自分のペースで時間を使えるようになってきました。
困ったことは、実家の家の鍵が余分にないので家に入れなかったり、登校から塾が終わるまでの間スマホをもって行動できないので、連絡が取りづらかったことでした。
でも、彼女は逞しいのです。昔から何か言っても「うん。わかった。」とこなしていく子でした。
そのたくましさに今まで何度救われてきたことか。
いつもありがとう。

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区域外通学 手続き編

これからお家作りをするにあたって、私達のように区域外通学の期間が出来る方がいらっしゃるかもしれないので、その方々の参考になればと思い、書いておこうと思います。

マンションを出る日からお家が完成するまでに数か月かかることがわかったので、区域外通学の期間がわかった時点で、小学校・中学校の担任の先生に伝えに行きました。
実際の手続きは、市の教育支援課でするということで、手続きに伺いました。(市役所内にあるところもあるそうですが、私たちの市は子育て支援センター内にありました。)
まず、どういう理由で区域外通学が必要なのか、その期間、どういう交通手段になるのかを伝えました。
私達の区域外通学で問題になったのは、2ヶ月以上という期間の長さでした。皆さん大体数週間の申請だそうです。理由は、通常1ヶ月以上の住まいと住所が変わる場合には住民票の移動が必要だそうです。
ただ、住民票を移動するということは、小学校・中学校を転校しなくてはならないので、それはできればしたくないと伝えました。
それは無理なのでは?とか担当の方によって色々とあったのですが、結局、そういう状況なら仕方がない、保護者の方の責任の元通学できるのであれば許可しますということで、区域外通学の間に住む場所の証明書(公共料金の領収書と言われましたが、最近は住所の記載がされていないので、実家の父の運転免許証のコピーになりました。)と、工務店さんとの建築契約書のコピーを提出して、署名をして許可されることになりました。
通学中は、小学校からは敷地内の駐車許可証をいただけましたし、中学校からは通学証明書を発行していただけたので、とても助かりました。
各学校・市役所と数回は行き来をしなくてはいけなかったので、分かり次第早めに手続きをしに行った方がよいと思います。
結果的に2月末にマンションを出て、新居に引っ越せたのは5月中旬でしたので、2ヶ月半の区域外通学期間となりました。
新居への引越し日が決まると、今度は普通通学に戻す手続きです。中学校は紙一枚の提出で済んだのですが、小学校は登校班通学もあったので、先生から聞きその地区の地区長さん・地区役員さんに自分で連絡をしました。次女の幼稚園の時の同級生のママだったり、同じ学区内だったので、なんとなく知っている人はだったりしたのでその点連絡をとりやすくてよかったです。

写真は、渋滞がなく早く学校に着いてしまい校門が開くまで時間を持て余して落ちてくる桜の花びらをキャッチするチイです。
さて、実際子供たちはどういう動きになったのかはこども編でお伝えしますね。

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2階の展示室を改装

いよいよ1日(日)でT-SITEのイベントが終わりますので、キッチンとバックカウンターが戻ってきます。
今まであったキッチンはいつもよいお付き合いをさせて頂いている山本陶工房の山本さんのアトリエで使って頂くことになり、天然石のキッチンが新しくここに置かれます。
その前に床の張替えです。うちの工房にはいつもネコが居ますので、(今はアイが居ります。)カーペットだと彼らの毛を掃除するのが大変ということと、より身近に私たちの家具やキッチンを感じてもらえるように床を板張りにすることにしたのです。
選んだ材は少し幅の広い赤松。自宅と同じ材にしたのですが、やはり温かくて足に当たる感じが柔らかくて良いのです。
そういう印象もいろいろとひっくるめて、私たちの物作りを感じてほしいなと思っております。

この2階を部屋にしようと思い立ったのは今から10年前でした。
「模様替え」
https://freehands.exblog.jp/12647957/
それまでは事務所が延長したような場所にバラバラと作った家具が置かれた空間だったのですが、カーペットが汚れてきたのを見て、もう少し部屋のようにしたいなって思ったのでした。
Kさんとの出会いがあって、キッチンを作らせて頂く機会も少しずつ増えておりまして、ここを訪れてくれる人も増えてきていたんだっけね。

「木のキッチン」
https://freehands.exblog.jp/16865123/
それから約2年が経って、自分たちのキッチンを見せていこうと作ったのが、今までここに置かれていたナラとステンレスのキッチンでした。

時間が経つのは早いですよ、ほんとうに。

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ブラックウォールナットのテレビボード

削り出しのアルミのレールの切削角度に不良があって、戸車とレールの摩擦でとの動きが重いという、完成直前にならないと分からない不具合が出てしまって、急きょレールを交換するために取付を延期させて頂いたTさんのテレビボード。本日無事に納品。
上吊式のソフトクローズする機能を持った吊車を備えたテレビボード。引き出しもゆっくり閉まるし、少し前までは思いもよらなかった動きを家具たちは見せるようになってきているのです。
昔のスライドレールなんて、開け閉めするたびに遊びの大きいローラーがゴロゴロ言っちゃって、うるさいくらいだったものね。
その分修理も容易なところはありましたが、今では木を扱うくらい金物に詳しくないと家具が機能しない時もあったりして。
いろいろ頭を悩ませながら頑張って作るのです。
でも、こうしてきれいに納まるとやはり美しいです。
それから、引き出しの取っ手はブラックウォールナットを鉄染めして仕上げています。
なかなか良い具合です。
Tさん、ありがとうございました。

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への字のバイブレーションカウンターとクルミの変形オーダーキッチン

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玄関からリビングへの動線が斜めになるため、そのラインに沿ったキッチンを作ることになったKさんのプラン。
コンパクトながらとても気持ちの良い形になりました。
「この先ここで二人で暮らしていくので、彼女の使いやすい形にしたいのです。」っておっしゃっていました。
温かくなってきたのはKさんの言葉のせいでしょうか。
気持のよい未来を描くその場所に、窓から春の風が舞い込んでいるようでした。

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自宅にて

このところ週末がバタバタとしておりましたので、本日お休みを頂いております。
チアキの授業参観があるんだよね。
できれば3学期の授業参観は見に行けるようにしたいって、ハルカが小学生の時からいつも思っていて、叶わない時もあったけれど、今日はどうにか見に行けそうです。
午前中に皆さんに送らないといけないスケッチや文章を整理していたらあっという間にお昼になってしまって、子ども会の会議に出ていたアキコも、やっと受験が終わってのんびりした表情のハルカも帰ってきて3人でお昼ごはんを食べて、先ほど5年生の発表を見て帰ってきました。
各クラス趣向を凝らした発表で、ハルカの時とはまた違ったおもしろさがあって、何より子供たちが楽しそうなのが良いね。
しばらくすると、チアキも戻ってきて。
「いないととても静かでさみしくなるけれど、帰ってくるとうるさいくらいにあまりに賑やかね。」
とアキコ。
そうね、子供はそういうもんだよね。