キッチン収納 スライドワイヤーシェルフ :家具屋の家づくり

2019.07.05

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5月に完成した我が家。引っ越してきて約2か月が過ぎました。
今まで、製作例でお客様のご協力の元、キッチンや家具の形をご紹介させていただいていましたので、自邸の形も少しづつお伝えしていこうと思います。
興味がある方は読んでいただけるとうれしいです。

キッチンのコンロ下は、スライドワイヤーシェルフを3段使った収納にしました。コンロ下をガスオーブンは付けない方・オープン収納にする方はこの形を選ばれる方は多いです。調理器具に埃がつくのを気にされたり、見た目が好きではない方は引き出し収納にされますね。
今までの皆様の製作例などを見てきて、どんな収納なのかわかっているつもりでしたが、暮らし始めて使ってみて、気づいた点がありました。

我が家のフライパン・鍋を数えると、全部で大小17個ありました。(土鍋は入れてないです。多いのでしょうか、実家もこのくらいありましたので、相場がわかりませんが。)その中で、コンロ下に入れたいものは、フライパンと重い鍋類でした。
使う場所との最短距離の動線になることを優先しました。
収納場所の高さを考えるとき、「与えられたスペースを最大限収納に活用できるように」と優先して考えました。
うちのキッチンは高さ90cmです。(私が身長172cmありますので、高めなのです。)
スライドワイヤーシェルフは600mmのものになりました。(ここの収納の大きさは、選んだガスコンロの操作盤の大きさと比例し、同じ大きさになります。うちは、ノーリツ+doの750mmを選びました。)
ここに収納したいものは、乾燥させたいもの(まな板やボールなど)、火の元にすぐ出せるフライパン類でした。
1番重いものは、OIGENの鉄鍋重さ5㎏・高さ17cm、揚げ物鍋 高さ約19cmのものでした。これを1番下の段に収納したい、あとは、フライパン類が納まるようにと各引き出しの高さを決めていきました。
実際に使ってみて、すぐ取り出せて火の元に出せるので使いやすいです。以前は鉄鍋を開き扉の重ねた1番下にしまっていたので、正直時々しか使っていませんでした。今は毎日のように夕ご飯作りに使っています。取り出しやすいということは大切なことなのだなと実感しています。また、鉄鍋はなるべく通気がよいところにで保管してくださいとありますので、長く使っていくためにもよかったなと思います。
まな板も洗って拭いて木肌が湿っていてもすぐ隠せる場所に置けて、ここに置いておけば乾くのでよいです。

ただ1点、1番下の段と床の間が1番下ぎりぎりに付けたとしても3cmほどは空間ができます。(スライド金具を付けるため必要だそうです。)ここの掃除は、引き出しを付けたまま掃除機で奥まで吸うのはどの機種でも難しいと思いますので、ここの鍋を一旦出して、引き出しを外しから掃除機をかけます。(1番重いものをここにしまったのに、それを毎日するのは嫌なので、週に一度くらいしか私はしていません。笑)
収納量よりも日々の掃除のし辛さを気にされる方もいらっしゃると思いますので、気になる方は注意された方がよいかと思います。
この場所を床が見えないように木を回す方もいらっしゃいますし、もう少し高さを挙げて、収納のかごを入れる方もいらっしゃいました。
皆さんいろいろな形があります。
今はオーダーキッチンで目にすることが多くなったスライドワイヤーシェルフ。
家具屋の妻が使ってみて気づいた点を伝えさせていただきました。どなたかのお役に立つ情報になっていればうれしいです。

夏のクレミル 「お盆を作ってお外に出よう!」 木工教室のお知らせ

2019.07.04

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「イマイさん、夏休みに木工教室はありますか?」と、今年も何組かのお客様からお声をかけていただきました。
そうですね、夏休みですもんね。ということで、開催します!

「夏のクレミル-木工教室-」
 今回は作家さんのワークショップやクラフト市はお休みです。ひたすら木と向き合って何かを作る2日間です。

【詳細】
日時:8月3日(土)と8月4日(日)の2日間の10時~17時(告知が遅くなってしまいすみません。)
   1日5組、2日間で10組限定(先着順としますが、応募多数の場合は抽選とさせていただきます。)
場所:フリーハンドイマイ1階工房にて
費用:参加費として、1,000円を頂きます。トレイを製作される方は参加費込みで5,000円になります。
準備:・動きやすく汚れても良い服装でお越しください。夏だからと言ってサンダルはNGです。
    また、できればズボンは長いパンツ(ハーフパンツでも可能ですが、けがに注意しましょう。)で、ひもが下がっているような形のものはなるべくお控えください。
   ・水筒(お茶やお水はご用意しますが、氷が少ないので、保冷水筒・マグなどをご持参ください。)
   ・タオル(汗拭き・手拭き用)

【形について】
今年の形はお盆(トレイ)を考えました。
うちには今までお盆がなかったのです。チイがお友達を連れて来た時に「一緒にお外でお菓子食べたい。」と言いました。
その時は大きめの木のお皿を代わりに使いましたが、お盆ががあるといいなと思いました。
毎日見ている景色なのですが、縁側やベランダに出て少し過ごすだけで、気分が変わり気持ちがいいです。
自分たちで作ったお盆を使えばさらに気持ちがよいと思います。。
トレイといっても、運ぶ道具としてだけではなく、A4サイズの用紙が入るので、お子様から学校の書類を受け取るポスト代わりにしてリビングに置いたり、革を張ってオリジナルの形にアレンジしたり、コーヒーや紅茶セットを置いておく収納にしたり、工夫次第で色々と活用できるものになります。
「お盆はあるからいらないや。」という方は、必要な形・好きな形を作ることができますよ。
工房には家具製作時に余った無垢材が多くありますので、その端材(1枚200円~1,000円くらい)をご購入頂いて、木のお皿やまな板などの小物を作ることができます。
端材の場合は事前に形をご連絡頂く必要はありませんが、トレイなどのある程度の量の材を使って何かを作りたい場合は、事前にメールにてご連絡をお願い致します。
作りたいものの具体的な形・デザイン画を描ける範囲で構いませんので、書いて送って頂きたいと思います。
2日間で製作可能か、また新たに材料を用意する必要があるかどうかを打ち合わせさせて頂きます。

【お申込み】
以下のメールアドレスから、お申し込みください。
家具に関するご相談のページ

こちらのページに以下の内容をお書きください、
「お名前」
「メールアドレス」
「ご住所」
「連絡先」
「作りたいもの(ご相談内容の欄にご記入ください)」

*お申し込みの締め切りは7月21日(日)の夜までとさせて頂きます。

皆様よろしければご参加くださいませ。

マツとスギを使ったカトラリーケース

2019.07.04

20190704001自宅の引き渡しの時に、「この床材が少し余りましたのでよかったらイマイさんお使いください。」と加賀妻さんにそう言われまして、ずっと片隅に置いていたのですが、そういえばアキコがカトラリーを入れるケースがほしいって言っていたのを思い出しまして、ここにいらして頂く皆さんにお見せする良い機会でもありますので、材の薄さを生かしてケースにしました。
ちょうど工房に古い古い私が入社する前から残っていた杉の縁甲板も余っておりましたので、こちらも使って7つのケースを作ってみました。
うん、きれいに納まるってやはり気持ちが良いです。
仕切りが入っているほうは杉で、柔らかいから作るのはなかなか手間が掛かりますが、できあがると表情も良く清々しい香りがします。
大きく使っているほうは自宅の床材の赤松で、パインのような甘い香りはなく、また肌触りもそこまでしっとりはしていないのですが、ほどよい硬さできれいな表情に仕上がりました。
今までは樹脂のケースに食器が触れ合うカツっていう硬質な音だったのですが、木に当たってコトってくもるように響く音が優しいよね、ってアキコが言っていて、なるほど暮らしていくってこういうことなのかなと思えたのです。

ソファ

2019.07.03

「イマイさんはソファを作りますか。」と時々聞かれることがあります。
張り包んだソファってなかなかその良さを伝えづらくて取り組んだことはないのですが、長椅子のようなソファは納戸が作ったことがあります。
ぼくらの椅子」のKさんの長椅子や「信じて頼ってくださる」のAさんの椅子など。やっぱりソファっていうよりも椅子ですね。
もう少しソファというクッション性のある椅子を作りたいと思いまして、いろいろと考えております。
今回、あきる野のフジタケさんとお知り合いになることができたので、いろいろと座り心地を探りながら、サイズや素材を選びながら良い形を目指しております。
それでいて、軽快で質素な形にしたいと思っておりまして、そのための試作をノガミ君とあれこれ考えているところです。
まずは背の構造をどうしようかと。

アイ

2019.07.03

起きたね。
雨だね。

ロートアンアンのオリジナルツマミ

2019.07.03

KUMAさんに今回Sさんの食器棚のために作ってもらったオリジナルのツマミ。
槌目の素朴な印象が心地よい形でした。
引き出しに使うにはちょっと小ぶりですが、扉にはこういう小さな形が良い印象です。

オーダーキッチン「Kさんのナラのペニンシュラキッチンのリメイク」

2019.07.02

20190701002木はねぇ、動くよ。
この時期は湿気を吸ってギシギシと扉同士が擦りあうくらい。それでも、手触りだったり見せてくれる優しい表情だったり、手間が掛かってもそばに居たいって思えるキッチンを作るきっかけはKさんたちがくれたのでした。
まずはありがとうございました。

雨の日曜日 +do

2019.07.01

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お父さんはお仕事、ハルは部活、チイは午前中習い事がある予定だったのに雨で中止の連絡があり、用事がなくなってしまいました。
時間ができたらやってみたいと思っていた、+doのダッチオーブンで料理を作ってみること。
お魚をひっくり返さなくても両面焼ける、そこでパンを焼いたりできるなんて、約20年ぶりに新しいガステーブルを使うと機能がいっぱいで驚きました。

チイのリクエストでガトーショコラを焼くことにしました。
「自分で作ってみたい。」と言うので、じゃあレシピ見て何が必要か用意してみな、と伝えると、ほぼ道具を用意できていました。今までお菓子作りをする時はハルがメインでやることが多かったのですが、ちゃんと見ていたんだなと感心してしまいました。

高さ90cmのキッチンでは身長150cmのチイには高めですが、頑張っていました。
13分焼いて13分置いて出来上がり。
オーブンよりもしっとりと焼きあがった気がします。
美味しくできました。ごちそうさま、チイ。

Tさんのアイランドカウンター:スタッフ ノガミ君の制作日記

2019.06.30

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Tさんの家具はアイランドカウンターということで、キッチン側は作業性を、リビング側は収納力を、側面はコンセントと折りたたんで収納できるサイドテーブルと、四面にそれぞれお客様の生活にあった機能が備わっています。
機能だけではなく見た目もよくなるように、木目の割り付けにも気を使いました。
どのお客様の時もそうですが、自分が格好良いと思う木目の見せ方とお部屋の雰囲気とマッチするか、また、お客様の好みに合うかどうかというのは、工房では想像しながら製作しても、実際に取り付けに行かないとわからない部分なので、難しさと緊張が伴います。
Tさんお宅は自然光が良く入り、風通しが気持ちいい平屋だったのですが、タモの木目と色合いが良く合っていて、お部屋に馴染んでくれたと思います。

オーダーキッチン「オークとステンレスバイブレーションのセパレートキッチンの設置工事に入りました。」

2019.06.29

2019062900220190629003ヒンメリ作家であるMさんのキッチン。Mさんのきっかけは「アフタヌーンソング」のNさん。
葉山のご自宅でお料理教室やワークショップを開かれていて、玄関入ったところではNさんが集めたステキなものたちも販売されている隠れ家のようなお店です。ご存知の方も多いのではないでしょうかね。
そのNさんをきっかけにキッチンを作らせて頂いた「家をつくり続ける」のOさんや「姉妹で作る家」のKさん、そして、そのKさんつながりで先日納品した靴屋さんの家具
とてもありがたいのであります。
そして、今回のMさんは横浜の緑に囲まれた古いマンションをリノベーションして家族4人で住む家を作っています。
キッチンのレイアウトを大きく変えることでとても気持ちの良い空間が現れましたが、構造上どうしても難しい配管も出てきたりして、リズムのあるキッチンができあがりつつあります。
ひとまず今日でキッチンの設置は完了。
あとは、みんなで塗装をする時にその方法をお伝えしに伺います。
頑張りましょう。

キッチンカウンターのオーダー「タモ板目のキッチンアイランドカウンター」

2019.06.27

2019062700220190627003夜、Tさんが帰宅される時間に合わせて、ご挨拶にお伺いしてきました。
「イマイさん、実はね引き出しが閉まらなくなっちゃって・・。」
使っている様子の写真も撮らせて頂きたかったので、さっそくお伺いすることに。
念のため、スライドレールの不良も考えられるので交換用のレールも持って。

こんばんは、Tさん。
さっそく上がらせて頂くのですが、納品の時は私はお伺いできなかったので、どのような家なのか楽しみにしておりました。
だって、「打ち合わせの時も両親の家があった場所を立て替えて、私一人の小さな平屋のお家の建てるのよ。」っておっしゃっていたので、もうただただ広い場所の真ん中にポツンと可愛らしい家が建っていると思っていたからです。
今は夜で、こんばんは雨風が少し強くなってきていたので、広い原っぱのようなファンタジックな印象を感じることはできなかったのですが、カラカラと玄関の引き戸を開けると、向こうにアイランドカウンターがどっしり構えている姿が映りました。
「一人暮らしだから、風通しの良い家にしようと思って。」
仕切りもドアもなく、どこまでも風が気持ちよく吹き抜ける広間のような場所にカウンターがポンと置かれていました。
「あの家具がこの家の顔よ。跳ね上げテーブルの表情もとても気に入っているのよ。」
私の両親に近いくらいのご年配のTさんですが、とてもちゃきちゃきと快活にそうお話ししてくださいます。
「このカウンターの上はね、いつも何も置かないようにしているの。置くのはあのポットだけ。ここが広々していると気持ち良いのよ。家具っていうよりは、作業台と意感じでとても気に入っているのよ。」とうれしそうにお話ししてくださいます。

それでは引き出しの不具合を見てみましょう、と引き出しを全開にしてのぞき込んでみると、なあんだ、その下の引き出しにしまってあるものが傾いて上の引き出しのつっかえになっていただけでした。
私たちの家具の作り方は、引き出しと引き出しの間に板を設けないので、下の引き出しに物を詰め込みすぎたり、何かの拍子にしまっているものが傾いたりすると、上の引き出しのつっかえになっちゃうのです。
でも、大きな故障というわけでなくてよかった。

それでは、Tさん、また何かありましたら遠慮せずにいつでも呼んでくださいね。
お邪魔しました。

食器棚のオーダー「ナラ節アリ材とアイアンの取っ手とステンレスカウンターのあるキッチンバックカウンター」

2019.06.27

本日納品した綾瀬のSさんの食器カウンター。
最初はね、キッチンの柄が赤茶色く色をつけたクルミっぽい化粧板でしたので、Sさんは色みを揃えてチェリーにしようかと工房にいらしてくださった時はそう考えていたのですが、引き渡されたばかりで室内を飛び跳ねまわるお子さんたちが遊ぶご新居にお邪魔させて頂きましていろんな木を見ていると、やっぱりだんだんとね、自分の好きな感じが分かってくるのです。
「うーん、チェリーじゃないかな、クルミかな・・。」
「ねぇ、どの木が良いと思う?」
と、打ち合わせの様子をのぞきに来たお姉ちゃんに相談。
「あたしはこの木がいいな。」とクルミを差す。
「ふーん。」
キッチンの柄は、赤茶色のクルミにさらに節があるように見せた仕上がりで、「こういう素材も最近家具で使うようになりましたよ。」と節があるナラ材をお見せすると、「ああ、これ良いですね。」と。
そして、今回はKUMAさんのハンドルのほかに扉はツマミにしようと提案させて頂きました。
引き足はぐっと握って開けるほうが使いやすいですが、扉はそれほど力を必要としません。それなら小ぶりなものがついていても良いのではないかなと思いまして、表面がうすい円盤状で、そこに槌目をつけてもらったオリジナルのつまみをKUMAさんに作ってもらったのです。
おかげさまでとても気持ちの良い家具になりました。

刃物研ぎ

2019.06.27

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シャリシャリと刃物を研ぐ音が聞こえます。ハラダ君が外で鑿を研いでいました。
刃物を研ぐ人の姿を見ると父を思い出します。
船乗りで料理をする父なので、台所で包丁を研ぐ姿を幼少期から見ていました。
父が研いでいる包丁は、段々先が尖ってきていて、油断してるとすぐ爪先も切れちゃうほど切れ味抜群なので、気を付けないと怖いのです。
区域外通学の間、一家で実家で居候させてもらっている時、久しぶりにその包丁を使うことができました。
ハルもお手伝いをしている時に、「ばあばの家の包丁全部怖いよ~、刺さりそうだよ~。」と言っていました。
娘は怖がっていましたが、その言葉を聞くことができて、私はうれしかったのです。

ありがとうのきもち

2019.06.26

20190626001この人たちがいなければ今がなかったと、大きな声で言ってしまうほど私たちの中でとても大切な茅ケ崎のKさん。
海の近く、ソラの近く」のKさんです。
昨年のクレミルで、とてもとても久しぶりに私たちのところにいらしてくださったのです。
Kさん、あのステキなお家で暮らしてしばらくのちにお仕事で海外に行ってしまわれて、もうしばらく会えないなあと思っていたのですが、大変久しぶりにまたこちらに戻られたのだそうです。
それから、いろんなお話がありました。
Kさんのおかげで私たちのキッチンは生まれましたからね。
「あのね、あのね・・。」子供が親に話すように14年間の出来事をお伝えして、このタイミングでここにいらしてくださったのはやはりそういうご縁なのでしょう。
私たちがあの時作ったかたちをKさんはとても愛してくださっていたのですが、今の私たちのかたちをぜひ見て頂きたい、という思いから使いやすくまた表情豊かなキッチンにさせて頂くことになりました。
当時は突板で表現していた部分を無垢材で表現できるようにしたり、Kさんの美しいと今思う形を実現するために、ありがとうの気持ちをたくさん込めて仕事をさせていただけることになりました。
うれしいなあ、うれしいなあ。
美しさと懐かしさが入り混じった形に仕上げられるように頑張ります。
また来週、仕上げに伺いますね。

オーダーキッチン「ステンレスバイブレーションとクルミのセパレートキッチンの設置工事」

2019.06.24

この日は大きく雨降り。
みんなで雨具を羽織って荷下ろしをはじめました。
今回のキッチンはクルミ材で製作したのですが、塗装をFさんご自身で行なうということなので、塗れないように養生しながら3人で手早く搬入。
大工さんがとてもよくしてくださって、搬入はとてもスムーズに完了しましたが、この湿気で木に動きが出ていてその調整などをしながらの設置でしたので、だいぶ時間が掛かってしまいました。
ひとまず今日の作業は完了。
あとは電気屋さんが作業をしてくれた後に再び細かい作業をしに来ます。
よく見るとこの現場のはす向かいはいつもお世話になっている平成建設さん。
なかなかご挨拶にお伺いできずすみません。
今回は、やはりご近所にすてきなお仕事をされているエコモさんの現場です。
こういうすてきなお仕事をしてくださる方々がいらっしゃる町はすてきです。

オーダー家具「黒皮残しのスチールとチェリーの赤茶色の無垢を用いたワークデスク・ストック棚などの店舗バックヤードの家具を納品」

2019.06.24

カナイ君とワタナベ君とで残りの作業台と皮切り台を納品に。
ここがサロンの裏側のワークスペースです。
所狭しとミシンが並び、この2台のデスクが入ってようやく完成。
次回細かい作業が終われば、全てが完了する予定。
このとても趣のある空間で作られるのは、私もとても楽しみにしている靴。
どんなふうに作られていくのかそれはとても興味深いのです。

オーダーメイド食器棚「ナラの食器棚の写真を送ってくださいました」

2019.06.22

そして、土曜日は川越のSさんのところまで、カナイ君とワタナベ君に向かってもらいました。
私が文蔵から来てくださったSさんと打ち合わせをしているところで、「順調に作業が終わりました。」とカナイ君から報告が入りました。
と、彼らの帰りを待たずして、Sさんから写真付きのメールが届きました。

「今日は取り付けありがとうございました。
今日取り付けていただいたのに、前からそこにあったかのように部屋に馴染んでいます。
さっそく食器などを入れて妻がウキウキで写真を撮っていたので添付してみました。
作業に来ていただいた方も、取り付け以外の質問にも丁寧に答えてくださってとても助かりました。
本当にフリーハンドイマイさんにお願いしてよかったです!ありがとうございました。」

うれしい気持ちで胸をなでおろしました。
また、8月頃お邪魔させて頂きますね。

やまびこのようにみんなからの声を大きくして返していかなければいけないよね。
来週は立て続けに方々で取付工事です。
気を引き締めて頑張ります。

荒川のMさんのところへ

2019.06.21

2019062100220190621003住みながら居心地を整えましょう」のMさんに壁面収納を納品する前から相談を受けていた家具たち。
ちょっと残念なことに工務店さんがあまり足を運んでくださらなくなってしまったそうで。
家って住み始めてからいろいろなことが見えてくると思うのです。ここをこう使いたい、あそこはああいうふうにしよう、などなど。
そうなった時に誰もがトントンカンカンとすぐに何かをこしらえることができるわけでもないので、そうなった時に頼りになるのが家を建ててくれた工務店さんであってほしいのですが、70キロほど離れた私たちにあらためて声を掛けてくださることはうれしくもありますが淋しくもあります。
と、思いにふけっていないで、家具を作らせて頂きました。
今回は、リビングの飾り棚とトイレの吊戸棚の押し入れのスノコでした。
トイレの吊戸棚ですが、1階のトイレは階段の下のちょっと小さなスペースに設けられていてトイレットペーパーをしまう場所さえなくって、2階のトイレは使いやすい位置に戸棚を頼んでいたのにMさんが背伸びしても届かない位置に戸棚がついていたりして。
その暮らしづらさを改善するための家具をいくつかつけてきたのでした。
距離は遠くても声は近くに届きますので、いつでもご連絡ください、Mさん。

オーダーキッチン「埼玉寄り」

2019.06.20

20190620002寒川から埼玉県はなかなか遠いのですが、このところお声掛け頂く皆さんのなかに埼玉にお住いの方々が多いのです。今日設置してきたラバロックとクルミを使ったキッチンを作らせて頂いたOさんは蕨市、明後日食器棚をお持ちするSさんは川越市、同日打ち合わせにいらしてくださるSさんは文蔵から。
先日、大泉学園で打ち合わせさせて頂いたFさんのお母さんのお住まいは練馬ですが、そのFさんは所沢にお住まいです。
風って吹いているんですよね、いつも。
どこかで誰かがフゥって吹いてくれると、その風を受けた誰かさんがフゥって吹いてくれる。
それって昔から感じていて、ひと通り風が吹き抜けると、次の町から風が吹いてくる。
お天気を読む人のようにどこから吹いてくるかは分からないのですが、風が吹いているってことだけは知っています。
それを知っているだけでもうれしいし、安心できるのです。

自宅での初打ち合わせ

2019.06.20

先週日曜日に、初めて自宅での打ち合わせがありました。引っ越して丸一か月目。外構工事をまだ終えていないタイミングでしたが、福原さんの設計でお家を建てることになったKさんご家族!ということで来ていただきました。
こういう素材を用いてこういう間取りにこういう家具を置くとこういう空間になるよというのを少しでも実際に目にして伝えられたらいいなと思っています。
ただ、「新築のお家」と聞くとお客様は気を遣いますよね。小さいお子様連れだと尚更のことだと思います。
少し歩くと大きい公園はありますが、連れていくご両親のどちらかがお話しできなくなってしまいますし、うちの子達はもう小学5年生と中学3年生なのでおもちゃはありません。お話の間、ずーっと抱っこになってしまって、おかあさんとお子様が大変そうでした、すみません。
キッチンや家具の打ち合わせの場所は、お客様のご自宅・私達のショールーム・自邸の3か所から、(インテリアショップやファミリーレストランという場合もありますが。)色々それぞれ考慮する点をお伝えさせていただいて、お客様にお選びいただく形をとろうかと思います。(自邸の場合、家族の予定で対応不可な日時もありますので、ご了承ください。)
これからお家づくり、キッチン・家具作りをお考えで、私達の所にご注文を考えてくださっている方はお問い合わせくださいね。
(福原さんの設計したお家を見てみたいという方も大歓迎ですよ。→ MA設計室 )
写真は、お客様が帰られた後の打ち合わせの様子。福原さんとイマイダイスケです。
食器棚の引き戸が開けっ放しで失礼しました。(笑)

靴の工房へ

2019.06.19

20190621001ちょうど1年前ですね、最初にお話を頂きましてから。もう少しですべての家具を届けられます。
今までにない素材の使い方で今までにない形でしたので、今回この空間を設計されたマイズミさんの監修のもと、どうにか形にすることができました。来週に最終の納品をして完了の予定です。

Mさんのキッチン・アイランドカウンター・手洗いカウンター・洗面カウンター・玄関収納:スタッフカナイ君の制作日記

2019.06.19

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今年の1月から3月にかけて製作させていただいたMさんのキッチンと家具たちです。(ニット帽を被っているのが、カナイ君です。)

<キッチン>
今回のキッチンのサイズはとても大きく、シンク側とコンロ側がL型に一体になったデザインで、シンク側の上には吊戸棚、コンロ側の横には家電収納が配置されたとてもボリュームのある家具です。その大きさにより全てを同時に製作するのは難しく、また一部ウレタン塗装もあったりしたので、部分ごとに製作するにあたっての段取りや製作手順を考えることにとても苦労しました。
また、今回初めて使うキッチンパーツや初めて行なう納め方など工夫がたいへん必要な構造になっています。
吊戸棚は扉を閉めてしまうとシンプルな形ですが、真ん中にステンレスパイプをたくさん渡して水切り棚にしていたり、その上その奥に照明を付けたりと、見えない部分で大変手間のかかった細工を施しています。
また、今回はフィオレストーンという初めて使うクォーツでして、いつものように天板を薄く見せる仕上がりでしたので、工房での仮組から現地の設置までの運送など取り扱いに大変苦労しました。
家電収納は扉が収納されたり、電気オーブンを組み込んだり、さらにその上で家具のラインが揃うようなデザインになっていたので、組み立て方も試行錯誤しながら決めていく部分がありました。

<アイランドカウンター>
L型キッチンの構成に合うようにレイアウトされ、クォーツの上にタモの無垢材が載るという特徴的なアイランドカウンターで、足元灯やコンセント各所のための配線経路の確保や、冷蔵庫をぴったりと囲う格子の製作など気を使う部分がところどころあり大変でした。天板の無垢の固定は、その下の石に楕円形の穴をあけ、無垢の伸縮にも対応できるように工夫して取り付けてあります。

<1階手洗いカウンター・2階洗面カウンター>
製作は通常の作業でできましたが、現場の仕上がっている壁から壁にぴったりと納めるために現場で一度解体しながら寸法を調整して納めたりと、とても気を使いました。

<玄関収納>
この家具は、ノガミ君に製作してもらいました。箱の三方(両側と天板)の木目がつながるように突板の木取りをしています。また、箱上部の角は4ミリの角材を接着して仕上げてあります。これは突板で留め加工をすると、どうしても素材の強度が弱い部分があり、特に水平面では物を置いたり、ぶつけやすかったりするので、このように角の部分に無垢を入れる仕上げをすることがあります。通常「紐」と呼ばれるこの部材が入ることで、強度は増しますし、意匠的にもひと工夫のある美しい形になります。
また、扉の手掛けは45度に加工してあります。この手掛けの形は私達は普段取り入れない方法なので新鮮な気持ちで取り組めたそうです。

実際に製作に入る2~3年前から私達に問い合わせをしてくださっていたMさん、製作の機会を与えてくださりありがとうございました!

ちょっとした木工教室

2019.06.17

20190617005今年の夏休みに2校の小学校5,6年生を対象に教室を開こうと思っているのです。
せっかく頂いた機会ですから、ものを作るのって楽しいし、不思議だよねっていうことをずっと大人になっても覚えていてほしいのです。

先日ね、教育長が声を掛けて頂いていたのです。
「イマイさん、小学校の朝会に一緒に出てくれませんか。子供たちの周りで活躍しているお父さんたちを紹介したくてね。」
そして今朝。
「町にはね、こういう形でみんなのことを思ってくれているお父さんをはじめたくさんの人が居るんだよ。」って、子供たちに話してくれていました。
チィが喜んでいるのかどうかは、いつもながら分かりづらかったけれど、いいじゃない。
頑張っているおじさんはこんなに近くにたくさん居るぜ。

食器棚のオーダー「ステンレストップでタモ板目突板を使った食器棚」

2019.06.17

20190617002土曜日は、川崎のHさんのところにカナイ君とカイ君とで食器棚の取付に向かってもらっておりました。
L型のキッチンのある空間で、冷蔵庫の位置がちょっと変わった位置にあるのです。
奥様としては、あまり狭く感じないように吊戸棚をコンパクトにして。カップなどを取りやすいようにオープンスペースを多く設けようかと考えていたのですが、実際にお部屋を見ながら奥様、ご主人、私とであれこれ思いめぐらせていていたのです。
火元に立った時に吊戸棚に頭をぶつけちゃうんじゃないか、コンロの下の引き出しを開けた時に物の出し入れがしづらくなっちゃうんじゃないか、そもそも食器棚をつけるとキッチンが狭くなっちゃうんじゃないか、いろいろ心配になったりするのです。
特に変わったレイアウトの場合は、イメージがしづらかったりして。
そうして思い悩んだのですが、しまいたいものや動作を突き詰めていくと、シンプルな形にまとまっていったのです。
結果として見えてくるかたちは、こういうふうにシンプルな形なのかもしれないのですが、ここに至るまでの思いは家具を作るという過程がないと得られない思いなのです。
だから、例えば同じように見える形があったとしても、私たちの作る家具は全く違うっていつもそう思っています。
だから、今回もHさんの食器棚を作ったんだよって誇らしく思えるし、Hさんに喜んでもらえることが、自分たちに一番のうれしさだったりするのです。

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それから、Hさん、打ち合わせにいらしてくださった時に、「mocha」を気に入ってくださって、使って頂いているのです。
打ち合わせの時は空色のものを、食器棚納品の時にはオリジナルの黒色のものを購入くださいました。
ウェブサイトではまだ空色と金糸雀色まで載せられていないのですが、佐久間陶子さんと相談してこの三色を作っているのです。
ですので、工房にいらしてくださる皆さんにはご覧頂くことができますので、良かったら見に来てくださいね。
とても発色が良く、口触りも良く、軽いカップですので。

そのようなわけで、次回Hさんのお会いするときにコーヒーをこのカップで出して頂けるのかどうかドキドキしながら楽しみにしているのです。