Oさんの節ありナラ材のダイニングボード:スタッフ カイ君の制作日記

2020.06.16

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このダイニングボードには節の入ったナラ材を使用しています。
最近よく見られる素材の使われ方です。
一般的に私たちの木工の世界では節や割れというのは材が飛びやすかったり刃物が欠けやすかったり、また逆目が起きてしまったりと、きれいに仕上げることが難しい材です。
また、節はもともと枝の名残ですので、板になった時にその部分だけ動きは異なってきますし、割れがあるということは、そこにストレスが掛かっていたが割れたのですから、この先も板が動く可能性が大きかったり、割れが進行する可能性もあり、そういう部分はできれば避けて仕上げたいところではあります。
しかし、最近のクラフトイコール手作りイコールハンドメイドというような印象があるためか、節や割れがあったり、ムラができたり、少しいびつさが残っていたりすることが手の跡が感じられる、もしくはその素材の表情が感じられる、というメリットと捉えて頂けることが多くなってきたためか、このような素材の使われ方をすることが多くなってきましたね。
でもそれがかえって今まで以上に製作に気を使う点でもあったりします。
節を敢えて取り入れるというのがポイントで、隅々まで入ってしまうというのとは違い、節の位置や、節が入ることで落ちる強度への影響を考慮しなければならない分、材料を切り分けるときは節を必要以上に入れない時以上に苦心するのです。
ただ、やはりその仕上がりは独特の表情があり、美しく感じられます。
また、節の入ったナラ材はアイアンとの相性も良く、この家具も脚部は鉄製となっています。
木材同士のパーツを合わせる場合であれば、お互いを削り合わせただけでできますが、アイアンのパーツは木材に合わせて変形なんてしてくれないので、木材の方を慎重に加工し、ぴったり組み合わさるようにしていきました。
今回のデザインは、左側のキャビネットにつく脚は脚単体が独立しているので、脚にから伸びているフラットバーがきちんとはめ込まれるようにキャビネットの上端、下端を削り取ってピタッと合わせています。
右側の本棚はアイアン部分は脚だけでなく、箱状に組まれた形をしているので、棚板の中の2枚だけはアイアンに被さるような加工を施しています。
こうすることで、2台が並んだ時に家具の下面が揃って見えるデザインになっているのです。
できあがってしまうとシンプルな形なので、見過ごしてしまうかもしれませんが(笑)なかなか複雑な加工を施していたりします。
そういう加工において、加工したパーツがそれぞれぴたりと組み合わさった時の喜びは、家具作りをしていて最も楽しくうれしいひと時なのです。

あとは制作の過程においてではないのですが、搬入はなかなか苦労しました。
今回のO様のお宅は旧いとても雰囲気のある集合住宅でしたが、メゾネットの2階がリビングということで、バルコニーを使って荷揚げしたのですが、棚板1枚でも無垢材と突板の場合の重量は大違いです。
特にナラ材は硬い分重さもかなりありますので、小さな荷揚げも大変苦労したのでした。
しかし、それ以上にお客様に喜んで頂けたのでやはりそういうのはとてもうれしかったです。

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紫陽花咲く場所へ

2020.06.15

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先日、納品したOさんのお宅へ。
紫陽花とOさんご夫妻がにこやかに迎えてくださいました。
扉の加工を一つだけ忘れていたので、その細工を施して取り付けて完了。
これですべてがきちんと納まりました。
とても美しい形になりました。
私たちが作る木部のほかに、タカハシさんのPHL(パーマネントヘアライン)仕上げのカウンタートップ、KUMAさんの鍛鉄ハンドル、オヌマさんの角パイプ脚。
いろいろな皆さんの協力があって、こうしてひとつの家具ができあがりました。
みんながみんなの腕前を発揮できるから、どんなものでも魅力的な形にできちゃう、それって素晴らしいことです。
そういうニュアンスをOさんも感じて頂けたのだと思います。
「だって、イマイさんに辿り着くのにけっこう時間かかったのです。」って。
そこにたどり着くまでに他にもきっと家具屋さんがあったでしょうけれど、私たちを選んでくださったのですから。

そして、家具がこうしてここに置かれたことで、生まれたすてきなお話を聞かせてくださいました。
本が好きなお二人。
今までの集合住宅(こちらもお邪魔させて頂きましたがすてきな空間でした。)で暮らしていた時には本の置き場に困って、増えていく蔵書はだんだんと平積みされていったのだそうです。
もともと片付けが好きなお嬢さんはその様子があまり好きではなく、どちらかというとお二人の本にはほとんど関心を示さないで、片付かないことばかりが気がかりだったそうで。
こちらの家に移るにあたって、蔵書もいくらか選書して持ってこられたそうで、平積みすることなく、きちんと納まるべきところに納めることができたのだそうです。
よかった。
(タモの本棚はOさんと一緒に考えてとても良いデザインで納まったものですので、活用して頂くことができて大変うれしいのでした。)
そして、その本がきちんと並んだ様子を見て、今までその本たちに興味を示さなかったお嬢さんが、「へぇ、これ読んでみたいな。」と本を手に取るそうになってくれたのだそうです。

家具がそのひとの暮らしに入ってくることで、そのひとの暮らし方が変わるってことは自分でも分かっていたつもりでした。
収納がしやすくなったり、動線がスムーズになったり、気がつくと心地良く木の表面をなでていたり。
そういうことが変わるのだろうなっていうことは分かっていたつもりでした。

でも、このお話を聞いて、本当にハッとしたのです。
だって、私が思っていたことのずっと先のことが実現しているのですから。(要するに思いもよらなかったことが起きているわけです。)
私がこの本棚を考えるにあたって思っていたのは、「ここにすっきりとした形の本棚を作ろう、ということ。その形はカウンターや壁から大きく出っ張って通路を圧迫することがないようにしよう。」そう思っていただけでした。
しかも、(家具を区別してはいけませんが)どちらかと言いうとダイニングの家具がメインで、本棚はあとから出てきたお話だったので、気持ちの思い入れもダイニングのほうが強かったように思えていました。
(結果として、ここにしかできない形ただ一つの形に成ったのは思い入れが強かったからできたのですが。)
お子さんたちが本を好きになるような本棚にしよう、なんてまったく思っていなかったわけで、それが、そういうふうに家での時間の過ごしかたがというか、そのお嬢さんの心持ちが家具ひとつでそれほど大きく変わったことにハッとしたのです。
暮らしを整えていくことがどういうことなのか、Oさんのお話を伺っていて、とても勉強になったのでした。

いやあ、物づくりって本当にいいものですね。

再開

2020.06.15

4月からフリーハンドイマイに参加してくれたヒロセ君。
木工の経験者ということもあって、落ち着いていて、声をかけても「え?」とは言わず「はい。」と答える頼もしい彼なのですが、コロナウィルスによる緊急事態宣言が出たこのタイミングでの入社なので、申し訳ない状況が続いていたのでした。
しばらくは霧に囲まれているような状況だったのですが、止まっていたお話が動き出して、なんとか見通しがつけられるようになってきました。
そう思える今があるのも、スタッフのみんなが日々の暮らしを気をつけて過ごしてくれたからあるわけで、とてもありがたいことだと思います。
ショールームにいらしたお客様も、お取引先のお客様方もご配慮をいただきありがとうございました。
これからも引き続き気をつけながら進めていきたいと思います。

部屋の印象を整える-クルミの食器棚-

2020.06.13

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私はやっぱり食器棚を作る時は、キッチンに合わせることなく、リビングから見た時の印象を大切にしたほうが良いと思っているのです。
でも、そこに正解はなくて、1日の中でキッチンで過ごす時間がいちばん多いようでしたらキッチンと素材を合わせて食器棚を作りたいって思う方も多くいらっしゃると思います。でも今のところはやはりダイニングやリビングから見た時の印象を整えると気持ちよく思えるとおっしゃってくださる方が多いのです。
今回のIさんもそう思ってくださった方の一人で、食器棚だけではなく、キッチン自体も印象を揃えたいというご要望を頂いていて、今回はキッチン自体は手を加えずにキッチンの背面に食器棚と同じクルミ板目材を張ることでリビングから見た時の印象をとても落ち着いた形にすることができたのでした。
すごくよいです。

食器棚の扉や引き出しの前板は無垢材で作り、それに合わせてキッチンの背面と側面のパネルも無垢材で作っています。
パネルは無垢材で動いてくると思いますので、接着しちゃうとあとで大変なことになるので、ある程度の伸縮や動きに対応できるように壁に固定する部材が板の動きを矯正するような作りにしています。
このほかに洗面台の引き出しの前板も交換して、かなり遅くまで掛かってしまいましたが、ひとまず今日はここまで。
順調に進むかと思ったクルミの化粧板を鏡に張る作業が、水栓を外さないと板を差し込めないことが分かり、今日は断念・・。
Iさんすみません、次回できちんと終わらせますので、引き続きよろしくお願い致します!

家具を身近に感じられるように

2020.06.13

おおよそ形が決まったらできればスケッチを描いて皆さんにお伝えするようにしています。
図面を見せても分かりづらい部分って多いですので。
以前にも書いたかもしれませんが、一時期はパソコンでパースを描くほうが良いと思っておりました。
そこで、いつも使っているCAD(私はJWを使っています。)についている2.5次元というのをしばらく使っていたことがありました。
そのうちにもっとリアルの表現できるものに挑戦してみようかな、なんて思っておりましたが、何だか覚えることが多くて難しくってね。だんだんと遠ざかってしまっていたのです。

でもそのうちに、手で描くことで伝わることはけして少なくないのだと気づいたのでした。
それを福原さんにも教わったことがあります。まだ私たちが学校を出てまもなくの頃だったでしょうか。
彼の仕事を手伝わせてもらえることになった時に、洗面台の図面を手書きで書いていたのです。
おお、手描きだ、なんて思ったのですが、彼が描く線が自由なのです。
太い線は影やエッジになり、細い線がジョイントになる。
強弱がついた線が陰影になって行くと、洗面台の図は一枚の絵になっていました。
線は自由に走り、いつの間にか家具になってゆくのです。

私が心掛けているのは、二点透視で描くこと。
一点透視で物事を見られる場所って、線路の上とか、北海道の長い直線道路とか、とても限られているように思えて、普段の日常の視点には二点のほうが近いだろうなと思っているのです。
(つい先日は三点透視の絵もここに載せました。気づいた方いらっしゃいますか。)
いつも見ている感じで見られるようなスケッチ。それが良いなと思っています。

先日のT-SITEでのイベントの時に、雰囲気のあるおじさま(と言っても私とそれほど年は変わらないと思えました)が長い時間ブースに居てくれて、家具を見ながらスケッチを見ていってくださったのでした。
なかなか雰囲気があって声が掛けづらいなと思っていた(私は小心者なのです)ので、アキコが挨拶に声を掛けると「いやあ、すてきなスケッチです。」そう言ってくださったのでした。
「しっかり合っているんですね。」と。
そういうふうに感想を言って頂けたことなんて今までなかったので、とてもうれしくなったのです。
「実はイマイさんのファンなのですよ。」
おじさまからそう言ってもらえることもとてもうれしくてね。
そう、今回のこのスケッチはちょっとずれちゃったかもしれませんが、なるべく寸法の感覚が揃うように心がけているのです。
これは460ミリの奥行で、これは1500ミリの幅でって。
感覚が見合っていればきちんと使いやすい形が見えてきます。

あい

2020.06.11

最近暑くなってきたからね。
風通しが良いところは彼が良く知っているよ。

ナラ板目ランダム張りのキッチン

2020.06.11

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Kさんのキッチンも間もなく完成。今回はステンレスのニッチがある形。
本当はカウンターからニッチまでひと続きで作りたかったのですが、今回は少し雰囲気のある集合住宅のリノベーションということで、エレベーターが少し小さめだったり、各住戸の階段から玄関への導入部が少し変わった形になっていたりといろいろと難関がありまして階段から搬入しても回りきらないことが分かってニッチとカウンターとを分割して制作。
室内の空間だけではなくて、そこに至るまでのことを考えたりして、と、その道程があって今ここにこの形があるのです。

梅仕事

2020.06.10

今年はハルと梅シロップを仕込みました。
このお仕事を手伝い始めてから、毎年手元に梅が届くというありがたい環境にあったのですが、今年は買いに行きました。
今まで梅を買いに行ったことはなかったので値段を知りませんでした。梅の種類にもよりますが、1キロ800円~1980円するのですね。高価なものなのだなと改めて知ることができました。
梅仕事もそうですが、もやしのひげを取ったり、餃子の皮を包んだり、焼売を包んだり、魚の骨を取ったり、こういう下ごしらえをしている時間がちゃんと子供の話を聞ける時間としてある気がします。そう気づいてからこの作業が好きになりました。
娘達もそう思っているのか、私がテーブルに用意をしていると、自然とそばに来てくれるようになりました。
先週から学校や習い事が再開しはじめ、チイは今日から給食が始まり5限授業。
今日は習い事がない日だし、夕ご飯メニューは焼売にして色々お話を聞いてみようと思います。

ここがよい

2020.06.09

やはり工房の2階にあるよりはもっとしっかり使ってもらえる環境に置かれているほうが良いよね。
壁は山本さんがこれから塗ってくれる予定で、あとはつなぎ工事だけなのですが、キッチン解体の時に要不要の部材が混同しちゃって急きょ足りない部材があることが分かりまして、部材が揃うまで少し時間が掛かることに。すみません、山本さん。すぐに準備しますのでしばらくお待ちを・・。

いってらっしゃい

2020.06.08

今日は、愛川町まで。
9年前に工房の2階に作ったキッチン
今年の初めに新しいキッチンを作ったのを機に展示室のキッチンを入れ替えることを考えておりました。
9年経つと作り方も考え方も少しずつ変わってきて、いま私たちが作っている形を見てもらいたいとそう思ったのです。
その時に今あるこのキッチンをこれからどう見せようか、と思い巡らした時に、「イマイさん、ぜひ使わせて!」と言ってくださったのが、もう長いお付き合いをさせて頂いている愛川に工房がある山本陶工房の山本さん。
そして、そのアトリエに置かせて頂けることに。
コロナの影響でお話がストップしておりましたリノベーションが先日から始まりまして本日ようやく設置工事に入らせて頂いております。
「ここはね、ヤモリやクモも多くてね。」
と言ってパタパタキッチンの周りを払ってくださる山本さん。
たしかに周りが緑に囲われたとても気持ちの良い場所です。
生き物が多いことは慣れればうれしいことですものね。
我が家では最近、どこからともなく毛虫たちが集まりだして、代わりに毎日いたヤモリはどっか行っちゃったのですが、近所の猫たちも通り道にしていて、相変わらずにぎやかで豊かな風が流れております。

どうにか2階への荷揚げは終わってこれから据え付けです。
展示室の環境とは変わってくるため多少ここで手を加えながらの作業になるので、ちょっと長丁場ですがノガミ君とワタナベ君が頑張ってくれています。
山本さん、この工房がより温かな空気になりますね。
楽しみです。

おうち時間:おとうさんのハンバーガー

2020.06.07

おとうさんがお休みの日曜日。
せっかくの機会ですが、お出かけするにもまだし辛い日々ですね。
「何か作ろうか。」「そういえばハンバーガー食べてないなぁ。」
ハンバーガーのレシピは、チアキがレッスンを受けた時のkissakoさんのレシピがある。
冷蔵庫をのぞいてみると材料がそろってる!ということでおとうさんの出番です。
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パンを発酵させている間にパテとコールスローとポテトフライを用意しましょう。20200607005
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パンがちゃんと膨らんでくれるとうれしいですね。
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本当はKousha さんに行きたいんですけどね。まだ県外への外出は控えたほうが良いと思うので、飯高さんの器によそって気分を出して、おうちでハンバーガーランチ。先日のスパゲティの残りのミートソースが残っていたのでモスバーガー風に。
コールスローをちょっとしょっぱくしてしまったのですが、とても美味しかったです。お昼からビールが飲めるのも休日ならではの楽しみですね。
10:30から作り始めて食べられたのは13時。トータル2時間半かかりましたね。「ファストフード」と呼ばれるジャンルの食べ物ですがちゃんと作ると手間と時間がかかるものなのですね。良い勉強になりました。ごちそうさまでした。

6月の庭

2020.06.07

202006070152020060701620200607018梅雨入りを前に1年が経過した庭には、ちょっと触りづらい虫たちも生き生きと過ごせるようになって、千両の花も咲いて、見知らぬ草花も増えてきて様子が賑やかになってきました。
うれしいです。
思い描いているのは、もっともっさり木陰が際立つ庭。
ゆきどまりの庭ができあがるまではまだしばらくかかりそうです。

ウォールペイント

2020.06.06

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床を張り替え終わったらしようと思っていたことがあります。
壁の色塗りです。
前回までダークブラウンのパンチカーペットにはグリーンも良いかもと思って、一面だけ緑色にしておりました。
本当はもっと深い緑にしたくて手持ちのペンキを混ぜて塗ってみたら、けっこうまだらになってしまって、それで慌ててちょっと明るめのこの色を塗ったのでした。
2010年1月13日「改装続き

色を混ぜるってそんなに簡単じゃないんだなあと思ってなにかと躊躇していたのですが、床が明るくなったことで緑色がとても際立って見えてしまって。
床があめ色になってくるときっとこの色も良いのでしょうけれど、頭の中にはグレーなイメージがあって、先日定休日の静かな工房の日を利用して塗ることに。
壁塗りって、塗ることよりも塗らない部分をマスキングするほうが大変ってイメージがあるのです。展示室のクロスは結構凹凸があるものなので、前回もきちんとマスキングしていても凹んだ部分から色が染みていて、それをうまくカバーできるだろうか。
マスキングを終えたら、その当時の改装の時に使って余っていた塗料を懲りずにブレンド。「まだらになったらまた塗ればいいのさ。」
白に茶色にちょっと水色。必要以上に攪拌して、「いい色あいに混ざったのではないかな。」と思えてさっそくローラーで塗ってみたのです。
うーん、塗れている時と乾いた時のイメージはやはり少し異なるのだなあ。仕上がりはイメージよりも少し青み掛かったグレー。
相変わらず難しいなあ。
でも、まずは落ち着いた印象になりましたので、これからどう見せようかな。
あとは、ちびっ子たちが遊ぶ部屋も少し変えたくて、窓まわりもこれからすこし変える予定で、少しずつ変わっていく様子をよろしければ見に来てくださいね。

おにぎりコミュニケーション

2020.06.05

おうち時間に、写真の整理をしていました。
娘たちが小さい時の写真が出てきて懐かしんでいたのですが、ハルとおとうさんが2人でお出かけしているの写真はあるのですが、チイとおとうさん2人でどこかに出かけている写真は無いのです。
振り返ってみると、チイが生まれて赤ちゃんの頃まだお出かけできないので、4歳だったハルとおとうさん2人で休日に平塚の海まで自転車で出かけたり(⁉)、小田原城址公園へ電車で出かけたりしていたのでした。
ふと、チイとおとうさんの思い出がハルとの思い出より少なくなってしまっているのかしら、と思ったのです。
でも、あるやり取りを見ていると、そんなことはないなと思えたのでした。
お米・お肉大好きと味の好みが似ているチイとおとうさん。夕食のご飯が残った日には(気が向いた時だけです)おとうさんがおにぎりを作ってくれます。
おとうさん「ちい、おにぎり作るけど何味がいい?」
チイ「ツナ。」
というやり取りがあり、それが翌日2人の朝ごはんになります。おとうさんは朝早く家を出てしまうので会社で食べて、チイは食卓で食べるのです。(2人で食べきってしまうので、私とハルの分は残りません。笑)
ハルは朝パン派で私と2人でパンを食べるので、これはチイとおとうさんだけのやり取り。
その夜帰宅した時に、
おとうさん「ちい、おにぎりちょっとしょっぱかったでしょ?」
チイ「ううん、美味しかったよ。」
おとうさん「なら、よかった。」
傍にで聞いていて、よいねと思えるのです。
お出かけした思い出も非日常的な体験を共有できてすてきなのですが、日々の暮らしの中のやり取りがあるだけで、一緒に過ごしてきたことを実感できて、さみしく感じることはないのではないかと思っています。
しばらく行楽地などにお出かけができない日々が続くことになりそうですが、「こういう時もあったよね。」と振り返れる時間にできるように過ごしていけたらいいなと思います。

ナラ節アリ材とアイアンフレームのダイニングボード

2020.06.02

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「待っていました!」
そう言ってくださったOさんの通りをひとつ入った静かな街路沿いに建つ趣のあるメゾネットタイプの集合住宅までダイニングボードと本棚の納品に伺ってきました。
心配していたとおりにやはり階段からの搬入ができなくて、カイ君とワタナベ君の3人で来てよかったのでした。
良い具合に小さな雨粒も上がってくれて、家具も無事に2階に上がってくれて、本棚のほうが少し壁との納まりで苦労しましたが、無事に設置完了。
とおもったら、一つだけ部材を忘れているところがありまして、Oさんすみません、また近いうちに伺わせて頂きます。
ここに越される前のお宅にもお邪魔させて頂いていて、とても良い空気の流れているリビングでお茶を頂いてしまいまして、その空気感がまた見られるのが楽しみなのです。

景気づけの焼肉

2020.05.31

2020053100220200531003明日6月からの子供たちの学校再開に向けて今日の夕ご飯は焼肉です。
我が家の鉄板奉行ひとりダイハードのおとうさんの出番です!
倉見駅近くの斉藤精肉店さんでおうち焼肉セットを販売していると聞いて注文してみました。
我が家はたくさん食べるので(4人家族ですが)多めに5人分6,000円の予算で注文したら食べきれませんでした。
お店で食べるよりもとてもリーズナブルでした。
おいしいお肉で栄養付けて再開される学校生活を無事に送れますように。
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Zoomデビューとスイーツのお届け

2020.05.31

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学校が休校になって約3か月間。先週登校日があってやっと6月から、段階的にですが、通い始めることができそうですね。
外出自粛期間中、学校からの課題をこなしながら娘たちは思い思いに過ごしていました。
私とダイスケさんは会社のことがあったのでほぼほったらかしだったのですがよく我慢できていたなと思います、2人とも「だってそうするしかないじゃん。」といいますが。
我が家はおうち時間にこんなことをしていました。
チイが学習塾に通っているのですが、通えなくなりその期間が延びてきて、先生から「課題の提出ペースが落ちてきている子がいます。Zoomアプリを使ってみんなで一緒に勉強しましょう。」と連絡がありました。チイは真面目なタイプなので毎回提出できていたのですが、いい機会だし私もやったことがなかったので「Zoon やろうよ。会社にいる間チイが自分でやることなるから練習しよう。」と声を掛けたのですが、「別にやらなくても課題を提出できている。やりたくない。」と最初はやっていませんでした。正論なのですが、本来教室に通っていたのをしないだけでも必要なのではと言ったところで彼女の気持ちは動きませんでした。
次の週、小学校5・6年生は4月から英語の評価も変わったのでZoomでレッスンしていきたいという話になり、やることになりました。開通作業を一緒にやり、画面でつながると親の方がなんだかうれしくなって先生に向かって手を振ってしまいましたが(笑)、レッスンの時間は不在だったので様子は見れなかったのですがやってみると「なんだか楽しかったから明日もやる。」ということに。先生からも「ちゃんとできていましたよ。」とのこと。
状況は違っても人に会ってお話しできるとうれしいですよね。
これからはこういうテレワークと併用する社会になっていきそうなので、親子共々いい経験になりました。
ハルはスマホを持っているので、JKらしくネットワークを駆使していました。インスタで通う高校のハッシュタグをつけているアカウントを探して情報収集。スイーツを作っては投稿して「食べたい!」とコメントしてきた友達に自転車で届けに行くということをしていました。写真のケーキがそのひとつなのですが、これをすぐ食べたいと言えるのも若さだなぁと思いました。
子供たちは親が思っているよりもたくましいのだなと思いました。

床のへこみを直す

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我が家のダイニングテーブルはアイアンの脚に栗の天板のもので、重さは約27㎏になります。
どんな家具でもそうですが、物をたくさん入れて保管していたり、テーブルやイスは人の体重を受け止めていつも同じ場所で使うことになるので、いつの間にかフローリングがへこんでいたりすることがあります。無垢材の家具は家具自体が重くなるので余計に気を遣われると思います。
我が家も引っ越しから1年経ち、床がへこんでいたので直すことにしました。
松の床材は柔らかいので、傷がつくことは覚悟していました。
床のへこみの直し方でよく目にする方法は、熱湯をかけて木を膨らましてからアイロンをかける方法。
(オイル塗装の無垢材フローリングの直し方です。ウレタン塗装や他の仕上げの方はメーカーさんにご確認ください。)
床にアイロンをかけるのは焦がしてしまわないか自信がなかったので、よく沸騰させた熱湯をかけるだけにしました。
へこんだ部分にやかんから直にかけます。写真くらい結構たっぷり目にかけて10~20分くらい待ちます。へこんだ部分から小さい気泡が出てきて見ているとかわいいです。その間に他の場所の拭き掃除をしておいて、最後にその場所を拭きとります。
よーく見るとまだ分かりますが、お湯だけでもぱっと見はわからないくらいにはなります。
これだけでも気持ちがいいですね。

みんなでカレーライス

2020.05.28

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今日はお昼にみんなでカレーライスを食べました。
倉見駅近くの齋藤精肉店さんの美味しいロースかつを添えて恒例のカツカレーです。
全部の窓を全開にして、向かい合わないように交互に座って、いただきます!
映画「サマーウォーズ」の中で、
「家族同士で手を離さぬように、人生に負けないように、もし、辛い時や苦しい時があっても、いつもと変わらず、家族みんな揃って、ご飯を食べること。」というおばあちゃんのセリフが好きなのですが、家族じゃないけど、一緒に働いている仲間としてこういう時間を持つことはやっぱり大切なのだなと思いました。
前日の夜がちょっと忙しいのですが、それでもやってよかったなと思えます。
みんなでご飯を食べるって、やっぱりうれしい時間ですね。

無垢材の床 : 家具屋の家づくり

2020.05.27

我が家の床は150巾の赤松の節無しの朝鮮張りになりました。
床のことはよくわからなかったので設計士の福原さんにお任せしました。
私達の要望は「素足で暮らして気持ちよく過ごせること」でした。他の予算もあったので床暖房はつけませんでした。
今まではマンション暮らしで床暖房のついたウレタン塗装の定尺張りの床でした。床の硬さなどは意識して暮らしてはいませんでした。若さもあったのかもしれません。
一般的に床を考えるとき、傷がつきにくい・汚れが目立ちにくいという視点で選ばれることが多いと思います。
私達は傷や汚れは必ずつくからその都度直していって、裸足でいるときの気持ちよさを優先したのでした。
新しい家に暮らして1年が過ぎました。「この床だから気持ちがいいんだ。」とわかったのは、2月に会社のショールームの床の張替えをした時でした。IMG_4067
同じ赤松の節無し材の乱尺張りにしたのです。材が同じなら柔らかさも同じかと勘違いして、コストが下げられるのならと思いました。材が合わさるところが多いと同じ材でも硬いのです。そういうことだったのだなとよい勉強になりました。
材料や見た目だけではなく、床の柔らかさ・足触りのよさが一番気持ちよく感じられる張り方まで選んでくださっていたのだなと、設計士の福原さんには感謝しております。
こちらのサイトが無垢材の床のことがとてもわかりやすかったです。私はお家が完成してから読みましたが。(笑)
ちなみにキッチンの床もリビングの床と同じ無垢材にしました。キッチンにいる時間は結構長いので、硬いところに立っていると足が疲れてしまいます。でも柔らかい分へこみやすいので、お鍋の蓋を落としたりしてへこんだ時には、オイル塗装の床なので、熱湯をかけて直しています。柔らかいと傷つきやすいけど直すのもやり易い。汚れたらセスキ炭酸水ソーダ水できれいにしています。赤松の木は汚れがすぐわかるので落とさなきゃという掃除の意欲がかき立てられます。自分の考え方・暮らし方には合っていたのだなと思っています。

オリジナルバイブレーション

2020.05.26

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ワタナベ君が何やらしゃがみ込んで作業をしているのです。
何をしているのかというと、今回のGさんのキッチンカウンターがステンレスバイブレーション仕上げなのでハンドルもバイブレーションにしよう、ということになったのでした。
でもね、バイブレーション仕上げのハンドルってなかなか見たことがないので、ひとつずつ自分たちで仕上げることにしたのです。
写真では分かりにくいのですが、ハンドグラインダーをひっくり返して、動かないように固定して、粗目のヤスリを定着させて。
今回はかなり粗いやすりで仕上げているのですが、ツヤが鈍くなって表情が落ち着いてよい表情になりました。
もの作りって相変わらず地道な作業の繰り返しで、そこにどれほどの喜びが見いだせるのかって言うのはその物を手に取らないと分からないんだよね。
仕上がったその姿に、そういう過程が何か良い形で表現できたらいいのになあ。
って、そうなっちゃうとそれは未完成ってことになっちゃうかなあ。

そして、ハンドルは私たちの仕上げたものを使うのですが、ツマミはね良い表情のものが見つかったのです。
ボルツさんのツマミを使います。
楽しみです。

食器棚の形を考える

2020.05.26

セパレートタイプの食器棚を検討されているKさんが昨日打ち合わせにいらしてくださいました。
マンションのキッチンに設置するということで、設置するスペースの幅が1200ミリほどしかないようで、どういうふうに作ったらきちんと食器や調理道具なども整理できるだろうと悩んでおられて。
お子さんもようやく歩いてにぎやかになってきた年頃で、まもなく離乳食が始まる頃ということで、しばらくしたら必要としているものがガラッと変わる予定。
そのようななかで、今までのやり取りは奥様とメールで行なっていたのですが、今回はご主人も交えてお話になりましたら、一番しっかり考えないといけないポイントはゴミ箱じゃないか、というお話になりました。
奥様はゴミ箱を使わないで、ビニール袋をフックに掛けるようにして使いたい、普段はそれをしまっておきたい、というイメージだったのですが、そうすると、料理している時に出るごみの始末の方法や、奥さん以外がゴミを捨てたい時の動線など、Kさんの暮らし方にとってはゴミ箱をしまう美しさよりも暮らしの不便さのほうが少しまさってしまう部分があったのでした。
昔やキャスターをつけたワゴンタイプのボックスなどを作ってゴミ箱がおけるようにしたことがよくありましたが、あれはなかなか重くなってしまうことが多く、多少の不便さが残っておりました。
また、そのキャスターも一般的な黒いゴムのものだと油のせいなのか、黒いスジが徐々についてくるようになるのです。それで、あとがつきにくいタイヤのキャスターで作っていましたが、それでもやはりゴムの摩擦もあるのか動きのもっさりした感じは否めませんでした。
それからはワゴンにする場合は、アルミでできた軽量で使いやすくぶつけにくいタイプのものがハーフェレから出ているので、それを採用するようにしているのですが、やっぱり場所を取るのですね。
収納する場合はこのゴミ箱をよく使います。
ステンレスとステンドグラスとロートアイアンを使ったナラ柾目の食器棚

それで、最近皆さんにはゴミ箱や見えていてもよい形のものを用意してもらう方法が一番良いのではないかというお話をしているのです。
特にケユカのゴミ箱が設置高さも低めで使いやすいのではないかと。

そのようなお話をしながら、ならば今のシステムキッチンのシンク下にゴミ箱がしまえるようにできないのかな、というお話に。
「できるかもしれません。写真を送ってくださいね。」
ということでこの先はそのあたりを考えながら形が変わっていきそうです。シンク下に置ければ、リビングからゴミ箱も見えなくなるし、食器棚のほうがゴミ箱を置く予定だった部分が食器収納に変わりますので。

自分の暮らしにとって何か必要なのかは、もちろんご自身がいちばん良く知っていることだと思うのですが、私も26年この仕事をしてきてみなさんからいろいろなお話を聞いた中でできるアドバイスがあると思いますので、やはりお話しながら暮らし方を整えていく作業ができることって大事なことなのだなあとあらためて思う月曜日だったのでございます。

アイアンとナラ節アリ材を使ったダイニング収納

2020.05.25

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今日は少し早めに上がろうと思って作業場にむかって階段を下りていたら、エアーで体を吹く音が聞こえてきていたので、どうやら本日最後まで作業をしていたカイ君も上がるらしい。
「あとは天板の節を埋めた穴が硬化したら作業完了です。」
今回は、天板は節が少なめだけれども節アリのナラ材で制作したので、使っていて不便になりそうな抜けた穴を埋めたのです。明日硬化した部分を平滑にしたら作業完了。
節の感じも上品だし、オヌマさんに作ってもらった黒い鉄脚も上品に仕上がっていますし、KUMAさんのハンドルも相変わらず上品です。
黒皮残しで仕上げる鉄脚という表情も雰囲気があって良いなと思える時期があったのですが、早くトップコートが掛かっていないとどれほど丁寧に水気を気にして使っていても錆びるのです。
その錆の表情もきれいなのでしょうけれど、使うには不便があって‥、と考えるとやはり焼付塗装で仕上げる形が一番使い勝手も良く上品に仕上がるのではないかと今のところ考えております。
特に小沼さんのところは塗装の表情もきれいですし。
このダイニング収納とワタナベ君が担当した少し変わった形の本棚をもって今度Oさんのところに納品にお伺いします。

「今日は先に上がって良いかな。」
「大丈夫です。お疲れさまでした。」
ということで、戸締りをカイ君に任せて先に帰らせてもらったのでした。

日が落ちる時間が遅くなったね。

はやく帰ってきたよるは

2020.05.25

ハルが卒業する時に私もそこで挨拶するのだからきれいな頭にしないとってその1週間ほど前に切って以来、結局卒業式もそのあとの入学式も自粛になってしまって、私が話す機会は無くなってしまって、それから二か月もほったらかしだと歩くカリフラワーみたいな頭になってしまっているので今日は髪の毛を切る日です。
髪の毛のカットは結婚してからはアキコにやってもらっているので、みんなでご飯食べ終わったらね、ということで。

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「洗濯物畳んだらご飯ね。」とアキコ。そして洗濯物を畳むチィ。すっかりお姉さんになってきました。


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まもなく日が落ちる。雨戸を閉めないと。


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今日はチィのリクエストで豚肉のしょうが焼きだそうです。


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お母さんのように手際のよいハル。


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タイルとアキコ。彼女も先日お気に入りの美容院でカットしてもらったのだそう。


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ぐつぐつ言い始めて火を落とした陶子さんの土鍋。


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はやく洗濯物たたみやがれ。