日記「自由な手たち」

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古知屋恵子さんの個展へ。

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<クレミル2017参加作家さんのご紹介>
茅ヶ崎市出身・在住の古知屋恵子さん。銅版画を学んだ後、木版画を中心に作品制作、手づくり絵本なども手掛ける作家さんです。
私達とはもう二十年くらいになるご縁で(笑)、「クレミル」と名付ける前の創作展の時から作品の展示・カレンダーとポストカードの出品をしてくださっていて、今年も販売させていただけることになりました。今年の新作ポストカードとカレンダーもすてきで、来年は戌年なのでワンちゃん登場の作品が多いですよ。
先日、相模大野クラフトアート市でレターラックのディスプレイに古知屋さんの作品を飾らせていただいていたのですが、
「これ、古知屋さんのですよね?」と数人の方に声をかけていただきました。
作品を通してお話しする機会ができたことがとてもうれしかったです。「クレミル」でもそんな出会いを楽しみにしています。
古知屋さんは今個展の真っ最中です。ご都合に合わせてぜひお出かけくださいね。
11月18日(土)~11月26日(日)JR東海道線茅ヶ崎駅 11時~18時 ギャラリー街路樹 12時・14時・16時から古知屋さんご自身が紙芝居の作品を披露してくださいます。
12月1日(金)~12月10日(日)東急田園都市線藤が丘駅 11時~17時 カフェギャラリーリンデン

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クレミル2017のお知らせ

今年もまた年の暮れにこの工房の上にある小さなショールームで、小さな展示会を開催します。
陶作家の山本芳子さん、布クラフト作家のCOCOROさん、羊毛クラフト作家のHITSUJI COMPANYさん、木版画家の古知屋恵子さん、キャンドルクラフトのArunさん、編み物作家のKOTOMO5さん、アクセサリー・ジュエリー作家のSoraさん、jardimさん、ukkiyyさん、ステーショナリー作家の手づくり文具工房さん、picnicさんの作品を置かせて頂き、、そして、鵠沼のうさぎパンさん、鎌倉のマザーズカフェさん、寒川のシュシュさんのパンやランチが食べられる小さなイベントです。
そして、私たちも木のキッチン雑貨やiPhoneが立てられる木製スタンドを販売する予定です。
個性豊かな作家さんたちは週末はいらして下さる予定ですので、直接作品の良さやたいへんだったことや物を作ることの楽しさなどいろんなお話を聞いて作品を手に取ることができます。一つ一つ目の前に立つその人の手で作られた作品たちはみんなキラキラしています。

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期間中は鵠沼のうさぎパンさんと寒川のシュシュさんの天然酵母から作るパンたちとマザーズカフェさんのオリジナルシュトーレンの販売を行ないまして、土曜日はそのパンをその場で食べられるカフェを開きます。
パンと一緒にマザーズカフェさんのスープや私たちが作るカプチーノをお出しする予定です。(有料)
そして日曜日は、そのパンたちのほかにマザーズカフェさんのランチもお出しする予定です。昨年はスパイスが効いた体が温まるチーズを添えたチキンカレーでしたが、今年は何を作って頂けるか楽しみです。
(予約制で11月22日まで承ります。ランチの詳細は後ほどご紹介いたします。)

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そして、期間中は、いくつかのワークショップを開催しようと思っております。

 

 

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【オリジナルシルバーリング製作】
銀線のカットから成形、ロウ付け、テクスチャーをつける仕上げまで行ない、リングを1本製作します。
3種類のテクスチャー《つち目(大)、つち目(小)、マット(つち目なし)》からお好きなものを1つ選んで製作しまして、完成後は無料のラッピングもご用意いたしますのでギフトにもおすすめです。
〇日時:12月2日(土)と9日(土)の10時頃から
〇費用:2,500円 (時間内であれば、2本目以降は一本につき1,500円にて制作可。1本目と異なるテクスチャーのものでもOKです。)
〇時間:1時間(予約制となります。:10:15~ / 11:30~ / 13:30~ / 14:45~ / 16:00~)
〇定員:各回2名ずつ(初めての方でもトライできるような内容にしておりますが、道具類など注意して扱わないとケガをする恐れもあります。そのため、ご参加は中学生以上からとさせていただきます。ご了承くださいませ。)

 

 

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【おうちパン教室‐クリスマスツリーパンを作ろう‐】
「おうちパン」とは、生地作りのこねるのも簡単に片づけも簡単に発行も手軽に、家庭のトースターで焼くことができて、と自宅でパンを焼くことがお米を研ぐことのように日常的で当たり前のことになるように、考えたパンのレシピです。そのおうちパンでこの季節にぴったりのクリスマスツリーを作ります。
〇日時:12月5日(火)の10時頃から
〇費用:1,000円
〇時間:1時間~1時間半ほど(予約制となります。午前10時頃から / 午後未定)(定員がいっぱいになりました。ご予約ありがとうございました。
〇定員:午前8名 / 午後6名ほど

 

 

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【木工ワークショップ】
前回と同じく、日曜日は私達の工房を開放します。
自分でやってみたいけどできないままでいることはありませんか。お好みの材料を持参していただければ道具と機械は自由に使えます。わからないところはスタッフがお手伝いしますよ。
そして今年は、お子様の「ミニキッチン・ミニデスク」を作るワークショップを開きます。
おままごと遊びをしたい子は「木のキッチン」を、お絵かきやレゴブロック・トミカで遊びたい子は「じぶんのワークデスク」を作りましょう。
インテリアを邪魔しないとてもシンプルで、お子様の成長と共に使い方を変えていける形を考えました。(詳細は追ってブログでお知らせします。)
もちろん、昨年同様に家具作りに使った端材たち(と言っても比較的大きな板が多いです。)を使って、お皿やカッティングボードを作る教室も開きます。
お昼には、うさぎパンさんとシュシュさんのパンをご購入頂いてランチを取って頂いたり、マザーズカフェさんのオリジナルランチプレートの販売も行ないますので、途中お昼を挟んでの作業ももちろん大丈夫です。
*工房作業スペース、対応できるスタッフに限りがありますので、今年から事前予約制とさせていただきます。
〇日時:12月3日(日)と10日(日)の10時頃から(3日(日)は定員がいっぱいになりました。ご予約ありがとうございました。
〇費用:参加費:1,000円/材料費:端材を使ったお皿などは1枚200円~、ミニキッチン・デスクは6,000円
〇時間:10時から~17時頃までのお好きな時間で(ミニキッチン・デスクは10時から始めます。)
〇定員:12名ほど/日

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各ワークショップのお申し込みは、info@freehandimai.comまで以下の内容をお書き添えの上メール送信してください。

件名に「ワークショップ参加希望【参加希望ワークショップ名】」とお書きください。

○希望日と時間:
○お名前とフリガナ:
○参加人数:(大人何名/子供(高校生 中学生 小学生 幼稚園児)
○メールアドレス:
○ご連絡が取りやすい電話番号:
○ご住所:
○ランチのご希望:(木工ワークショップでマザーズカフェさんのランチを希望される方は、何食召しあがるかの数量をお書きください。)
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*申し込みの締め切りは11月25日までとなっておりますが、各ワークショップは定員に達し次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。

それでは、皆様お待ちしております。
年の暮れにすてきな夕暮れを見に来ませんか。

PDF版のポスターはこちら
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初冬の集まり

201711190011年に一度こうしてみんなに会えることに感謝。
今年は、茅ヶ崎で本格的に活動を始めたMA設計室の福原さんのだいぶ時間が経ってしまいましたが自宅兼アトリエのお披露目と私がキッチンとテーブルでありがたい賞を頂いたということのお祝いで、みんなで福原家に。
やっぱりみんな20年前と変わらなくて、こういう居場所があるのだなあと思えることがとても幸せなわけです。
いつものように福原さんとキョウコさんがキッチンに立って、優しい味のホクホクするご飯がとんとんと出てきておなかいっぱい。
こういう二人が立つキッチンを作らせてもらえたのはやはり幸せだねえ。

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学んでいく

その頃私は工房でお客様をお待ちしておりました。
午前中にいらして下さった、とても背の高いOさんが奥様とお子さんと一緒に食器棚のご相談にいらして下さいました。
メールでは、大まかなお話しかしておりませんでしたので、ここでいろいろ見て頂いて何ができるか、Oさんが何を求めているかを紐解いてゆこうという考えでした。
こんな形もできます、こういった方法もあります、そういうお話をしていくことで良い家具を作ることの理解を深めて頂きたいところですが、マンションに入居されるというOさん。マンション特有のできあがってみないと部屋の様子が分からない、と言う形なので見えない部分も多いのです。
そうなると家具を作ることも使うこともどこかぼんやりすることがあります。家に入る前に必要なものなのか、そうではないのか、私はそれをいま必要としているのか、否か・・。だんだんと頭がグルグルとさえしてきそうな問いかけ。
見えないならいっそ見えてから作るほうが良いわけでして、お引越しされてからきちんと自分の暮らしかたの一挙手一投足に気を配るように自分たちの動きをみつめてから家具を作りましょう、と言うことに。
慌ててお話を進めなければ新しい家で暮らすことができないものでは決してないですものね。
まずは、今日のお話で生まれた原案を作ってみますので、今しばらくお待ちくださいませ。

夕方からは、先週もいらして下さったTさんに再び足を運んでくださって、駆け足でキッチンの内容を確認していくことに。
Tさんのご新居、いろいろありましてお会いしてまだ1週間も経たないのに、かなり密な打ち合わせをする必要が出てきて、今日もご主人と奥様と顔をつきあわせて4時間いろいろとお話をしたのでした。
スタイリストさんとデザイナーさんと言うご夫婦で独特の感覚をお持ちですから、そのイメージをくみ取って、お互い思い描いている形を合わせていくのには、とても当たり前で可愛らしい方法。
写真のように、ここにある端材たち、サンプルたちを集めては積み木のように並べて、板の厚みの感じ、目地の感じなどをあれこれ考えていくのです。
こういう作業は物作りの原点かもね。
駆け足で決めなくてはいけないことばかりになりましたが、良い形になりそうで、とても楽しみなのです。
ちなみに、Tさんの室内のイメージは、「着物を着てどこか苦虫を噛み潰したような表情のおじいさまが奥から出てきそうな、昔懐かしい場所。」を実現したいのだそうです。
むずかしいね!

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学びながら

20171118002みなさんから頂く小さなふくらみのようなきっかけは、私たちの表現力を豊かにしてくれます。
今日もまた1台の食器棚を製作を担当したカナイ君がKさんのものに届けに行っていたのでした。
私たちの作る家具を、イマイさんらしいと言ってくださる方々が多いのですが、その芯は皆さんから頂いたこういう家具がほしいって気持ちから生まれた可能性だったりします。
自分たちだけではここまでの形は生まれなかったっていつもそう思いながら家具作りをしています。
予定よりも早く赤ちゃんが生まれそう、と言うことで、ここまでいろいろと相談して形を決めてきた奥様とはお会いできませんでしたが、大きなプレゼントがいっぺんにやってきたという感じでしょうか。
ありがとうございました。

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イベント「クレミル」ワークショップについてお知らせです。

私達の工房で毎年行う小さな展示会と工房開放の日「クレミル」。
ワークショップのお知らせにご応募いただきましてありがとうございました。
12月2日(土)・9日(土)シルバーリング作りは、Jardimさんが今回たくさん製作時間を設けてくださってので、まだご応募できますよ。写真のすてきなギフトラッピングもご用意くださっているそうです。ぜひこの機会にジュエリー作りを体験しに来ませんか。1回2人ずつ丁寧にご指導してくださいますので、中学生以上の年齢でしたら、初めてでもひとりで参加できるのではないかと思います。
12月4日(月)cocohanaflowerさんによる出張レッスン「しめ縄作り」は定員に達しましたので、締め切らせていただいております。ご応募ありがとうございました。
12月5日(火)おうちパン藤沢マミさんによる「ツリーパンを作ろう!」は、定員に達しましたが、まだ増員も可能ということですので、ご希望の方はぜひご相談ください。
12月3日(日)・10日(日)の工房開放は定員に足しましたので、締め切らせていただきたいと思います。ご応募いただきありがとうございました。
毎年参加募集をかける時、「もし誰からも申し込みがなかったら…」とドキドキするのですが(笑)、沢山声をかけていただいてとてもうれしいです!ありがとうございます!
皆様にお会いできる日を楽しみにしております!よろしくお願いいたします。

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20171113001私が埼京線に揺られて辿り着いた、南与野のUさんの長い長いリビングの採寸を背伸びしてプルプルしながら行なっている頃、ノガミ君たちは船の窓を構成するパーツを施工するための作業台を納品しておりました。この天板の上に防振用のゴムが貼られて、加工用の万力が届くころにその万力を固定する作業にお伺いして完成の予定。
気持ちの良い一日でした。

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声をかけて頂く

20171112001先週お邪魔させて頂いた目黒のIさんの間仕切り収納と机のある家具と本日お伺いした小金井のIさん。設計士でもある目黒のIさんに作らせて頂いた最初の家具を納品してからもう4年も経ち、小金井のIさんは家具設置当時の5年半前はまだ赤ちゃんだったお兄ちゃんがもう自転車に乗っていた。
その人の暮らしの節目でみんながこうして私たちを思い出してくれる、ということに感謝をせずにはいられない。
Iさんのところを出て、武蔵小金井駅に向かう道は陽射しも出て来て優しい晩秋の空気で、日に日に空が高く感じたからか、ふと上を見上げると透き通った半月が映りました。
ずっとそこにあってもある時にしか見えていないものがあるのです。
今はそういう時なのでしょうか。
女学生の賑やかにおしゃべりする様子や高尾の方へ向かうだろう年配の人たちで温まった車内から会社へとたどり着くと、いつものようにだんだん厚みを増してきたアイが「ニャア。」と迎えてくれた。
夕方に来てくださったTさんとの打ち合わせでは、いつものように私の隣に座って打ち合わせにも参加してくれた。
いつもの時間があるからこそ、感謝できることがよく分かるし、いつもの時間があることをこそ幸せなことです。

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ミニキッチン&デスク作りワークショップ

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今年のイベント「クレミル」での工房開放では「ミニキッチン&ミニデスク」を作れます。「どういうものが作れるのですか?気になります。」とお問い合わせをいただいていまして、お知らせが不足していまして申し訳ございません。
おままごと遊びがしたい子は「ミニキッチン」を、お絵かきやレゴブロックで遊びたい子は「ミニデスク」を作りましょう!
大きさは400×600×480(床から天板の高さは400㎜)です。写真は無塗装の状態ですが、アガチス材を使います。
インテリアを邪魔しないシンプルなもので、お子様の成長と共に使い方を変えていける形を考えました。
シンク部分の蓋はまな板としても使えそうです。使わない時は蓋をしてフラットになるのでデスクとして使えます。
上にランドセルを横向きにしておける大きさですし、下にはA4サイズの収納ケースが2つ置けます。
お子様が使わなくなったら、お母さんがパソコンしたり、お裁縫したり、ちょっとしたデスクになります。
せっかく材料を用意して時間をかけて作るのです。ずっと使ってゆける物を作りましょう。
デスクとして作る方は1日の作業時間で作れると思いますが、キッチンを作る方はガスのスイッチ・塗装・蛇口の製作がありますので、2週に渡って作るくらいの意気込みで参加していただいた方がよいと思います。そうお伝えしても「作りたいです!」と申し込みをいただいてありがとうございます。家族で作ったミニキッチンは思い出と共に特別なおもちゃになるはずです。一緒に頑張って作りましょう!
12月3日の木工教室は定員いっぱいになってしまいましたので締め切らせていただきました。
ミニデスクを希望の方は12月10日で受け付けています。ミニキッチンを希望の方は対策案を考えていますので、ご相談くださいね!
*工房の作業スペース・準備する材料の手配・対応できるスタッフに限りがありますので、今年からすべてのワークショップで事前予約とさせていただいております。定員に達し次第締め切りとさせていただきますが、11月20日まで募集は受付予定です。
皆様のご参加お待ちしております!

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職場体験の日

2017110900120171109002今日は職場体験の日。茅ヶ崎の中学校から女子生徒さんが二人いらして下さいました。
過去は男の子ばかりだったので、女の子の来社は初めてです。
「ものを作るのが好きなのです。手に職をつけたいと思っているのです。」と目をキラキラさせてお話するサッカー女子。
「デザインの仕事をしてみたいのです。」とはにかみながらお話する卓球女子。
今の中学二年生はしっかりしているんだなあ。

まずは私から家具を作っていることについて堅いお話をさせて頂きました。おじさん話が長くてゴメンね。
でも、どうしてもこの子たちが大きくなるころには、って思う心配があって。
どんどん物を作ることが簡単な世界になっていって、ピって押すといろんなものができあがっちゃう世界になっちゃったら、手を動かして物を作ることが大切なことじゃなくなっちゃったら、淋しいなあって。
それでも自分は何かを作り出すこと、生み出すことを生業にしていくんだっていう表現力やたくましさをこれからどんどん身に着けていってほしいって思います。
僕は、私は、作れるよ。だけではなく、僕が、私が、そのために作るよ。っていう力をどんどんつけていってほしいなあ。

と堅いお話をした後は実作業。

私たちが作る箱もの家具の基本である「芯組み」。きれいでかっこいい家具たちは地味な作業を繰り返して生まれるのですってまた堅いお話になりそうですが、当の本人たちは「あー楽しかった。」とあっけらかんとした面持ち。
よいね、若さだね。その力が未来を作るよ。
いつまでも可愛らしく、いつまでもはつらつと、いつまでもたくましくあれ。