日記「自由な手たち」

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ホッと一息

「もう着工していて・・。」
「今週末にお客様と打ち合わせをするのです。」
と、いろいろなご相談が重なって、スケッチを3件分今日中に仕上げないと間に合わない感じで・・。
どうにかできあがり。
このかたちたちが完成ではなくて始まりです。
ここからどのようにドラマチックな家具になっていくのかな。
皆さんとお話しながら形は変化して最良の形へと成っていくのですが、その時にはこのスケッチの面影もない時もあります。
儚いけれど、たいせつなものなのです。

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プレイグラウンド

20170522002いつもお世話になっている建築士さんのご自宅に間仕切り収納を作らせて頂きました。地下に住むIさんのリビングには、バルコニーから荷降ろししなければ入らなくて、この陽気でしたので搬入だけで大変良い運動。でも細かく作らなかった分、きちんとラインが出せて良かった。
ちなみに今回の材は、タモの突き板ですが、ロータリー挽きの興味深い木柄。杢が不思議そうに語りかけてくるような感じは、もののけ姫の無心に見つめてくるこだまのよう。
その中を彼は、ずっと駆けつづけているよ。

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おわりのはじまり

結末が書かれていないものがたりはおもしろみに欠けますよね。
そう、テーブル脚の最後のお話をしていませんでした。

ナラで作り直した試作はの脚は、予想通りの強度を得ることができて、無事にクリーマさんのイベント会場に運ぶことができたのでした。
そして、肝心のAさんのテーブルはと言うと、クロスしている部分をナラと同じく解体し、新しく選んだ材でパーツを作り直し、無事先週の日曜日に納品させて頂いたのでした。
どんなパーツを使っているのかは、ただいま展示されているヒカリエの8階でご覧くださいませ。(24日までですので。)
Aさんからも、「イマイ様へ。お借りしていたスチールとは違う温もりを感じる一品で芸術的です。大切に使わせていただきます。」とお便りを頂いて、胸を撫で下ろすことができたのでした。

しかし、初めて作ったかたちを届けた責任はありますので、この先この家具がどんな風に使われていくのかは勉強でもあり、楽しみでもあります。

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「CreemaかえるCOFFEELIFE」の店頭に立って

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渋谷ヒカリエの週末のお店番は無事終了しました。常に多くの人が流れている渋谷は学生時代ぶりで、あまり渋谷に遊びに行くような若者時代を過ごして来なかったので(笑)ちょっとドキドキしましたが、穏やかなCreemaスタッフの方々と、お知り合いになれたおひさま堂珈琲焙煎部さん、IRODORIさん、銀工房Wanlingさん、AtelierPeltoさん、くらしのぬのさん、そしてJaldimさん、HITSUJI COMPANYさんのお陰でリラックスしながら店頭に立つことができました。ありがとうございます!
以前食器棚をオーダーしてくださったNさんご家族とIさん、カナイ君力作のテーブルをご家族で見にきてくださったMさんご家族、他にも、「insta見ました。」と足を運んでくださり、手にとって見てくださったり、お買い上げくくださった皆様ありがとうございました。
この場所に来たからこそ再会できる、出会えた方々がいたのだと思うと、とても嬉しいです。ありがとうございました。
このイベントは5/24水曜日まで開催中です。四角い木のお皿「senkaku 」のウォルナットは売り切れてしまいましたが、他の雑貨や、木とガラスとアイアンのラウンドテーブルやイスをこの機会にご覧いただけたら嬉しいです。
引き続き、よろしくお願い致します!

5月18日(木)~24日(水)11時~20時
渋谷ヒカリエ 8F COURT
「CreemaかえるCOFFEELIFE」
https://www.creema.jp/event/hikarie

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「CreemaかえるCOFFEELIFE」に出展します。

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今回の出店の目的は、この2つのテーブルを同時にお披露目することなのです。
昨年の夏ごろから、カナイ君が作るのはもう5台目かな。
同じデザインを木と鉄と、2つの素材で表現して完成したものを、うちのショールームだけではなくて、都会で、おしゃれで、もっと多くの人がいる場所で(笑)お披露目できたらいいなと思っていたのです。こんな機会を与えてくださってありがとうございます!Creema さん!
昨年夏の「Creema meets ISETAN」でご一緒した作家さんたちとまたご一緒できるようで、とても嬉しくて、また、新しい出会いもありそうで、私個人的にもとても楽しみなのです。みなさま、ぜひ遊びに来てくださいね。
5月18日(木)~24日(水)
渋谷ヒカリエ 8F COURT
「CreemaかえるCOFFEELIFE」

https://www.creema.jp/event/hikarie

(5/20・5/21の土日は店頭に居ります)

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ナラ節アリ材とコーリアンを使ったキッチン背面収納

2017051600320170516002今回のKさんの家具もナラの節アリ突板を使っております。
最近この表情を好まれる方々が多いのです。
心配していた荷揚げを行なうことなく、全て階段から搬入できて、取付のほうもノガミ君と役割分担して進めていたら、とても順調に作業が進みました。
「そろそろお昼にしませんか。」
Kさんが用意してくださったのは、おぉハンバーガー。
今まで使っていた食器棚から出されてしまった食器たちがまだ床じゅうにどっしり置かれていましたので、Kさんと3人でキッチンカウンターを囲んで立ちながらご飯をほおばっていると、食器棚の柄の印象と、リビングから流れてくる音楽が相まって、まるで僕たちアメリカン。

はい、おなか一杯になったところで残りの作業を完了させて完成。

「わぁ、すてきすてき。この場所の印象がとても変わって、この表情もとても良いです!」
「イマイさんには、長い時間いろいろとお話を聞いて頂いて、グチまで聞いて頂いて、こうしてすてきな家具を作ってくださってありがとうございました。」とKさんニコニコ。

ありがとうございます!では、またこの食器たちが居場所に戻った頃にご挨拶にお伺いしますね。
その時家具はどんな表情しているでしょうか、楽しみです。

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ナラ柾目のテレビボード

2017051500220170515003「ずっと前から、いつかイマイさんの家具を頼みたいって思ってたんです。」うん、愛の告白のようにうれしい言葉です。
まずはこのテレビボードが納まって、次に天童木工さんのダイニングテーブルや椅子が並んで、それからカーテンを考えていくのだそうです。
「本当はもっとパパッと決めようと思ったけれど、やっぱりこうして一つずつ実物を見ながら判断していくかたちで良かったです。」とニコニコ。
心配していた雨は、Iさんの玄関を出たらポツポツと始まりました。
良いね、おかげで2600mmの天板を運ぶのに苦労しませんでした。
ありがとう、お天道様。
Iさん、ダイニングが届いたら見に来ますね。

カイ君と少し遅いお昼を採って会社に戻って、しばらくするとアイがそばに来ていた。朝から出掛けていてお昼を食べていないからか、ニャアとうるさい。
はいはい、ご飯だね。
さて、とMさんの図面の作成に戻りはじめたら、今度はブチの妹がやってきた。こちらはもっとうるさい。
ハイハイ、ご飯だね。
さて、と思ったら、今度はシロさん。どこかでケンカして作ったかさぶたが今にも取れそうでブラブラさせながら、やってきた。
君は本当は中に入れてあげたいのだけれど、アイとケンカするし、最近はオシッコするようになっちゃったじゃないか。
ご飯を食べたら、外にお行きよ。

うれしいけれどさわがしくてなかなかはかどらない。

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ブラックウォールナットのテレビボードとデスクに再会

20170514002先日の納品時に立ち会えなかったので、本日あらためてご挨拶に伺ってまいりました。

「おぉ、ピッタリピッタリ。」
スピーカーがこうして入ってみると、特注したよって印象がよく分かります。
「ちょっとだけ熱のことが気になっているのですが。」とJさん。
放熱が高い機器はうまくテレビの後ろに置いたりしてレイアウトを工夫して使ってくださっているのですが、夏を迎えるとまたこの環境も変わってくると思います。その時にも対応できるように、格子扉の裏面のアクリルの外し方を説明して、それから、デスクについてしまった器の白っぽい跡をオイルのお手入れの方法をご説明しながら消したりして、今日の訪問は終わり。
実のこのデスクに隣りあうスペースと向こうのダイニングにも物がしまえる場所がほしいって考えているのです。と、新たなご相談も頂いていつでも対応できるように設置予定場所の寸法を測らせていただいて。

はい、またいつでも声を掛けてくださいね。
これからもよろしくお願い致します。

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うれしいお便り

「写真は、Fさんのシンク下の様子。こういう使い勝手の良い小物収納があるのは勉強になりました。」

昨日、Fさんからうれしいお便りをいただきました。
「昨日はわざわざ遠くまでお越しいただき、本当にありがとうございました。
小平のFです。
細かい扉の調整をしていただき、また炊飯器の蒸気の対策が聞けて安心しました。
炊飯器の蒸気も、一ヶ月に一度くらいの頻度でオイルでお手入れしていけば、木がコーティングされるんですね。本来予定していたバックの食器棚に戻して使ってみます。

子供もいたりだったので、使ってみた感想やお伝えきれなかったことを・・・と思い、メールしました。
イマイさんのキッチンにして本当に良かった、と日々実感しながら使っています。

リフォームの際に、キッチンの一般的なショールームを5箇所まわっても、夫婦でこれが良いねというものに巡り合えずにいました。
「オーダーキッチン」で検索して、ホームページをみる毎日。
たくさんのキッチン屋さんがあるのも初めて知りました。

リフォームでタイトなスケジュールの中で焦り始めた頃、たまたま今井さんを見つけることができました。
作例がたくさん載っていて、人それぞれに寄り添って作ってくれそう、また、希望の形に近い作例があり、キッチンと食器棚の費用ものっていたところに惹かれました。
そうでないと、旦那さんを説得できないので・・・(笑)
お忙しい中、希望のスケジュールに合わせて製作していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

オーク無垢の木の表情、木の手触り(引き出しを開けるたびに嬉しくなります)、人の手で作られたと感じながら使えるところ、引き出しのサイズ感(コンロ脇の2段の引き出し、調味料入れも使いやすいです)、など、どこをとっても素敵なキッチンにしていただき、本当にありがとうございました。

この度、新しくキッチンを作っていただき、自分たち夫婦の家になってきたと嬉しく思っています。本当にありがとうございました。」

ありがたくうれしい言葉です。

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表情豊かなキッチンに

2017050900120170509002201705090043月にキッチンを作らせて頂いたFさんのところにご挨拶に伺ってきました。
「イマイさんの作る家具はほんとうに多彩な形にあふれていて、ウェブサイトを見ていてとても楽しかったのです。だからこうして家具を作ってもらえてうれしくって。」と、ウェブデザインの仕事をされているFさんにそう言われると照れくさいのです。
家具としての佇まいが好きな形にしたいか、使っている人の顔が見える形にしたいか、どちらを主に考えているかというと、後のほうです。
私たちは作家ではないので独り善がりに「自分のイメージを形にしていく。」というよりは、その人が何を望んでいるか、どんな暮らしを描いているかを思いながら家具を形作っていくのです。
思いや時間やつながりを聞き取って、何かそのひとのための形となるのか考えながら作っていくのです。

私が皆さんとその家具の様子をこうしてあらためて訪ねるのは、その姿を見たいから。
だってほら、家具がこんなにキラキラして見えるのは人のそばにあるからです。