日記「自由な手たち」

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バスウッドとクォーツストーンのキッチン

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アフタヌーンソング」のNさんは時々ご自宅でお店を開いているそうです。そのMさんつながりで、以前にも「家を作り続ける」のOさんとも知り合いました。
そして、今回のHさんもMさんのキッチンを見て私たちにお声掛け下さったのです。
うれしいつながりです。
そのHさんのキッチンは、珍しいバスウッド、一般的には「シナの無垢材」と呼ぶ樹種でキッチンを作らせて頂きました。
ところどころ小さな節が入った全体的に白く優しい表情の木柄に淡い色のクォーツを載せた天板で仕上げています。
あとはHさんが、オイル塗装をして完成。
仕上がりが楽しみです。

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クルミのリビングボード、玄関収納とナラ柾のキッチンとバックボード

2017021500720170215006201702150052017021500920170215008201702150022017021500420170215003今日は、Mさんのところにお邪魔してきました。昨年の暮れに工事が完了して、お引越しも終わって、暮らしもひと段落された頃です。
ご主人のお仕事先が住友林業ホームテックさんというところで、住林さんのリフォームを担当しているのです。そのようなお仕事をされていらっしゃる方に声を掛けて頂けるのは大変ありがたいことでもあり、気も引き締まることなのでした。
そして、今日。
「イマイさん、ありがとうございます。何も不具合なく気持ちよく使わせて頂いております。」
とうれしい笑顔。

そのあと、写真を撮らせて頂きながらいろいろとお話を聞かせて頂きました。
今回Mさんのキッチンで初めての試みがあったのです。それはカウンタートップを、ヘアラインやバイブレーション仕上げではなく、磨き仕上げにしたことです。
Mさんが好きな作家さんのお話の中で、磨き仕上げについてのコメントがあったそうで、ぜひそれを実践してみようということになったのでした。
ヘアラインやバイブレーション仕上げというのは、ステンレス板に模様をつけて仕上げる方法になります。
ヘアラインというのは真っ直ぐにラインをつける仕上げで、ある程度の光沢感を保ったまま、傷が目立ちにくい仕上がりになります。
バイブレーションというのは、丸く円を描くようにラインをつけることで、よりマットな印象になりキズもさらに目立ちにくくなります。
どちらの仕上がりもきれいなのですが、そのライン模様をつけるために荒いヤスリで引っかくようにして仕上げるのです。
そのヤスリで描いたラインに水がついて乾くと水の跡がつきやすいのがライン模様の入った仕上げのデメリットなのですが、磨き仕上げだと、そのラインが入っていないので、水の跡がつきにくいのです。
もちろん表面がピカピカなので、傷がついたら目立っちゃうのですが、「キズは気にしないので。」と、奥様。
それで、本日その様子を拝見させて頂いたのですが、とても美しい印象でした。
もちろん傷はついているのですが、何というか「自然とそうなっていった」という佇まいがとても美しく、とても勉強になったのです。

そして、そのほかにあらためて美しいと感じたのが、土鍋を置く場所でした。今回、いつもよりもガスコンロを壁から離したのです。
いつもはコンロとシンクの間のワークスペースを広く撮るお客様が多いのですが、Mさんはそこを狭くしても、ガスコンロを壁から距離を取りたい、ということだったのですが、その理由が今日ようやくしっくりきました。
「ご飯を炊く土鍋をここに置いておきたかったのです。」
なるほど。

そして、もうひとつ。
いつも最上段の引き出しは浅いほうが使いやすい、というお話をみなさんにさせて頂くのですが、今回はガスコンロの高さに合わせて、それなりに深い引き出しにしているのです。
深いとお箸などをしまってもスペースに無駄ができちゃうんじゃないだろうか、と思っていたのですが、Mさんはケースをうまく重ねて、さらにスプーンなどはカップに立ててしまっていて、なるほど。

いろいろと勉強になりました。

そして、バックボード(食器棚)には電子レンジがあるのみで、よく見られる炊飯器は土鍋があるので置かれていなくて、トースターも網を使ってガスで直にトーストしてしまうということで、置かれていなかったのです。
「表面がカリッとして、中はフワッとしたままで焼きあがるので、美味しいのですよ。でも目を離すとすぐ焦げちゃうけれど。」なるほど。今度自宅でやってみよう。

そして、キッチンメーカーさんのキッチンから私たちに依頼してくださることになったお話など、いろいろと興味深いお話を聞かせてくださいました。

奥様はナラ柾のキッチン、ご主人はクルミのリビングボードと玄関収納と、さらには「かなぐや」さんのオリジナルのハンドルの三つの個性が良く混ざり合ってできた何というかとても心地よいところだったのです。

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ウォールナットの家具と3歳児の気持ち

201702110022017021100320170211004今日も都内まで。カナイ君とノガミ君に練馬のJさんのところまでウォールナットの2台の家具の納品に出掛けてもらいました。
打合せ当初はご主人が外人さんということで話が通じるのか心配だったのですが、日本語がとても上手で,というかペラペラで、自分のほうが拙い日本語に聞こえてしまうのでした。
そんなご主人のアイデアがつまったテレビボードと奥様が使うデスク。
「あまり黒みが強くないウォールナット」ということで、少し明るめの材でできたので、お部屋の印象はこれで整いましたね。
ブラックウォールナットは数年で色が抜けていく傾向があるので、使っていくともう少し明るくなったり、赤みが強くなったりして、もっと良い雰囲気になっていくはず。
お楽しみに。

その頃、私は本牧のOさんのところまで打ち合わせに。
3歳のお兄ちゃんは、私のすることが興味深いようで、いろいろと聞いてきます。「おじさん、何歳?何しに来たの?僕もおじさんみたいに作ってあげようか?」と、なかなか打ち合わせは進まなかったりするのですが、やっぱりお話の輪に入りたいようで、「好き嫌いあるの?ジャガイモは嫌い?でもポテトチップは好き?」とかいろいろと聞いてみると、とても楽しそうに話をしてくれて、少し静かになってくれたりして。
それでは、と打ち合わせを進めると、「おじさん、もう外が暗くなってきたよ。帰らなくていいの?」と。
おかあさんが、「今日は私が頼んできてもらったからそういうこと言っちゃダメ。」って言っても、「帰らなくていいの?」と。
やっぱり男の子だとお母さんを取られたような気分なのかな。
ひと通りお話が終わって、さあ、帰ろうと思ったら、「おじさん、もう帰っちゃうの。また来る?」って。

いいねえ、そういう言葉好きですよ。
「きっとまた来るよ。」

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チェリーとオフホワイトで塗装した2つの素材で仕上げた食器棚

20170210002201702100042017021000320170210005今日は、カナイ君とナカガワ君にSさんの食器棚の取付に行ってもらいました。
本当は私も伺う予定でしたのに、今日中に図面を作っておかないとこの先滞っちゃう部分が出てきそうでしたので、急きょ会社に残ることに。
Sさん、すみません。
今日のSさんの食器棚。なかなか面白いかたちなのです。
最近のマンションは真っ白い壁紙を使わないところも多く、Sさんのところも少しくすみのある落ち着いた色のオフホワイトだったのです。そこで、その色に近い感じで扉などを作ることにしました。
化粧板で作ってもきれいにまとまるのですが、もっと柔らかい印象を出したかったので、ここはひと手間加えて、塗装して仕上げることに。これで角の丸いやわらかい仕上げになりました。
(開けた引き出しは、真っ白な化粧板で仕上げているので、色の違いが分かりますでしょうか。)
そして、天板とオープン棚だけはSさんの気に入って入るチェリー材を使うことにして、とても優しい印象の食器棚になったのです。
さらに、ちょっと面白い工夫がありまして、実はこの食器棚は設置スペースの幅が1メートルちょっとしかなかったのです。そこからは洗面室しぇとつながるドアがあって、食器棚はその小さなスペースに置くはずだったのです。
でも、洗面室への出入りは廊下から行なえればよい、ということになり、この入り口をキッチン側から塞いでしまうことに。その代わりに食器棚の幅を広くしたのです。
そして、洗面室からはそのちょっとしたスペースが物入れになるようにしているのです。
面白い。

ウェブサイト更新

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格子扉のあるチェリーの食器棚色濃くなったチェリーとMさんの手作りのお料理やお気に入りの器がとてもバランスよくこの場所にあるのだな、とあらためて思ったMさんのチェリーの食器棚の記事と、

タモのダイニング収納
ものを作ることが好きだというTさんの優しい表情と同じく優しくきりっとした表情に仕上がったTさんのリビングボードと、

チェリーのオーディオテレビボード
自分の好きな形を細かくスケッチしてくださって、それが実はなかなか製作可能な形にすることが大変だったけれど、こうしてできあがってみるととても美しく仕上がったKさんのテレビボードの3つの記事を掲載しました。

よろしければご覧になってくださいね。

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チェリーの食器棚

2017020900420170209001201702090021年ぶりですね。Mさんにご挨拶にお伺いしてきました。
家具納品後からなかなかお会いできなかったのですが、チェリーもだいぶ色濃くなった今日、やっと会えたのでした。
「イマイさん、このワークテーブルは大活躍です。」
最近、こういったテーブルをつけることが少なくなってきたのですが、Mさんのお話を聞くとなるほどってあらためて思えてきました。
「家電を置いたりするとやっぱり作業できなくなっちゃうから、この場所があって本当に良かった。引き出しを減らしてでも作った甲斐があります。ステンレスだからキズとか気にしないで使えるし。」
と、Mさんが焼いてくださったケーキをほおばりながら、フムフムとうなずきます。
お料理好きな人がこういうのだから、やっぱりこのテーブルはアリなのだなあ、とあらためて思います。
KUMAさんのハンドルもチェリーと一緒に深みを増してよい感じになっていました。
一緒に年を取っている家具でした。

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職業体験学習

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町の中学2年生の男の子2人が職業体験学習に来てくれました。
まじめに作業に取り組んでくれて、楽しめたようでよかったです。
「お父さん、お母さんのお仕事のお話を詳しく聞いたことある?」
「あまりないです。」 おやおや。
一番身近にいる大人なのだから、ぜひ聞いてみてほしいです。
より理解が深まって学びになるはず。ご家族もお仕事に興味を持ってもらえたらうれしいはずだから。